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パンダ好きな私のある日の出来事

パンダが好きです。
そんな私の毎日の中で・・・
起こったこと。行ったところ。

獨道中五十三駅@新橋演舞場・猿之助奮闘公演9月夜の部

2014年10月17日 00時18分12秒 | 芝居
10月の東京は3座で歌舞伎がかかってます。
歌舞伎座は、勘三郎追悼。
新橋演舞場は、猿之助一座。
国立は、幸四郎と染五郎。

国立も行くつもりが、チケットをとりにいけなくて、今のところ、歌舞伎座の夜の部と新橋演舞場の夜の部を見る予定のみ。
で、今日は、新橋演舞場の夜の部を見てきました。

猿之助が18役を演じる「獨道中五十三駅」。
先代猿之助では見てて、化け猫の部分を覚えてます。
で、猿之助初演でした。

猿之助歌舞伎(先代の猿之助が作ったもの)は、通しでの上演が多いということと、ケレン的な部分もあって、早変わりとか宙乗りが入るので、どうしても部分的に「紙芝居的」になるところが出てきます。
その中で一部分、世話物でじっくり見せる場面が出てくるというパターンが多い。
先代猿之助のニンがそういう世話物だったし。
猿之助はそのじっくりした場面がよくて(特に、最後のほう)、ケレンだけじゃない人なんだって感じてました。

で、今回は、新しい猿之助での猿之助歌舞伎。
工夫はあるし、複雑な物語を、先代以上にわかりやすくしてる。
それに、場面場面に見せ場も作ってる。
すごいとは思うんだけど、肝心の、じっくり見せる場面がなくて、ただのレビューになっちゃってる。
「紙芝居」よりも、よりさらさらした感じの「レビュー」な感じがしました。
それはそれでいいんです。
「猿之助奮闘公演」なので、「猿之助」さえ出てればいい。「猿之助のスター性で見せる」ってことだろうから。
でも、当代の猿之助はそういうタイプではないような気がするんです。
そう考えると、さらさら流れていく4時間の上演時間というのはなかなか厳しい。

物語を追ってると、「なぜ、この人はあのことを知ってるんだろう?」「この人はあのことは知らないはずなんだけど。だって、さっきいなかったし」とか、「あれ?あの人はどうなっちゃったんだろう?」とか、つじつまが合わない部分も気になる。
いや、鶴屋南北のないまぜの世界っていうのは、そういう物語はどうでもいいんだというのはよくわかってるんだけども。

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今回、猿之助を見てると、ニンは女形なのではないかと思います。
おそらく・・・沼津のお米みたいなタイプのものがいいんじゃないだろうか?
猿之助としては兼ねる役者じゃなくちゃいけないのはわかるけども。

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さぁて、来週は歌舞伎座の夜の部を見に行きます。