闇夜の烏の変な世界

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バッテリーって難しい!

2008-10-17 02:16:03 | インポート


先ほどある人のHPでバッテリーの構造説明を読んだ。かなり専門的な説明で元素記号もポンポン出てきて大雑把にしか理解できなかったものの、Ni-CdとNi-MHの差がなんとなく判った気が。Ni-Cd、ニッカドは電極に猛毒なカドミウムを使うためヨーロッパでは禁止になってる国も多いらしく、そう遠くなく日本でも消えるだろうとの事。但しその特性にメリットが少なくなく、パンチ力等では同容量のNi-MHより平均して優れているらしいです。但し今売られている2400辺りが理論的に上限値のようで、これ以上大容量化は不可能とか。充放電特性も安定していてラフに扱えるのもNi-Cdの良い所らしいのですが。このカドミウムを別の物質(何だっけかな)に置き換えたのがNi-MHらしいのですが、その内部特性は全くの別物の反応をするらしい。燃料電池に近い化学変化をNi-MHはするとかで、理論的には高温になればなるほど高性能化するそうです(反比例して寿命が縮む)。でも内部に使われているセパレータ(だっけかな?)という部分が熱に弱い素材でできてるために、この方が記事を書いた時点では約50℃超でセパレータが壊れてしまうのでソレ以下の高温を保たないと性能を引き出せない難しさがNi-MHにはあるのだとか。充電後の保管温度は逆に下げないと自己放電する扱い難さもNi-MHのデメリットのようで。因みにNi-MHは4000を越す大容量タイプも出ていますが、その方の経験では容量が大きいほど劣化が早いらしいです。もっと専門的に難しい事が書いてありますが、自分に判るのはNi-Cdが許されるなら容量こそ小さくても安定してパワフルかつイージーな事。対するNi-MHはどんどん高性能化してはいるけど特性を生かせないと性能が出ないだけでなく短期間でダメにしてしまう管理の難しさがあるという事。あと両者(特にNi-MH)に言えるのは使って充放電を繰り返せば必ず前回の充電時より性能が「下がる」という事。Ni-MHだと10回位使えば相当性能が落ちてしまうのだそうです。高価なのに意外と早くダメになるんですね(利用方法やイロイロな要素でかなり変わるようですが)。サーキットに「勝負用」のバッテリーを持ち込む上級者の中には新品から3回程度以内の利用バッテリーを使うケースが多いようだとも書いてありました。それ以上使ったバッテリーでは性能が下がりシビアなレースでは勝敗に影響する事もあるのかな?素人の私には良く判りませんが。因みに我が家の4本は全てがNi-MHで中古~。画像で手に持っているバッテリーは目に見えて弱っており、屋内でノンビリとグリップ走行を数分楽しむのには良いけど外で走らせるには満充電でも辛いです。寿命ですね。ともかく完全にカラにすると死んでしまう事があるのもNi-MHの注意点らしいのでできるだけ走らす前だけに充電回数は減らそうと思います。また走らせた後にはそのまま保管が良さそうです。間違っても放電器でカラにしちゃダメなんですね、奥が深い。…一度、新品買ってみようかな…。


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