特定秘密保護法案の賛否を問う、シール投票を実施したそうです。
秘密保護法案シール投票結果(水戸駅前の結果)
一番、庶民の意見が反映されそうですね。
結果は予想どおり、反対が大多数。民意を反映できない政権は、もう辞退しましょう。
衆議院を強引に通過させ、参議院でもなんとか6日までに成立を急いでいるようですが、その理由は、法案のスゴい中身を国民に知れたら、政権は持たないから。なんとか、そっと通過させたいようです。
でも、通過したとしても、廃案に向けて、さらに運動が盛り上がってくると思います。
結局、同じ。3年後の選挙で、代議士の総入れ替えが待っています。日本国民は、それほどバカではありません。日本がなんとかやってこれたのも、国民のレベルが高かったおかげ。
ここで、声を出せないようじゃ、そのまま北朝鮮と同レベルで、安倍独裁国家が成立。
シール投票の結果は、東京新聞が報じています。
===========================================
安倍政権が成立を目指す特定秘密保護法案をめぐり、川崎市の市民団体「かわさき九条の会」が二十一日、JR川崎駅の自由通路で、通行人らに法案の賛否を問う街頭シール投票をした。
「なにが秘密か それは“秘密”です」と書いた横断幕を掲げ、足早に通る人々に参加を呼び掛けた。午前と午後で一時間ずつの投票の結果、反対百二十八、分からない五、賛成十二だった。
東京都大田区の男性(31)は「法案をよく知らなかった。戦争ができる国への一歩なんですってね」と反対に一票。ただ、全体に若者の投票は少な く、同会の城谷護代表は「若い世代ほど長く、知る権利を奪われる問題なのに。選挙の投票率が低いのと同じで心配だ。法案が国民サイドにいまだ知られていないことも影響している」と危機感を語った。
投票は弁護士や学識者らの呼び掛けで、全国で実施されている。川崎市では、高津区の「溝口駅前キラリデッキ」で別の市民団体が既に二回行っており、いずれも「反対」が最も多かった。 (山本哲正)
=============================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20131125/CK2013112502000145.html
東京新聞から引用
さて、この法案を通したい本当の狙いは、言論弾圧ではないでしょうか?
知らない方は、『え?スパイやテロなどから国民を守るために法案化するのではないの?』と思いますが、違います。なぜなら、テロ活動やスパイ防止、あるいは秘密漏洩などの場合の法案はすでにあり、円滑に実施されている旨を大臣が発言しています。
では、なぜ?はい、米国を助けるために、無理に戦争したいからです。
戦争するには、まず環境を整えなければなりません。
日本の場合は、憲法9条もありますし、国会を最高機関とする国民主権の国ですから、時の政権が勝手に動くことができません。だから、まず国民主権を奪うような法整備をして、有害活動している者や政府に批判的な言論をしている集団、個人、市民団体を取り締まる必要があります。
そこで、特定秘密保護法案を楯にして、警備公安警察が動くことが可能となります。
「秘密保護法は新たな治安維持法」~ジャーナリスト青木理さん
なぜなら、特定秘密を漏らしたり、共謀、煽動などで、情報の中身がたとえ特定秘密に当たらない場合でも、可能性として捕まえることができるからです。何人か捕まえれば、市民はびっくりして、口を閉ざすことになります。やがて、政府にとって都合のよい、国民洗脳できる情報だけが一人歩きするということです。
危険な情報やウラ情報、真実のカラクリが明かされないわけですから、国民は騙されていくことになります。そこで、『戦争しなければ、国民を守れない!』という世論をつくりながら、日中戦争が開始されます。戦争が起こることで、米軍隊の在庫の兵器処分ができ、米国経済ひと安心か?
