大和心眼ーヤマトシンガンー

情報操作、捏造、隠蔽に騙されるな!茹でガエルにならない方法

『TPP』報道は、全部捏造か!すべての大新聞、テレビが「参加へ誘導する」マスコミの異常さを知ろう!

2013-02-27 21:43:39 | TPP
この間、安倍首相が訪米し、『成果』を勝ち取ったということで、報道していましたが、これも全部ウソッぱちの可能性がでてきました。

昨日の安倍首相の発言において、『聖域なき関税撤廃が前提ではないことが明らかになった』ということで、交渉へ向けて、事実上の『参加宣言』をしたように思わせていますが、これがまったくの間違いのようです。

昨日の『日刊ゲンダイ』からジャーナリストに小倉氏によると、「米国はもともと、『関税の完全撤廃の約束』はしていなく、求めてはいないと言います。『すべての物品を関税撤廃の対象にして交渉のテーブルに着く』ことを求めているだけ、特に今回の首相が勝ち取ったような報道をしていますが、これがまったくの見せかけだというのです。

そして、今回わかったことは、『聖域』や『例外』が担保されたわけではなく、『すべてが交渉次第』ということがわかったに過ぎないということです。つまり、『TPP交渉は、「交渉」です』ということを、改めて文章にさせたに過ぎないということ。

こんな当たり前のことを文章にした対価として、共同声明の中で、米側の自動車と保険分野が明記され、『米側の聖域』が明文化してしまいました。日本の『農業』『保険』『医療』などの分野は具体的に明文化されていませんので、まんまとワナにはまったヒヨコさんということです。世界の笑いものか?

これが事実だとしたら、日本の大新聞やテレビの報道は、すべて政府に都合の良い表現だけを取り上げて、国民を誘導しているプロパガンダを行っているということになります。

さらに姑息な手段を使っているのが、『調査結果』の発表です。前回の衆議院議員総選挙の時も、支持政党のパーセンテージが公開され、自民優勢のように思わせましたが、今回も同じ手口を使っているようです。

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共同通信社が23、24両日実施した全国電話世論調査によると、環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加に賛成は、前回1月調査の53・0%から10ポイント増の63・0%に上った。日米首脳会談で「聖域なき関税撤廃が前提でない」と認められたのを受けて賛成論が広がった形だ。反対は24・7%。安倍内閣の支持率は前回比6・1ポイント増の72・8%に上昇。民主党支持率は6・0%で、旧民主党などが合流した1998年の結党以来最低となった。

TPP交渉参加に賛成する理由(二つまで回答)は、「貿易自由化は世界の流れで、日本にとっても不可欠だから」の59・2%、「日本企業の輸出機会が増え、韓国などに対抗できるから」の43・0%が上位。反対理由の最多は「農業が打撃を受け、農地が荒れて環境面への影響があるから」の45・4%で、「安い輸入品が増え、国内の中小企業が打撃を受けるから」の39・7%が続いた。

内閣支持率の70%超えは2009年9月の鳩山内閣発足当初以来となる。不支持率は16・2%。支持理由のトップは「経済政策に期待できる」の34・2%だった。
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『共同通信ニュース 2/24号より引用』

★内閣支持率67.1%に上昇 "アベノミクス"支持(13/02/25)



さて、このように賛成理由をみていると、

「貿易自由化は世界の流れで、日本にとっても不可欠だから」の59・2%

「日本企業の輸出機会が増え、韓国などに対抗できるから」の43・0%

ということです。
まず、電話調査で問題なのは、前回の選挙の時もブログで指摘しましたが、誰が回答しているのか見えないということです。世論の捉え方には、例えば新聞、テレビしか観ない人なら、もちろん参加傾向が強いと思いますし、ネットでTPPの真実を知っている方は、当然反対でしょう。

TPP参加方向に持っていきたいなら、ネットのニュースは見ない、50~60歳代で昼間の時間、家にいる高齢者に電話を懸けて、質問しながら誘導していけばいいですね。政治、経済にあまり関心のない高齢者であれば、上記のような賛成理由は引き出せるはずです。さらに、この報道のしかたもおかしいということです。

調査結果だけをバラまいているのがわかると思います。
どういう集団に、どういう過程で、どんな質問を投げかけ、どういう集計方法をとったのか、まったく見えませんね。これでは、結果だけを発表する、国民洗脳機関と同じだということです。

例えば、関税はすでに低く、貿易の自由化は各国とすでに達成していますし、TPPに参加が世界の流れのすべてではありません。また、日本企業の輸出が増えるといいますが、すでに現地生産してますので、これ以上増える機会はなく、GDPの成長率でいうと、10年でたった0.54%、2.7兆円底上げされるという悲しい数値が政府から発表されています。

また、勘違いしている人が多いですが、日本は輸出立国ではありません。内需で成立している国です。このように正論を知れば、そもそもなぜTPP参加が必要なのか、原点に立ち返る必要があります。この国の『TPP参加誘導』に導く、マスコミの大新聞、テレビは、すでに死んでいるといっていいでしょう。

なぜなら、TPPは、日本の主権を壊してしまう重大問題なのに、なぜ反対意見を新聞やテレビで報道できないないのでしょうか?とても不思議だと思いませんか?

