大和心眼ーヤマトシンガンー

情報操作、捏造、隠蔽に騙されるな!茹でガエルにならない方法

2013年からフリーエネルギーの時代に突入か?無限エネルギーで奪い合う必要はなくなるかも。

2013-03-25 21:29:44 | 日本の技術
こんにちは、千里です。昔からフリーエネルギーというテーマで、一部の有能な研究者が開発してきましたが、世の中で日の目をみることはありませんでした。

答えは、簡単です。

無料で、無限に使えるエネルギーが使われてしまったら、有限エネルギー(原子力、石油、天然ガスなど)を支配している人達がいらなくなるからです。つまり、エネルギーを権力基盤として、世界をコントロールしてきた権力者たち(ロックフェラー系(石油)、ロスチャイルド系(原子力)など)は、影響力がなくなってしまいます。

このため、フリーエネルギーは、すべて容赦なく国家安全保障上の理由で全部潰されてきたようです。本来であれば、水道の蛇口から水が大量で流れでているのに、蛇口を管理することで、自分達の都合のよい技術だけを有限に提供することで儲けてきました。このエネルギーのために戦争まで厭わず奪ってきたわけです。

戦争の発端、背後にある意図を辿れば、エネルギー問題にいきつくことで理解できると思います。日本においても、尖閣諸島周辺の海底に眠る油田が調査、確認されたことで、中国の脅しがはじまりましたね。

しかし、この有限のエネルギーは、実は『無限にあるのだ』としたらどうでしょうか?
もう、戦争するのがバカバカしくなりませんか?いや、戦争する理由が見つからなくなってしまいます。戦争したい人たちは、理由が欲しいわけですから、エネルギー問題に発展しなければ、戦争できません。(戦争で商売している人々)

そう、本物の技術により、もう戦争のない平和な社会になっていくしかないのです。

しかしながらまだまだ世界は、エネルギー争奪戦を繰り広げています。
中国の習近平主席は22日、ロシアを訪問しプーチン大統領と会談し、共同声明を発表しました。

ロシア産石油の対中輸出量を、現在の年間1500万トンから約3倍の4600万トンまで段階的に引き上げることで合意しており、資源エネルギー分野を軸に両国の経済関係を広げる方向のようです。

まあ、現時点では、有限エネルギーがしばらく主役となっていきますが、ある時期を境にガラと変わることが予想できます。今までの歴史からして、技術進歩は、マーケットに少しづつ浸透するというよりも、一気に変わるのが常です。

昨年の9月に、ベルギーのケッシュ財団が、フリーエネルギーの技術を世界各国の政府へ公開、提供しますというオファーがありました。

http://blog.goo.ne.jp/divine2012cosmos/e/99b157a06df36b74af92071c350197cf

財団からの招待ビデオはこれです。

★Keshe Foundation Promo Intro Video
日本語字幕をONにして!



さて、これは、本当に供与されるかどうかわかりませんが、クリーンエネルギー、フリーエネルギーに興味のある技術者、開発者のリスト集めという側面もあるかもしれないので、注意が必要ですが、これが本当であったらすばらしいことです。

そして、日本でもフリーエネルギーを開発している人達がいます。

そもそも、フリーエネルギーとは、何なのでしょうか?

フリーエネルギーとは、入力したエネルギーよりも、出力するエネルギーが多く出される永久的なエネルギーのことを言います。現状の石油や石炭、ガスなどの資源エネルギーは、燃やして、電気エネルギーに変換してしまえばそれで終わりです。例えば、100インプットしたら、アウトプットは30しかしないなら有限です。

どんどんエネルギーをインプットしないと発電しません。火力発電や原子力発電がそうですね。エネルギーになる変換効率が悪いのですね。しかし逆の100インプットしたものは、130アウトプットできるとしたらどうでしょうか?アウトプット量よりも余分に生まれたエネルギー30を循環させることで永久に使うことができます。

私たちがエネルギーと言っているもの、使って無くなるものは、エネルギーではないのかもしれません。
フリーエネルギーを開発している飯島秀行氏によると、『エネルギーとは、無限に存在するものを指す』としています。そして、『有限性の物質を取り合うから、ケンカするのであって、無限性のものなら、幾ら分け与えたって、減るものではありません』と言います。