まあ、見え透いたストーリーのために、この法案を通したいようですが、日本国民は、そこまでバカではありません。国会の審議でも、すでに共産党や社民党が吠えていますよ。
さて、日本の首相は、頭脳明晰な方は、過去に角栄さんぐらいしかいなかったようですが、現在では、最低レベルに達しました。
昨日の日刊ゲンダイでも、次の記事が掲載されてました。
金子勝氏のコラムです。
=============================================
頭脳明晰なら、相手と意見が違っても、自分の考えの正しさを国民に説明し、納得させる自身を持っている。一方、頭の悪いトップは、議論をすると次々にボロをだしてしまうから、情報を秘密にし、さらにメディアを抑え込みたがる。NHKの人事に介入した安倍首相は、そのケースにピタリと当てはまるように思えてならない。情報さえ封じてしまえば、どんなに頭が悪かろうとが失政つづきだろうが、政権は永遠に持つ。
=============================================
まさに、そのとおり。特定秘密にしてしまえば、闇から闇へと情報は隠蔽され、政権の失敗は表にでてきません。逆に失敗を助長する国民を叩けばいいのだから安心です。法案を楯に、国民を監視し、処罰すれば解決できます。だから、頭の悪いリーダーは、『特定秘密保護法案』が必要なんです!
すべてを秘密にすることで、今までなら議題にあがってきたウラ情報も押さえることができます。
代議士は、特定秘密を指定できる行政のリーダーよりも格下になり、このままでは国会で満足な議論もできなくなります。この法案の恐ろしさを知らず、賛成側に廻ったバカ議員は、自分で自分のクビを絞めることになります。それもバカだからしょうがないか?
でも、その影響を受ける国民は、許さないと思います。
法案が通過しても、法案廃棄の運動は継続されることで、ますます大きな世論となり、逮捕者がでようものなら、ネットで広まり、さらに政権不信が増大し、本当の意味での米国のポチであったことが露見されるか?
でも、すでに親分は、インドの山奥で隠居生活のようで、第3次世界大戦を反対するロシアのプーチン、オバマコンビを中心に、世界はゆっくり国連中心の政府に大きく変わっていくものと予想されますが、今までのやり方のように恫喝や人工災害で各国を破壊していくという方法ではないでしょう。
もし、この法案が参議院通過した場合、政府VS国民での徹底抗戦になっていくと思われます。
安倍さんは、1億人以上の国民を敵に廻す勇気があるのですかね?
さらに、今年実施された7月に参議院選挙で、広島の高裁岡山支部は、『1票の格差』が最大4.77倍だとし、『違憲』と判断し、岡山選挙区を『無効』とする判断を言い渡したいようです。
【一票の格差・参院選「違憲・無効」判決】
現在、弁護士のグループが全47選挙区の選挙無効(やり直し)を求めて提訴していますが、この『無効』判決が続いた場合、現在の安倍政権は、さようならとなります。そして、今まで法案化したものは、認められず、すべてやり直し。不法選挙となり、民意を反映できる、正しく国民から選ばれたリーダーが、国会に送られることになります。
国民監視を成立できる『特定秘密保護法案』を喜んで通そうとしている代議士の顔を見て、おかしいと思いませんか?
慎重審議や反対の声が7割以上に達するのに、『無視』していますよ。
本当に国民の代表なのでしょうか?
3年後の選挙では、選挙制度そのものの改革が求められると思います。
民意を反映できない国会は、ないほうがマシかも。
さて、昨日、参議院に法案が送られましたが、強引に通過させたいためか、運営委員長のやり方がおかしいということで、審議の開始から一時ストップしました。
さて、慌てて通過させたい与党は、やはりこの法案のウシロメタさがあるので、簡単に処理したいのでしょう。
でも、そんなやり方で法案化しても、廃案運動が起こるのは目に見えていますね。
それでも、通過させます?