大手新聞社に務めている友人に、新聞社内のことを聞いてみたら、TPPの話題なんてでないそうです。つまり、賛成という方向で会社が指示しているので、そこで反対なんていう意見をいう人がいれば、これは無視できないということで、社内での出世も黄色信号でしょうか?ブログも書けないということです。

また、とてもおかしいのが、共同通信社からニュースソースを貰っている日経、産経、毎日という全国紙は、25日の新聞が白紙でださなければならない大問題が生じました。それは、24日の午後に7時間ほど、共同通信に加盟している編集局と回線で結ばれている『ピーコ』というスピーカーがあるそうです。

そのシステムが止まってしまったために、配信記事が使えず、紙面を埋められないという事態になったようです。このことからわかるように、結局、どの全国紙を見ても、同じニュースしか流れないという金太郎アメのように生産しているのが、マスコミの実態ということです。独自のネタは、ないのでしょうか?
まあ、政治経済に差し障りがない、ローカルなイベントネタやおめでたネタしかないのでしょう。

さて、TPP推進に怒っている援軍ができました。

そう、あのフォルクスワーゲンとの提携もストップし、日本独自のマーケティング展開を決めたスズキ自動車のスズキ会長さんです。

★スズキ会長「TPPと軽自動車は関係ない」と反論(13/02/26)



なぜならば、TPP参加した場合、米国は軽自動車の税制優遇措置が『悲関税障壁』だと思っています。当然、米国の軽自動車が受け入れられるようにするように、追求してくるのが見えています。
軽自動車の日本マーケットをシェアしているスズキ、ダイハツなどは、死活問題になってくるということです。当然、TPPには、反対せざるおえないのでは?

自動車産業の場合、すでに現地生産に移行してますから、TPP参加しても、しなくても変わらないかもしれません。それよりも、国内のマーケットがやはり壊滅的になって影響がでると思われます。このように、自動車だけとっても、問題が多発しているTPP。

安倍首相が一任して決めるようなことを言っていますが、これだけ影響を及ぼすTPP交渉参加問題は、もはや国民的議論を展開し、まだまだ時間をかけて決める必要がありそうです。

バスに乗り遅れてしまったら、そのままホッときましょう。
安倍さんの愚かな判断で、列強の食い物にされる日が来ないことを祈ります。
原点に返り、国益を守りましょう!がんばれスズキ!

それでは、また。



ガソリン、電気が値上がりしても給料が増えない、富裕者優遇政権になるか?支持率が上昇の不思議。

2013-02-26 21:37:16 | 日本の政治
こんにちは、千里です。この間、ガソリンを入れようとスタンドに立ち寄ったら、ガーーン。すでに円安効果もあってか、値段が上がりはじめているのです。

先月に1月下旬にレギュラー143円(1リッター)だった小売実売価格も、昨日の24日に時点で149円になっており、看板価格では、150円を超えてきました。円安効果は、本格的にこれから組み込まれてくるので、来月には、158円~160円になると予想されています。ハイオクともなれば、看板価格は160円を超えており、実売価格も158円程度で推移しています。

となると、今後さらに円安が進むことで、値上がりが避けられない事態になりそうです。

★石油連盟会長「ガソリン価格値上がりに理解を」(13/02/21)



さらにガソリンは、二重課税という問題もありますね。

【ガソリン】値上げ横行の陰で国家の詐欺的搾取!



どんだけ税金をとればいいのか不思議ですね。

また、国民に負担がのしかかってくるのが、電気代です。火力発電が主力となっていますので、どうしても海外のLNGの輸入に頼ることになります。現在、日本では、LNG価格は、他国と比べて5倍以上の法外な値段で引き取っているので、それがそのまま電気代に上乗せしたかたちで反映されてきます。世界的に観てみると、LNG価格は値下がりし続けているので、電気代があがることはおかしいのですが、経営努力が足りない日本の電力会社は、エネルギー安定優先で価格交渉しているので、調整弁が働いていません。

また、電力会社はご存知のように、かかったコストを上積みしていき、電力会社の利益を確定した上で、電気料金に反映させる総括原価方式をとっていますので、料金を安くしようという市場マーケットの意識は働きません。さらにすごいのは、赤字会社ならまずは経営者の人件費抑制があたりまえです。しかし、電力会社では、社長や会長などを経験した役員OBらに支払う顧問報酬として、関西電力は顧問14人に対して年約1億4千万円、九州電力も顧問・相談役3人に対して8900万円をそれぞれ払っているといいます。

このように自らコストカットする意識もなく、まだまだ資産が残っている電力会社は、国民に値上げ要求する資格はないと思いませんか?

