こんにちは、千里です。
日中での尖閣諸島、領有権争いが続く中、野田首相は、
国連での演説で、中国、韓国をけん制する発言を
しました。
これは、これで当然の主張であると思うのですが、
一方の中国は、日本を指名し、盗人呼ばわり
した演説を披露しました。
★野田首相が国連演説、中韓を強くけん制
さすが、ヤクザ国家、中国ですが、
こういう国連の場でも、恥という概念もなく、
日本を一方的に非難し、強引に略奪する手法は、
いつものパターンですね。
この発言を聞いて、さすが中国は、ヤクザ国家と
いうことがわかってしまいましたね。
自ら証明したようなものです。
★「日本が島を盗んだ」中国が国連総会で名指し批判
また、このような発言は、事実関係が違うため、
日本は、反論したようですが、その反論での中国関係者の
発言もすごいものがあります。
日本の国有化は、マネーロンダリングだ!などと、
今度は、事実の調査もせず、犯罪者呼ばわりしているのですね。
さて、中国がこのように領土に対して強気の発言をするのは、
理由があります。
現代中国の専門家である、平松茂雄さんによると、
元々、中国には、国境という概念や言葉がないといいます。
近い言葉では、「辺疆」(へんきょう)という言葉だそうです。
これは、国境線、境をさすわけではなく、地域を示すことばで、
どこから、どこまでと線で明確に区画された地域ではなく、
曖昧な地域をいうようです。
つまり、中国には、「中華世界」という考え方があり、
ちょうど風船玉が膨らんだり、萎んだりするように、
中央政府が強固な時は、膨らみ、反対に混乱し、強固でない時は、
萎んでしまうという、辺疆に対する伸縮自在の考えを示して
いるようです。
歴史を紐解けば、現在の中国の姿になったのは、近年であり、
漢民族は、元々現在の領土の3分の1程度の広がりを持つ地域に
しか過ぎませんでした。
中央の漢民族が居住する地域と周辺の辺疆からなる広大な土地は、
中央が弱くなり、力の空白ができると、周辺国はその空白を埋める
ように進出してきて、時の政権を担ってきました。
このため、中原の地から少しでも遠く離れた地域、辺疆を自分達の
影響下に置いて、「緩衝地帯」とすることが国の防御策と
なってきたというのです。確かに、現在、中国は、辺疆である
地域、チベット、ウイグル、モンゴルを自治区として、組み込んで
いますね。
平松氏によると、膨張することは、中国の「宿命」であり、
「陸」の膨張とともに、「海」の膨張を主張しているのが、
現在の中国であるということです。
「海」の膨張は、南シナ海の西沙諸島からはじまり、
南ベトナムが領有する永楽諸島の攻略が1974年1月に実施され、
西沙諸島の全域が中国の支配下になりました。
今では、永興島に2600メートルの滑走路があり、軍事基地としても
機能しているようです。
★永興島 軍事基地
そして、1980年になると、南沙諸島に進出し、230余りある島々を
占領しはじめ、1987年には、サンゴ礁のなかにかろうじて露出する
小さな岩礁に、領土の標識を立てて、「高脚屋」と呼ばれる建物
をつくり、そこに人が住めるようにして実効支配を開始しました。
今では、近隣のサンゴ礁は、人口島になっていて、海軍基地であり、
通信アンテナが建てられたり、畑や豚小屋まであるということで
びっくりです。
谷崎光さんのブログから引用
http://blog.goo.ne.jp/tanizakihikari/e/950fd86a491c16fc68fcc7e8560db78f
★第1代高脚屋(1988年~)
★第2代高脚屋(1989年~)
★第3代高脚屋(1990年~)
非常にバカバカしい映像ですが、みてみましょう!