★H25.11.28 参議院 国家安全保障に関する特別委員会
それでは、また。
★おまけ
勝海舟語録【現代の志士たちへ】
この語録の中で、響いたのが次の言葉。
世間は活きている。
理屈は死んでいる。
勝海舟は、時のリーダーであった伊藤博文らに対しても、物怖じすることなく、あれこれと意見して、数々に名言を残しているようです。その中でも、私に好きな言葉です。
全文
=========================
【理屈はときに死んでいる】
世の中は刻々と変化して、
留らないものであってね。
機会が来ては去り、
去っては、また来る。
間髪を入れない、じつに息をつく間もないほどだよ。
こういう世の中に万事、
小理屈で応じようとしても、
まるで及ばないよ。
世間はつねに生きているが、
理屈はときに死んでいる。
いくら才気があっても、
胆力がなかった日には、
何ほどのこともできやしないさ。
『氷川清話』から
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秘密保護法案シール投票結果(水戸駅前の結果)
一番、庶民の意見が反映されそうですね。
結果は予想どおり、反対が大多数。民意を反映できない政権は、もう辞退しましょう。
衆議院を強引に通過させ、参議院でもなんとか6日までに成立を急いでいるようですが、その理由は、法案のスゴい中身を国民に知れたら、政権は持たないから。なんとか、そっと通過させたいようです。
でも、通過したとしても、廃案に向けて、さらに運動が盛り上がってくると思います。
結局、同じ。3年後の選挙で、代議士の総入れ替えが待っています。日本国民は、それほどバカではありません。日本がなんとかやってこれたのも、国民のレベルが高かったおかげ。
ここで、声を出せないようじゃ、そのまま北朝鮮と同レベルで、安倍独裁国家が成立。
シール投票の結果は、東京新聞が報じています。
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安倍政権が成立を目指す特定秘密保護法案をめぐり、川崎市の市民団体「かわさき九条の会」が二十一日、JR川崎駅の自由通路で、通行人らに法案の賛否を問う街頭シール投票をした。
「なにが秘密か それは“秘密”です」と書いた横断幕を掲げ、足早に通る人々に参加を呼び掛けた。午前と午後で一時間ずつの投票の結果、反対百二十八、分からない五、賛成十二だった。
東京都大田区の男性(31)は「法案をよく知らなかった。戦争ができる国への一歩なんですってね」と反対に一票。ただ、全体に若者の投票は少な く、同会の城谷護代表は「若い世代ほど長く、知る権利を奪われる問題なのに。選挙の投票率が低いのと同じで心配だ。法案が国民サイドにいまだ知られていないことも影響している」と危機感を語った。
投票は弁護士や学識者らの呼び掛けで、全国で実施されている。川崎市では、高津区の「溝口駅前キラリデッキ」で別の市民団体が既に二回行っており、いずれも「反対」が最も多かった。 (山本哲正)
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20131125/CK2013112502000145.html
東京新聞から引用
さて、この法案を通したい本当の狙いは、言論弾圧ではないでしょうか?
知らない方は、『え?スパイやテロなどから国民を守るために法案化するのではないの?』と思いますが、違います。なぜなら、テロ活動やスパイ防止、あるいは秘密漏洩などの場合の法案はすでにあり、円滑に実施されている旨を大臣が発言しています。
では、なぜ?はい、米国を助けるために、無理に戦争したいからです。
戦争するには、まず環境を整えなければなりません。
日本の場合は、憲法9条もありますし、国会を最高機関とする国民主権の国ですから、時の政権が勝手に動くことができません。だから、まず国民主権を奪うような法整備をして、有害活動している者や政府に批判的な言論をしている集団、個人、市民団体を取り締まる必要があります。
そこで、特定秘密保護法案を楯にして、警備公安警察が動くことが可能となります。
「秘密保護法は新たな治安維持法」~ジャーナリスト青木理さん
なぜなら、特定秘密を漏らしたり、共謀、煽動などで、情報の中身がたとえ特定秘密に当たらない場合でも、可能性として捕まえることができるからです。何人か捕まえれば、市民はびっくりして、口を閉ざすことになります。やがて、政府にとって都合のよい、国民洗脳できる情報だけが一人歩きするということです。
危険な情報やウラ情報、真実のカラクリが明かされないわけですから、国民は騙されていくことになります。そこで、『戦争しなければ、国民を守れない!』という世論をつくりながら、日中戦争が開始されます。戦争が起こることで、米軍隊の在庫の兵器処分ができ、米国経済ひと安心か?