茂木経産相、天然ガス価格下落織り込み「電気代値上げ幅圧縮を」(13/02/21)




円安に触れたことで、ジワジワ値段転化できるところから値上げされてきているようですが、それではサービス料金などは、値上げできるでしょうか?モノの値段であれば、コスト負担となりますので、そのまま転化しますが、人件費となるサービスは、値上げ上昇は期待できないかもしれません。

そもそも、値段を上げていけば、買い控えるのが心理です。しかも、消費税増税やエネルギー価格の上昇があり、あらゆる値段があがっていきます。このような状況の中で、さて給料が上がるのでしょうか?

問題のポイントはここです。緩やかなインフレにしたいために、『アベノミクス』と称して、強引に財政、金融の面から改革をはじめていますが、いくら強引に施策を実行しても、マーケットに需要そのものがなければ消費されません。

そして、消費するためにも、まず給料そのものが上がり続ける必要があります。所得の上昇がなければ、結局買い控えることになるので、物価だけはムリやり上昇していくが、いつまでたっても景気が良くならない構造になりかねません。

すなわち、今やっていることは、原因と結果が逆であり、最初に需要があり、モノが上がり続けた結果インフレになるということなのに、その原則を無視して原因はあとづけにするような施策をしているのですが、はたして原因をつくれるのでしょうか?

最初に価格だけ跳ね上げても、ますます需要が冷え込んでしまったら、おかしなことになってしまいます。株や不動産の資産価格だけが値上がりしていき、それ以外の生活必需品は下げなければ消費されないデフレ構造が続くという、これまた歪な構造になっていく可能性も否めません。
スタグフレーションでしょうか?

消費税とか、海外投資家へお金を廻すようなことは止めて、需要を喚起するための施策を業界問わず、幅広く打ち出すことが条件になると思います。今やるべきことは、富裕者がますます富むような施策は止めて、しっかり富裕税をとったり、株主からの証券優遇措置を止めたり、大企業への優遇措置を止めて、内部留保しているマネーを使ってもらうようにすることが大事だと思います。

★富裕層に応分負担を




政党よりも、国民のためになる正しい主張をしている方を応援したいですね。

これは、作家の武田知弘氏も主張しており、富裕者に富裕税1%を導入するだけで、80兆円アップとなります。そう、消費税5%アップしてわずか10兆円ですから、ある人から負担を平等にとっていくことが大事です。

例えば、トヨタ自動車の社長の実質税負担は、労働者よりも低いということを知っていましたか?

豊田章男氏の2010年度収入は、約3億4000万円ということなので、所得税と社会保険料の合計は、5438万円であるといいます。負担率は、わずか21%ということです。
これと比較して、2010年度の給与所得者の平均年収は、約430万円ということで、この人たちの負担は、税金と社会保険料だけで、149万円。これは、収入に対して約35%なので、なんと一般の給与所得者の方が、負担率が重いということがわかります。

これには、カラクリがあるようで、金持ちには、課税の抜け道があるので、トータル的にみると、負担率が低くなってしまうという構造のようです。

よい例として、持ち株の配当金などがあります。これは、配当所得は、どんなに収入があっても、所得税、住民税併せて、一律10%になっているので、まるまる儲けとなります。また社会保険料にしても、掛け金上限制度があるため、年収1千万程度の人が最高で、それ以上は多く払う必要性はありません。

日本は、所得の多い人が、それだけ社会的責任があるということで、累進課税というしくみで、高収入の人ほど負担が増えていく方法だと教わりましたが、実態は、様々な抜け道のより所得の低い人ほど重くなるという逆進課税が働いているようです。びっくりですね。

この間、政治家の資産が公開されていましたが、これも真実の数値ではなく、そこには低く見せるカラクリがあるようです。そして、このように富裕者だけが優遇されていく構造になっているのも、もちろん自分で、自分の首は絞めたくないからですね。

ですから、そういう甘い考えの人は、政治家を辞めていただき、国民視点で考えてくれる政治家を選びたいものです。私欲は、二の次、三の次にしてください。

今回のアベノミクスも、まずは投資先を、ゼネコンということで、昔からなじみのある業界?を選んでいますが、将来性のある、経済活性化に導くあらゆる事業全般に万遍なく投資していかなければ、インフレ目標も絵に書いた餅で終わりそうですね。

それでは、また。

参考になる本を2冊紹介しましょう!

1)『リフレはヤバい』 
   著者:小幡積 発行:ディスカバー・トゥエンティーワン

2)『税金は金持ちから取れ』 
   著者:武田知弘 発行:金曜日

ぜひ、読んでみてください!


命名『ヒヨコ派』決定か!タカ派と呼ばれる安倍首相、オバマ鷹に丸呑みされるヒヨコとなるか?

