わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

賞味 消費期限

2016年04月26日 | 日記
 賞味期限はおいしく食べれる期限で、期限を過ぎても味は落ちても食べれる。消費期限は期限が過ぎれば急速に品質劣化をして食べられなくなる。 ちなみに医薬品は使用期限でした。
買い物好き、食べ好きの自分もよく確かめて買うのだが、いつも消費と賞味を「あれ どっちだったけー」と迷ってしまう。味(み)だから食べられる、 費だからつっかてしまうと覚えてるつもりが忘れてしまう。食品衛生法では細かく決められてるみたいすけど(日本のペットフードは当てはまりませんのであしからず、最近ではフード用に多少厳しくなってます)。
 先日も豆腐を買おうと思ったら 国産大豆使用とありましたが製造元が明示せれず、販売元は書いてました。ちゃんと国産を使用しているのだろうけれど、どこで作っているのだろうと思いながら買うのを躊躇しました。
法律的には表示義務がないにしても 俺を信じろといわれても、今の時代、法律以上の表記をする時代かなと思いつつ、わが身と照らし合わせました。
 生卵は流通中は常温 購入後は冷蔵庫で保管すると 夏は二週間程度 冬は二ヶ月程度 日持ちするそうです。流石になまたまごを1カ月近くたって食べる気はしませんけど。養鶏協会では採卵日から21日以内を限度に期限設定を求めているそうです。
そういえば30年ぐらい前の学生時代の獣医公衆衛生学で習ったような気がします。

 昔習ったことでも 使わなければ忘れてしまう、治療説明をしてても 言い忘れや度忘れ 言い損なったと後悔、多く喋れば失言 いやはや~。
 情報過多 スピード化 早く 早くとあせらさないで
受け手も送り手もじっくり見て、ゆっくり 掘り下げて考えるのも大事ですね。 

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気持ちだけ

2016年04月23日 | 日記
 北九州ではほとんど経験がない地震でした。熊本ではまだまだ地震が続いてます。いつ終わるともわからず不安な日々をお過ごしかと思いながら、手をこまねいているのが現状です。近い将来九州全体を揺さぶるような地震が来るんじゃないだろうかと起こってもいない事を勝手に想像してます。
 飼い主さんの中には熊本出身やご子息が熊本在住の方がいらっしゃいますので、来院の際には微力ながら、お声かけをさせていただいてます。このくらい地震が続いていると、個人的には遠くにある地とは言えども、やはり原発を一時的にも運転を休止してほしいと思います。
 東北にお世話になりながら、気持ちだけが先走り、何も出来ませんでしたが 近場の熊本 大分 何か出来ることはないだろうかと思案しつつも ただただ地震が早くおさまることを願うのみです。

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トラ トラ猫

2016年04月12日 | 日記
 野生のトラの生息数が増加したそうです。お~、よかった よかった と思ったのは寅年だからか! テレビでトラを見ていたら、やはりネコ科の動物 しぐさがかわいいですね。野生動物は見るもので 飼うもんじゃないですけど。
 トラは飼うわけには行きませんが、ちょっと変わった小ぶりの野生動物 テレビなんかでよく出てるやつも遠慮したほうがいいと思います、野鳥も同じ。
 猫科の動物 ライオン トラ チータ ピューマ その他...(噂によるとピューマは人にとってもなつくそうです)やはり代表格は猫科の猫。 近頃の猫は洋猫の血が入ってるせいか、5-6キロぐらいの猫がざらにいます。
この大きな猫ちゃん 例えば トラ猫 ウ~ ハー 牙をむき出しにして手をバタンとさせて威嚇されようものなら 人間なんてひとたまりもありません、まさに猛獣。
 ふとっ、思ったのは小ぶりの犬から猫にしても、10k前後の犬にしても動物がいったん 本気で怒れば武器を持たない人間は勝てないな。もし犬や猫が人間を捕食動物として、人間を獲物としてみたら 怖いですよね。な~て 考えてしまいました。
 遺伝子組み換えや受精卵の進歩で近い将来 あるかもよ~、なんて。

 4月になっても この寒さ 電気ストーブを横にブログを書きました。
予防も大事 しかし お薬というものは必要最小限がやはり 理想だと思います。
 
 