まあ、見え透いたストーリーのために、この法案を通したいようですが、日本国民は、そこまでバカではありません。国会の審議でも、すでに共産党や社民党が吠えていますよ。
さて、日本の首相は、頭脳明晰な方は、過去に角栄さんぐらいしかいなかったようですが、現在では、最低レベルに達しました。
昨日の日刊ゲンダイでも、次の記事が掲載されてました。
金子勝氏のコラムです。
=============================================
頭脳明晰なら、相手と意見が違っても、自分の考えの正しさを国民に説明し、納得させる自身を持っている。一方、頭の悪いトップは、議論をすると次々にボロをだしてしまうから、情報を秘密にし、さらにメディアを抑え込みたがる。NHKの人事に介入した安倍首相は、そのケースにピタリと当てはまるように思えてならない。情報さえ封じてしまえば、どんなに頭が悪かろうとが失政つづきだろうが、政権は永遠に持つ。
=============================================
まさに、そのとおり。特定秘密にしてしまえば、闇から闇へと情報は隠蔽され、政権の失敗は表にでてきません。逆に失敗を助長する国民を叩けばいいのだから安心です。法案を楯に、国民を監視し、処罰すれば解決できます。だから、頭の悪いリーダーは、『特定秘密保護法案』が必要なんです!
すべてを秘密にすることで、今までなら議題にあがってきたウラ情報も押さえることができます。
代議士は、特定秘密を指定できる行政のリーダーよりも格下になり、このままでは国会で満足な議論もできなくなります。この法案の恐ろしさを知らず、賛成側に廻ったバカ議員は、自分で自分のクビを絞めることになります。それもバカだからしょうがないか?
でも、その影響を受ける国民は、許さないと思います。
法案が通過しても、法案廃棄の運動は継続されることで、ますます大きな世論となり、逮捕者がでようものなら、ネットで広まり、さらに政権不信が増大し、本当の意味での米国のポチであったことが露見されるか?
でも、すでに親分は、インドの山奥で隠居生活のようで、第3次世界大戦を反対するロシアのプーチン、オバマコンビを中心に、世界はゆっくり国連中心の政府に大きく変わっていくものと予想されますが、今までのやり方のように恫喝や人工災害で各国を破壊していくという方法ではないでしょう。
もし、この法案が参議院通過した場合、政府VS国民での徹底抗戦になっていくと思われます。
安倍さんは、1億人以上の国民を敵に廻す勇気があるのですかね?
さらに、今年実施された7月に参議院選挙で、広島の高裁岡山支部は、『1票の格差』が最大4.77倍だとし、『違憲』と判断し、岡山選挙区を『無効』とする判断を言い渡したいようです。
【一票の格差・参院選「違憲・無効」判決】
現在、弁護士のグループが全47選挙区の選挙無効(やり直し)を求めて提訴していますが、この『無効』判決が続いた場合、現在の安倍政権は、さようならとなります。そして、今まで法案化したものは、認められず、すべてやり直し。不法選挙となり、民意を反映できる、正しく国民から選ばれたリーダーが、国会に送られることになります。
国民監視を成立できる『特定秘密保護法案』を喜んで通そうとしている代議士の顔を見て、おかしいと思いませんか?
慎重審議や反対の声が7割以上に達するのに、『無視』していますよ。
本当に国民の代表なのでしょうか?
3年後の選挙では、選挙制度そのものの改革が求められると思います。
民意を反映できない国会は、ないほうがマシかも。
さて、昨日、参議院に法案が送られましたが、強引に通過させたいためか、運営委員長のやり方がおかしいということで、審議の開始から一時ストップしました。
さて、慌てて通過させたい与党は、やはりこの法案のウシロメタさがあるので、簡単に処理したいのでしょう。
でも、そんなやり方で法案化しても、廃案運動が起こるのは目に見えていますね。
それでも、通過させます?
★H25.11.28 参議院 国家安全保障に関する特別委員会
それでは、また。
★おまけ
勝海舟語録【現代の志士たちへ】
この語録の中で、響いたのが次の言葉。
世間は活きている。
理屈は死んでいる。
勝海舟は、時のリーダーであった伊藤博文らに対しても、物怖じすることなく、あれこれと意見して、数々に名言を残しているようです。その中でも、私に好きな言葉です。
全文
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【理屈はときに死んでいる】
世の中は刻々と変化して、
留らないものであってね。
機会が来ては去り、
去っては、また来る。
間髪を入れない、じつに息をつく間もないほどだよ。
こういう世の中に万事、
小理屈で応じようとしても、
まるで及ばないよ。
世間はつねに生きているが、
理屈はときに死んでいる。
いくら才気があっても、
胆力がなかった日には、
何ほどのこともできやしないさ。
『氷川清話』から
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