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鳥声を聴き分けてゐる日向ぼこ:赤猫

2021年11月22日 | 俳句
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鳥声を聴き分けてゐる日向ぼこ:赤猫
小春日和での日向ぼこ。気分爽やかな一時である。無心の中でも五感は健在である。肌には風、目には落ち行く枯葉の舞、耳には鳥の声が響いてくる。ツンツンと甲高いのは鵙であろうか。お馴染みのチュンチュンは雀、カアカアは鴉、判別出来ぬ声も交じる。日常の些事を離れてのリフレッシュ、さあ明日の命も満喫しようか。
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