そして、現在資源エネルギーとしている石炭、石油は、本来エネルギーではないということです。つまり、石炭、石油は、『空気を呼び込む媒体』であり、空気のことを本来、エネルギーと呼ぶものであり、無限に存在するものだとしています。エネルギー、空気の法則として、常温、常圧よりも高い方に変換するのがしくみであり、すべての物質は、この法則がベースになって動いているようです。

ここに彼の講演ビデオがありますが、興味のある方は見てみてください。
フリーエネルギーを開発していくと、まさに宇宙の原理原則にいきつくようです。

WF未来塾2/4 飯島秀行先生「宇宙にたった1つの神様の仕組み」日本再生!



また最近、注目を浴びている研究者がいます。

フリーエネルギー研究者の井出治氏です。

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井出治氏が開発した超効率インバータ(デゴイチ)は400%近い効率が得られている。つまり、入力エネルギーの約4倍の出力エネルギーが取り出せるということである。出力の一部を入力に戻すことにより、永久機関も夢ではない。一家に一台、車に一台装備することによりエネルギー問題は解決する。第二次産業革 命が起きるだろう。
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としています。

すでに超効率インバータ技術は、国内特許出願されています。
特許公開番号は2012-023898

★フリーエネルギー装置実用化近し!!
http://newscience.air-nifty.com/blog/2012/03/post-6366.html

40年も前からこの世の仕組みに気づいて、調べてきたようで、宇宙意識に導かれながら、本物の技術を創造したようです。
下記のビデオをみると、技術だけではない話しが聞けます。

★ENN・「いま知って欲しいこと」 井出治



★環境エネルギーについて(理事をされてるようです)
http://www.faee.or.jp/energy/index.html

また最近では書籍をだされたようなので、興味のある方はおすすめです。

USO800-まっ赤な真実(ほんと) Vol.2-1/2



USO800-まっ赤な真実(ほんと) Vol.2-2/2



早く、エネルギーで争う時代が終わってほしいものです。
まずは、知識を取得して、知らない方に教えてあげてください。
フリーエネルギーの理論を知ると、意識も変わってくるようです。

原発再稼働なんていう話しは、論外ですね。
それでは、また。


日本は世界1位の金属資源大国?みかんのカスから金を採掘 ? 都市鉱山で廃棄物は、宝の山。

2013-01-03 20:49:23 | 日本の技術
新年あけまして、おめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。

2013年は、いよいよ国難が来るような気がしていますが?? 心配しても始まらないので、そういう受難の中にあっても、東日本大震災で見られた、大和民族の精神を引き継いだ強い忍耐力のある日本人なら乗り越えていけると思います。しかも超優秀な民族であるので、日本の未来は、明るいのです!

今後、世界の中心的存在として、世界各国と共生、共存しながら、平和な社会へ導く使命を担っている民族であるともいえます。

そんな中で、資源を他国に頼っている状態が続いてますが、ここにきて、独自の資源開発が可能になりつつあります。なんと!あなたの家の中にあるもので可能になるのです。
それが、レアメタル31鉱種(レアアースは17鉱種を統括し1鉱種とする)と呼ばれる鉱物資源です。

ご存知のように、レアアースは、尖閣諸島の事件が起きたことで、中国からの輸出がストップされてしまい、大問題になりましたが、米国などでも危険な金属=『クリティカルメタル』という位置づけで資源確保が命題になっています。なぜならば、これら金属群は、資源リスクを持っているからなのです。

産業上では、必要でありながら資源量が少なく、精製が困難で、かつ市場価格のコントロールが難しいことから、代替が利かない金属として、『クリティカルメタル』と呼ばれているのです。
それでは、これらのレアアースは、主にどのようなところに使われているのでしょうか?

