信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

やまなみ荘のテイクアウト昼食&令和5年度当初予算編成会議

2022年12月16日 | 生坂村の報告

 16日(金)のお昼には金曜日恒例の職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。

 今回もカツ丼、焼肉丼、親子丼、肉野菜炒め丼、カレーライス、チャーハン、野菜サラダなどのメニューを注文してもらいました。

 私は、お味噌汁、デザート、コーヒー、アルカリイオン水は持参して、少なめのチャーハン(税込660円)とサラダ(税込100円)を注文して食べました。味は私好みで、少なめにお願いしてお腹にちょうど良く頂戴しました。

 村民の皆さんも、引き続きやまなみ荘のテイクアウトと年末年始の皿盛、オードブルもご利用いただきますようお願いいたします。

 午後1時30分からは、令和5年度予算編成会議を開催しました。

 私からは、来年2月に村長選挙が行われるため「骨格的予算」と「施策予算」の2段階予算査定になりますが、もし5期目も任されることになりましたら、引き続き4つの重点事業を中心に、環境省の「脱炭素先行地域づくり事業」の採択の可否によりますが、当村で再生可能エネルギーの発電やバイオマスの利用により、村民生活の向上や雇用創出を目指すこと、行政のDX化やコンビニ納付・交付等、村民の利便性向上のためにデジタル化を進めること、人口減少・少子高齢化は引き続き重要課題であり、しっかり取り組んでいくこと、原材料高騰による光熱水費等の節減に取り組んでいただくこと、真に必要な事業を精査して予算編成をしていただきたいなどと挨拶しました。

 担当職員から、社会経済情勢と国の動向、村の財政状況と見通し、予算編成の基本方針、予算編成の方法、予算要求の方法などの当初予算編成の方針について説明し、予算編成の方法として、「骨格的予算」と「施策予算」の2段階編成、「骨格的予算」内の投資的経費の計上方法、第2次査定の方針、施策予算確認シート、通年予算による編成などを説明しました。

 また、事業施策の実施には、補助制度や地方債制度等の財政支援制度を十分調査し、積極的に活用し、可能な限り特定財源の確保に努めること、クラウドファンディングなど新たな財源確保の手法も検討し、安易に一般財源に頼ることがないようにすること、各経費の見積に当たっては、事業の実施見込みが過大とならないよう、事業内容を精査し、適切に事業費を見込むこと、普通建設事業は、複数業者から見積書を徴し、適切な事業費の把握に努めること、要求時に事業者等から見積を徴するときは、複数の見積により適正な金額の積算に努めることなども要請しました。

 そして、令和5年度の予算編成作業、村づくり計画策定作業等のチャートと、長野県の令和5年度 地域発 元気づくり支援金についても説明し、各部署に事業を申請するように要請しました。


北海道標津町交流学習報告会&ゼロカーボン推進プロジェクト会議&草尾上野ぶどう畑上空からの風景

2022年12月16日 | 生坂村の報告

 16日(金)は日差しが届いても雲の広がり、朝晩は厳しい寒さになりました。

 午前8時45分からは、今年度4回目になります生坂中学校の2年生と先生方が、10月に北海道標津町に行き、様々な交流学習を行ってきた報告会に出席しました。

 2学年の生徒達により、交流学習で貴重な体験ができたことなどに対して、村の方、先生方、保護者の皆さんに対し感謝の言葉をいただいた後、スライドで1日目から3日目までの日程に沿った説明をしていただきました。

 1日目は生坂中学校を朝早くに出発して、東京の羽田空港から中標津空港に行き、標津町あすぱるでは、山口町長さん、山﨑教育長さん、標津中、川北中の2年生達から歓迎式を行っていただき、番屋での夕食会、旅館に着いてのお風呂や反省会などの様子をユーモアを交えながら報告していただきました。

 2日目は標津サーモン科学館に行き、鮭などのことを勉強し、展望台では広大の標津町の大平原を見て、地球が丸いことを感じ、大きな魚で大変だった新巻鮭づくり体験や、北方領土館では北方領土は我が国の領土であると言われいることなどの学習をし、夕食歓迎会では、両中学校の生徒たちと仲良く交流ができたことなどを報告してもらいました。