2013-02-23 18:28:12 | TPP
こんにちは、千里です。いよいよ本日、安倍首相は、米国オバマ大統領との会談に望むことになりましたが、一番焦点は、やはり『TPP交渉参加問題』です。
23日の会談での日米同盟の強い絆が復活ということで、確認したようです。

★「日米首脳会談」強い絆完全復活、TPPで共同声明  2013.2.23



それににしても、両首脳、あまり喜ばしい顔をしていないということで、たぶん言葉遊びの儀礼的なものであったのかと思います。安倍首相は、TPP参加問題において、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、 交渉参加に反対している姿勢をだすことで、オバマ大統領から条件の再確認ということで、「聖域なき関税撤廃」の例外措置もありうることを取り付けることが目的でした。

どうやら共同声明で発表もされるようで、まずはTPP参加に向けての下準備をしたことになります。オバマ大統領も、ここで反対されては困るので、正式参加するまでは、日本の言い分をとりあえず聞くことにしたようです。参加後、コロと態度が変わると思いますが。


★日米首脳会談 経済再生・TPPについて



さて、このようにTPP交渉参加に先立って、『一方的にすべての関税を撤廃することをあらかじめ求められないこと』を確認しました。

しかし、これはあくまでも、参加前の条件確認のようなもので、参加させてしまえば、交渉過程の中でどうにでもなるだろうと思っているのでしょうか?

このため、こういう『前提条件があるから安心して参加しよう!』という議論にはならず、そもそもなぜ参加することに意義があるのか、その議論をしてもらいたいと思います。

なぜ、参加なのですか?どれだけ日本にメリットがあるのですか?
参加により、国益がどれだけ拡大するのですか?

先週、西田先生が与党になっても、現政権に対して鋭い質問の追求がありました。

★2013.02.18 参議院予算委員会 西田昌司 (35分からTPP質疑)



JALの問題追求はあたりまえで、さらにTPPについて討論しました。

『そもそもメリットは、何なのでしょう』と安倍首相に追求しています。

安倍首相は、『米国とアジアのあたらしい自由貿易圏の追求、そして新しい成長を取り込むことを念頭においている』ということです。
まあ、あまり答えになっていませんが・・・

しかし、その成長は、10年間での経済効果を予測すると、100%関税撤廃した場合、9カ国でたった0.54%、2.7兆円底上げされるという悲しい数値です。これは、成長というよりもまさにGDPの誤差の範囲です。

現在のアベノミクスで、25年度2.5%の経済成長になると予想しているので、TPPなんかに参加しなくても、充分成長していけるのです。これは、日本が貿易立国ではなく、内需立国の国だからです。

そして、下手にTPP参加することで、日本の国益を削ぐ結果になると西田議員は警告しています。つまり、自由貿易協定は、先進国にとって、国内は空洞化につながる政策であり、多国籍企業だけが恩恵を受け、日本の国力そのものは削がれていくことにならないか?ということです。


正しい質問のしかたをすることで、正しい結果が導けるのではないでしょうか?

1)なぜ、TPPに参加したいのか?
2)なぜ、TPPに参加して、何を達成したいのか?ビジョンや目標は何?
3)TPPに参加した場合の日本のメリットとデメリットは何か
4)そもそも参加して、国益は拡大するのか?
5)結果、日本国をどのような方向に持っていきたいのか?
最後に、TPPに参加により国民の安全と安心を守り、今以上に幸福になるのか?

さて、参加する前に、真剣にこのような質問に答えていかなければなりません。

そして、その答えが、TPP参加以外で達成できるならば、この貿易協定だけにこだわり続けるのは、止めなければなりません。なぜならば、国益を考えたとき、参加することがデメリットになる場合もあるからです。

しかしながら、日本のマスコミは、本当の議論をしません。
これは、日経ビジネスが特集している記事ですが、ほとんどTPP参加が前提の議論になっています。

このように、こんなタイトルをつけること事態、マスコミ失格です。

まだ決断していませんが、既成事実をつくろうと必死です。不思議ですね!
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安倍首相、TPP交渉参加決断へ!
安倍晋三首相がTPP交渉に参加する意向を固めたことが分かった。2月下旬の日米首脳会談後、国内調整を経て正式に表明する方向だ。ほかの経済連携交渉を円滑に進めるためにも早期の農業改革が急務となる。

★日経ビジネス オンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130214/243733/?rt=nocnt
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さらに、こういう特集をして、TPP参加へのメリットを植え付けようとしています。
ほとんど反対の議論がありません。