経済産業省のサイトを参考に紹介すると、
テレビ、デジカメ、携帯電話(スマートフォン)、パソコン、エアコン、次世代自動車など、なんと私たちに非常に身近なデジタル機器に大量に使われているのです。



(出典:経済産業省HP レアアース希土類から)

そして、特にレアメタルの集合体と言われているものが、電気自動車(EV)です。まず電気自動車には、駆動装置である強力な小型モーターが必要になります。モーターを動かすには、強力な磁石が必要であり、これがネオジム磁石(Nd)と呼ばれているものです。

★だからレアアースが必要なんです!




また、エネルギーを蓄える蓄電池も重要です。これには、ニッケル水素電池の場合は、ニッケル(Ni)、イチウムイオン電池の場合は、リチウム(Li)、コバルト(Co)などが材料となります。さらに、電子基板には、ケイ素(Si)、ゲルマニウム(Ge)、ガリウム(Ga)などが必要です。またフロントにはLEDライトが必要であり、インジウム(In)などが使われます。排気ガスを浄化する触媒などには、プラチナ(Pt)が使われ、ほぼレアメタルなしでは、トヨタのプリウスや日産のリーブなどの電気自動車は、存在できないということがわかります。

このように今後日本の発展のカギを握る金属資源として、絶対不可欠なことが理解できたと思います。
それでは、今後どのようにこれら資源を確保すればいいのでしょうか?

実は、『地中に資源がある』という発想を止めれば、日本は世界一の金属資源大国になると言います。
それは、『都市鉱山』。つまり、現在使われていない廃棄された電気製品や家の中で眠っているデジタル機器などを集めて、リサイクルにより資源(レアメタル)を抽出すれば、資源埋蔵量は、No1になってしまうのです。さらに、日本の排他的経済水域(EEZ)内には、海底鉱物資源があることがわかってきましたので、それだけでも資源大国になってしまうのです。そして、日本人のすばらしいところは、レアアースを抽出する技術開発が進歩したり、別の材料に置き換える『代替材料技術』、また少量でも可能にする『省レアメタル技術』 が進んでいるということです。



種類      世界埋蔵量      都市鉱山     埋蔵量国別順位
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金(Au)     4万2000トン    6800トン       1位

銀(Ag)     27万トン      6万トン        1位

銅(Cu)     4億8000万トン   3800万トン       2位

インジウム(In) 1万1000トン    1700トン        2位

アンチモン(Sb)  180万トン     34万トン       3位

タンタル(Ta)   4万3000トン    4400トン       3位
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

★日本は、金、銀で埋蔵量が世界一!
(データ元:物質・材料研究開発機構より引用)

下記の映像は、みかんのカスから金を分離するから驚きです。
★都市鉱山を発掘せよ!




サイトからも閲覧できます。(ワールドビジネスサテライト)
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_26759/


そして、そんなリサイクル炉をもつ、日本一の製錬所がココ。
DOWAホールディングスですね。

★小坂製錬株式会社 ~あきたmonoづくりTOWN~




去年の8月に、『再資源化促進法案』が可決されたことで、市町村が窓口となり、リサイクルするための基盤づくりが整備されるようです。なんせ、収集できなければ始まらないので、一般市民のリサイクルの気運を高め、いかに素早く回収できるかが『成功のカギ』になると思います。そういう意味でも、国力を高めるために、法案が可決されたことは良いことですね。

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携帯電話機やデジタルカメラなどに含まれるレアメタル(希少金属)の回収を目指す再資源化促進法が3日午前の参院本会議で全会一致で可決、成立した。レア メタルが含まれる使用済み小型家電を市町村が回収し、国の認定を受けた業者が引き取ってレアメタルを回収する仕組みを創設する。
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★港区は今月から 携帯電話などの小型家電をリサイクル




さて、このように回収が進んでいけば、デジタル大国日本は、当然金属資源NO1ですね。
見えている潜在的な資源でしたが、次に見えない海底資源も豊富であることをお話しします。

尖閣諸島事件から噴出したレアアース問題でしたが、日本の優秀な教授陣のより、なんと日本の排他的経済水域(EEZ)内の南鳥島付近に、海底鉱物資源(レアアース泥)が眠っていることがわかってきました。

