いやいや、恐れ入る。
「SKYACTIVE」 を掲げてからのマツダの勢いが止まらない!
今度はオートマチック・トランスミッションが、受賞したとの事。
http://gazoo.com/news/article/st3/Pages/2015/02/RES_244419.aspx
受賞した 「第12回新機械振興賞」ってのは、この記事を見ると「革新的な工業製品」に対して贈られるらしい。
既に「SKYACTIVE-G(ガソリンエンジン)」 「SKYACTIVE-D(ディーゼルエンジン)」と受賞していて、今回で3っつ目となるというから恐れ入る(汗。
「SKYACTIVE-DRIVE」は、言ってみれば古くからある トルコン式のオートマチックです。
我が家のSX4もトルコン式だが、マツダの凄い所は「ロックアップ状態」で走れる比率を一気に90%近くまで高めた事です。
ATフルードという液体の流れを利用して動力を伝達する構造上、滑らかな駆動感が得られる反面、伝達ロスがとても大きいため燃費には超不利。
このため、多くのトルコンには直結させて燃費とレスポンスを向上するため「ロックアップ機構」というのが付けられますが、ほとんどのロックアップ比率は50%程度と言われてます。
「ロックアップ状態」の比率が上がればパワーロスが減り、トルコン式が苦手で採用を嫌われた「燃費の悪さ」を克服できる理屈は分かっててもトライし、熟成させた例はほとんど無かったみたい。
世は「省エネブーム」となり、容易に燃費に有利なCVTや他の新しい機構にほとんどのメーカーは鞍替えし、一時はマツダの小排気量車もCVT化してトルコン式は消えるかに思えた。
が、チャレンジャーなマツダはやってくれた!
「SKYACTIVE-DRIVE」という新型トランスミッションが発表された時、「なんだ、今頃またトルコン式だって…」と笑った自分を覚えている。
が、実際にフタを開け、アクセラ、デミオと装着車を試乗したところ、ツインクラッチ等が苦手な「スムーズな加速感」や、CVTが苦手な 「リニアなパワー感」と「ダイレクト感」がバランス良く、高次元で成されてる事にビックリした。
「なるほど、トルコン式もまだまだ熟成の余地があったんだ!」と、まさに「目からウロコ」状態です。
世界を見回せば、8速とか超多段式のトルコンオートマも存在しますが、普及価格帯の一般車にあの6速トルコンを普及させた功績は素晴らしいと思うのです。
急加速に入りたい時、アクセルをベタ踏みし、そこから更に奥へ「カチッ!」と踏み込むと 「キックダウンスイッチ」が入り、即座に一段階下のギヤに変速し、一気に高回転域で次々と変速できる「素早さ」は快感♪
「燃費モード」から「イケイケモード」に突入って感じ。
それこそオートマなんだけど、マニュアルのようにアクセルで車を操る面白さを再認識させてくれそうな「SKYACTIVE-DRIVE」は、秀逸なエンジンとタッグを組み魅力満載。
やたらと「電気仕掛け」や、「複雑な構造」として故障率を上げるのではなく、「基本を磨き上げる」的な最近のマツダの姿勢が生み出したモノの一つではと考えます。
受賞おめでとうございますですね、マツダさん(笑。
あぁ~あ、うちのSX4もあのくらい行儀良い動きならワクワクなんだけどなぁ~。
マツダ、デザインでの受賞は知っていましたが、
技術面でも色々な賞を獲っているとは、恥ずかしながら今初めて知りました・・・!
これからも革新的なデザインや技術でマツダらしく
新しいクルマの未来を見せていってもらいたいですね!^^
こんばんは。
凄いですよね(汗。
このところ様々な分野で、マツダは新しいモノを生み出し続けています。
本当にタダの自動車メーカーなのかと考えさせられるホドに。
だからでしょうか、飽きないというかワクワクさせられっぱなしなのです(笑。