わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

10年前の本

2024年02月17日 | 日記
ツイッターをさり気に読む 何かを調べるわけではないがさり気に・・・ 自分にはまりなちゃんがよく出る へえ~そんなんだ そ~だよね さりげに・・・・・洗脳 プロパガンダ 否応なく危険な世の中になってる。
 以前買った本 再び読んでみてる「科学と宗教と死」加賀乙彦著 集英社新書 似たようなことが書いてあった この本は2012年1月に出版なので10年経過してるが今 現在のまりなちゃんと似てるような気がする 第三章 迫りくる年老いと死から抜粋 
 『放射能による被害というものは非常に残酷なものです。広島、長崎だけではない。チェルノブイリ、スリーマイル島と、今までにもたくさんの被害がありました。けれども今回の福島原発事故では、汚染水をどんどん海に流しました。人類史上、最も大きな被害が出るかもしれない。日本人はこの責任を取らなくてはなりません。しかし私は、その責任の多くはやはり原子力政策を進めてきた政治家や科学者や役人にあると思います。』 
 『放射能による被害はこれから確実に起こるでしょう。おこらないということはありえません。ですから我々は、水にも野菜にも気を付けなくてはいけない。放射能が検出された食べ物を体のなかに入れるのは決して健康なことではなく、やるべきことではありません。しかしそれを認めると補償も巨額、対策も巨額ですから、国は決してやらないでしょう。事実を知る中枢の人たちは、自分と自分の家族だけは安全なものを食べるのでしょうが、多くの国民への対策はしないでしょう。』
 『いったい、発表されてることはどこまで本当なのか。だんだん安心して食べられるものもなくなってくる。なんだか戦争中に似てきている様な気がします。』
 『原発の報道に大本営発表を思い出す』
 『現代には偽物の死があふれてます。映画、テレビドラマ、アニメ、テレビゲーム・・・リセットすればまた生き返ることできる、安心な死。』
 『現代人は死を遠ざけたことによって、逆に生をも遠ざけてしまったのではないか』
10年前に書かれた本が今に通じるなんて!! 死を遠ざけたことで生も遠ざけた だから 政治にしても テレビ報道も なんかありとあらゆるものが他人事か 恐怖でしかない。
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