★南鳥島近海の海底に大量のレアアース存在 2012/6/29




詳しくは、発見した東大の加藤教授や今後の方向性のお話しが聞けます。
(少し長いので、時間があるときにでもじっくり聞いてください)

★新藤義孝「自民海洋資源合同会議・南鳥島周辺のレアアース泥について」




整理すると、レアアース泥の特徴として、5つあるようです。


1)レアアース含有量が高い。
  特に重レアアースの濃度が、中国の5倍ぐらいの量があるだろう。

2)資源量が膨大である。
  陸上埋蔵量の800倍ほどあるだろう。タヒチ沖では、10mぐらいの層になって蓄積されている。

3)探査活動が容易。
  広い海域に厚みが変わらず分布していると予想しており、見つけやすい。レアアース量の確定がしやすい。

4)開発の障害となる放射性元素(Th、U)を含まなう。
  陸上の1/5程度の元素量しかないだろう。このため、開発コストも低く押さえられる。

5)レアアースの抽出が容易。
  希酸で、室温の中で短時間で洗うことで、97%程度のレアアースの抽出が可能だろう。


ということです。

現状は、まず探査と泥の採取方法を検討し、工程を決めて実施するまでに、約5年程度かかるようなので、まずは、早急な探査を実施し、政府がしっかり後押しをすることにより、国策にしていくことが大事ですね。資源戦略の要として、他国に頼らない強い日本をつくる基礎になると思います。

日本は、『資源はない』と思っていましたが、発想の転換をすることで、『都市鉱山』『レアアース泥』と見つかり、資源大国になることも夢ではなかったのですね。

まずは、日本の政治家と官僚が、日本の将来のためにしっかりとした土台づくりをしていただきたいと思います。そうでなければ、安倍首相のかかげる『強い日本取り戻そう』もまた夢の夢。

今後の明るい日本の未来に期待します。

それでは、また。

★安倍首相、年頭所感を発表 経済の再生に取り組む姿勢を強調(13/01/01)




主役はガスの時代へ。『卒原発』を加速させる具体的な手段とは?ガス・コンバインドサイクルに期待。

2012-11-29 21:42:01 | 日本の技術
いよいよ、「日本未来の党」が立ち上がり、『卒原発』を争点に
戦おうとしていますが、社民党や共産党のように、『ただちに原発ゼロ』と
いうのは、厳しいと思います。

このため、『 脱原発ゼロ』を訴えれば、有権者にとっての強いメッセージに
なりますが、では、どのようにゼロにもっていくのか?というプロセスが、
どの党からも聞こえてきません。


かつて、民主党がゼロにすると主張して、自民党から「プロセスが見えない」と
非難されていましたが、どの党でも『将来ビジョン』だけが独り歩きしています。

まあ、「じっくり3年間考えて、それから重い腰を揚げる」という自民党では話しに
なりませんが、原発に変わる代替エネルギーの議論も併せて主張していくことが
有権者にとって、より具体的な解決の道を示すことになります。



それでは、どのような代替エネルギーがいいのでしょうか?

実は、現状の経済界が問題にしている電力量というのは、私たち一般市民が
チョロチョロ使うエネルギーのことではありません。

ビルや工場、製造所などの生産拠点で使う、安定した大容量のエネルギー
を問題にしています。『地産消費』という言葉で、地元で自らエネルギーをつくりだし、
そこで消費する姿勢は立派ですが、大量消費者にとっては当てにならないエネルギー
なのです。

つまり、家庭の屋上などで太陽光発電をすることは、その家庭内での足しには
なりますが、大量消費する生産現場では使えません。
そして、天気などの環境に左右される気まぐれなエネルギーは、活用することが
難しいのが現状です。スマートグリッドといって、発電したエネルギーを保存する
蓄電池の技術も向上してますが、まだまだ高価であることが欠点です。
さらに、蓄電するための機器を運用するエネルギーも逆に必要になってきます。


それでは、どうしたら原発に変わる大量のエネルギーをつくりだすことが
できるのでしょうか?

