キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

予定外のことが積み重なった日

2009-08-16 03:15:29 | 研究者生活
火曜日に投稿したジャーナルの編者から連絡をもらい、文献リストと表の数を減らして再投稿してくださいとのお知らせ。

確かに文献リストは11ページもあるし、表も7つ。予定外の仕事が入ってしまったが、どうにか来週末までに終わらせようと思う。

あと予定外だったのは、今学期教えるオンラインとキャンパスのクラス両方とも受講生が定員オーバー。オンラインのアドバイザーより、10名ほど定員枠を増やしてもらえないかという依頼を受ける。

10名増やすと仕事がますます増えてしまうので、学科長にメールでティーチングアシスタントのワークロードを増やしてもらえないかと頼んでみる。受講生が増えれば、うちの学科にそれだけお金が入るわけだし、その分アシスタントのお給料を少し増やしてもらってもいいのではと考える。

ティーチングアシスタントの仕事を週10時間から10-15時間と幅を持たせてお金を払ってもいいということで交渉は落ち着き、このクラスの受講生は75名。

日本で教えていた時は100名以上のクラスを担当していてもそれほど負担に感じなかったが、アメリカの場合、課題の多さや、細やかなフィードバックをそれぞれの学生に返さなければならないので、受講生の数によって教員の仕事量がかなり変わってくる。

そういう交渉を上司に気兼ねなくできるのもアメリカのいいところ。アメリカでも自分勝手なお願いをする人は非常識だと評価を受けるが、このようなリクエストを処理するのは管理職者の腕のみせどころ。そして頼む側も、頼み方次第によって相手の反応も異なるのでメールの書き方などは細心の注意を払うことが大切。
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