淡路島沖でゴマサバ釣りをしていたとき、サビキのハリに、こんな魚が釣れました。
口の端が黒く、背ビレには黒い斑点、ハゼのようでもあるけど、ちと違う。
普通なら、写真だけ撮って、海に放流するのだが、あまりにも見たことがない魚なので、持ち帰った。
それが正解。
ある人に写真を送り、同定してもらった。
標準和名は「ニラミアマダイ」。
目が頭部の上についており、にらんでいるようにも見える。
魚の名前は、こんなところから付けられている、ことが多い。
関西では、非常に珍しいという。
現物を冷凍していると伝え、不必要なら捨てますというと、ちょっと待って、と引き取り手を探してくれた。
大阪市東住吉は長居公園内にある大阪市自然史博物館http://www.mus-nh.city.osaka.jp/index.html。
大阪湾では、たぶん初記録ではないかということです。
標本として残るようで、35380番だそうです。収蔵庫に保管されるようです。
新しく入ってきたことで、お披露目も、期間限定で、たまにはあるらしいです。
大阪市自然史博物館は、何度か行ったことがあります。
鯨の骨格標本があった、きっとあったと思います。
大人300円、中学生以下は無料です。
一度出かけてみてはいかがでしょうか。