信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会12月定例会本会議・全員協議会&小舟集落上空からの風景

2022年12月14日 | 生坂村の会議

 14日(水)は多少日差しが届きましたが、雲が広がり昼間も真冬の寒さでした。

 議会12月定例会の最終日は午前10時に再開し、総務建経常任委員会の望月一将議員から審査結果と審査内容の委員長報告がありました。

 次ぎに、社会文教常任委員会の藤澤幸恵議員から、同じく審査結果と審査内容の委員長報告がありました。

 生坂村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例案、生坂村職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例案、生坂村一般会計補正予算【第5号】、生坂村福祉センター特別会計補正予算【第1号】、生坂村簡易水道特別会計補正予算【第4号】、生坂村農業集落排水特別会計補正予算【第3号】、介護保険特別会計補正予算【第2号】について、慎重にご審議いただき提出した議案を原案通りに可決いただきました。

 その後、追加提出しました生坂村一般会計補正予算【第6号】などについて、下記の内容で私が議案説明を行い、審議の結果、原案通りお認めいただきました。

   令和4年第4回生坂村議会12月定例会追加議案の説明

 12月定例会最終日の委員長報告、採決等でお疲れのところ、申し訳ございませんが、追加議案のご審議をお願い申し上げます。

 議案の説明に付きましては、令和4年度の人事院勧告に沿いまして、3年ぶりに給与、賞与ともに引き上げをするための関連の議案であり、条例案3件、予算案2件の計5件であります。

議案第57号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案

 この議案は、一般職の給与改定に伴い議会の議員の期末手当の額を改正するため、条例の一部を改正するものであります。

議案第58号 特別職の職員で常勤の者等の給与に関する条例の一部を改正する条例案

この議案は、一般職の職員の給与改定に伴い常勤の特別職の期末手当の額を改正するため、条例の一部を改正するものであります。

議案第59号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案

この議案は、令和4年度人事院勧告を踏まえた一般職の職員の給与改定を行うため、条例の一部を改正すものであります。

議案第60号 令和4年度生坂村一般会計補正予算【第6号】

この予算案は、既定の額に3,190千円を追加し、総額を2,515,541千円とする補正予算であります。

 主な内容は、歳入では地方交付税 3,190千円を増額し、歳出では給与改定に伴う各科目の人件費等 3,190千円を増額する補正であります。

議案第61号 令和4年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第5号】

この予算案は、既定の額に212千円を追加し、総額を199,862千円とする補正予算であります。

 主な内容は給与改定に伴うもので、歳入で繰入金 212千円を増額し、歳出では経営管理費 212千円を増額する補正であります。

 以上の議案でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げ、議案の説明とさせていただきます。

   令和4年第4回生坂村議会定例会の閉会の挨拶

 それでは、令和4年第4回生坂村議会12月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。

 6日から始まり9日間の日程の12月定例会でございましたが、慎重にご審議を賜り、すべての議案を原案のとおりご採択くださり、誠にありがとうございました。

 さて、今定例会の開会の挨拶で申し上げました、地方公共団体が、経済対策に合わせた独自の地域活性化策等を円滑に実施できるようにするための「臨時経済対策費」として、普通交付税が23,701千円、増額交付されることになり、留保額が34,148千円になります。

 また昨日、今年度の特別交付税12月交付分の額が決定になりました。当村は、29,415千円で、前年度対比 46.2%、9,296千円の増額となりました。

 増額の要素は、個人番号、連年災、有害鳥獣駆除などの算定項目が増えておりました。

 よって、63,563千円の留保額となりますので、この状況ですと、当初に財政調整基金の繰入額65,000千円と地域振興基金の繰入額35,000千円を見込んだ分は、更に来年3月の特別交付税を見込みますと、今年度も余剰分等を基金に戻しても、更に基金の積立と繰上償還をすることができると考えているところでございます。

 そして、今月16日に令和5年度の予算編成会議を行いますが、政府は、「経済財政運営と改革の基本方針2022」等を踏まえ、交付団体をはじめ地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額について、令和4年度地方財政計画の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保するとされております。

 そういう中、当村の来年度の予算編成では、「生坂村第6次総合計画」を根幹に、第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」にも沿い、「いくさか村づくり計画」を実行計画とし、知恵を出し創意工夫をして、引き続き経費の節減と合理化に努めながら、村民の皆さんのニーズに応えられる施策の推進を図り、将来の見通しを充分考慮した有効で効果的な予算配分に努めてまいります。

 来年1月からそれぞれの運営協議会・運営委員会等でも来年度の事業、予算についてご審議いただき、その結果も反映させ、村民の皆さんのご理解とご協力もいただき、それらの目標の実現に向けた取組も推進してまいりたいと考えております。