2011年11月17日 「TPPが食料安保を脅かす」という非常識
第9回 北岡伸一・東京大学法学部教授

2011年11月16日 コメの逆襲はTPPから始まる
第8回 本間正義・東京大学大学院農学生命科学研究科教授

2011年11月15日 TPPなしでは韓国に負ける
第7回 石川幸一・亜細亜大学アジア研究所教授

2011年11月14日 TPPが中小企業を救う
第6回 戸堂康之・東京大学新領域創成科学研究科教授

2011年11月11日 「米国は日本のTPP参加を歓迎する」
第5回 クマール米商務省次官補

2011年11月10日 「TPPに乗り遅れれば二度とチャンスは来ない」
第4回 浦田秀次郎・早稲田大学大学院教授

2011年11月9日 「日本抜きのアジア経済秩序はあり得ない」
第3回 小寺彰・東京大学大学院総合文化研究科教授

2011年11月8日 「TPPは食料自給を考える最後のチャンス」
第2回 庄内こめ工房・斎藤一志代表取締役

2011年11月7日 「農業の守り方を間違った」元農水次官の告白
第1回 高木勇樹・元農林水産事務次官
【日経ビジネスオンラインから引用】


さすが、財界の御用新聞です。このように、ほとんど主要なマスコミは、TPPに対しての反対記事を書きませんので、まるで、TPP参加して、自由貿易協定を拡大することが、日本のとってのメリット、幸福であるように錯覚してしまいます。

ネットでの議論を観ている方は、TPPが不平等条約であり、日本を『経済植民地』にするためのツールであることが理解できると思います。

さて、帰国した安倍首相は、『一方的にすべての関税を撤廃することをあらかじめ求められないこと』をオバマ大統領と確認したということで、TPP参加に向けて議論したいということですが、もしTPP参加ということになれば、その時点で、安倍首相は、歴代の首相の中で、『国を守れなかった男』ということで、ヒヨコになるかも知れません。ターニングポイントで国を破綻に導いたということで、汚点の名前だけしっかり残りますね。

残念ですね。国内では、タカ派、右翼という称号をいただいていた安倍首相ですが、 本当のタカではなかったということで、オバマタカに飲み込まれる『ヒヨコ』だったということです。
TPP参加後は、『ヒヨコ派』ということで、命名しましょうか?

さて、私たち国民は、本当に日本を守ってくれる人は誰なのか?を吟味しなくてはなりません。政治家の中でも、過去に必死に命がけで、国民の財産やかけがえのないものを守ってくれた政治家がいます。さて、安倍首相は、その方々の精神を引き継いでいるのでしょうか?
本当のタカであってもらいたいものですが、ここ数ヶ月を見守っていきましょう。


★眠ったままの日本人へ~中川昭一氏が残したもの



それでは、また。

追伸:面白い、大人気動画だそうで!
このカエルさん、なんと威嚇してるとのこと。






『宇宙戦艦ヤマト』にヒントあり?ロシアの隕石は、『遊星爆弾』だった?

2013-02-21 14:50:05 | テロ&クーデター
『 タータッタ、タータッタ、タッ、タター、タララ、タタタタター、
タララッラー』という楽曲のリズムで思い出すのは、ご存知『宇宙戦艦ヤマト』。

松本零士の大ヒットアニメを知らない方もいると思いますが、昨年から新たな作画でリニューアルされ、33年ぶりに『宇宙戦艦ヤマト2199』としてスタートしました。

★『宇宙戦艦ヤマト2199』
http://yamato2199.net/index.html

ストーリーは変わらずに、絵が現代風タッチになり、幅広い年齢層の方に受け入れられやすいようになっているようです。すでに観てみましたが、とても表現がリアルで、工夫された演出と展開に改めて、感心してしまいました。

すでにストーリーを知っている人も多いと思いますが、簡単に説明しましょう。

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西暦2199年、地球は滅亡の危機に瀕しており、2191年、地球人類は初めて地球外知的生命体「ガミラス」と接触しました。友好関係を築こうと試みた地球に対し、ガミラス側は一方的に戦端を開くと、情け容赦のない冥王星基地からの『遊星爆弾』を用いた無差別攻撃を開始しました。

人類は地下都市へと追いやられ、防衛艦隊も壊滅寸前となりましたが、異星人の惑星イスカンダルに存在する汚染浄化システムで地球が回復できる知らせを受けます。そこで、イスカンダルから技術供与も受けて恒星間航行用の宇宙戦艦「ヤマト」を密かに建造していた地球では、イスカンダルに向けて、往復33万6千光年の旅に発進することになります。1年という限りある時間の中で、敵と戦いながら、地球を救う冒険スペクタルという内容です。
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Wiki参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%882199

★『宇宙戦艦ヤマト2199 第一章 遥かなる旅立ち』 220秒PV



さて、この『遊星爆弾』を用いて攻撃したするシーンが最初に登場します。
最近、どっかでみませんでしたか?