答えは、ずばり『ガス・コンバインドサイクル』になります。

ここで、まず基本を押さえておくと、発電所のエネルギーをつくりだすには、
すべて「湯沸かし器の原理」で動いています。

水の沸騰させて、蒸気にし、その蒸気で発電機の巨大なタービンを廻し、
電気エネルギーに変換しています。

つまり、どの燃料をつかって湯を沸かすのか?

これが危険な放射性物質で沸かせば、原子力発電。
石炭で火を起こして、沸かせば火力発電。
火山などのマグマの熱を利用して沸かせば、地熱発電。

と、燃料源の違いだけで、取り出すエネルギーに違いはありません。

アウトプットには、量的違い(出力)はあるかも知れませんが、
質(電気エネルギー)は変わらないのです。
しかし、インプットした燃料源には、大きな違いが生まれます。

それでは、『ガス・コンバインドサイクル』とは、
どのような仕組みなのか見てみましょう。


★ガス・コンバインドサイクル発電とは :広瀬隆




ビデオをみていただいた方は、だいたい理解できたと思いますが、
まず、燃料に液化天然ガスをつかいます。
そして、このガスを気化してガスを燃焼させ、そこから発生する蒸気で
発電機の軸を回転させます。

これは、ガスタービン発電機ですが、さらにコンバインドサイクルは、
ガスを燃焼したあとの600度前後の高温の廃熱があるため、
これを火力発電で使われてきたボイラーに送って、蒸気を発生させ、
高圧蒸気タービン、中圧蒸気タービン、低圧蒸気タービンと
3段階でエネルギーを絞りとる、すごい方式なのです。

つまり、ガスタービン+蒸気タービンのハイブリッドの発電方式
なり、エネルギー効率は60%にも達するムダのない方法となります。
(ちなみに太陽光は、10%程度しかエネルギーをとりだせません)

この方式は、現在、原子力発電所の停止とともに、慌てた電力会社が
プラントメーカーに発注した方式であり、納期も短く、設置面積もとりません。
発電能力も100万KW以上も可能であり、現在の火力発電所の主流に
なりつつあります。



★ガス発電の実力



現在、この『ガス・コンバインドサイクル』を利用する
電力会社は、下記になります。

★北海道電力(石狩湾新港/計画中)
★東北電力 東新潟火力、仙台火力、新潟火力
★東京電力 横浜火力、川崎火力、千葉火力、品川火力、富津火力
★中部電力 知多火力、知多第二火力、川越火力、新名古屋火力、四日市火力、上越火力
★北陸電力 富山新港火力(計画中)
★関西電力 姫路第一発電所、堺港発電所(計画中)
★中国電力 柳井発電所、水島発電所
★四国電力 坂出発電所
★九州電力 新大分発電所
★沖縄電力 吉の浦火力(計画中)

詳しくは
『原発ゼロ社会へ!新エネルギー論』著者:広瀬隆さんの
著書をお読みください。



それでは、元の燃料となる天然ガスは、どうなんでしょうか?
どのように供給できるでしょうか?
燃料コストは、高くならないのでしょうか?

★シェール・ガス革命:日本は米の6倍の天然ガス価格




実は、シェールガス革命のおかげで、天然ガスがめちゃくちゃ安くなっています。
日本は、アメリカの6倍の価格で、長期契約をしてしまっています。

しかし、長期的にみると、在来型ガスの何倍も見つかっているので、
今後の交渉やロシアのサハリンなどからのパイプラインを確保をすることで、
かなり安く購入することが可能となります。

★前原氏ロガス独占企業と会談 パイプライン検討へ



このように、天然ガスを基軸に、エネルギー需給体制を整えることで、
原子力ゼロの世界も見えてきます。


ロシアなどと経済協力体制を強化し、資源確保の道をつくれば、
中東の石油、石炭に頼らずに済みますね。

太陽光発電や風力、地熱などの自然エネルギーだけでは、
経済界、工業界などの期待に答えるエネルギーを生み出す力は、
少し足りないのです。家庭需要には、応えられますが。
(表面的にクリーンでゼロからつくりだすイメージですが)

それでは、私たち一般市民のエネルギー環境は、どのようにしていけば
いいのでしょうか?