こうやって既成事実をつくっていきますね。
★「上陸してしまえば我々の領土!」- 既成事実を積み重ねるシナ人 2
これほどまでに領有権に執着するパワーは、すごいものですね。
現在、このような人口島は、国際法上領土として認められない
ようですが、どこまでも最南下して、領土を拡張で自己主張を
通すところは、まさにヤクザまがいの国家観ですね。
このように、10年のスパンをかけて、段階的に、計画的に支配
していくことをしています。
そして、南シナ海での争いもまだ続いていますが、東シナ海での
日本の国有化発言をチャンスと捉えた中国は、果敢に領有化、
実効支配を実現していくでしょう。
政治家の中には、そんなことは出来ないのでは?と平和ボケ発言
をしている方もいますが、中国の領土支配の歴史をみたときに、
東シナ海もまた例外ではありませんね。
一番、太平洋にでる入り口にあるので、攻略しなければ、
太平洋はフリーになりません。
さて、今後数年で決着がつくと思いますが、
紛争を起こさないで解決する手段はないでしょうか?
1回で、日本の実効支配を強固にしてしまうことですね。
韓国の竹島支配や、ロシアの北方領土支配のように、
島での既成事実ができあがってくると、それを壊してまで
奪回するには勇気がいります。武力よりも話し合いでの
解決の選択方法を選ぶしかありません。
つまり、奪回には戦力行使しかないので、本格的に戦争となります。
そこまでして、中国は、尖閣諸島を取りたいでしょうか?
例えば、尖閣諸島を中国が武力で実効支配したとしても、
日本の自衛隊は、すぐに奪回に向かいます。
小島の場合は、支配しても、補給路が経たれる可能性が
高いため、長時間のおいて制空権を維持していくことは
できません。
ましてや中国から尖閣諸島に来るには片道切符
のようなものなので、すぐに日本側に奪回されてしまうでしょう。
(日本の軍用機の実力からしても高い戦闘能力)
そうなると、中国としては、東シナ海全体の支配権を
行使したいと思うので、尖閣諸島に拘った一度の敗戦でメンツも潰れ、
国内も暴動が起こり、投資が引き上げていくことになると、
まさにマイナスのほうが大きい戦いとなります。
それほどまでして、欲しいでしょうか?
現状、日本が実効支配しているので、
中国が南シナ海で実効支配している高脚屋戦略を真似るだけですね。
日本の政府は、いつまでも空き地として放置していると、
スキをつかれるので、サッサと軍事基地にしてしまいましょう!
海上の浮沈空母ですね。
それでは、また。
日中での尖閣諸島、領有権争いが続く中、野田首相は、
国連での演説で、中国、韓国をけん制する発言を
しました。
これは、これで当然の主張であると思うのですが、
一方の中国は、日本を指名し、盗人呼ばわり
した演説を披露しました。
★野田首相が国連演説、中韓を強くけん制
さすが、ヤクザ国家、中国ですが、
こういう国連の場でも、恥という概念もなく、
日本を一方的に非難し、強引に略奪する手法は、
いつものパターンですね。
この発言を聞いて、さすが中国は、ヤクザ国家と
いうことがわかってしまいましたね。
自ら証明したようなものです。
★「日本が島を盗んだ」中国が国連総会で名指し批判
また、このような発言は、事実関係が違うため、
日本は、反論したようですが、その反論での中国関係者の
発言もすごいものがあります。
日本の国有化は、マネーロンダリングだ!などと、
今度は、事実の調査もせず、犯罪者呼ばわりしているのですね。
さて、中国がこのように領土に対して強気の発言をするのは、
理由があります。
現代中国の専門家である、平松茂雄さんによると、
元々、中国には、国境という概念や言葉がないといいます。
近い言葉では、「辺疆」(へんきょう)という言葉だそうです。
これは、国境線、境をさすわけではなく、地域を示すことばで、
どこから、どこまでと線で明確に区画された地域ではなく、
曖昧な地域をいうようです。
つまり、中国には、「中華世界」という考え方があり、
ちょうど風船玉が膨らんだり、萎んだりするように、
中央政府が強固な時は、膨らみ、反対に混乱し、強固でない時は、
萎んでしまうという、辺疆に対する伸縮自在の考えを示して
いるようです。
歴史を紐解けば、現在の中国の姿になったのは、近年であり、
漢民族は、元々現在の領土の3分の1程度の広がりを持つ地域に
