珈琲辛口談義―カフェ・ド・ランブル | |
関口 一郎 | |
いなほ書房 |
珈琲職人。商人ではない。
商人らしからぬ筋を通す。
それを可能にする腕を持つ。
いいじゃないか。
好きなこと、のめり込めることを仕事にする人はエネルギッシュだ。
プレッシャーをハネ返すために必要なのか。
満足する豆がなくても、出来る限り最良の珈琲を出す。
いかなる条件下でも。
珈琲を語る口調には経験に裏付けられた確信がある。
文句なしにかっこいい。
こんなジジイになりたい。
日本に入る前の質は落ちているという。
そうか、そうか。
需要はあるはずなんだよな。
本当においしいものなら需要創出できる。
そして、挽き方も大切、あまり注目されていないが。
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視界に新しい光をいれてくれる本。
コーヒーテーブルに置いてくに最適だと思う。
日常に於いて、新鮮な目線を持ち続けることを助けてくれる。
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いい映画。
キレがある。短さが良い。これが最適な長さだろう。
終わり方が最高。
Written words。
いい響きだ。
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初回のStory Sellerの文庫版を読んだことがある。
お買い得だと思っていたところに第3弾が出てることに気がついて購入した。
沢木耕太郎、
以前、「バーボン・ストリート」とあと何冊か読んだことがある。
ちょっと文章が硬い気がしたけど、今回は違って感じた。
記憶よりもよっぽどシックリきた。
女に教わる派が男に教わる派か。この視点はおもしろい。
他の作品文字上に読み応えがあった。
「読み応えは長編並み、読みやすさは短編並み」といううたい文句に偽りなし。
特に、佐藤友哉さんの東京駅での事件と探偵、
そして、さだまさしさん!
こんな才能まで持ち合わせていたとのか!
秋葉原の事件に居合わせたジャーナリストとストーカー、、、。
んー、凄い。どんな思考回路だとこんな作品を思いつくのか。
いや、大切なのは、それを物語として紡ぎ上げる姿勢か、、、。