大和心眼ーヤマトシンガンー

情報操作、捏造、隠蔽に騙されるな!茹でガエルにならない方法

TPP参加で15兆円を失い、さらに全国277万人の雇用が失われるって?日本壊滅にまっしぐらか!

2014-02-28 06:59:21 | TPP
今週25日に、シンガポールでTPP交渉の閣僚会合が閉幕しました。各国との対立点は多く、日本の譲歩するような姿勢と比べて、以前各国は、譲歩の姿勢を見せてなく、並行線で終わったようです。

TPP、利害対立続く…閣僚会合
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/20140225-OYT8T00501.htm?from=os2


★TPP日米再協議も平行線に 関税撤廃の溝埋まらず(14/02/25)



さて、日本がTPPに参加するためのメリットはまったくなく、政府の試算でも輸出の増加などで国内総生産(GDP)を実質で3.2兆円(0.66%)押し上げる効果があると試算しています。まさに、雀の涙、焼け石に水という言葉がぴったりです。

そして、この数値もおかしいことだらけのようです。
TPP参加の経済的効果を政府が試算 GDP3.2兆円増のお笑い
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/0089497c11f50cf200b0e7c036d87649

まあ、メリットがあるとしても、この程度。
しかし、参加した場合のデメリットが考えてみると、驚くべき試算を発表した先生がいます。静岡大学の土井英二名誉教授が試算した結果は、マイナスの経済波及効果を算出したものであり、もしやこれが真実かも知れません。

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「日本経済を直撃しかねない試算だけに残念でした。都道府県別で最も影響を受けるのは東京です。農産物など1次産業との縁は薄くても、物流や農機具関連の会社が集積しているので大ダメージを受けてます。2位以下は、北海道、愛知県、大阪府、千葉県の順です」
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日刊ゲンダイから引用 静岡大学 名誉教授 土井英二氏のコメント

★大学教員の会が第3次影響試算を発表



★第3次の試算結果表
http://atpp.cocolog-nifty.com/250717tppdoi.pdf

上記は、去年の7月に発表した数値です。
このたび、最新の数値があがってきたようです。

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順位  都道府県   県内産業へのマイナス効果(億円)
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1   東京都    1兆7131億円

2   北海道    1兆6499億円

3   愛知県      6273億円

4   大阪府      5861億円

5   千葉県      5250億円

6   神奈川県     4709億円

7   沖縄県      4676億円

8   茨城県      4425億円

9   静岡県      4249億円

10 鹿児島県     4240億円

11   兵庫県      3840億円

12   埼玉県      3780億円

13   福岡県      3740億円

14   宮城県      3527億円

15 宮崎県      3480億円

16   長野県      3380億円

17   栃木県      3259億円

18   新潟県      3054億円

19   佐賀県      2939億円

20   熊本県      2861億円
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全国都道府県の合計 14兆9226億円
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日刊ゲンダイから引用
静岡大学 名誉教授 土井英二氏の試算

当然、マイナス効果ということは、雇用も失われていくということです。

就業者の減少数は、

北海道 18万8346人

沖縄県 12万7975人

東京都 12万1582人

長野県 10万855人

と4つの都道府県が10万人以上であり、全国規模では、227万人という試算をしています。

ということは、現在の安倍政権がやっていることって、日本を壊滅させていくことに加担しているってことになりませんか?一方では、経済対策をしながら雇用拡大を目指し、賃金の底上げを狙っているようですが、TPPに参加することで、すべて吹き飛んでしまうマイナス効果となります。

矛盾した施策を同時にやるって、コレどういうことでしょうか?
精神がちょっと?ですよね。どっちを向いて政治をしているのでしょうか?

つまりは、日本を発展させたいか?それとも日本を壊滅させたいか?の2つにひとつしかありません。真実は、表現や言葉ではなく、実際に行っていることを見てください。やっていることは、日本人が喜ぶことではなく、人間性不在のダメージ施策ばかりですよ?米国は、とても喜びます。

ということは、『日本をトリモドス』ではなく、『日本をトリコワス』が本音でしょう。
人間は面白いもので、同時に矛盾したことはできず、どちらかがウソをついているのです。言葉巧みにウソを並べることで、本心を隠すことができます。

そう、政治家は、ちょっとド下手な役者上がりがぴったりなのでしょうか?
そういえば、レーガンもカーターも、ブッシュも上手く演じていましたよね。
元首相の小泉さんも、とても上手でした。野田さんは、ド下手だったので、眼帯なんてつけていた時期がありました。すべて米国の1%の人々の指示どおりに動いているのでしょうか?

さて米国では、評価軸が2つに分かれているようで、富裕層と貧困層の2極化が進んでおり、中間層が減り、アンバランスな状況を生んでいます。その道を日本もマネしているようで、日本の上層部も、言葉巧みに市民を騙しながら、2極化の道を歩んでいます。

≪ルポ貧困大国アメリカ2≫ジャーナリスト堤未果氏「憲法無視!日本政府が将来のないアメリカにシッポ振るワケ!」あまりにも悲劇的なアメリカの現状暴露と話題に!




当然、アメリカの市場原理主義をマネをするならば、TPP参加は、あたりまえですよね。
これだけマイナス効果を受けるわけなので、日本の首相は、米国を支配する一部の人々から高~い評価を受けるのでしょう。一部の富裕層と99% の貧困層だけの社会になっていきます。

「分断して統治せよ」 #都知事選 「左右政党政治」というマインドコントロール #脱原発



コトは簡単です。分割して統治し、一般市民には、右翼、左翼と対決しているように見せかけて、本当の主犯を隠しているということです。日本と中国、韓国との対立も、お互いの国どおしが煽ることで、そのウラの人形使いは隠れてしまいます。だから安倍ちゃんは、靖国参拝するし、韓国のパクおばさんは、従軍慰安婦像をアメリカに建て続けていますね。
もう、そろそろ、ちゃんと心眼でモノゴトを判断していきましょう。

右翼も左翼も、結論ありきで、向かう先は同じ可能性があるので、日本国民のために何をしようとしているのかの事実だけをみて判断していくようにしましょう。結論からいえば、TPPなんてどうでもいいこと。

即刻離脱して、日本人のための政治を行いましょう。

反TPPのリーダーである元農水相の山田氏は、このたび「TPP秘密交渉の正体」という本を発行されました。出版パーティーでは、榊原英資氏、原中勝征氏、大下栄治氏、植草一秀氏、孫崎享氏、高木一夫氏発起人として参加され、ショート講演を行いました。
見てみましょう。

2014/02/25 山田元農水相らが警鐘を鳴らすTPPの危険性 ―著書
『TPP秘密交渉の正体』出版記念パーティー 鳩山元首相も参加

(動画あり)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/126717

すでに理解されていると思いますが、日本の主権は侵害されており、いったい誰が管理しているのでしょうか?背後にいる人は誰?お金を流れを追っていくことで、同じ一部の家族が支配していることがわかります。ポイントは、政府の上に多国籍企業があるということですね。(TPPは、多国籍企業のルールづくり)
その多国籍企業を支配しているのは、一部の株主、銀行家。



THRIVEから引用

★THRIVE日本語5/10



それでは、また。

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お ま け
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マスコミ業界と同じで、音楽業界は、若者を洗脳することに大忙し。
知らず知らずにうちに、自虐感、罪悪感を植え付けられてしまいます。
注意ですね!

