わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

難しい本

2019年08月22日 | 日記
ブログの更新もおぼつかない 本を三冊同時購入 文庫本2冊に難しそうな本1冊 過去にも話題となってる難しそうな本 夜と霧 これは読んだ 甘えの構造これは途中まで アドラーの心理学 これは持ってるだけ 持ってるだけが沢山ある 挑戦中なのは「愛するということ」 面白そうだが 一週間に2,3ページ。
文庫本は萩原さん 湊さん、すぐに読み終えた。20年前 30年前の文庫本は300、400円ぐらいだが今は500,600から800円くらい 物価は上がってるんですね、量的緩和がどうのこうの、お金幾らすってもどこに行ってんだろうね。
 唯一値上がりしてない食品 思いつきますか? 戦中 戦後 今も 一個10円・・・・・たまご 卵 高級品もあるけど平均的に約10円
大学の先生がよく言ってた 獣医学の進歩と養鶏業者の多大なる努力 と。残念ながら30年前の学生時代の講義ですけど!
 獣医学の雑誌も読みます 心臓病のとこで 初めに どんな病気?治療はどう進むの?一緒に暮らすときの注意点は?おわりにという短報
終わりのとこで、筆者曰く(有名な大学の先生) 飼うという言葉は使わない 飼っているという認識はなく 共に暮らしている(生活している)という認識で動物病院を受信しているのであると書いてた。確かにそうだが、言葉のあやなんで僕はそこまではこだわらない、ただ 食事に関してはエサとは言わない、エサの時間とは言わない 食事の時間 フード 食事というのを心がけてる。動物愛護をやってる俳優やテレビを観てて犬や猫に対してエサといった場合には本当に好きなんかなぁ~?という一つの判断基準にはしてる。深くは問い詰めないけど!
 短報のところで 心臓病の診断というと、画像診断から得られた値、ないしは心臓バイオメーカーの数値を最も重視し、治療方針を策定する際に動物の状態や家族の心情ではなく、これらの数値を最優先する施設が存在するようだ。「動物とその家族に寄り添った医療」言葉でいうのは非常に容易だが、現実的に何をどうすれば寄り添ったことになるのか?心の持ちようは十人十色なので、「各家族の考えや状況にあった診療を構築すること」が正解だと考える。このような診療を構築するために、検査を羅列した説明は、実は説明ではないと思えてならない。どうすれば各家族と「動物とその家族に寄り添った医療」を確実に構築できるかはわからい とあった。
 大学で教鞭をとり研究し大学病院で犬猫の小動物臨床をやっても、思うことがあるんですね。
難しそうな本を読んだり、獣医学の雑誌も学生の頃よりは難しく感じられる。ちょこちょこと読みますけどね。
 新聞読んでて、うっ じ~んときた 言葉
  心のままに生きろ 卑屈になるな あなたは間違ってない
    

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マダニ フィラリア検査

2019年08月03日 | 日記
 ふぅーあっつい 昼間自転車でうろうろ、コンビニに立ち寄ると ふっ 助かった fu~、コンビニの冷たい効きすぎのようなエアコンの中で体を冷やして いざ外え。
先日 ティーシャツ一枚で帽子もかぶらず外出したら首筋がほてってこりゃ~いかんと思い、翌日はティーシャツに首にタオルを巻いて麦わら帽子、駅に立ち寄って鏡に我が身を写したらこの人だれだろう、自分とは信じたくないけど、もろオジンと化した自分がいた。50代後半になって気持ちは30代、おそらくその頃が充実していたのだろう、少し前は20代だったような気がする。何歳に戻りたいと聞かれたら 何歳の時と答えたら、それが今のあなたにとって一番楽しい時だった と聞いたことがある。もし70歳 80歳まで生きたら何歳の時って答えるだろう、今が一番いいと答えたいですね。
 近年ではマダニからの重症血小板減少症が話題となったが、門司の方のマダニによる日本紅斑熱という病気、マダニとの接触後、発疹(紅斑)が多数出現して、痒み 痛みはない、重症例で血管内凝固症候群となる、専門用語でDIC、ディック 危険である。年間40例程度の報告だが、発生地域も拡大している(共通感染症ハンドブックより)。
 最近は室内犬が増えてますが、蚊からうつるフィラリア症を気お付けるよりも散歩などでノミ・マダニを気お付けたほうがいい。外飼いはフィラリア予防は必然であるが室内は人間も蚊の予防もするので犬も必然的に予防されてる。一匹や二匹 蚊が止まったところで 感染なんて起こりませんから、ゼロに近いところで騒ぎ立てる獣医のほうがおかしいい。
 フィラリア検査を毎年やってない、院内検査は成虫検査のみで、成虫になるには5から6っか月して心臓に到達する、この糸状虫を検査します。11月12月までフィラリ予防薬を飲まして3月4月に検査しても検査自体がほとんど無意味、薬が効いてるかどうかなんて、容量をしっかり守ってれば確実に効く。ということで毎年来られてる方は希望がない限り検査はしない。ある程度の理論を組み立てていくと、必要以上の検査や投薬を避けられ、無駄な獣医医療費も減らせるとは思うのだが。
先日 他院からの飼い主さんがそこの動物病院で あなたは毎年ちゃんと薬をやっているので検査の必要はないですね と言われたとおっしゃってたので、自分と同じような考えを持ってる獣医もいるんだと安心した。
 思い イコール ベリィーグッド イコールすべてにはならないですけど近づけたいですね。
それにしてもあつい。

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