闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

「MAZDA 3」 のAWDにやっと試乗♪

2019-06-18 23:11:00 | アクセラ

​昨日の事。

不慮の用事で会社を早退。

夕方になり、中途半端に時間が余りました。

 

ヨドバシカメラにサプライ品を少々買いに行っただけで、何か時間が勿体ない。

で、ピンっと来たのが 「MAZDA 3」 の試乗車w

販売開始早々、オートザム店で 「MAZDA 3」 のファストバック(ハッチバックって言ったら違うって言われてしまった)とセダン、ディーゼルとガソリンをタップリと試乗してる私。

トピックのオーディオも、BOSE仕様と ハーモニック・アコースティックス(標準、パイオニア製)を双方聞き比べてます。

残念なのは、どの試乗車も FF だった事。

 

今でこそ、「アクセラ」 のFFモデルに乗ってますが、このエンジン(SKYACTIVE-D1.5)にAWDの設定をマツダがしてなかったタメの苦渋選択です。

ずっと狙ってたのは、マツダの 「クリーンディーゼル+AWD」 でしたから。

これは今でも基本的に変わらない当方。

なので、出た「MAZDA 3」 でも AWDモデルに試乗してみない事には、当方にとって 「MAZDA 3」 が好ましいか、そうでないか判りません。

 

という事で、またしても 「思いつき」 で行動してしまいました(汗

 

L1942.jpg 

画像は店内からガラス越しでボケボケ、ダメです(涙

 

関東マツダの営業さんにお願いして出して頂いた試乗車は、「MAZDA 3」 のファストバック。

カラーはポリメタルグレーで、グレードはバーガンディ(Lパケの更に上位グレード)と最上級。

エンジンは SKYACTIVE-D1.8 で、6AT、AWD(♪)モデルですw

 

既にバーガンディーの内装は、北米仕様やセダンモデルで見たり触ったりしてる当方。

本革でお洒落なブラウンのシートと内装が、何とも大人好みの上品さ。

車内に入ると、マツダの本革独特の臭いがスッと鼻を点きます、高級品?

 

今回は試乗時間が限られたので、シートポジションをしっかりと合わせる時間も削るような試乗に。

結果、腰の位置(高さや腰のサポート)が不自然なままとなり、運転しててちょっと不自然な印象が終始つきまとったのは失敗。

 

「MAZDA 3」 に限らず、最近のマツダの本革シートは、アンコが硬いような、何とも「板の間」に座るような感覚があります。

何というか、叔父の XV ハイブリッド のシートをもう少し柔らかくしたような感じ?

恐らく、本革という素材故の事なのでしょうね。

何度も何度も座るうちに、身体に馴染んでくる皮製品の特性が 初見で硬いという印象になってるのでは、と。

 

バーガンディも本革、やっぱり クロス地(非本革車)のシットリとした座り心地と比べてしまうと 居心地が良く無い(時が経てば最上になるのだろうが)。

 

運転席に座ると、相変わらず 「視界範囲」 が上下方向、斜め後方、後方と狭い。

「アクセラ」 も同様に視界が限られる傾向があるが、ファストバックは特に後方視界は厳しい。

デザインを優先した結果とも言えるが、頻繁にドアミラーのお世話になるのは避けられないですね、やっぱり(汗

 

走り出すと、D1.8 エンジンの余力を感じます。

D1.5の ワンテンポどころか ツーテンポ、スリーテンポと遅れる反応に慣れてると、思いのほかアクセルに頑張って反応しようとするのが心強い。

オーナーが言うのも悲しいですが、マツダの SKYACTIVE-D1.5は、「忍耐・我慢」 を具現化したようなエンジンです(涙

高速道路やアップダウンの多い道ではガソリンエンジンと違ったたくましさで威力を発揮するものの、街中のストップ&ゴーはどうしてもギクシャクしがち。

最大出力に不満は無いけれど、せめて上位のSKYACTIVE-D2.2並みの 「レスポンス」 があれば文句無しなのですが…。

そういう意味で、「MAZDA 3」 のSKYACTIVE-D1.8 は300ccの余力が 「反応」 にも表れてて、小排気量ディーゼルの理想形に近づいてると言える気がします。