すでにダブル発電という方法がはじまっています。
これは、一般的に、エネファームとか、エコウィルとか製品名で呼ばれて
いるものです。

簡単に言えば、今まで発電所でエネルギーにして送電してもらっていたのを
家庭に燃料電池の発電所をつくってしまい、燃料は天然ガスを利用すると
いう方法です。

★エネファームとは



★ダブル発電とは



ということで、夜間は天然ガスで発電し、昼間は太陽光発電で電気を
つくるダブルで発電することで、電気が余ります。
その余った電気を売電することで、年間数万円がプラスになるようです。

まだまだエネファームそのものが高価なので、普及に弾みがついてませんが、
今後、生産量が高まってくることで、量産コストが減少し、設置したほうがお得
という時代になってくるのでしょうか。

ますます、電力そのものを生産する一次産業は減少し、
個人がエネルギーをつくる時代にはいってきます。
たぶん、そういう世界がやってこなければ、人類は幸福になれないのかも
しれません。
エネルギーで争う時代が、早く過去のものになるよう期待します。

それでは、また。

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※三菱重・日立、原発事業統合も検討
ちなみに、本日火力発電向けのタービンを製造する三菱重工業と日立製作所
は、電力システムの事業を統合し、シーメンス、GEに次ぐ、世界第三位の
シェアになるようですね。
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がんばれ日本企業!ホンダ製ジェット機、量産施策開始だそうです。

2012-11-01 21:36:56 | 日本の技術
今日のニュースを見ていたら、パナソニック、シャープ
ソニーなど大赤字ですごーく暗くなる話題ばかりだったので、
少しガックリしてましたが、希望のヒカリもあったので、紹介します。

あの、ホンダの航空機事業の子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー」
が、米国で小型航空機「ホンダジェット」の量産1号機の生産を始めたとの
発表があったのです。

ホンダといえば、オートテクノロジーをコアにロボットや自家発電機、
太陽電池など汎用技術で多様な展開をしていますが、なんと
自家用のジェット機市場にも参入したのですね。

1台あたり、価格は450万ドル(約3億6千万円)ということで、
まさに欧米の富裕層を中心に開拓するようですが、すでに100件以上の
受注を抱えており、年産100機の生産体制も夢ではないようです。


さて、この国産ジェット機の動画があるのでみてみましょう。
まさに、ロマンの世界ですね。


★ホンダジェット量産型3号機が初飛行





日本には、このような技術がまだまだ眠っているということは、
日本の底力はまだまだあり、世界でもトップクラスなんだと思います。

そして、このようなテクノロジーは、軍需産業にも展開
できますので、わざわざ米国からバカ高い戦闘機を買わなくても、
高性能な戦闘機ぐらいつくれてしまうのかもしれません。


今回のこのジェット機開発においては、政府からの補助金も
ないということで、民間の力、本田宗一郎の夢のひとつが花開いたの
でしょうか?


また、今話題のiPadやiPhoneなどのスマートフォン、タブレットPC
においても、アップルやグーグル、アマゾンなどのプラットフォーム
メーカーが意気盛んですが、ベースのモバイル端末の基礎技術は、
アルプス電気や村田製作所、TDK、シャープなどの日本の部品メーカーが
支えているということです。

★スマートフォンとTDK





これらのパーツ供給がなければ、中国で組み立てられず、
マーケットそのものが成立しないということですね。
日本の部品メーカー、製造技術だけで一流のものは、たいていつくれて
しまうということです。

日本に足りないのは、やはり発想力(アイデア)、想像力(イメージ)、
そしてそれらを実現に導くプロデュース力なのかもしれません。

いいアイデアがあっても、それを製品化に導き、マーケットを掘り起こす
力がなければ、アイデア倒れで終わってしまいます。


日本人には、西洋文化でも受け入れて消化し、独自の文化に
変えてしまう発酵する力があるので、製品づくりにおいても、
プロデュースしながら、世界に広めることができると思います。

この小型航空機「ホンダジェット」は、その先駆的な事例として、
ぜひ、普及していただき、日本の精神的発展の要になって
いただきたいと思います。
暖かく見守っていきましょう。


それでは、また。