闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

長文注意

2009-10-04 12:47:35 | マウンテンバイク


数年ぶりの友人と合流し試走開始。試走しないと失格になるのだがタイムスケジュールに問題がある気が。全員に豪華プレゼント抽選会の参加権があるが、この雨の中で準備に追われてたらとても参加する時間余裕は無い。イイミワさんが司会で何番サーンとか遠くで聞こえてるけど当たってたとしても行くの無理だって!試走はご覧のような雨の中でしたが小降りの合間で2周、約6km強。様子見なので1ラップ7分以上かけました。トラックは不思議な感触で硬そうに見えるけど妙にプニっとしてる。ゲートを出ると水切りの滑る段差がある左へ直角コーナー。路面がハイグリップで軽い所からいきなり普通の路面に変わるのでトラックを出た事を実感すると共にグリップが落ちるのでコーナーはラインを見誤らない事がケガしない近道かと。RCならクラッシュしても自分は痛く無いけどこれはモロに「痛い」。この後、普段はスロープとして使われているらしい下りで180度タイトターンが連続して3回出てくる。グリップが悪い上に雨で滑る難所。ロードは基本的に高速走行用に設計されているのでココでは大外を慎重に回る。最初の試走でフロントサスペンションをロックアウトした当方も大外に振られたが、二周目でサスをやや開放しDANさんのスクールの教えを思い出したら前輪がしっかりと路面を掴み、本走も含めこの区間はロードの半分近い内側を横Gに耐えながら通過できて数少ないロードに勝る個所となった。ここを抜けると競技場外の外周路に出るのだが、当然一気にロードに置いてかれる。ブロックタイヤのブーンと低く唸る音が寂しい(^ ^;。外周路にはタイトコーナーと言える個所は無いに等しい。ロードが一気にカッ飛ぶ。集団になってガンガン行く様は迫力満点だが彼らの感覚で後ろから急に進路を塞がれたりして危険なシーンも!「ウワァ!」って思わずバランスを崩し声に出たらその人が軽く手を上げ、要は「すみません」と挨拶。知らん顔のロード乗りばかり見てきたからこういうの見ると「かっこいい!」。レース中の画も撮りたかったけど本人が競技中でありません。外周路とかかなり面白い画だったと思うんだけど。自分程度の実力と体力では舗装されたコースを重たいブロックタイヤで細いスリックタイヤ達相手に完走するには無い頭を使うしか無いワケで。試走中からコースの微妙な起伏や気付かない程度の登り下りをリアの9速を細かく操作して足の負担を極力抑える事の連続だった。トラックに戻る直前にコンクリートでかなり急な(短いが)坂が出てくる。ロードは立ち漕ぎか降りて押しあがり。ここはMTBのリアレンジを生かし、彼らより5kgは重い車体をフロントセンターと組み合わせ一気に上る。大半のロードおをココでパスできる。辛いけど快感なポイントだ。登り切ると濡れた180度ターンが待っている。ここで何台かのロード車に落車があったとの事。当方はフロントのグリップが高いのでココは幸い問題にならなかった。ここから緩やかに登ってトラック内に戻るのだが、一気に加速すれば体力の消耗が激しすぎるので悔しいけど次々と抜かれながらヨロヨロとトラックに戻る。そこで少しずつ少しずつ速度を増して行き、トラックの出口では遅いロード近くま加速してまたスロープへと飛び込む。これを延々と2時間繰り返した。最初こそ外周路で27km/h程度をキープ(このタイヤじゃ速過ぎるよ~)できたが、後半はいいとこ23km/hとかなりの速度低下となったがそれでも重いタイヤでそこまで走ってきた事を考えれば我ながら信じられない速度だった。心拍計の数字はもはや160を割り、150前後という数字を示し、運動不足から内蔵までもが弱っていた事を如実に示し情け無さにちょっち涙が出た。絶対にメタボりたくない!!!最後の30分辺りから身体に異常が出始める。先ずクロカン用に細くしてあるハンドルに普段以上の荷重が掛かり続け、手の平の痛みが激しくなるのに加え、指先の感覚が麻痺し始める。親指だけでシフトをするが、一周で数十回は変速するのだがそのミスが増えてくる。手の痛みはアクションの無い平坦地走行を続けたため。後の写真を見ても判る通りクロカンセッティングのため通常のマウンテンバイクと違ってサドルの高さとハンドルの高さがほぼ同じになる。結果、常に上半身の体重がハンドル面に掛かり、激坂では振り落とされないように全力で握る。そのツケが来た。股間痛もかなり激しい。原因は本戦中に気付いたのだがクロカン仕様なので今回のような座りっぱなし(フィールドではスタンディングが多いからあまり座らない)には高さが「足りない」。たぶんあと数ミリサドルを上げていたら股間痛も足のダレも緩和されたかもしれない。そして2時間という長いんだか短いんだか良く判らないレースを終えてゴールラインを通過した。成績なんてこの仕様と身体だから期待もしていないが「完走」できた事の喜びは参加した者だけが味わえる何ものにも変えがたいものだなぁと一人、感動に浸っていた。お疲れ様~(- -;;;;;


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