しか過ぎませんでした。
中央の漢民族が居住する地域と周辺の辺疆からなる広大な土地は、
中央が弱くなり、力の空白ができると、周辺国はその空白を埋める
ように進出してきて、時の政権を担ってきました。
このため、中原の地から少しでも遠く離れた地域、辺疆を自分達の
影響下に置いて、「緩衝地帯」とすることが国の防御策と
なってきたというのです。確かに、現在、中国は、辺疆である
地域、チベット、ウイグル、モンゴルを自治区として、組み込んで
いますね。
平松氏によると、膨張することは、中国の「宿命」であり、
「陸」の膨張とともに、「海」の膨張を主張しているのが、
現在の中国であるということです。
「海」の膨張は、南シナ海の西沙諸島からはじまり、
南ベトナムが領有する永楽諸島の攻略が1974年1月に実施され、
西沙諸島の全域が中国の支配下になりました。
今では、永興島に2600メートルの滑走路があり、軍事基地としても
機能しているようです。
★永興島 軍事基地
そして、1980年になると、南沙諸島に進出し、230余りある島々を
占領しはじめ、1987年には、サンゴ礁のなかにかろうじて露出する
小さな岩礁に、領土の標識を立てて、「高脚屋」と呼ばれる建物
をつくり、そこに人が住めるようにして実効支配を開始しました。
今では、近隣のサンゴ礁は、人口島になっていて、海軍基地であり、
通信アンテナが建てられたり、畑や豚小屋まであるということで
びっくりです。
谷崎光さんのブログから引用
http://blog.goo.ne.jp/tanizakihikari/e/950fd86a491c16fc68fcc7e8560db78f
★第1代高脚屋(1988年~)
★第2代高脚屋(1989年~)
★第3代高脚屋(1990年~)
非常にバカバカしい映像ですが、みてみましょう!
こうやって既成事実をつくっていきますね。
★「上陸してしまえば我々の領土!」- 既成事実を積み重ねるシナ人 2
これほどまでに領有権に執着するパワーは、すごいものですね。
現在、このような人口島は、国際法上領土として認められない
ようですが、どこまでも最南下して、領土を拡張で自己主張を
通すところは、まさにヤクザまがいの国家観ですね。
このように、10年のスパンをかけて、段階的に、計画的に支配
していくことをしています。
そして、南シナ海での争いもまだ続いていますが、東シナ海での
日本の国有化発言をチャンスと捉えた中国は、果敢に領有化、
実効支配を実現していくでしょう。
政治家の中には、そんなことは出来ないのでは?と平和ボケ発言
をしている方もいますが、中国の領土支配の歴史をみたときに、
東シナ海もまた例外ではありませんね。
一番、太平洋にでる入り口にあるので、攻略しなければ、
太平洋はフリーになりません。
さて、今後数年で決着がつくと思いますが、
紛争を起こさないで解決する手段はないでしょうか?
1回で、日本の実効支配を強固にしてしまうことですね。
韓国の竹島支配や、ロシアの北方領土支配のように、
島での既成事実ができあがってくると、それを壊してまで
奪回するには勇気がいります。武力よりも話し合いでの
解決の選択方法を選ぶしかありません。
つまり、奪回には戦力行使しかないので、本格的に戦争となります。
そこまでして、中国は、尖閣諸島を取りたいでしょうか?
例えば、尖閣諸島を中国が武力で実効支配したとしても、
日本の自衛隊は、すぐに奪回に向かいます。
小島の場合は、支配しても、補給路が経たれる可能性が
高いため、長時間のおいて制空権を維持していくことは
できません。
ましてや中国から尖閣諸島に来るには片道切符
のようなものなので、すぐに日本側に奪回されてしまうでしょう。
(日本の軍用機の実力からしても高い戦闘能力)
そうなると、中国としては、東シナ海全体の支配権を
行使したいと思うので、尖閣諸島に拘った一度の敗戦でメンツも潰れ、
国内も暴動が起こり、投資が引き上げていくことになると、
まさにマイナスのほうが大きい戦いとなります。
それほどまでして、欲しいでしょうか?
現状、日本が実効支配しているので、
中国が南シナ海で実効支配している高脚屋戦略を真似るだけですね。
日本の政府は、いつまでも空き地として放置していると、
スキをつかれるので、サッサと軍事基地にしてしまいましょう!
海上の浮沈空母ですね。
それでは、また。