信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

中学生模擬議会&区長会議&生坂ダム湖上空からの風景

2022年12月22日 | 報告

 22日(木)は朝まで雨が降り、昼間は変わりやすい空で冷たい風が吹いて真冬の寒さでした。

 午後1時30分からは、中学校3年生の皆さんによる模擬議会が開催されました。

 中学3年生の皆さんは、総合的な学習で「生坂に貢献する」をテーマに、今回の模擬議会に向けて、村議会議員の皆さんと一緒に学習を進めてきました。

 皆さんは、4班に分かれて、生坂村のそれぞれの課題について、議会の皆さんや先生方に教えていただきながら、自らもみんなと一緒に勉強してきまました。

 最初は、「野生鳥獣の大切な命を守る会」の皆さんから、「ジビエの活用について」ということで、「シカ牧場の運営について」と「シカ牧場に処理加工施設の併設について」の質問をいただき私が答えました。

 続いて同じ班の生徒から「ジビエカーの活用について」の質問をいただき、私が引き続き答えました。

 2班目は「公共施設の利用者を増やす会」の生徒から「高津屋森林公園のレジャー施設整備について」と「やまなみ荘の浴室にサウナ導入について」の質問をいただき私が答弁しました。

 続いて同じ班の生徒から「イルミネーションロードについて」の質問をいただき私が答えました。

 3班目は「生坂の重要文化財を守る会」の生徒から「一星亭について」、最初に「漫画『加藤正治物語」のアニメーション化について』質問があり、教育次長が答弁しました。

 続いて「一星亭の活用及びクラウドファンディングについて」の質問があり、教育長が答弁しました。

 最後は、「未来の子供を考える会」の皆さんから、「小中一貫校について」まず「一人ひとりに合わせた教育方法の導入について」を質問され、教育長が答弁しました。

 

 次に「デジタル教科書の導入について」を質問され、教育次長が答弁しました。

 続いて「インターナショナルスクールとの交流について」の質問には、教育長が答弁しました。

 最後の生徒は「村営バスの運行及び住民ドライバー制度について」と「住民ドライバー制度について」の質問をいただき、私が答弁しました。

 最後は、下記の内容の御礼の挨拶をさせていただき終了しました。

 中学生模擬議会の閉会のことば

 中学3年生の模擬議会の閉会に当たり、一言感想を述べさせていただきます。

 中学校3年生には「生坂に貢献する」をテーマに、今回の子ども議会に向けて、村議会議員の皆さんと一緒に学習を進めてきまして、今回の模擬議会にしっかりとした建設的な提案をしていただきありがとうございました。

 皆さんは、4班に分かれて、生坂村のそれぞれの課題について、議会の皆さんや先生方に教えていただきながら、自らもみんなと一緒に勉強していただきました。

 その課題を解決または方向付けをするために、他の自治体や地域の先行事例なども調べていただき、生坂村の現状も把握してしっかりと質問をしていただきました。

 それぞれの課題に対して、当然、行政は議員各位や村民の皆さんと検討協議をしながら、解決または方向付けをして行かなければなりませんので、本日いただいた、それぞれのご提案についても、参考にさせていただき、生坂村のため、村民の皆さんのために、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。

 今回の模擬議会に対しまして、ご指導いただいた議会の皆さんと先生方、そして、しっかりとした建設的なご提案をいただきました中学3年生の皆さんに、御礼を申し上げまして挨拶とさせていただきます。

 午後3時30分からは区長会議を開催させていただきました。区長さん方は仕事が多岐にわたる状況であり、各区の課題対応や集落支援員としての活動等により、村政運営に多大なご尽力をいただいています。

▽ 山﨑区長会長から、先程急に雨が降ってきましたが、北陸地方では30時間以上も車が立ち往生し、お見舞いを申し上げる次第であり、今日は冬至でかぼちゃを食べて、寒い時期を乗り切りましょう、また本日は年の瀬が迫ってきて、もう一年が終わってしまいますが、健康で毎日を過ごしていけるように、体は自分で守らなければならず、今日は行政からの依頼ごとが多いですが、自分なりに納得できるように協議をしていただきたいなどと挨拶をされました。