そう、あのロシアの隕石落下の映像にそっくりですね。

★ロシアに落下した隕石の鮮明な映像その1 スロー&ズーム 小惑星



【隕石】 ロシア 当日21:00の映像報道




まさか現代の地球で、そんな人工的な隕石を爆弾にして落下させることが可能なのでしょうか?私も、最初はどうなのかなーと考えてみましたが、出来るだろうという結論に達しました。なぜなら、ロシアの隕石落下のニュースを聞いたとき、なぜかあまり驚かなかったのです。

それは、去年から今年にかけて惑星二ビルによる影響で、隕石が落ちてくるだろう?というウワサもあり、それが捏造されたストーリーならば、人工的につくって1発や2発落として、脅すこともあるだろうと予想していたからです。だから、ニュース映像をみたときピンときたのです。

★2012年12月21日~3600年周期の『惑星二ビル』がやってくる? “ トンデマ”でも、備えあれば憂い無し!
http://blog.goo.ne.jp/yamato528/e/e0348a2e42ba342658c0b80b060367e4


そして、少し調べてみると、

ロシア隕石落下 旅客機の操縦士らが隕石の爆発の瞬間を目撃(13/02/19)



あれれ、隕石は、何かにぶつかって爆発したわけではないのですかね。
空中で爆発した瞬間をみた操縦士がいるなんて、おかしいですね。

また、隕石の威力は、ヒロシマに投下しさた原子爆弾の30倍になるということだからびっくりです。

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15日、チェリャービンスクに落下した隕石の威力について、米国航空宇宙局(NASA)は新たな情報から修正を行い、当初試算したよりずっと大きなものであったことを確認した。隕石の爆発力は0.5メガトンで広島に投下された原子爆弾の30倍に相当する。

NASAの出した新たなデーターでは隕石の大きさは17メートル、重さは1万トンで大気圏に出たときの爆発時のエネルギーは30-500キロトンに達した。

NASAの新たな評価は5つの超低周波音測定ステーションからの補足データーを集めて出されたもの。そのうち1つのアラスカのステーションは隕石の落下し たチェリャービンスクから6500キロに位置する。ステーションからの情報では隕石が大気圏に出た瞬間から爆発するまでの時間は32.5秒とされた。

15日、モスクワ時間で7時20分、ウラル地方で隕石が長い尾を引く火の玉となって落下している様子が観測された。落下はまぶしい発光と大爆発を伴った。 チェリャービンスクは落下位置から近く、爆発の影響で建物が壊れ、10万平方メートルを越えるガラスが割れた。落下の模様を1200人近くが目撃してい る。
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リアノーボスチ通信から
http://japanese.ruvr.ru/2013_02_16/105007475/

そして、隕石が落下した原因を調査するべきなのに、なぜか、もう終了するそうです。
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隕石の破片が落下した可能性のあるチェリャビンスク州チェバルクリ湖の調査が完了した。州非常事態局報道部によれば「調査は終わったが、隕石の破片は発見されなかった。
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インターファクスから
http://japanese.ruvr.ru/2013_02_16/105032327/

早いところ、調査の幕引きをして、『人工隕石爆弾』がバレてしまうのを防ごうということかな?
さらに不思議なのが、大量にロシア隕石落下の動画がアップされていることです。

NASAが1年前から追跡していたようですが、ロシアに落下することは予測できませんでした。天文観測のスケールからすると小さすぎのようで、昼間に接近するので観測が難しいということです。

しかしながら、予告無しにロシアの市街地を襲った隕石の映像は、誰かがそれを事前に知っていたかどうかはわかりませんが、大量にアップされているということは不思議ですね。
まるで、世界中に恐怖エネルギー拡散させたい人がいるのでしょうか?
ロシア市民は、ダッシュボードにカメラをつけるのが流行っているということでもあるらしいですが。

そして、もしこの隕石落下がイベントであったとしたら、そうイルミナティカードがあるはずです。



ありましたね。しかも、この隕石のシミのかたちは、カザフスタンに似ているというから驚きです。

★イルミナティカード 隕石の一撃(Meteor Strike)
http://reptilianisreal.blogspot.jp/2013/02/meteor-strike.html

まあ、あくまでも推測ですが、現代のテクノロジーであれば、隕石にTNT爆弾を搭載し、軌道に乗せることなど出来るのではないでしょうか?

そういう結論に達するのも、マスコミがニュースを掲載しても、きちんと原因を追求したニュースがないからなんです。本来であれば、24時間365日、地球軌道を監視しているので事前にわかるはずですし、どのような突入経路になって、なぜロシアに落ちたのか説明できるはずですが、一切そのような技術的、理論で解説しているニュースソースはありません。あまり詳しく報道すると、ボロがでるからなんでしょうか?
マスコミの報道の仕方を観ていても、今回の隕石は『遊星爆弾』決定ですかね。

そして不思議なことに、こんな動画もありました。

葉巻型UFOが、隕石を意図的に爆発し、被害を事前に防いでくれたような映像があります。
これは、非常に謎ですが、人間の知覚範囲を超える出来事もあるだろうということで、否定はせずに事実だけ受け止めることにしましょう!皆様の想像にお任せします。

# Meteorite [ UFO saved Chelyabinsk ? Or not ] # OVNI



もし、これが本当であれば、地球の技術を超えるテクノロジーなので、実行犯も敵わないか?残念!それでは、また。

《追伸》
宇宙戦艦ヤマトを観てない方は、ぜひ観てください!
ヤマト魂が蘇りますかな?