ピアノを引きながら歌うのは、超難しいでしょう。
この曲、ジャズっぽくていいですね。

★WEAVER「偽善者の声」


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【ヤミが照らされる時代】え?アンネの日記がたいへんなことに! たとえ偽書だとしても、破ってはダメ。

2014-02-23 16:40:56 | 日本の政治
日本人には、たいへん親しみ深く、小学生高学年~中学生への推薦図書となる「アンネの日記」(著者:アンネ・フランク)が、7つの区と市の36の図書館で少なくとも282冊余りが破られていることがわかりました。

★都内の図書館で「アンネの日記」破られる被害相次ぐ




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「アンネの日記」などの本のページが破られていたのは、東京・杉並区や豊島区、西東京市などの公立図書館で、先月上旬以降、「アンネの日記」をはじめ、ア ンネ・フランクの伝記、それにホロコーストに関する本などのページが破られているのが相次いで見つかったということです。
NHKが都内の自治体に取材したところ、被害は合わせて7つの区と市の36の公立図書館で、少なくとも282冊に上っています。

最も多かったのは杉並区の11の図書館で119冊、次いで、中野区の5つの図書館で54冊、練馬区の9つの図書館で41冊、新宿区の3つの図書館で39冊、豊島区の3つの図書館で12冊、西東京市の3つの図書館で10冊、東久留米市の2つの図書館で7冊です。
一連の被害の中では数十ページが破られていたり、カッターのようなもので切られたりしたものもあったということで、5つの区はすでに警視庁に被害届を出しました。
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NHK NEWS WEBから引用
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140221/k10015429601000.html

そもそも、本自体を破ってしまうことは犯罪であり、刑法の「器物破損」にあたると思われます。
自治体や学校などが保管する図書の器物破損や盗難は、年々増加傾向にあり、過去に横浜市(市立図書館18館)が行った調査では、2005年の1年間だけで2万4147冊の本がなくなったことが判明したということです。総蔵書数約359万冊 の約0・7%に当たり、被害額は2871万円(購入時価格)に上るということで、ここ数年、毎年、ほぼ同数の図書がなくなっているということらしいので、日本全国調査したなら相当数の被害額になっていると思います。

まあ、私個人としては、あまり図書館を利用したことはないのですが、ほとんど読みたい場合には購入してしまいます。そのほうが何度でも読み替えできますし、重要な箇所はペンなどでチェックを入れることができるからです。私物としてしまった方が、何でも自由にでき安心です。

最近の図書館はICタグで書籍の個別管理をしていますし、図書館内には、監視カメラもあると思いますので、館内での犯罪は難しいと思いますが、机の構造からして、カメラが認識できない死角があることは確かだと思います。机の影と自分の体を楯にすれば、見つからずに犯行できるかもしれませんが、犯罪となりますので止めましょう。

さて、このブログでは、捏造、偽装のウソ情報を主に紹介してますが、実は、「アンネの日記」は、アンネ本人が書いたのではなく、あくまでもフィクションであり、アンネの父親オットー・フランクがユダヤ人作家のメイヤー・レビンに書かせたのではないかというウワサがあります。

また、『「アンネの日記」は偽書である』とするエルンスト・ロエマーをアンネの父、フランクが訴えたそうです。そのため、ドイツの捜査当局は、科学的調査をした結果、第4章がボールペンで書かれていることが判明しました。ボールペンが使える時代は、そう1947年ごろですから、アンネが執筆した時期とは、相当ずれてますよね?また筆跡が違っていたら、それも証拠となりますので、判断する手がかりとなります。

※真実は、わかりませんが、詳しくは、donさんのブログを参照ください。

http://ameblo.jp/don1110/entry-11526885878.html

まあ、本当か、ウソかは、読者の判断にお任せするとして、歴史的に読み継がれており、たとえノンフィクションであったとしても、文学的に評価されている作品なので、それを破損する行為はNGです。

コンテンツに限ったことで言えば、この間の「現代のベートーベン」こと佐村河内守さんの作曲作品しかりゴーストライターをお使いの芸能人著者の書籍も山のようにあります。だからここでは、実際に誰が作品化したかはあまり問題にしませんが、コトの本質は、そこに書かれている情報が事実かどうかにあります。

★佐村河内守のゴーストライターなぜばれた?勝谷誠彦が暴露する理由と真相が…





曲折して書かれていた場合、読者を意図的に洗脳している行為となり、真実でないニセ情報の影響をうけることになります。また、楽曲の場合は、事実かどうか、また盗作などの判断基準は難しいので、あくまでもその楽曲を聞いたことで、受けた被害の状況によるのだろうと思います。

そう考えてみると、佐村河内守さんの事件は、肯定はできませんが、楽曲そのものは、ゴーストが作曲しても、すばらしいものであったので、作品そのものの価値はあるのではないかと考えます。でもブランドに傷ついてしまったので、今さら商売としては難しいと思いますが?数年後のプレミア価格は期待できるかもしれません。

つまり、その方の行為によって、廻りがどれだけ影響を受け、事実被害(物的被害、精神的被害)があったかどうか?が問題であり、その点から考えてみると、ゴーストライターよりも、むしろ政治家一人ひとりの言動と法案政策のほうが、廻りに多大な影響を与える可能性があります。常日頃からの国民の目線とマスコミの監視が必要ということです。

でも、この国には、マスコミの監視機能は働いてなく、一緒に捏造しているので、国民の目線と政権に対する評価(支持率、支持度)だけが頼りとなります。

国民には、この国を正しい方向に導いていく義務があります。
だから議会制民衆主義なんです。

しかしながら、この国の議会運営は上手くいっていません。
先日、参議院予算委員会で、国の統治機構のあり方に関して、内閣と国会のあり方に関し、元自民党幹事長の野中さんが参考人として招聘されました。

★H26.02.19 参議院 国の統治機構に関する調査会





すべて閲覧すると時間がかかりますので、発言要点だけを紹介しましょう。
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以前、菅直人元首相が就任の時に、「議会政治は、時間を限定した独裁政治と同じ」という発言があった。これは、議会で多数をえて信任された内閣は、任期中に国会を無視して政治を行えるという極論が成立するという意味でもある。

しかし、議会政治において、内閣は、議会の信任に根拠をおくことで存在し、また内閣は議会の解散権をもつことでお互いの連携と均衡がたもてるものとなっている。与党の政策にしても、少数派の野党の意見を表明させる機会を与えることは、議会制民主主義の原点である。与党の政策を実現するにしても、必要であれば、野党の意見を取り上げることも議会制民主主義の鉄則。

小渕首相の場合は、議会で信任されたものだからということで、独善的な発想はなかった。最近の答弁をきいていると、議会運営が最初から「野党の主張はあやまりである」という、ことありきの対応で、民事裁判のような法廷闘争のような議会になってしまっている。これが、国民に不信感を持たせている原因でもある。

内閣と国会の連携ができなくなっている。野党の質問の形骸化したこと、また内閣の答弁が理屈だけで、野党に勝つための論点だけをあげて、共通項をださず噛み合わせないようにしている。

最近の自民、公明連立政権で、微妙な変化がある。与党と内閣の関係の希薄化が進んでいる。首相から突然に発信する重要政策が、与党で充分論議されていない。首相のブレーンが重要政策をまとめ、メディアを利用して正当性を国民にPRし、与党や国会での議論を形骸化している。偏った立場のブレーンを集めて、決定している。議員内閣制でも、諮問機関のブレーンが決めてしまう。

与党の議論と国会での野党の議論が形骸化していけば、議会制民主主義は、ますます危険な状態におちいることになる。内閣の役割は、法律を誠実に執行すること。大枠として2つの機能、総合管理機能、総合企画機能があり、戦争、紛争、災害などの対応し、国民の安全な生活を保証することが大事。しかしながら、最近の内閣の運営は、極めて不安に感じている。など~(一部から要約)
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このように、ズバリ、現在の内閣と国会運営を危惧しており、一部の独裁政治に走っているような状況になってきています。このまま暴走していけば、戦争まっしぐら!日中戦争のシナリオがあるのでしょうか?

前回のブログでもテーマとしてあげてますが、「オレが責任者だから解釈改憲していいんだ」という態度ならば、議会制民主主義の否定となってしまいます。国民が付託された国会議員は、いりませんよね。お飾りでしょうか?国会で議論しないで、勝手に身内のブレーンどおしで、内閣で最初に決めてしまうなんてまさに横暴そのもの。首相失格です。

そして、現在の安倍政権の最大の目標は、集団的自衛権の行使ができるようにすること。まあ、このために首相に選ばれたようですので、なんとしても達成したいのでしょう。でも、国民的議論をやらずに、短期間で特定秘密保護法のように決めてしまうのはNG。なぜならば、「集団的自衛権の行使」とは、戦後からの「国のカタチ」をまったく変えてしまうからです。

下記の賛成派、反対派の議論を聞けば、ナットクです。

■【大激論!!】これはけんかだ!孫崎vs坂本 集団的自衛権を考える




私は、日本の若者が米国の都合で、戦地に引っ張りだされ、権力者1%のカネ儲けの道具になってしまうのは大反対です。ムダな命を捨ててしまうのは、直接日本を守るためだけにするべきです。

現状の日米同盟にしても、実際に日中戦争になったら、本当に米国の若者は日本を守ってくれるでしょうか?何かしらの将来的利権があるとすれば可能性もありますが、現状の米国内の状況ではまず難しいでしょう。

集団的自衛権は、国内を守るためとして、基本的に持っていると解釈し、現状の憲法で充分。戦時において、対応できない非常事態の対応方法だけきちっと決めておけばいいこと。

さて、あなたは、どちらの立場をとりますか?
日本の未来を決めるのはあなたです。
それでは、また。

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お ま け
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日本の和を紹介できるのは、すばらしいですね。
世界への広報活動が乏しい日本は、外務省が後援をしたようです。

NYで熱狂的人気の音楽集団



★外人が喜びそうですね。
HEAVENESE is Coming to New York and Connecticut!!!



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オバマ大統領の4月訪日中止で、安倍ちゃん政権の終わりがはじまる?

2014-02-22 17:24:03 | 日本の政治
いやー、やってしまいました!
昨年の12月の靖国参拝で「失望」というレッテルを張った米国に対して、衛藤首相補佐官は、全世界の人が閲覧できるYouTube上で、「むしろわれわれの方が失望だ」と批判してしまいました。

この問題の動画が投稿されたのは、16日のようで、「米国は同盟関係にある日本をなぜ大事にしないのか?
米国はちゃんと中国にモノがいえないようになりつつある。声明は中国に対する言い訳にしか過ぎない」と持論を展開したようです。

★米の"靖国声明" 首相補佐官が動画サイトで「我々が失望」




では、なぜ去年のケリー国務長官とヘーゲル国防長官が、わざわざ千鳥ケ淵墓苑で献花したのでしょうか?

★宮台真司/あの献花は・・・ケリー国務長官とヘーゲル国防長官の献花はスゴイ意味がある!




まあ、読解力の問題だそうですが、首相をはじめ、側近には、読解力がない方が多いようです。

安倍ちゃんが靖国参拝が終わってしまったことは、事実として過去のことになってしまいました。
今さら言ってもしょうがありませんが、それを蒸し返すように側近が反論してどうなるのでしょうか?

確かこの方は、補佐官ですよね。補佐官の方は、感情任せの私的な発言が許されるのでしょうか?
たとえ、交渉過程で異論、米国批判があったとしても、自由に動画へ投稿する立場ではないはずです。
この方の発言が、個人的な発言であったとしても、米国と交渉して、意思疎通を図ってきた方なので、その内幕を暴露することはあってはならないことは、一般人でもわかりますよね。

私のような立場の場合は、言ってもしょせん影響力はありませんよ。
また、国どうしの問題に発展するなんて皆無ですから。

でも、この方はどうでしょうか?すでに米国はカンカンなようで、個人の発言として問題しない意向を伝えていますが、内実は違うと思いますよ?

さて、この発言で、オバマ来日予定がキャンセルされたら、どうなるでしょうか?

日刊ゲンダイでの記事から、孫崎亨氏の意見は、

「オバマ大統領の来日取りやめという事態になれば、安倍首相は終わりです。同盟国と話ができない首相は退陣するしかありません。衛藤氏の発言の影響は大きいのです」ということです。

教訓として、お友達内閣、側近は、もう止めなければなりませんね。
そういえば、NHK会長や百田委員の発言も問題となっていますが、どうやら側近が安倍ちゃんの足を引っ張っているのですね。まあ、ご自身で任命したも同然だからしょうがないか?

今日はこれまで。それでは、また!

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お ま け
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andymori 「宇宙の果てはこの目の前に」



※小山田さんが早く治療回復され、また元気でストレートな歌声が
戻ってくることをお祈りいたします。
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【国権>人権】国会で答弁したらバレちゃうからダメ!自民党の憲法草案、子供だましの弁解にびっくり。

2014-02-19 17:44:40 | 日本の政治
現政権は、憲法を改正して、紛争地にいって、どの国でも戦争できる環境をつくれるようにするため、集団的自衛権の行使獲得にむけて邁進しているわけですが、ある数年だけを担う担当政権が強引に解釈の変更が許されるっておかしいと思いませんか?

そんなことをしたら、憲法の意味はなさなくなり、何でもありの状態になります。

憲法とは、立憲主義にたっていることはご存知だと思いますが、まさに権力を縛り、国民を守る楯になっているのは間違いのないことです。人権を無視し、国権が最高だとする逆転の発想は、国民を自由から縛り、国の命令一つで何でも動かせるようにする環境となります。民主主義から独裁主義ですね。

話題になりましたが、12日の国会答弁でのことです。
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安倍首相の危うさを指摘すれば、それこそ枚挙にいとまがないが、これぞ決定的とも言えるのが12日の衆院予算委員会での答弁だ。集団的自衛権の行使容認に ついて、これまでの政府見解との整合性を問われると安倍は逆ギレ。「政府の最高責任者は私だ。選挙で審判を受けるのは私だ」と言い放ったのである。

選挙で 洗礼を受けるのだから「何をやってもいい」という居直りで、憲法によって権力者の行動を制約する立憲主義を完全否定するものだ。これは安倍の命取りになる ゾ。
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日刊ゲンダイから引用
http://gendai.net/articles/view/news/147967

選挙で民意の支持を受けたのなら、何でも自由にできるという発想は、まさに独裁者気取り。

★立憲主義を否定する首相が「憲法を解釈するのは私だ」



憲法は、理想と未来を語るもの?安倍ちゃん憲法にしてしまうのは、ナンセンスですね。

この社会をつくった人たち、ご先祖が生きていた時に、何を支持していたか?=立憲意思を考えながら、間接的に権勢を縛るものが憲法なので、自由に何でもOKとなったら、そもそも憲法はいりませんよね。空っぽの頭にびっくりですが、メディアではあまり問題になっていないようです。

そして、さらにびっくりなのがこの答弁。

10日長妻さんが、自民党の憲法草案の質問をしました。

ブログでも紹介したことがあると思いますが、人権を無視するメチャクチャな自民党の憲法草案があり、その一文を指摘したものです。12条、13条、22条、29条の日本国憲法の条文で「公共の福祉」という言葉が、「公益および公の秩序」に変わっているのは、なぜか?、またこの条文にすることで何が変わってくるか?という質問をしました。



【長妻昭】 衆議院予算委員会 平成26年2月10日



それに対する答弁には、びっくりです。

「公共の福祉」という文言を「公益および公の秩序」と置き換えることにしたのは、よりわかりやすい表現にするとの主旨だそうです。

さらにこの言葉を採用することで、世の中の実態が今と変わらないということであれば、あえて変える必要なんてありませんね。憲法の条文は、言葉一つで意味が変わってしまい、しかもその言葉が裁判の判決の理論構築のベースになることから、わかりやすいということだけで変えることはありえません。まさに子供騙しの答弁です。



さらにびっくりなのが、表現の自由にも追加した、「公益および公の秩序」による結社の禁止令です。

お上にたてつくのは、すべて断罪するという意志ですね。
現状では、表現の自由は、かなりの範囲で基本的人権として許されていますが、この2項がはいることで、団体での活動は制限される、もしくは活動に伴う表現も抑圧されることになります。

例えば、反原発グループが、これは国が決めた原発推進に反対するため、「公益および公の秩序を乱す集団」と解釈されたなら、極論ですが憲法により取り締まることも可能となるということです。

思想や表現の自由があるにも関わらず、抑圧することが可能となる条文になると思います。
そうじゃないというなら、いりませんよね。あえて追加する必要はありません。

「今の時代に言論の自由を抑圧しようとか、制限しようとか考えるはずがないじゃないですか?」と言って反論していますが、この言い方は、ズバリ本質を突かれたという心理だと思いますので、ムキになっているのでしょう。

現に、特定秘密保護法の施行により、言論や表現、報道の自由が制限されつつあるからです。そして、決定的なのは、人権の最高法規とされている97条の条文です。

★基本的人権がなくなる!?自民党が削除しようとしている憲法第97条

http://matome.naver.jp/odai/2137187986019723901

昨年に7月にも、小沢代表が、安倍ちゃんに、日本国憲法第97条の規定が消えているとはなぜか?と説明責任を求めたようです。
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生活の党の小沢一郎代表が7月3日、日本記者クラブ主催の「党首討論会」で、安倍晋三首相に「自民党憲法改正草案には、日本国憲法第97条の規定が消えている。それはなぜか」と質問した。

日本国憲法第10章 最高法規 第97条【基本的人権の本質】は、こう規定している。

「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」

これに対して、安倍晋三首相は、シドロモドロで、「ほかの規定のなかに取り込まれているのではないか」と意味不明の答弁をするのが精いっぱいであった。

「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」というのは、「権利のための闘争」が多大の「血の犠牲」を伴って行われたという意味であり、これからも「権利のための闘争」(ドイツの法学者ルドルフ・フォン・イェーリングは「権利のための闘争は権利者の自分自身に対する義務である。と同時に、権利のための闘争は国家共同体に対する義務である」と提唱)を永久闘争として続けなくてはならないという宣言でもある。これを知らないで憲法改正に政治生命を賭けようと している安倍晋三首相の貧弱な憲法観に呆れ果ててしまう。
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記事 板垣英憲 2013年07月04日ブログから引用

http://blogos.com/article/65571/


ということで、憲法改正を推し進める現政権が、日本国憲法の理解が足りないために、国権>人権となるような国民の人権を阻害する、ないがしろにする改正案になっているようです。

まあ、わかっていないというよりも、そもそも戦争を前提にコトを進めるのであれば、最初から人権無視で法律をつくってしまい、国権の発動によりどんどん人を戦地に送り込むことができるようにしたほうがいいですからね。だから、この政権の全体的な流れをみると、まさに確信犯といえるのではないかと思います。

また、問題のタネは、マスコミです。連日、予算委員会ということで、国会が開催されていますが、大事な答弁や今回取り上げた意味不明なメチャクチャな答弁をしているにもかかわらず、一切テレビ局が報道しないということです。

せめて公共放送であるNHKぐらいは、大事な点を取り上げて、都度問題提起しなければなりませんが、やったことはありませんね。ということは、この国の実態は、テレビ、新聞を見ているだけではわからず、自ら疑問を発し、自ら情報収集して、真実を見極めなければならないということです。

私たちの身の回りの情報は、何でもオブラートに包んであり、表面の情報のみを見せられているのです。本質は、オブラートの中身なのですが、その中身を見ることはできません。
中身を見せないような仕組みができあがっているからです。

でも時代変わり、本当のコトが浮かびあがってくるようになりました。
オブラートが自然に溶け出したようです。
きれいになるには、膿みを出さなければなりません。
地球自身、呆れているのでしょう。
もう、クリーンな時代へと舵が切られています。
私たちは、真実の情報を追い求めていきましょう。

それでは、また。

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お ま け
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あまりにも本質がみえてない方が多いので、
様々な工作を続けるウラ集団は、
❝おまえら、しっかりしろ!❞とエールを
贈っているように聞こえますが?

【カゲプロMAD】「見たくないもの」



さらに、この音楽で、今回の豪雪も気象兵器で
あったことを暴露しているのでしょうか?(あくまでも主観!)
タイミングよく新発売ですね。

★KANA-BOON 『結晶星 Music Video』



MVが不気味なのは、そのとおりかも?
目を開けてない人が多いのです。だから劣等生?
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本当にアベノミクスの成果?倒産件数が6ヶ月連続で前年下回る&ゴマカシの村山談話にもNO!

2014-02-15 17:52:27 | 日本の政治
寒い日が続きますが、読者の皆様、お体は、大丈夫ですか?
いつも読んでいただき、ありがとうございます。

最近のマスコミは、アベノミクスは、やはり効果があるということで、実態経済の調査情報を流していますが、本当に事実なのでしょうか?日本のマスコミは、世界経済についても、事実情報を報道しませんが、自分の国の経済状況においても、きちんと報道できていません。

例えば、昨日に企業倒産件数が6ヶ月連続で、前年下回るという情報が流れました。

★1月の企業倒産件数、6か月連続で前年下回る



これだけの情報を聞いていれば、なるほどアベノミクスの効果か?となりますが、事実はどうやら違うようです。

12日の日刊ゲンダイの記事で明らかになりました。

「隠れ(廃業)倒産(解散)2013年過去最悪の惨状」という記事が掲載されました。

倒産という数値は、実は休業や廃業、また解散による自主倒産は、数値としてカウントされないということなのです。倒産という数値に含まれる件数だけをみると、確かに22年ぶりの低水準ということですが、実態は、隠れ倒産、自主廃業が多く、カウントされないで消滅してしまった会社が圧倒的に多いということ。

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“アベノミクスの失敗”が、またひとつ明らかになった。東京商工リサーチにの調査のよると、「2013年の休廃業、解散企業数」が過去10年で最悪となる2万8943件を記録した。この数値は、倒産件数(13年)の2.6倍に達するという。~

昨年の3月末に中小企業の延命策だった金融円滑化法が終了したことで、倒産激増が予想されたが、フタを開けたら増えるどころか減少だった。「カラクリがあります。円滑化法の終了とほぼ同時に、金融庁は、金融機関に対し、負債総額1000万未満の倒産を報告するよう義務つけた。銀行にしてみれば、ウチは中小零細を倒産させましたと打ち明けるようなもの。金融庁から睨めれたら大変なので、可能な限り延命させている。だから倒産が増えていないのです」(金融機関関係者)

何のことはない、金融庁は、アベノミクスの成果を強調するため、意図的に中小企業の倒産を先延ばししているのだ。

東京商工リサーチ情報本部長の友田信男氏が言う。
「4月の消費税増税後が心配です。売り上げ減少で、資金繰りに行き詰まる中小企業が続出しかねません。安倍政権の賃上げ要請も追い打ちをかけるでしょう。給与をアップさせないと従業員を確保できない状況だからです。コストはアップするのに、業績は改善しない。危険な経営環境に直面します」~「今年は、もっと増える恐れがある」

上っ面の経済統計だけでは、日本経済の実態は見えてこない。
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日刊ゲンダイ 2014年2月13日号から引用

ということです。
昨年の国会討論を聞いていても、約40万社の中小企業を支える重要な時限立法でした。この円滑化法は廃止して、JALを含めてわずか28件程度の実績しかない企業再生支援機構を地域経済活性化機構にして延長しました。

★円滑化法延長求める 「中小企業の倒産防ぐ」



なんのことはない、大企業優遇措置であり、自分達の利益とならない中小企業は、バッサバッサと倒産しても問題はないと思っているようですね。ここでも、経済だけ優先の人間不在の政策を実行しています。そして、消費税増税によって、家庭を暖める方向ではなく、冷やす方向に舵を切っています。

★安倍政権政策は所得増加策がないと批判



個人の負担が増えるだけで、所得増加をしていく具体的な施策は? ありませんね。
姿がまったく見えません。ということは、前回も書きましたが、二極化社会を望んでおり、大元から日本を破壊する方向で施策を進めているのでしょうか?

そして、もう一つ、不思議が出来事が起きました。

なんと、元首相の村山じいさんが、韓国ソウルまでいって、講演をおこなったそうです。
安倍ちゃん政権になって、村山談話が否定されるのでは?と不安になったのかどうかわかりませんが、行動がトンチンカンですよね。わざわざソウルまで言って講演するということは、日韓対立をさらにヒートアップさせて、決定的な溝をつくる原因になりかねません。おばさん外交で有名なパクおばさんも「おいしい魚が釣れた」と大喜びでしょう。日本にも、中韓サポーターがまだいたのですね。

「談話は安倍内閣も継承」 村山元首相が韓国で講演



【日韓】 この展開にはビックリ!これが韓国だ!!
~村山元首相の面目丸つぶれ 韓国の慰安婦支援団体「大きな傷与えた政治家」と批判




講演をしたら、どうにかなると思っていたのでしょうか?
日本のやることは、すべて何でも否定的に考える、超ネガティブな国民性なので、講演してもさらに批判の目にあうことはわかっていたはずです。不思議ですねー。

そもそも、村山政権下での談話であり、よーく考えてみたら「事実に基づいていない妄言」であったということがわかっています。藤井先生の話しを聞くとスッキリ理解できます。

【藤井厳喜】村山元首相の妄言と「村山談話」を斬る―植民地主義、人種差別と戦った日本




植民地支配とは、独立した国を責めていくことであり、日本の大東亜戦争の本来の目的は、アジア人を白人の植民地支配からの開放であったはずです。そして、アジアは、日本人のチカラがきっかけで、アジア各国が独立を果たしたのが事実ですね。日本は、「負けて勝った」のです。日本が「植民地支配した」とすることで、アジアの独立で亡くなった方の行動がすべてが否定されてしまいます。事実は、正確に理解しましょう。

★日本とアジアの大東亜戦争─侵略の世界史を変えた大東亜戦争の真実




★世界が語る神風特別攻撃隊―カミカゼはなぜ世界で尊敬されるのか




勝戦国がつくった、誤った歴史認識とは、オサラバです。


この間、友人と話しをしていたら、そういえば近現代史は数ページで終わってしまう、ロクに教わった記憶がないと言っていました。これは、現代人の共通認識だと思います。
それだけ、戦後の歴史観を勝戦国の望む方向で、中学、高校を通じてわからないように洗脳していたということです。事実を知らせずに、白人が犯した犯罪事実(原爆投下)を忘れさせ、日本人自身が悪かったという自虐的歴史観を植え付けることに成功しました。

例えば、河野談話で問題になっている従軍慰安婦の問題は、歴史的事実を知っているこの方の話しを聞けば、理解できますね。(幸福の科学は、ハテナですが、この話しの事実は正しいと考えます)

★日本人はすばらしい(帝国軍人・台湾証言)【ザ・ファクト】第1回3/5【歴史認識】



本当の事実は隠し通せるものではありません。
戦時を知っている元軍人やアジアの友人たちが、騒いでいるではありませんか?
日本人は、心の底に、覚悟と勇気と愛を併せもった大和民族です。
先般の3月11日の大災害のすばらしい対応の仕方をみても理解できます。

日本人ほど、強い民族はいません。
ここ数年の精神劣化が激しいですが、精神劣化している政治家や有識者の話しを信じてはいけません。政治家や有識者の知名度や巧みな話術よりも、その心と行動(行い)をみて判断しましょう。

それでは、また。

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お ま け
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SPYAIR 『サクラミツツキ(Short ver.)』



僕らは 僕らは あの欠けた月の半分を探して~

※名古屋出身で野外ロック活動から人気グループに!
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さらに!不思議ちゃん、おまけ?
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★不思議な現象 ~ 屋根の雪がウェーブに !?近年の雪って、こんなことってありました?
おかしいですねー?また、溶けにくいですしね。






SF映画『エリジウム』からわかる将来の姿。暴走政権で人間不在の政策が加速し、二極化社会へ移行する。

2014-02-11 12:44:30 | 日本の政治
9日の都知事選挙でしたが、舛添さんが予想どおりの当選で、早々と都知事のイスを獲得しました。予想どおりのシナリオでよかったですね。前回の猪瀬元都知事の場合は、金銭スキャンダルで印籠を渡されました。人間誰しも、叩けばホコリはでてくるもの。今回の舛添さんは、大丈夫なのでしょうか。

すでにウラ情報では、このようにたくさんの疑惑があがっていますが?

【追加】舛添 都知事「不正」選挙で当選
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11768634017.html


まあ、都知事になられたのだから、一つひとつ丁寧に説明責任を果たすのでしょう。
猪瀬元都知事よりも多い政党助成金の2億5000万の疑惑問題も解決ですね!
再選挙なんてことになったら、情けないですからね。

さて、今回は、現実の世界と近未来社会を表しているSF映画を紹介します。『エリジウム』です。
現在TUTAYAでのレンタル回数NO1になっており、関心のある方が多いようです。

★映画『エリジウム』オリジナル予告編



映画というのは、大衆洗脳につかわれることが多く、ダイレクトにメッセージを発するよりも、わからないうちに脳にイメージが焼きつけほうが拒否されません。映画の場合、一般大衆に一気に広まるための洗脳の道具として最適です。下記のビデオでもわかるとおり、ハリウッド映画は、無意識の洗脳道具として活用されています。

★映画による無意識の洗脳



この映像の中にでてくる言葉で次のように言っています。
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人間行動の方程式は、一つの科学にすぎない。
向かわせたい方向がある場合、関連する式の理解とボタンを押す順番次第である。
手段、提示、プロパガンダを正しくやれば、大衆はプログラム通りに反応し、行動する。
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(参考)
映画による大衆プログラミング:ハリウッドとは「Hollywood」(聖なる木)、つまり魔術師が使うもの。
http://martin310.exblog.jp/18717530/


さて、この『エリジウム』からわかるメッセージとは、どんなことなのでしょうか?

見ていない方もいると思いますので、簡単なストーリーから紹介しましょう。
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2154年、大気汚染や人口爆発によって地球上の生活環境は悪化している。少数の富裕層は衛星軌道上に建造されたスタンフォード・トーラス[5]型の宇宙コロニー「エリジウム」へ移住しており、高度な科学技術により老いや病から解放され、水と緑にあふれた理想郷で暮らしている。

一方、荒廃しスラム化した地上では、大勢の人々が過酷な労働とエリジウムより遥かに遅れた医療に喘いでいる。市民はエリジウムの生活に憧れ、密航を企てる者もいるが、デラコート防衛長官(ジョディ・フォスター)は反移民法を敷き、アーマダイン社製ドロイドや傭兵を配して侵入者の排除に努めている。

そんな中、ロサンゼルスに暮らす工場労働者のマックス(マット・デイモン)は作業中の事故により余命5日と診断される。マックスはエリジウムの先端医療に希望を求め、闇商人スパイダーとの取引に応じてコロニーへ向かうが、謀略に巻き込まれる中で不平等なこの世を正すために立ち上がる。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0

Wikiから引用

とまあ、つまりは、近未来社会は、富裕層と貧困層の二極化社会が出来上がっており、富裕層(1%)の人々は、荒廃化と環境汚染が進む地球に住まずに、スペースコロニーで高度な医療技術と手厚い管理体制で特権階級として裕福に暮らしているということです。その犠牲になっているのが、地球に住む99%の人々。映画の最終章では、主人公が結果的にこの不平等社会を壊すために行動するのですが、それはここではあまり問題にしません。めでたしめでたしのよくある結末です。

そもそもこの映画をつくった監督ニール・プロムカンプさんは、出身地の南アフリカ共和国に残る人種差別問題をSFエンターテインメント作品に仕立て上げた『第9地区』(2009年)で、アカデミー4部門にノミネートされた方で、低予算3500万でつくられたにも関わらず、大ヒットしました。

その力量を見込んだハリウッド界隈のユダヤ人たちは、この監督に予算を投資し、これから到来する未来社会の理想郷を描かせ、事前に一般大衆(先進国家の)に洗脳していくことを決めたのだと思います。すでに、貧困国や医療体制の整っていないエリアでは、この映画のような状況になっていますが、99%の人々が下位に落ちていくことは、まだ現実に起こっていませんよね。

これから予想できることを、あらかじめメッセージとして大衆の脳裏に埋め込ませるのが、この映画の役割です。(あくまでも私の感想なので、楽しくみられる方は、ウラ読みなど不要ですが)

町田さんの映画評を見てみると、詳しいストーリー展開や背景が理解できます。
(ネタバレ注意ですが)

★町山智浩 映画 エリジウム Elysiumを批評



さて、それでは、本当に日本にも二極化社会がやってくるのでしょうか?すでに到来してきています。というか、二極化になるように、一生懸命変な法案を通していますね。

例えば、この間の国会中継での議論の中で、この国の政権担当する方々の本質がわかります。
人間不在の政策を実行していることの証明です。

★衆議院予算委員会 共産党・佐々木憲昭



企業には、復興特別法人税は、事前に5%の減税を行ったうえで、3年に限り同額の税金を課すということになっていました。しかし、復興が進んだことで、1年前倒しで廃止するそうです。実際には、企業に負担がいかないようにしてましたので、年間8000億円の減税で、トータル20兆円の減税となっています。
しかし個人には、復興特別所得税として、納税額に2.1%上乗せし、これが25年間続きます。
トータル納税額は、約8兆円の増額になっています。



いったい、企業と個人を比較するこの差は、何なのでしょうか?
明らかに、税金をつかって間接的にお金を移動する所得移転ですね。
企業が潤わなければ、個人の所得に廻ってこないために、企業だけを優先し、取りやすいところから収奪する感覚です。しかし、企業が裕福になっても、個人には廻ってきません。
(共産主義じゃないからね)

なぜなら、資本主義社会の場合、利益を永続的に出すことで成立しているからです。
そう、利益の源泉は、人件費を押さえることも含まれます。固定費として原価にはいっていますので、当然抑制しなければ、利益はでませんね。利益がでてトクをするのが、経営者(資本家)とその株主です。そして、その一部の甘い汁を分けてもらっている既得権益者(政治献金など)の方々ですね。所得が移転しています。(いっそのこと、企業献金禁止にしましょう!)

さらに消費税増税8%で、多くの中小企業の7割が消費者に転嫁できないと言っていますが、どっから税金をとるのでしょうか?経済産業大臣は、転嫁拒否に対する取締まりを強化するようです。出来る限り転嫁をしてもらうようです。業者は、身銭をきって納付するのですね。共産党の主張は、まともな人の感覚と思いませんか?このような社会構造の中で、個人に対してだけ増税すれば、あきらかに低所得へと転げ落ちていきます。

入ってきても、とられるばっかりなのですから、一種の上納金のようなものですね。
人間不在のこのような政策が永続的に続いていけば、二極化社会も目の前です。
まるで意図的に二極化をつくっているようなものです。

アベノミクスで騒いでましたが、アベノミクスで喜んだ方々はいますか?
資産を持つ一部の人々だけですね。最近、こんな記事がでました。
実態は、「"アベノミクス"でも賃金上がらず…現金給与、前年に続き過去最低水準」ということです。

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厚生労働省は5日、2013年の毎月勤労統計調査(速報)の結果を発表した。それによると、基本給や残業代などを合わせた2013年の平均月間現金給与総額は31万4,150円となり、1990年の調査開始以降で最低だった前年の31万4,127円と同水準にとどまった。

基本給などを示す「所定内給与」は、前年比0.6%減の24万1,338円で8年連続の減少。残業代などの「所定外給与」は、同1.8%増の1万 9,097円で4年連続の増加。所定内給与と所定外給与を合わせた「きまって支給する給与(定期給与)」は、同0.4%減の26万435円と3年連続で減 少した。

ボーナスなどの「特別に支払われた給与」は、前年比2.1%増の5万3,715円と2年ぶりの増加。実質賃金指数(現金給与総額)は同0.5%減となった。
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マイナビ マネー[2014/02/05] から引用
http://news.mynavi.jp/news/2014/02/05/295/
この実態からわかることは、すでにアベノミクスは破綻しているということです。

ついにアホノミクスになりました。


富裕層の一部の人々だけが潤う、不平等政策の大成功です。

今後も、これを進めていくのですね。

この映画『エリジウム』の世界は、まさに今、ここで起こっている現在進行形のことなのです。

近未来の世界を見せることで、見えない洗脳により、大衆からの反発を押さえるという意味もあるのでしょう。あなたは、この映画、どうとらえましたか。楽しくみていられるのも、あとわずか!

それでは、また。

おまけ
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★テレビ主題歌、映画などで大活躍のようですね。ブームの兆しあり。

androp「MirrorDance」(from new album "door" )



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人間不在の政策にNO! 国家戦略特区は、日本市場をドリルで壊して多国籍企業にあげる?

2014-02-08 22:05:11 | 日本の政治
国籍のない利益のみを追求する1%の人々は、多国籍企業を使って「TPP」、「国家戦略特区」を押し進めようとしています。

現在、「TPP」は、停滞気味のようですが、「TPP」に参加しなくても、日本の豊かな市場は、言葉を変えて、すでに法案可決された「国家戦略特区」により破壊されていきます。日本のルールをなくし、規制撤廃された市場は、海外の多国籍企業の草狩り場となり、日本の良質な労働力は失われ、ますます二極化が進む不平等社会が実現することが予想できます。

以下東京都知事選挙により、まったく「国家戦略特区」の情報はマスコミから一部しか公開されてませんが、直観の鋭い女性2名の記事で整理できました。
2つの記事をじっくり読まれたら、理解できると思います。

★【IWJブログ・特別寄稿】「いのちの市場化」にNO!

~TPPと国家戦略特区は「新自由主義」を実現する双子である
(アジア太平洋資料センター〈PARC〉事務局長 内田聖子)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124000


★舛添氏・細川氏の公約「国家戦略特区」は日本を壊すドーピング - 脱貧困こそ必要
http://blogos.com/article/79572/?p=1

浜教授の話を聞くことで、悲観的になる方もいるかもしれませんが、安倍政権がやろうとしていることは、アベノミクスではなく、ド・アホノミクスになっているのでは?ということです。

★アベノミクスの真相と国民本位の行財政のあり方



ビデオ内容から、少し簡略化して紹介しましょう。

大きな問題は、2つあるといいます。一つは、人間不在の政策体系であるということです。二つめは、グローバル時代の状況と相性が悪く、親和性が低いということです。この二つの問題点を、なぜ、そういえるのか具体的に説明しています。

以下間簡略となりますが、ぜひ時間のある方は聞いてみてください。

●経済活動は、人間の営みである。
●経済本位で考えると、人間不在になってしまう傾向にある。
●ブラック企業の台頭。ブラック企業は、経済活動を本来許されない。
●非人間的に行われる活動も、経済活動としてしまう。
●ナニのミクスでもない。人間不在なので。
安倍ちゃんの成長戦略のスピーチは、人間という言葉が1回しかでてこない。
 しかも「人間洗濯機」というセンテンスで使った。
●格差、貧困、非正規雇用という言葉もでてこない。(すでに大問題になっているのに?)
豊かさの中の貧困問題を取り上げるべき(日本の貧困率は、全体世帯の16%)
デフレ問題は、成長力の問題ではなく、分配力の問題。
●安倍ちゃんスピーチで、頻繁に登場する単語は、「成長」が41回登場。
●さらに高いもう一つの単語は、「世界」37回登場。
世界制覇戦略が安倍ちゃんの戦略。=「富国強兵」を目指す!
弱肉強食での淘汰の論理がグローバルジャングルに見えるが、土台のベースは、共生の生態系になっている。「強いものしか生存してはいけない」という論理になっていない。
●動物の世界では、強いものでも、弱いものを食べ尽くすということはない。
 食べ尽くすことで、自分も生存できないからである。共生で支えあっている。
●ヒト、モノ、カネが国境を超えるグローバルジャングルの中で生きている。
●ドーピングの経済がアベノミクス。短期的に増強している。
●みんな誰かの助けをかりて、経済を営んでいる。
●グローバルジャングルの本質は、共生社会になっている。
●自分だけが「世界一になる」という発想は、相性が悪い。
●誰かから「フンドシ」か「土俵」をかりている。
●人口52万人のルクセンブルグは、世界を呼び込んで発展している。
国家戦戦略特区により、フンドシ担ぎを呼び込み発展させる。
●ヒトと分ちあわなければならないのに、ヒトから奪おうとしている。
国民国家とは、「国家は、国民のために存在している」という意味。
●財政状況は、国民がレスキュー隊になっている。国家は、サービス事業者だが?
●最後の国家の役割は、弱者救済。
など

さて、このように現在の政権は、人間不在、そして人権無視するような法案を通そうとしています。
去年の特定秘密保護法案もしかり、そしてこの「国家戦略特区」もそうです。
経済発展、成長、世界No1を目指すといえば、聞こえはいいですが、成長の果実は誰にいくのでしょうか?
この国では、弱者救済の仕掛けがないため、一部の既得権益をもつ人々に吸収されて終わりですね。
経済特区で外部から人々を呼び込み、奴隷のように働かせて、利益は、しっかり経営者がもらう。
文句を言えば、すぐに解雇。すばらしいエリアです。

お隣の韓国の特区では、営利目的の病院ができても、韓国が立ち退きの命令することはできないようです。

★国家戦略特区と米韓FTAでボロボロになった韓国



そして、さらにびっくりなのが、国家戦略特区諮問会議で、大臣が参加せずに、特区内のルールを民間人が自由に決めていきます。三橋さんは、どういうスタンスかわかりませんが、戦略特区の危険性に警笛をならしているので、事実情報として聞いてみましょう。

【三橋貴明】日本を破壊する国家戦略特区!迷走するアベノミクス



もう安倍ちゃんのアタマの中では、民主主義は、破壊されているのですね。
会議の中で、ルール無視で、何でも自由に決めていってしまうのだから、独裁国家と同じレベルですね。

★国家戦略特区諮問会議 広域的指定など盛り込んだ基本方針



「特定秘密保護法」より重要な「国家戦略特別区域法」の内容
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内閣総理大臣を議長とする特区諮問会議を設けて、区域ごとに特例措置を盛り込んだ計画を策定、それを総理が認定する。そういう「枠組み」を作ります、と書いてある。実は、この枠組みこそが肝心なのだ。
 特区諮問会議とは何か。暮れも押し迫ってから、ひっそりと5人の民間議員が発表された。産業競争力会議の民間議員を務めた竹中平蔵慶大教授や八田 達夫阪大招聘教授、坂根正弘コマツ相談役らである。これに安倍首相と菅義偉官房長官、新藤義孝国家戦略特区担当相(総務相)らが加わって、各省と具体的な 改革メニューを協議する。
 今回の特区諮問会議も顔ぶれからみて、当時の経済財政諮問会議と同じような役割を果たす可能性が強い。
 法律に書かれた具体的な規制改革案件は旅館業法や医療法、建築基準法、道路法、農地法などの扱いだ。たとえば、注目の農業では農業生産法人の役員要件緩和などが盛り込まれた。
 外国企業が参入しやすくするために雇用条件を明確化したり、有期雇用の特例を特区にとどまらず全国レベルに拡大して検討する条項も盛り込んでいる。このあたりは特区の挑戦を全国の先駆けにする意図が明確である。
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※週刊ポスト2014年1月24日号 引用

このように、知らない間に、日本はつくりかえられてしまう構造になってきています。
この国家戦略特区のパブリックコメントにしても、案の公示日が 2014年01月31日で、意見、受付開始し、締切日 は、2014年02月13日のたった2週間で終了するようです。本来なら最低30日間が普通ですが、国民に知られちゃまずいので、すぐに打ち切るようですね。

★都知事選の裏で、国家戦略特区に関するパブリックコメントが行われる!締め切りは2月13日まで!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1728.html

さて、都知事選挙で、明日投票日となりますが、候補者の中でも、この国家戦略特区を推し進めることが大事だとする方がいます。そう、あの舛添さんです。さすが政権推薦ですね。

★都知事選2014|舛添(ますぞえ)要一は若者の仕事を懸念し待機児童ゼロを宣言 
「若い皆さんの職を創っていく」



東京を特区にして、若い人たちの職をつくってくれるそうです。

また、反対者の意見も聞いてみましょう。

★【宇都宮健児】国家戦略特区・規制緩和について



確か細川さんも新自由主義には反対で慎重路線ですね。

★細川元総理、小泉元総理、秋葉原ヨドバシカメラ前街頭演説



明日は、都知事が決定する大事な1日。また日本の民主主義が守れるかどうかが問われる大事な日となります。都内にお住まいの方は、棄権せずに、投票にいきましょう!

それでは、また。

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お ま け
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ちょーかっこいいですよ!このグループ。
私もヴィレバンで知りました。
ジャズっぽくないので、ロック寄りの方にオススメ!

★fox capture plan / 衝動の粒子



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『常若(とこわか)の思想』で蘇る、日本人の魂。先祖、子孫に恥じない決断が求められている。

2014-02-06 06:15:54 | 日本の政治
謎なぞです。

『古くても、新しいものってなあーに?』

わかりますか?

うーん、お茶の道具。茶碗は、古いけれど、いつもお茶を立てると新鮮さを感じるから?
それとも、ワイン。年代もののワインは、古いけれども、今開けることで新しいから?
ちょっと、違うかな。難しいですね。

答えは、日本人の心柱である『伊勢神宮』です。

伊勢神宮には、ご存知のとおり、20年の1度、神殿を新造して、神々を遷すという年式遷宮がおこなわれます。簡単に言えば、神様のお引っ越しの行事ということですね。年式遷宮の第一回は、持統天皇の690年にさかのぼるようで、昨年の伊勢神宮での遷宮の模様を中継したことでもわかるように、神々様のお引っ越しは無事済みました。

★伊勢神宮20年に一度の式年遷宮



私自身もよく理解してなかったのですが、お引っ越しにおいては、なんと今まで使っていた御装束や調度品、御神宝(武器、馬具、楽器など)までも一新するといいます。その数は、1500点以上にのぼります。

さらにびっくりなのが、五十鈴川を渡って、伊勢神宮の内宮の神秘な世界に誘う、宇治橋までを新調してしまうそうです。これは、年式遷宮(平成25年)が完了する4年前に実施され、平成21年に『宇治橋渡始式』が執り行われました。

★伊勢神宮で宇治橋渡始式



考えてみると、日本人は、これらの行事を通じて、魂の蘇り、新しいエネルギーの復活を信じ、子孫代々まで繁栄していく永遠性や人間、宇宙の普遍性を表現しているのかもしれません。

例えば、エジプトのピラミッドが古いといっても、今このような儀式が行われているでしょうか?石造りでできたパルテノンの神殿は、確かに美しいですが、今では一部しか残ってなく、観光スポットでしかありません。

伊勢神宮のように、神殿でありながら、耐久性のない草と木だけを使いながらも、1300年にわたり執り行われ、継続して守られてきたことは、驚くべきというしかありません。戦国時代においては、20年という取り決めはあったようですが、延期などをしながら実施し、あの織田信長などは、遷宮費を献納された記録も残っているようです。

さて、このように1000年以上にわたり守り続けてきた理由は、どこにあるのでしょうか?
それは、伊勢神宮の神宮司庁広報室長をされている河合真如さんの著書『常若の思想』から理解できます。



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神宮は、20年に1度、神殿を新造して神々を遷すという式年遷宮によって、古い形体を保ちながら常に若々しい姿を見せるのである。

「古くて新しい」というパラドックスを解く鍵は、「常若(とこわか)の思想」にある。
式年遷宮は、神々を美しく瑞々しい神殿でお祀りしたいという古代の人々の発想から生まれたもの。そこには、神と供に生き、命の永遠の連鎖を願う、究極の祈りと感謝が込められている。それは、まさに永遠を象徴する祭りである。

20年に1度繰り返すことで、古と今と未来が永々に繋がる式年遷宮。そこには、常に若々しく美しく生き、その精神を子孫へ伝えたいと願う人々の思いも重なる。

これを私は、「常若の思想」と表現している。

常若とは、衰えることなく瑞々しいエネルギーがあふれている状態をいう。
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『常若の思想』著者:河合真如から引用

常若とは、エネルギーが溢れた状態なんですね。なんかそれをイメージしただけで、元気が貰えそうです。

私は、このように考えています。
伊勢神宮は、神々をお祀りした形式ですが、それは、自分自身を写す鏡。人間の肉体は朽ち果てども、人間の魂、エネルギーは永遠に続き、そのエネルギーは、神々と供にあり、現世で活かされている感謝の気持ちと自分が去ったあとも、子孫の繁栄、幸せを願う祈りが内包されているのではないかと考えています。

また、20年という区切りがあることで、日本人自身の魂が蘇り、新たな気づき、新たなエネルギーが充電され、復活へ向けてのスタートすることができるチャンスではないかと思います。

あくまでも、それは、目にみえない心の世界ですが、日本人は、古来からそのような「見えない世界」を信じており、山や樹木、あるいは岩などの自然に神霊が宿ると考えていたことでも理解できます。限りなく神様が多いことから「八百万の神々」などと表現していますよね。

つまり、日本人の原点、心の拠り所を示す装置が、この「式年遷宮」なのだと思います。「式年遷宮」がくるたびに思いだし、新たに営みが記憶されていき、永々に生き続けるシステム。

このシステムですが20年という区切り、どうして20年なのか不思議に思いませんか?
これには、諸説あるようですが、はっきりと答えはでていません。ただし、およそこのような理由からなのではないかということが収束しつつあるようです。

○建物の耐久性を理由にあげる説
 およそ20年程度で、木造である宮社は自然に痛んでくるから

○建築技術を世代に伝えていくための説
 大工仕事を世代に伝えていくには、20年が限界であり、伝承していくことができる

○時代の生命の更新期間から考える説
 人生的な視点から、20年を一区切りにして、新しい転機が訪れていくというもの

まあ、このようにありますが、現在では、稲の貯蔵年月説という小堀説も有力になってきているようで、その答えは、『常若の思想』を読んでみてください。

さて、考えてみたら、世界にこのような神殿と人間、そして人間の過去、現在から未来までも永遠につなげていく仕掛けはあったでしょうか?どこを探してもありません。
日本人は、世界に誇れるハードだけではなく、ソフトウェアも持っていたということです。