うらやましい。

 

ボディーの 「塊(かたまり)感」 は 「アクセラ」 の比ではなく、多くの国産車の常識を超越してるのではと感じます。

車体にドンっと太い芯が通ってる感じで、「大衆車」 という括りに入れるのは難しいかもしれません。

営業さん曰く、「下剋上」 だと笑ってました、上位の「アテンザ」 を完全に凌駕してしまったという意味で(汗×3

 

店舗を出て暫くすると、ブラインドの交差点を左折します。

最近のマツダ車の多くは、FFなのに FRみたいに鼻が長い車が多く、左右からの接近は本当に見辛い。

と、営業さんが助手席から手を伸ばして何かをします。

お、お、おお!

それまで高解像度で滑らかな地図を映し出してたメインパネルに、フロントグリルのカメラからの広角映像が鮮明に表示された。

あ、いい、これいい、欲しい!ww

これなら鼻先を出せば、左右から車や自転車が接近してても即判るから便利ですね~。

 

雑談・談笑しながら試乗を進めます。

お世辞にも良好な路面とは言えない場所も走りますが、やっぱり 「MAZDA 3」 の乗り心地はずば抜けて上質で、ドッシリと腰を据えつつ 路面をなめるように走りますね。

 

リヤ側のサスペンションが、「アクセラ」 のマルチリンク式から 良く廉価車で採用される トーションビーム式になった事で 品質低下が懸念されますが、どういう魔法を使ったのか、私のような素人の感覚では 既存のマルチリンクと同等、どころかより上質に化けてるように感じてしまいます。

一般道だけで、高速もワインディングも走行してないので一面かもしれませんが、試乗範囲では一向に暴れたり、ヨレたりするそぶりすら見せません、見事です!

 

こういう例えがいいか判りませんが、先日初めて試乗した 「CX-5」 と比べても、「MAZDA 3」 の足回りの方に上位感、感じます(汗

 

肝心の FF との差ですが、基本的に 大きく異なる とは感じませんでした。

FF の方が直線や僅かなカーブを流すのはスムーズと感じたくらい。

但し、交差点を曲がる時とか、ややRの小さいコーナーを脱出する時には やはり後輪が仕事してるなって感じが僅かですが出ますね。

シッカリと4輪で路面を掴んでるような安心感というか、たくましさが やはり魅力的に映ります。

 

今回の深化(進化)した AWDシステムは、設定次第で FRに近い挙動も出せるのだとか。

ミューの高い舗装路では無理でしょうが、雪道やダートでオーバーステアっぽく走れるとしたら、う~んかなり魅力的に思えてしまう。

 

とはいえ、正直に白状すると、FFに比べ、 AWD は僅か、ほんとうに僅かだけど 「雑味」 みたいなものがあるような気がします。

FFモデルほど スッキリ とはしてないみたい、な。

それでも、4っつのタイヤが仕事するだけで、AWD には魅力を感じずにいられない私w

 

こんな感じで、苦手な BOSEから出る音楽(営業さんはコレを聞かせたがってたがってたようだが、当方は好きでないのです)を無視しつつ、エンジン音をBGMに 実に快適で濃密な試乗を終えたのでした。

 

「アクセラ」 の後継みたいにして登場した 「MAZDA 3」。

でも、触れれば触れる程 「別物・別格」 な面が次々と見えてくる気がします。

とはいえ、「アクセラ」 手放してまで買い換えるほど魅力的かと言われれば、財布の中身をチラ見しつつ、「まだ我慢、我慢」 な私ですーww

 

今後、遅れて搭載される2つのエンジン、これも候補にはならないけど 触れてみたい。

2Lのガソリンエンジン(国内はマイルドハイブリッド無しらしい、海外はあり)。

そして、世界初のHCCI 的な燃焼方式を実現するという SKYACTIVE-X。

 

「アクセラ」 まであった SKYACTIVE-D2.2 が無くなったのは残念ですが、驚かすのが好きなマツダの事。

きっとまだまだ 「隠し玉」 があるのでは、と好奇心をくすぐられるのです♪



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