【監視カメラ野放し状態】ネコと監視カメラとプライバシー。あの片山容疑者は、徹底抗戦だそうです!

2013-02-19 21:40:38 | 茹でガエルにならない方法
こんにちは、千里です。ここ最近、『監視カメラの設置と利用に関する条例』を制定する自治体が多くなってきました。それもそのはず。

警視庁など捜査本部160人態勢で捜査していた『パソコン遠隔操作ウィルス事件』において、容疑者逮捕の端緒となったのが、監視カメラに写っていた江の島の猫につけられた首輪をつけたであろう男の姿が浮上したからです。


PC遠隔操作ウイルス事件 片山祐輔容疑者逮捕 2013.02.10



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真犯人から「新春パズル~延長戦~」と表題の付いたメールが報道機関などに届いた。メールを解読すると、首輪を付ける前後の猫の写真が表示された。捜査の 結果、写真の場所は江の島、首輪を付けた日時は1月3日。猫は警視庁の捜査員が5日中に発見した。首輪にはSDカードが付いていた。

~「IPアドレス」で送信元をたどる作業は難航。昨年末の時点では、警察内部でも「真犯人特定は極めて困難」との見方が強かった。ようやく真犯人が現実世界に姿を現した。1月3日の江の島は参拝客らが多く訪れており、複数の人物が猫に近づいていたが、カメラ映像の解析の結果、首輪が付けられる直前に猫に接触した眼鏡姿の男が浮上した。首輪のSDカードに遠隔操作ウイルスの設計図にあたる「ソースコード」が含まれていたため、捜査本部は当初、ウイルスを作成した不正指令電磁的記録作成容疑などでの立件を検討。片山容疑者の逮捕となった。
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『日本経済新聞社 ニュース記事から引用』

さて、この事件で大活躍した監視カメラですが、江の島の地元商店街が万引き防止などの目的で設置した防犯カメラであり、35台が稼働し始めたのは昨年12月21日だそうです。首輪が付けられたわずか2週間前だったので、非常にグッドタイミングでしたが、現在、江ノ島ではカメラに映らずに歩くことは困難だということです。

★ネコも大迷惑ですね!



監視カメラは、事件解決に貢献したように見えますが、一方では、カメラ映像を警視庁が監視し、事実上管理しているということがこの事件を通して明らかになりました。そして、監視による個人の肖像権、プライバシー、表現の自由の問題にもなりつつあり、監視体制についての議論が欠落しています。現状では、好き放題に個人を記録して、監視サイドを野放し状態にしているのが現実です。

そこで、ようやく各自治体では、『監視カメラの設置と利用に関する条例』を制定するところが多くなってきました。

例えば、豊田市では、防犯カメラの有用性に配慮しつつ、市民等の権利利益を保護し、安全・安心な地域社会の実現に寄与することを目的して、次の条例案を想定しています。
簡単に説明すると、設置とデータの取り扱いに関するガイドラインをつくり、明文化しておくということです。条例には、目的、定義、基本原則、設置運用基準の届出、設置者の義務、取扱者の指定、画像データの適正な取扱い、画像データの開示、苦情対応、報告及び勧告などの基準をつくっており、一般市民へのプライバシーに配慮しようという姿勢になっているようです。

詳しくは、下記を参照ください。
★防犯カメラの設置および運用に関する条例検討委員会
http://www.city.toyota.aichi.jp/public_comment/h24/01/recruite/index.html


しかしながら、その条例にも問題があり、収集したデータを第三者へ提供する場合の厳格な規制をしているわけではなく、どのように利用、運用されているかまで含めた監視された人への公開も必要だということです。

これは、犯罪や防犯に関わることなので、公開できないというのではなく、元々それを阻止しようというための市民との合意の上での監視体制の構築なので、最終的にどうデータが活用され、どのように個人が特定されていくかまで含めた監視側への要求がなければ、プライバシーや表現の自由を守ることはできないかもしれません。

そこで、日本弁護士連合会では、『監視カメラに対する法的規制に関する意見書』を提出しています。
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現在,官民の監視カメラの設置・運用のあり方を定めた法律は存在しない。 条例もわずかの市区が設けているに過ぎない。監視カメラの運用ガイドライン を定めている都道府県も,一部に過ぎない。しかも,これらの条例やガイドラインには,収集した画像の第三者提供を必要最小限に限定するという観点からの厳格な規制はない。そのため,現状では,何らかの犯罪が起こった場合には, 関連性や必要性について慎重な検討が行われることなく,大量の監視カメラ画像が警察に任意提供されており,その保管・利用等の実態も不明である。
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http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2012/120119_3.html