 それらに加え、地区担当職員は、地区の課題の把握に努め、課題解決や活性化に向けて、「地域発 元気づくり支援金」や「絆づくり支援金」等によります事業検討も行ってまいります。

 やまなみ荘は、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて、年末年始の通常営業を行います。忘新年会プランに、年末年始用の皿盛、オードブルのご注文なども承りますので、多くの皆さんにご利用いただきますよう、議員各位もご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 私は、字引議員の一般質問に対し、5期目を目指し、生坂村の村政運営に対しての所信をお答えさせていただきました。

 今後も重点事業の4事業につきまして、「子育て支援事業」では、保小中の給食費の無料化の継続とともに、各施設や教材備品の充実を図り、「いくっこ子育て支援」の充実、北海道標津町との交流学習、出産祝金・入学祝金などにより、次代を担う子供達への子育て支援と教育の充実に取り組んでまいります。

 「福祉の村づくり事業」では、新型コロナウイルス感染症の対応を適時的確に実施するとともに、健康診断の受診勧奨や健診結果をもとに個別的な保健指導や集団健康教室を行い、福祉輸送サービスの充実、包括的支援事業、介護予防・日常生活支援総合事業等を着実に継続し、健康寿命の延伸を図ってまいります。

 「産業振興事業」では、道の駅いくさかの郷を拠点として、農業振興、村民の所得向上などを更に進めていくほか、「いくさかマル得商品券」をはじめ、各種商品券の発行等により、村内の商工業者、農業者の振興と、各関係機関等と協力し村の経済発展と村民生活の向上に努めてまいります。

 「地域活性化対策等事業」では、コンビニでの納付と発行サービスの提供により、村民の利便性の向上とともに、生坂村の産業、経済の重要な担い手の確保が喫緊の課題であるため「就業・創業移住支援」及び「特定地域づくり事業協同組合」の充実など、移住・定住対策を一層推進してまいります。

 そして、「新たな発想で 未来を創り出し 人と自然が輝く いくさか」に愛着と誇りを持っていただき、山紫水明の豊かな自然、先人が築かれてきた伝統文化を守り育てていこうという責任感を共有して、更なる村民の皆さんとの協働による村づくりによりまして、第6次総合計画の将来の姿「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」に向けて、誠心誠意頑張ってまいる所存でございます。

 議員各位並びに村民の皆さんには、今年も残りわずかでございますが、健康にご留意なされ、良い年を迎えられますことをご祈念いたしますとともに、引き続きのご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。

 誠にありがとうございました。

 本会議終了後の議会全員協議会は、教育委員会から「生坂村一貫教育基本方針(案)について」説明させていただき、議員各位からのご提言、ご質問に対してお答えした概要は、

 検討委員会の答申をどう反映するかについては、協議内容を活かされるように進めること、

 施設の形態では、小学校が令和18年度に建て替えると、約14億円の巨大な財源がいるから基金の積立することについては、義務教育学校は音楽室、体育館、グラウンドなど共同で使えるところもあり、今後検討協議をしていくこと、

 保育園から小学校へ進学するときに雰囲気に馴染めない対応については、保育園と小学校の連携を更に進めていくことと、生坂村一貫教育推進協議会を立ち上げて協議を深めていきたいこと、

 次に「教育委員会の事務の管理及び執行状況の点検・評価報告書」を説明させていただき、人権教育の広域的交流として、ハンディキャップの児童を例えば盲学校と交流することについては、その様な子どもさんもいるので今後検討していくこと、

 振興課からは「生坂村農業用ハウス等設置支援事業補助金交付要綱(案)」を説明させていただき、ハウス設置の支援は被害が起きないようにし、ぶどう・なし・野菜にも対応できることについては、果樹共済や収入保険は加入して、リスク回避をすることと、色々なビニールハウスを補助対象にしたいこと、

 雨除けハウスは1反歩300万円ほどで、30万円の補助では少なく借入の保障などをすることについては、ご意見を参考に検討すること、

 その他にも、来年5月15日で任期を迎える農業委員の推薦の依頼をすること、賀詞交歓会、消防団出初式は規模を縮小して開催するので、正副議長だけ出席依頼すること、知事との県民集会は議会では傍聴希望が6名であること、1月17日に臨時議会を開会して、振興課と国の補正予算二次の対応分などを提出したいことなども報告させていただきました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、ノーマイカーデーでしたので、我が家からドローンをフライトさせて、雲に覆われた小舟集落上空からの風景を撮影しました。

小舟集落上空からの風景

 その他生坂村では、ノーマイカーデー、児童館でえいごであそぼ、集団検診結果返却などが行われました。