キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

夏休みを取る予定だったけど

2018-08-10 08:35:47 | 研究者生活

夏の集中講義と引っ越しが終わった後、秋学期が始まるまでの2週間、のんびり過ごす予定だった。

ところが何かと忙しくなってしまった。

  1. 夏の集中講義で「F」にした学生から、これを落としたら卒業できないと毎日メールが来る。学生によっては、大学に抗議する場合があるので、こういうメールはストレスの種。
  2. 依頼されていた査読。これは思ったよりも早く終わったと思ったら、別のジャーナルの査読の依頼がくる。タイムラインは大体1か月なので、どうしようかと迷う。このジャーナルの査読を今年に入って2回断ったので、協力したい気持ちもある。
  3. 秋学期に教える授業全てが、私の所属学科の方針で「テキストブックを使用しない」ことになったので、その移行が思ったよりも大変。私は直接この業務にはかかわっていなかったが、私が担当予定の1つのコースを改変していた教員が、結構アバウトにやってしまったため(そして現在海外旅行で連絡がつかない)、それをまた修正するという作業を学科長に頼まれ、やることになった。私の専門分野と外れるので、気が引けるし、時間もかかる。しかし、報酬も出してくださるということなので、学科長も苦労が多いことだと察する。タイムリミットはあと1週間。
  4. 引っ越しのごたごたで、研究参加者に質問紙を送ってもらっていたものの、面接を忘れていた人がいたことを判明。研究参加者が、これで150名近くになったので、データーベースを作っているが、最近のデータは更新していなかったため見落としていたことに気づく。今日お詫びと共に、面接をお願いできないか再度依頼する予定。
  5. 査読中の論文がやっと掲載されることになり、編集委員会の依頼で若干修正を行い提出。9月終わりには電子ジャーナルになるため、その校正のやりとり。
  6. 5月から取り掛かっている論文執筆、秋学期が始まるまで書き終える予定だったが、まだ「方法」の箇所でストップしたまま。第二著者の先生が大変お忙しいので、フィードバックをもらえないのもその理由の一つ。この論文は共著者が8名程並ぶ予定なので、研究プロジェクトにお手伝いしてくださっている人たちのためにも、ぜひ頑張って仕上げ用と思う。
  7. 依頼されている日本語の原稿が8月末日締め切り。全く取り掛かっていないので、ともかく資料を集めて今日から書き始めよう。

というわけで、まとまった休みを取れそうもないが、リストにしている仕事を早く終え、1,2日でものんびり時間を作りたい。

 

コメント (2)
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