わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

ねこ派?

2015年04月27日 | 日記
院内での飼い主さんとの会話
「私 犬派 豪語します。」と言ってたそうである。しかし あるとき 仔猫を保護して気づいたそうです。「ネコがこんなにかわいいとは しらなかった。」
 「私のとこ 動物嫌い。」 猫が入り込んで 子供を産んで 親猫はどこかに行って、子猫だけ保護したけど....  「今じゃ 我が家のアイドル この仔なしではいやだ~」
 うちに飼っていた‘ねこ’が隣に住みついちゃった。もう うちには帰ってこない。 住み着いたお家は当初は猫嫌い。ペットボトルをおいて 猫が入ってこないようにしてたけど、いまじゃ ペットボトルもなくなって 家の中はネコグッズでいっぱいだそうです。
 猫をなぜていると ゴロゴロ ニャ~と・・・ すりすり近寄ってくるかと思えば ハッーと急に怒り出す 『誰かにそっくり』と言えば? いえない。
「俺 犬派」 『この前 犬で来ましたよね? これ 猫じゃない 』、「この仔は別」  静脈注射を打っていて、尻尾をパタパタ ゴロゴロ 、う~ん 痛いのに我慢してる。打ち終わった瞬間 「ウ~ ハッー」 おーこわ!
 とりあえず ねこのお話。
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とりとめもなく

2015年04月23日 | 日記
新聞を読んでて、本文中は医療とは異なる文面ですが「<前文略>心と体に触れてほしい。胸や背中に聴診器を当て、触診し、打診し、問診し、心と体の声を聞いてほしい。」とありました。獣医としても心打たれる文面です。私事ですが、皮膚で来院されても耳や目で来ても聴診することを心がけてます。
 自分も医者にも罹ります。聴診器を首からぶら下げて聴診一つしない医者を観て こいつ 医者か 聴診器は飾りか、とつぶやきます。テレビを観ていて、救急医療最前線などは 首から聴診器ぶら下げて救急医療などできるかと叫んでます。はたまたドクアーズヘリなどでは首に聴診器まいて乗るか 危険極まりないし、聴診器を落としたらどうすんだ といいながら テレビのやらせと請け合う医師や獣医師などを観ているとヘトヘトしながらテレビを切ります。
 さて この心と体ですが、近年 強いストレス(恐怖・悲しみ・嘆きなど)が心臓の動きに影響することが解ってきました。心拍数 リズム 心音などです。アメリカの獣医師はストレスを減らすため、音と動きを最小限にし、平和な空気を前面に出すそうです。私のとこにも まだ若いワンちゃんが下痢で来院されて えらい心音が悪いね、調子が悪いのかな?心臓が悪いかも?と伝えました。後日の来院で下痢も止まり 心音もよくなってました。飼い主さんには先日の心音のことは忘れて下さい と伝え お互いに大笑いをしました。あの時 早急に心音が悪い、はい!検査 はい!エコー レントゲン、とりあえず心臓のお薬と出していれば、私は名医だろうか 藪医者だろうか?
 すぐに答えをださなくて、一呼吸あけるのも 動物 飼い主さん 獣医にとっても、いい方向が見つかるときもあるもんだ。 と思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つれづれなるままに

2015年04月19日 | 日記
 今年の4月は例年になく気温が低いように思います。
4月に入り、ご案内をだしたせいかフィラリア のみ ダニ予防のお薬を取りに来る飼い主さんが来院されます。
 蚊は15℃以上でないと吸血する力がないといわれております。 昼間の気温を観ると15℃をこえてますが、昼まから藪の中にでも入らない限り、蚊はいないだろう と 、『さ~いかがなものか』と思案してます。
自分では、フィラリア薬は4月の上旬 中旬では飲ます必要もないと思い、スマホで夜の気温を確かめると13℃と表示されており これだったら飲ませる必要はないなと、あらためて 自分で納得してます。
 昨今は4月の上旬より気にして始める飼い主さんも多くお見受けしますが、多く飲ませる分は害はないけど 早く始めるより最後の11下旬 12月上旬を大事にして下さい。薬は薬なので少ないほうがいいでしょうと伝えます。のみ ダニは今からつき始めますので ノミダニ予防のみの塗布薬を使います。先のブログにも書きましたがノミダニ駆除の飲ませる薬はどうしても抵抗感があって使っておりません。
 多く飲ませれば予防の確実性が高まり、獣医としても進めた安心感もあります。
しかしながら、夜の気温を確かめながら、「うん 15℃以下だ」と納得し 無駄に一錠多く、進めなくてよかったと ひとり悦にはいってます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白楽さん

2015年04月15日 | 日記
 その昔 江戸か明治か大正 昭和の初期か?獣医さんは白楽さんと呼ばれていたそうです。新聞で 東京駅記念Suikaのデザインをした女性の話が載ってました。絵描きの道を諦め、JRに勤めてるそうですが、上司から「絵がうまいんだって?」 絵はがきづくりを頼まれ、描いたつもりが Suicaのデザインになったそうです。
 埋もれた才能を開花した本人は当然ですが それを見つけ、開花させた上司にいつも目が向いてしまいます。いわゆる伯楽天  世に白楽あり、しかる後に千里の馬ありと続きます 名馬(人材)を見抜く”人”こそが貴重であると。組織の社会では いくら才能(立案、やる気など)があっても言い方 やり方しだいではなかなか才能を発揮できないことが多々あると思いますが、このような話を聞くと、白楽さん 白楽さんと呼ばれていた獣医さんとしては 開花した人 開花させた人 お互いに栄光あれ と応援したくなります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無題

2015年04月08日 | 日記
 今日は寒いですね~。うっ寒...。
ブログのテンプレートを変えてみました。何か趣向を凝らして季節ごとにかえてみようかな?気分で色をかえようかな? とりあえず これにしました。
 狂犬病の予防注射が始まりました。初日 出動で久しぶりに 犬に噛まれました。血を流しながら とほほ・・・ 犬も必死 連れてくる飼い主さんも必死 打つほうも必死 自分でも注射する時に、院内より”力”が入ってる自分に気がつきました。
 血を流しながら次の順番待ちの犬に注射を打つわけですから 飼い主さんもびっくりしますよね。 県職 市役所の人は何も言わずに 「次の人 どうぞ」といってました。これにも あきれましたけど。
 少し時間が空いたので 近くの学校(行橋中学校)に行って、血を流しながら 石鹸でごしごしとあらいました。丁寧にも先生が2階まで石鹸を取りに行ってくれて 消毒薬と絆創膏まで頂きました。ブログにてお礼申し上げます。
 動物に噛まれた時 かすり傷程度であれば ごしごしと 血を出しながら石鹸で洗い、バイキンを洗い流します。 あまりにひどいときは別です。病院をすすめます。 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする