大和心眼ーヤマトシンガンー

情報操作、捏造、隠蔽に騙されるな!茹でガエルにならない方法

【国権>人権】国会で答弁したらバレちゃうからダメ!自民党の憲法草案、子供だましの弁解にびっくり。

2014-02-19 17:44:40 | 日本の政治
現政権は、憲法を改正して、紛争地にいって、どの国でも戦争できる環境をつくれるようにするため、集団的自衛権の行使獲得にむけて邁進しているわけですが、ある数年だけを担う担当政権が強引に解釈の変更が許されるっておかしいと思いませんか?

そんなことをしたら、憲法の意味はなさなくなり、何でもありの状態になります。

憲法とは、立憲主義にたっていることはご存知だと思いますが、まさに権力を縛り、国民を守る楯になっているのは間違いのないことです。人権を無視し、国権が最高だとする逆転の発想は、国民を自由から縛り、国の命令一つで何でも動かせるようにする環境となります。民主主義から独裁主義ですね。

話題になりましたが、12日の国会答弁でのことです。
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安倍首相の危うさを指摘すれば、それこそ枚挙にいとまがないが、これぞ決定的とも言えるのが12日の衆院予算委員会での答弁だ。集団的自衛権の行使容認に ついて、これまでの政府見解との整合性を問われると安倍は逆ギレ。「政府の最高責任者は私だ。選挙で審判を受けるのは私だ」と言い放ったのである。

選挙で 洗礼を受けるのだから「何をやってもいい」という居直りで、憲法によって権力者の行動を制約する立憲主義を完全否定するものだ。これは安倍の命取りになる ゾ。
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日刊ゲンダイから引用
http://gendai.net/articles/view/news/147967

選挙で民意の支持を受けたのなら、何でも自由にできるという発想は、まさに独裁者気取り。

★立憲主義を否定する首相が「憲法を解釈するのは私だ」



憲法は、理想と未来を語るもの?安倍ちゃん憲法にしてしまうのは、ナンセンスですね。

この社会をつくった人たち、ご先祖が生きていた時に、何を支持していたか?=立憲意思を考えながら、間接的に権勢を縛るものが憲法なので、自由に何でもOKとなったら、そもそも憲法はいりませんよね。空っぽの頭にびっくりですが、メディアではあまり問題になっていないようです。

そして、さらにびっくりなのがこの答弁。

10日長妻さんが、自民党の憲法草案の質問をしました。

ブログでも紹介したことがあると思いますが、人権を無視するメチャクチャな自民党の憲法草案があり、その一文を指摘したものです。12条、13条、22条、29条の日本国憲法の条文で「公共の福祉」という言葉が、「公益および公の秩序」に変わっているのは、なぜか?、またこの条文にすることで何が変わってくるか?という質問をしました。



【長妻昭】 衆議院予算委員会 平成26年2月10日



それに対する答弁には、びっくりです。

「公共の福祉」という文言を「公益および公の秩序」と置き換えることにしたのは、よりわかりやすい表現にするとの主旨だそうです。

さらにこの言葉を採用することで、世の中の実態が今と変わらないということであれば、あえて変える必要なんてありませんね。憲法の条文は、言葉一つで意味が変わってしまい、しかもその言葉が裁判の判決の理論構築のベースになることから、わかりやすいということだけで変えることはありえません。まさに子供騙しの答弁です。



さらにびっくりなのが、表現の自由にも追加した、「公益および公の秩序」による結社の禁止令です。

お上にたてつくのは、すべて断罪するという意志ですね。
現状では、表現の自由は、かなりの範囲で基本的人権として許されていますが、この2項がはいることで、団体での活動は制限される、もしくは活動に伴う表現も抑圧されることになります。

例えば、反原発グループが、これは国が決めた原発推進に反対するため、「公益および公の秩序を乱す集団」と解釈されたなら、極論ですが憲法により取り締まることも可能となるということです。

思想や表現の自由があるにも関わらず、抑圧することが可能となる条文になると思います。
そうじゃないというなら、いりませんよね。あえて追加する必要はありません。

「今の時代に言論の自由を抑圧しようとか、制限しようとか考えるはずがないじゃないですか?」と言って反論していますが、この言い方は、ズバリ本質を突かれたという心理だと思いますので、ムキになっているのでしょう。

現に、特定秘密保護法の施行により、言論や表現、報道の自由が制限されつつあるからです。そして、決定的なのは、人権の最高法規とされている97条の条文です。

★基本的人権がなくなる!?自民党が削除しようとしている憲法第97条

http://matome.naver.jp/odai/2137187986019723901

昨年に7月にも、小沢代表が、安倍ちゃんに、日本国憲法第97条の規定が消えているとはなぜか?と説明責任を求めたようです。
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生活の党の小沢一郎代表が7月3日、日本記者クラブ主催の「党首討論会」で、安倍晋三首相に「自民党憲法改正草案には、日本国憲法第97条の規定が消えている。それはなぜか」と質問した。

日本国憲法第10章 最高法規 第97条【基本的人権の本質】は、こう規定している。

「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」

これに対して、安倍晋三首相は、シドロモドロで、「ほかの規定のなかに取り込まれているのではないか」と意味不明の答弁をするのが精いっぱいであった。

「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」というのは、「権利のための闘争」が多大の「血の犠牲」を伴って行われたという意味であり、これからも「権利のための闘争」(ドイツの法学者ルドルフ・フォン・イェーリングは「権利のための闘争は権利者の自分自身に対する義務である。と同時に、権利のための闘争は国家共同体に対する義務である」と提唱)を永久闘争として続けなくてはならないという宣言でもある。これを知らないで憲法改正に政治生命を賭けようと している安倍晋三首相の貧弱な憲法観に呆れ果ててしまう。
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記事 板垣英憲 2013年07月04日ブログから引用

http://blogos.com/article/65571/


ということで、憲法改正を推し進める現政権が、日本国憲法の理解が足りないために、国権>人権となるような国民の人権を阻害する、ないがしろにする改正案になっているようです。

まあ、わかっていないというよりも、そもそも戦争を前提にコトを進めるのであれば、最初から人権無視で法律をつくってしまい、国権の発動によりどんどん人を戦地に送り込むことができるようにしたほうがいいですからね。だから、この政権の全体的な流れをみると、まさに確信犯といえるのではないかと思います。

また、問題のタネは、マスコミです。連日、予算委員会ということで、国会が開催されていますが、大事な答弁や今回取り上げた意味不明なメチャクチャな答弁をしているにもかかわらず、一切テレビ局が報道しないということです。

せめて公共放送であるNHKぐらいは、大事な点を取り上げて、都度問題提起しなければなりませんが、やったことはありませんね。ということは、この国の実態は、テレビ、新聞を見ているだけではわからず、自ら疑問を発し、自ら情報収集して、真実を見極めなければならないということです。

私たちの身の回りの情報は、何でもオブラートに包んであり、表面の情報のみを見せられているのです。本質は、オブラートの中身なのですが、その中身を見ることはできません。
中身を見せないような仕組みができあがっているからです。

でも時代変わり、本当のコトが浮かびあがってくるようになりました。
オブラートが自然に溶け出したようです。
きれいになるには、膿みを出さなければなりません。
地球自身、呆れているのでしょう。
もう、クリーンな時代へと舵が切られています。
私たちは、真実の情報を追い求めていきましょう。

それでは、また。

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お ま け
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あまりにも本質がみえてない方が多いので、
様々な工作を続けるウラ集団は、
❝おまえら、しっかりしろ!❞とエールを
贈っているように聞こえますが?

【カゲプロMAD】「見たくないもの」



さらに、この音楽で、今回の豪雪も気象兵器で
あったことを暴露しているのでしょうか?(あくまでも主観!)
タイミングよく新発売ですね。

★KANA-BOON 『結晶星 Music Video』



MVが不気味なのは、そのとおりかも?
目を開けてない人が多いのです。だから劣等生?
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