このことから考えられるのは、「今だけよければいい」「自分だけ幸せならいい」という単次元の発想では、所詮長続きしないということです。元来人間は、連続性のある、永遠の中で、ある世代だけを選んでこの世に生を受けています。それも、先祖のつながり、そして子孫への引き継ぎにある一世代だけです。
これは、身近な人の死を経験するだけで、理解できると思います。

そうであれば、今の時代を、子孫に引き継げる「責任ある生き方」をしなければなりません。

本来引き継がれてきた「良きもの」は、きちんと引き継ぎ、この時代にわかった「悪しきもの」は取り除いていく作業が大事です。その繰り返しの中で、人間は平和、幸福を見いだしていくのではないでしょうか?
あなたの子孫が繁栄し、幸福になっていくことを、どの親はでも願っていると思います。その「思い」は、世界共通です。

将来の日本の姿は、今の「私たちのあり方」でつくられていきます。間違いのない判断、決断をしていきたいですね。

それでは、また。

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お ま け
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YouTubeで面白いバンドを見つけることが楽しみ
気に入りました!サカナクションではなく、SAKANAMON

★SAKANAMON - シグナルマン 【MUSIC VIDEO & メイキング】



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いつも僕らは得体のしれない時代を背負う
危険が交差する道を進むには正義がいる
安らぎに全てをかけ
君が青なら僕は進むよ
君が赤なら僕は止まるよ
正しい道を進む力よ間違った世界に倒されるなよ
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「シグナルマン」歌詞から一部引用



あらら?不思議な公共放送局!NHKラジオが原発テーマ拒む 大学教授出演取りやめ

2014-02-01 17:26:33 | 日本の政治
こんにちは!都知事選挙選も、残り2週間程度となりましたが、どのような展開になっていくのか楽しみですね。その影響でしょうか?あの国営の顔をしている公共放送局NHKが、なんと原発問題に触れてはいけないという放送コードが流れたようですが?

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NHKラジオ第1の番組で、東洋大の中北徹教授(62)が原発問題を話そうとしたところ、東京都知事選を理由にNHKからテーマを変えるよう求められ、教授が出演を取りやめたことが30日、分かった。今後、同番組には出演しないという。 番組は、30日午前5時から放送の「ラジオあさいちばん」の「ビジネス展望」コーナー。教授は月1回、同コーナーにレギュラー出演している。

 中北教授によると、30日の放送では「原発稼働のコストとリスク」をテーマに、原発の安全確保対策や再稼働のコストの上昇、廃炉費用に触れ「即時脱原発か、穏やかに原発依存を減らしていくのかという選択になる」と発言する予定だった。
 29日昼、原稿をNHKに送ったところ、NHK側から「選挙期間中なので投票行動に影響を与える可能性がある」「特定の候補に優位に傾く発言は控えてほしい」と言われた。中北教授は拒否した。

 中北教授は「選挙期間だからこそ、経済学者として情報や知見を提供し、議論のきっかけにしてほしいと考えた。原発はダメで福祉ならいいのか。NHKの基準も不明確で、テーマ変更は納得できなかった」と話している。
 NHK広報局は「事実関係を確認中」としている。(共同通信)
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琉球新報 1月30日社会ニュースから引用


福島原発事故を経験した日本では、逆に今後のエネルギー問題をどうしていくのか積極的に議論しなければならないはずです。

また東京都も東電の株主であるため、今後都知事になられる方は、当然争点にしなければなりません。なぜならば一度原発事故が起これば、いままでの生活基盤が破壊されることになります。

待機児童の問題や年金問題や老後の介護問題あるいはインフラ問題など、エネルギー供給があってこその生活基盤です。そもそも、そのエネルギーを原発に依存していれば、吹きとんでしまい、さらに生命を危険にさらす国民全体の問題ですから、東京都の未来を決めていく、絶対権力のある都知事が問題として取り上げていけないのは、これも問題です。誤摩化して、未来をつくっていきましょう。子孫に負の遺産を残しても、自分たちだけ今が幸福であればいいという傲慢な発想ではないでしょうか?
あくまでも個人的意見ですので、判断はあなた次第ですが。

以下参考までに、どういう陣営があるか見てみましょう。

原発問題を中心に取り組む陣営もあるようです。

★都知事選挙2014、 細川元総理・原発ゼロ街頭演説会 1



★原発以外にも、様々な問題に取り組む陣営もあります。

[東京都知事選'14]宇都宮健児候補街頭演説



また、福祉、オリンピック関係を重視している陣営もあるようです。

★舛添要一街頭演説上板橋イトーヨーカドー2014/1/25



さらに原発推進、日本防衛を重視する陣営もあります。

★【東京都知事選】1.27 田母神としお候補・東京駅前街頭演説




選挙は、それぞれの陣営の主張することの本質や熱意を掴みとって判断されたらと思います。

さて、そもそも選挙とは何かを考えてみたいと思います。
ここに面白いビデオがあります。
そう、選挙は、民主主義の偽装ではないか?と考える人がいます。

阿久根市長を経験された竹原信一さんの意見です。

★選挙は民主主義の偽装



選挙そのものが、最初からヤラセのようなものだったら、当然住民の希望、方向性は反映されていきません。詳しくは、視聴をおすすめしますが長いので、この中で参考になったところが、次の点です。

●国民が国家を監視しなければならないのに、逆になっている。
選挙のたびに、住民の意思と反対の方向に進んでいる。
●意識を向けるべき争点を曲げられているのでは?
●国民の不満な状況をポピリュズムと言っているのはおかしい。
●権力とは、国家権力のことです。権力の監視とは、役人の監視です。
●行政機関が報道、マスコミを抑え、マスコミは、国家権力を守っている。
●マスコミは、偏向報道になっている。
●この国のあり方は、お金を握っている組織でつくれられている。(FRB、日銀など)
国家は、民意を偽装している
●民意とは、漠然としているので、選挙=民意と捉えず、票の数として認識する。
●選挙結果で判断するには、みんなが真実を知っていなければいけない。
心指しの高さを追求する方法によって、リーダーは選ぶべきである。
●議員は、団体の利益集団なっている。
●表にみえるもので偽装されている。(フタをしてつくってある)
●選挙結果は、投票した人よりも、票を数える人が決めているのか?
投票行動と願いが分裂しているのでは?
●政治は、誰がするかではなく、何をするかに視点をあてるべき。(マスコミ報道は)

いかがでしょうか?

現在、竹原さんは、子供の頃から頭を混乱させられてきたので、現在、それを修復する、統合する作業をしていると言っていました。もし、日本の民主主義が偽装であったのなら、当然、どうしてそうなっているのか真実を知る必要があります。

フタは、すぐには、空きませんが、あなたが心から腑に落ちる内容、出来事の断片、パズルの1ピースをつかむように、それを丁寧に統合、組み上げていくことで全体が見えてきます。そして、ようやくフタが取り除かれます。

さて、今回の東京都知事選挙も、すでにシナリオが出来上がっているのかも知れませんが、そのシナリオは、投票率が少ない場合にしか成立しないかもしれまんせん。
なぜなら集団票でねじ曲げることができるのも限界があるからです。投票率があがれば、4割もある不動票の行方が大きくなりますので、コントロールできない可能性があります。また、投票開票の厳重チェックも必要となってきます。不正に注意ですね。

私は、いつも不思議に思っていたのが、テレビでは、結果しか聞こえてこないということです。しかも2000票、3000票と切りのいい数値でしか公開されません。あれって、おかしいですよね。現在は、デジタル化社会なので、株価のように、リアルタイムに1桁まで数値を捉えることは可能です。短時間で区切って決定していくことで、不正できる状況がつくれず、防御手段になるはずですが、いつもどのようなプロセスで数値が算出されてくるのか見えません。

若い方には、日本の将来を決する選挙ですので、棄権せずに、責任ある行動を望みます。正しい選挙が行われることを願っています。

それでは、また。


======おまけ!!======
大ブレイクする可能性があるようです!
メジャーデビュー決定 1月29日リリース。

★USAGI - イマジン



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子供たちに贈りたい
優しい未来を目蓋の裏に映そう
この街を大きなスクリーンにして
鮮やかなイメージを描けたら
明日ならもうここにあるよ
ーーーーーー歌詞 引用ーーーーーーー