Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

December

2021-12-02 19:59:44 | kazekaoru

昨日は厚い入道雲が出て、

 

これまでの寒い日から、

 

南風まで吹く暖かい一日なった。

 

 

今朝は昨日と違って、

 

少し冷え込んでいたが、

 

青空を見上げるとその陽ざしは、

 

暖かい新鮮な空気を運んできた。

 街路の銀杏の葉が舞う姿は、本格的な冬と師走の慌しさを感じる。しかし、クリスマスのイルミネーションの輝きが、澄み切った夜空の下寒さ中で少しの間足を止めさせた。そして、淡い白い吐息を見ていたら、今年はホワイトクリスマスになるのだろうかと思った。今年も残り一カ月になり、来年もよろしくお願いいします。

 

 朝の涼しい風がカーテンを揺らし、強い陽ざしに水を撒くと、ホースから出る水が虹を描いていた。それから地平線まで続く海を見に行くと、海からの潮風が半袖の素肌をなぜ、光沢の波頭がキラキラと輝いていた。そんな光景は見ていたら、暑さも忘れ癒された。

 初夏の柔らかい陽射しの頃、僕は青春という言葉は遅いのかもしれないと思い、君の名を呼ぼうとしたけれど、なぜか口をつぐんでしまったのを思い出した。君はその時「ここが私の好きな場所」、僕も好きだと言った。彼女の日焼けした腕が僕の腕にからまると、彼女の唇がイチゴのように見え、なぜかやきもちと虚しさを感じたのを思い出す。


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