わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

ニャーニャーの仔猫

2019年10月25日 | 日記
 季節感が違って今さら、なんてちょっと恥ずかしいですね。パソコンっていつ押したかわかんないボタン クリック一個でトラブル発生があるんですね、便利だけど気お付つけないと!アーカイブに直射日光という項目を今日投稿しました。
 秋っていつぅ~? 木枯らしが吹いてぶるっと うっさむ なんて言うのは11月かな12月だったかな 即位の礼が行われ、日本シリーズも終わり冬支度ですかね?実感がわかない、このくらい温度変化、季節感が変わってくると人の心模様も気が付かないうちに微妙に変わってきてると思う。
 先日 生後一か月にも満たないミルク飲みの仔猫を5日ほど入院預かりをしたのですが、仔猫が帰った後は、いないのに あっ ミルクやんなきゃぁ 仔猫の鳴き声が、幻聴が聞こえてしまう、インパクトありますね 仔猫は。幸いにも翌日仔猫がいませんかとの問い合わせがあり います 授乳中の生後一か月ぐらいの仔猫4匹と保護したミルクの仔猫がいます 授乳中の4匹の仔猫を進めたら、ミルクの仔がいい ミルクから育てたいとのこと 引き取られました、こんなグットタイミングは滅多にないんですけどね。引き取られる時ちょっと寂しそうな元保護猫飼い主さん、男手ひとつでは大変ですから、後は任せましょう とお声がけ。
工場で野良猫が産んで、ニャーニャーの鳴き声 人が心配になって見に行く 野良猫は人の気配で近づかない 仔猫を遠くからじっと見ている、人は親猫が子育てを放棄したと思い仔猫を保護する 親猫からしてみれば人にさらわれた 人は保護した、なんとも言わせないですね どちらも自然の摂理と納得するしかない。
 以前京都の野良犬で ある芸能人が餌をやらないで、早く保健所に保護されて、一刻も早く新しい飼い主さんが見つかることを切に願います なんぞ綺麗ごとを言っていたが、そもそもあの犬たちを捕まえること自体が非常に困難で、しかも首輪をつける事も人になつくこともほとんど可能性はないということを解ってあのような綺麗ごとをいっているのだったら、罪だと思う。逆に餌がなければ人を獲物として襲う可能性もあるんです。あそこまで野生化してしまえばもはや愛玩動物の犬や猫ではなく、完璧な野生動物と見たほうがいい、近づかない テレビでなつかない動物をなつかせるなんて、ほとんどあり得ない、テレビではすでに訓練が入ってる犬たち、狭い部屋で追いつめられてあのくらい怯えて人が近づいていったら、尻尾を振っておなかを見せるなんてことはあり得ない、しかも当の本人だけでなくカメラ、音声 ライトの人が一緒に入っているわけだから。野生動物で追いつめられた動物がすることは攻撃して逃げること、野良犬でも同じ。
 ニャーニャーと仔猫の鳴き声が聞こえたら見に行かない、人の気配を消して 親猫も人もじっと我慢比べ、もし何回も見に行って仔猫に触ったら飼う覚悟で。
 
 
 




 




 

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