 3日目は朝早くに標津漁港で朝日を見て、朝日の光のメカニズムについて説明をし、海上クルージングは風が強く中止になったので、羅臼町のビジターセンターに行き知床の自然を勉強し、歓送会では標津中の素晴らしい吹奏楽の音色を聞かせていただき、生坂中も御礼の意味を込め、歌でお返しをして、全日程を終了して帰路についた報告をしました。

 私、教育長、教育委員、校長先生、教頭先生からは、しっかりとした報告をしていただいたこと、北海道の大平原、北方領土の勉強、新巻鮭づくりなどの体験や夕食交流会など友達と楽しい交流が沢山できたこと、標津町でなければできない貴重な体験、勉強ができたこと、この交流事業で生坂村も更に知ることができたこと、来年の秋には両中学校の3年生として生坂村に修学旅行で来られるので、しっかり準備をして生坂村を知っていただくこと、大歓迎して楽しい思い出をなる様に対応してもらいたいことなどの感想を述べました。

 北海道標津町の山口町長さん、山﨑教育長さん、標津町の中学校の先生と生徒の皆さん、当村の教育委員会、生坂中学校の皆さんなど、多くの関係各位に大変お世話になり、素晴らしい中学生交流学習ができましたことに感謝申し上げます。

 午前10時からは、ゼロカーボン推進プロジェクト会議を開催しました。

 最初に私から、いよいよ脱炭素ロードマップの策定の内容が具体的になってきて、生坂ダムの維持放流水による小水力発電、森林活用の木材チップやペレットを使ったボイラーやストーブの使用促進、公共施設等に設置する太陽光発電の3本柱に、毎日新聞紙上で脱炭素の記事が掲載されており、思いつきですがスカイスポーツ公園の近くでの風力発電など、当村で発電できる再生可能エネルギーを検討していただき、次回には脱炭素先行地域づくり事業に申請のために、内容を決定しなければなりませんので、今回も真剣に検討協議をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 (株)エコロミさんから色々と説明していただき、村内の再生可能エネルギー(小水力を含む)ポテンシャルについては、太陽光、小水力等の説明をされ、スカイスポーツ公園の風力発電は難しいとのこと、生坂ダムの複合利用については、技術課題をクリアできるか、広津発電所は高低差約100m、毎秒約10tと聞くが、活用できないか、農業用水の小水力は数キロワットであるが夜間も使えること、減圧槽での小水力はいかがか、宇留賀の頭首工がある金熊川はいかがかなど協議をしました。 

 ペレット製造工場、一般家庭へのペレットストーブ導入について、脱炭素先行地域づくり事業概要(案)について、先行地域脱炭素取組みの村内横展開、村全体の公平性については、村への波及効果はいかがか、イニシャルコストは5~6年で採算が取れるか、ペレットに取り組むには森林の施行体制を構築すること、空き家のZEH化の取組はいかがか、対象地区を決めても全村に補助ができるかなど協議しました。

 自家消費とマイクログリッドとの関連性については、マイクログリットは県道沿いの公共施設に引っ張ると災害時に安定するが、中部電力との検討協議が必要であること、脱炭素事業の村政経営、経済に対する効果については、官が整備して指定管理で民が運営が良いか、農業用水の余水が生坂橋や中学校下での小水力発電、遊休地に芋の栽培をしバイオマス発電、農業残渣や食品残渣の発電は、大規模で固定価格買取制度でなければ採算取れないなど、様々な意見がだされ検討協議をしました。

 多くの説明と意見交換ができ、課題を解決しなければならない点があるものの、脱炭素のポテンシャルが低い当村でも、(株)エコロミさんや委員各位からの提案や意見により、ゼロカーボンに向けて多くの取組があり、それらを選定して「脱炭素先行地域づくり事業」に申請したいと考えます。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、草尾上野ぶどう畑へ行き、雲に覆われた上空からの風景を撮影しました。

草尾上野ぶどう畑上空からの風景

 その他生坂村では、小学校で3年総合見学、中学校で小6中学校体験入学・体育集会、新年度予算編成会議、松本山雅シーズン終了報告、生坂シルバーセンター懇親会、新型コロナウイルスワクチン接種、JA年金相談会、5班の皆さんの元気塾などが行われました。