わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

獣医さん批判 その②

2015年02月06日 | 日記
薬には商品名と薬品名があります。医者にかかれば薬の商品名をわたされます。獣医さんは伝えてないところが多い。伝える義務がない、法律がないからです。また、二分の一錠でわたすことが多いので明示しないことが多い。しかし 薬の商品名を飼い主さんは知る権利がある。しるべきです。わからなくても。明示してなければ商品名を聞くといいです。教えられないとでも言おうものなら....?考えたほうがいいかも。
確かに獣医さんの言い分もあります。自分だけが使ってる特別な薬とか、他の獣医さんに知られたくないとか、飼い主さんが調べて不安になるとか。さらには 転院した場合、先の獣医が正しい薬を使っていても その薬よりもこっちの薬のほうがいいとか その注射薬がよくない等など言って先の獣医の仕事を全否定してしまうことがあります。獣医さんの悪い癖です。
不信感をもって転院した訳ですから、飼い主さんは当然 納得します。
少しでも不信に思ったら変わっていいと思います。またそこで不信に思えば変わって、転院して動物が直れば自分の力が足りなかったと反省してまたさらに勉強します。
転院したとき先の獣医の診断、治療薬など教えてもらえば先の獣医の治療を礎にして、ヒントをもらって治療がしやすいのがセカンドオピニオンの獣医の本音じゃないでしょうか。セカンドオピニオンの獣医は先の獣医のヒントがあるから、自分ひとりが治療を成り立たせたものではないと自重するべきです。私自身も常に自重しながらセカンドオピニオンは比較的治療がしやすいと伝える時もあります。獣医を全信頼してくださるのも嬉しいですが、薬の商品名を飼い主さんが調べるのも良いにしても悪いにしても判断材料になると思います。自分を含めて。
 獣医さん批判はもうしないと思います。
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