▽ 私からは、区長さん方には各区をまとめていただき、新型コロナウイルス感染状況を加味して、会議、行事なども行っていただいていますご労苦に敬意を表しますとともに、国では2類から5類の検討がされウイズコロナの生活になり、徐々に行事やイベントが実施できるようになり、活気が戻ってくることを願うところでありますが、今回の会議も各部署から多くのお願いがございますので、引き続きのお力添えをお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 今回の会議の主な報告・要請事項としまして、総務課から、区振興交付金、出先機関等の年末年始休業、賀詞交歓会、消防団出初式、三九郎の火災予防、令和4年度総合防災訓練反省事項等、村長選挙、自治会活動保険、令和4年度集落支援員活動経費支払実績、視察研修の報告書について説明させていただきました。

 主なご意見・ご要望に対しての回答の概要は、賀詞交歓会、消防団出初式の来賓は、正副区長会長であり全区長さんに出席してもらいたいことについては、第8波の感染が高止まりの状況で、区長会を招待すると議会など各団体も全員となり人数が多くなること、

 生坂村の感染者を把握されているかについては、全数把握の見直しから、松本保健所管内の総数は発表されているが、生坂村内の感染状況は分からないこと、

 区長会の忘年会は開催し、来賓は会長または副会長など、参加・不参加の基準については、区長会忘年会は有志での参加にしていただき、常に感染状況を加味しながらそれぞれ判断し、出初式は分団長会議で決めていただいたこと、

 松本保健所管内と松本市保健所の発表については、松本市が中核市になり保健所が設置されたので、松本市と2市5村で分かれているが、陽性者の把握はできないことなどお答えしました。

 教育委員会は、生坂村一貫教育基本方針(案)、令和5年生坂村成人の集いの開催について説明し、学校の先生は県の職員で、3年から5年で転勤することについては、一貫教育の経験された先生を教育事務所に要望していきたいこと、また順調にいけば令和6年4月から実施する予定で、具体的な教育方法を決め、小学校の校舎は現状のままで、一貫教育をスタートさせていきたいので、分かる範囲で適宜に報告していくこと、

 村づくり推進室からは、令和5年度「地域発 元気づくり支援金」、いくさか大好き隊の地域支援、生坂村脱炭素地域づくり、ゼロカーボン実現に向けた村民アンケートの実施、区長会視察研修レポートについて報告し、

 住民課からは、税の申告相談日程及び会場、やまなみ荘のチラシ、廃棄物不法投棄監視員の選出、マイナンバーカードの申請・交付状況について説明し、

 国の定めたことだが、15.000円分は直ぐに付くのに、20,000円を入金しないと5,000円分が頂けないことについては、地域経済を回すことや電子決済を広げるためではないかと思うが、国から通知がなく私見で答えるしかないこと、

 健康福祉課からは、生坂村民生児童委員、新型コロナウイルス抗原検査キットの無料配布、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金、長野県・生坂村生活困窮世帯緊急支援金について説明し、

 抗原検査キットについては、今回の配布対象は今月18日からであり、それまでは県の検査キットの対応であったこと、

 結果は健康管理センターに報告しているかについては、県の検査キットの配布者は結果の報告義務はなく、今後は村の配布については、規程を決めて配布し、結果も把握したいこと、

 村道の除雪路線、小型除雪機の管理及び点検、農業委員の選任、緑化木の無料配布、地区要望の対応状況、道の駅いくさかの郷の年末年始休暇、地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業、大日向北平地すべり対策工事を説明し、大日向北平の工事は、県で工事を発注済みで2月には片側通行にしたいとのこと、工期、信号かガードマンかなどについては、詳細が分かり次第お知らせすることなど、多くの事業、会議等に対してご理解、ご協力、ご要請をお願いいたしました。

 

 区長さん方には長時間にわたり、慎重にご審議いただきありがとうございました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、急に時雨れだした生坂ダム湖上空からの風景を撮影しました。

生坂ダム湖上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で誕生会、小学校で金管練習、なのはなでフェイスマッサージ、民生児童委員協議会などが行われました。