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去勢、避妊後の入院について

2016年04月04日 | 日記
 先日 猫の避妊をして、渡すときに飼い主さんとお話をしてたら、「入院をさせなくてもいいですか?回りに聞いたらみんな入院させていると聞いたんですけど」と聞かれました。当院では基本的には希望がない限りはその日に返します。夜 不安なときは遅くなってもかまいませんから電話下さいと言って返します。
これは 手術手技に自信があるのと同時に 飼い主さんに入院費の無駄な経費をかけさせない為です。飼い主さんの要望があれば入院させますし、預かれば 夜、夜中 深夜早朝と一番に見に行きます。
 もう20数年も開業していたら 一昔も二昔の獣医になったみたいですが、自分が代診から開業したての頃は避妊 去勢 その他もろもろはほとんどの獣医がその日で返してたと思います。まして 去勢で入院なんて考えられな~い。
 一昔前の獣医さんになっても大丈夫。 最新の勉強・講習は受けてますから、ご安心下さい。
 今までワクチン接種を受けてない方で手術時に同時にワクチン接種をすることは無理に薦めてません。ワクチンを接種しますか?と声はかけますが飼い主さんの意思を尊重します。ましてや手術時にワクチン投与してもその日から抗体価が上がる訳じゃなく 免疫が付くのに10日から2週間はかかるので、後々のためにワクチン接種を勧めるだけです。
 こんなことを言ってると、よく来てくださる飼い主さんからは「先生もまじめね、もっと貪欲にならなきゃ!」とよく言われますが やっぱり無駄な経費や動物、飼い主さんに負担となる無駄な治療はしたくないですね。
 人間だったら最後までとことんやるだろけど、どっちがいいかいつも悩みます。
獣医学もヒト医学に近づいてきましたがまだまだヒト医学と同じにはなりません。同じように考えてる方もいらっしゃいますが、ご理解いただけるようお願いしてます。
 出来ること 出来ないこと 多々ありますがやっぱり真意は伝えたいものです。
相手が知らない わからないからといって、獣医ひとりが突き進むわけにもいきません。
 世の中の風潮、見える所ばかりが表に立って、基礎やもっと基礎である材料を大事にしてないような気がします。
相手を信頼すると同時に自分も勉強しないといけない時代かな?と思います。
 目に見えない所、わからない所こそ大事にしていきます。
  
 

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フィラリア・ノミ・ダニ予防のご案内

2016年04月03日 | 日記
 ご無沙汰してます、二ヶ月ぶりにブログを更新します。
この季節になると何処の獣医も同じようにフィラリア・ノミ・ダニのご案内を書いてると思いますが、とりもなおさず 自分もご案内です。
 昨年までは2,3種類のフィラリア予防とダニ・ノミ予防のお薬のみでしたが、これを主体に 今年はノミ・ダニ・フィラリ予防の合剤、ノミ・フィラリ予防の滴下型予防薬など5種類ほどの予防薬をそろえました。 フィラリア予防とノミ・ダミ予防、フィラリア・ノミ・ダニ予防の合剤 ノミ・フィラリア予防(ダニ駆除は出来ない)、それぞれに一長一短があります、また 飲み忘れてダニの感染が起こるとか必要 不必要なことが考えられます。
 昨年はフィラリア予防注射薬(6ヵ月、賞味7カ月有効)のモキシSRが欠品でやむなくフィラリア予防一年有効のプロハート12を投与しましたが、今年は6ヵ月有効のモキシSRを使用します。
 フィラリア予防は12月 1月 2月 3月 4月と蚊はいないし、必要ないので いても蚊は15度以下では吸血する力がない、フィラリア感染は起こらないので一年有効のプロハートは使いません。多く予防する分はかまわないのですが、余分にしなくてもいいと思ってます。安全域の高い薬なので多く予防する分には害はないのですが薬は薬なので必要のないものは必要がないという考えです(治療にしても基本概念は同じです)。 
 フィラリ予防注射薬を投与して、フィラリア・ノミ予防のレボルーションを投与でフィラリアが二重になる事やノミ・ダニ予防薬とノミ・フィラリア予防でノミ駆除が二重になる等 ノミが二重になったり ダニ駆除が二重になったり フィラリア予防が二重になったり 逆にダニ駆除が出来てなかったりします。また シーズン中は合剤でもいいのですが、季節性でフィラリヤ予防が必要ないのにフィラリア・ノミ・ダニ予防を飲ませるとか、利便性 経済性 つけるのを嫌がる 飲むのを嫌がるなど色々ですが、飼い主さんと共にどれが一番いいか、使いやすいお薬を提案したいと思います。

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