このようにガイドラインをつくっても、監視側に都合のよい法令になってしまう可能性があります。このため、捜査機関においても基準をつくり、それを遵守することが求められます。

今回のように、捜査の検挙に役立ちましたが、実はあまり有効性もないことも指摘されています。なぜならば、監視国家イギリスでは2008年間の1年間に1000台の監視カメラを設置しても、1件の犯 罪しか検挙できなかったということです。多額の費用がかかるわりには、効果が期待できないということです。

これも当然です。なぜならば、監視カメラを設置しても、それをリアルタイムで監視する人がいなければ、犯罪現場を押さえることはできません。時間がたってから探しだしても、すでに犯人はそこにいません。

つまり、プライバシー侵害を引き起こすわりには、安全に関してはほ とんど改善をもたらさないので、結局、事後処理に近いものがあります。
さらに、龍谷大学法科大学院浜井 浩一教授によると次の見解を示しています。

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「以上を総合して評価すると,監視カメラの効果は,駐車場での自動車関 係の犯罪に対しては防犯効果が認められるが,暴力犯罪については効果が認められない。また,その防犯効果は,・・・劇的な効果とまでは言えない。 さらに,効果が認められるのはイギリスでの研究に限定されている。つまり, 監視カメラには,科学的に防犯効果がないわけではないが,その効果は,駐車場での車上狙いなど限定的である。」
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ということです。

問題なのが、根本的な検挙つながらず、犯罪抑止効果がないのならば、なぜ監視カメラは必要なのでしょうか?不思議ですね。

まあ、いつの時代も権力者サイドは、国民を監視できれば一番よいと願っています。
なぜならば、転覆を計画するのは、いつの時代でも国民、市民だからです。
保険みたいなものでしょう。

さて、今回の『パソコン遠隔操作ウィルス事件』で検挙されている片山容疑者は、徹底抗戦するようです。片山容疑者は、『まったく身に覚えがない』と一貫して容疑を否認しており、自分よりも優れた能力のものが犯人であり、別人だということを主張しています。さらに、『録音しないなら応じない』ということで、徹底抗戦の構えであるということです。
さて、警察は、有罪にできるのでしょうか?
これは、もしかしたら『誤認逮捕かも?』とも言われています。


なぜならば、現在まで、片山がネコの首輪に取り付ける映像が公開されていないからです。
そして、サイバー犯罪の場合は、状況証拠の積み上げで逮捕できるわけではなく、アクセスしていた履歴やIPアドレスの特定されたなどの直接証拠が必要になるからだそうです。




うーん、どうやら今回も誤認逮捕?これは、雲行きが怪しいようですね。
監視カメラの有用性は、限定していながら、今後監視の枠はますます拡大してくると思うので、国民は関心をもって対応していきましょう。

それでは、また。

【腑抜け国民養成】『仮面ライダーウィザード』からわかる ! 洗脳教育で日本人から自立心を奪う?

2013-02-17 22:01:57 | 音楽&NWOメッセージ

【参照:http://cfsl.net/tsunami/?paged=2
「Tunami 津波」というサイトでチャリティーで出品されていたようです。
すばらしいイラストをありがとう。仮面ライダーサイコー!

こんにちは、千里です。今からちょうど41年前にはじまった『仮面ライ
ダー』も、すでに23作品もあり、長寿の人気ヒーロー番組として、国民から絶大な指示を得ています。私も、幼いころから『仮面ライダー』のスナック菓子についていたライダーカードを集めて、楽しんでいました。今では、40代の現役世代と子供が一緒に楽しめる番組になっていると思います。

私も、一時期遠ざかっていましたが、ここ数年ドラマづくりの新鮮さに惹かれ、平成ライダーのシリーズから見るようになりました。毎回、善と悪に分かれて戦う方法は、基本として変化しませんが、オリジナルな演出方法は、時代とともに変化をとげ、それが斬新さを生むことで国民的人気番組に成長したのでしょう。

例えば、あのトレードマークであった赤いマフラーとライダーバイクは、『仮面ライダー電王』の時には、時の列車デンライナーがメインとなって登場し、かろうじてバイクスタイルで電車操縦することで残しています。
また、去年の『仮面ライダーフォーゼ』に至っては、宇宙と地球が舞台となり、ライダーそのものがロケットのような姿になってしまいました。かろうじて、ライダーっぽさは残しましたが、逸脱の限界かも知れません。今年の『仮面ライダーウィザード』では、マトモな姿に戻りましたので、少しホッとしました。


【高画質】仮面ライダーウィザード 制作発表記者会見



さて、実は今日は、このような仮面ライダーウンチク話しをしたいのではなく、そもそも『なぜ?仮面ライダーを子供のころから見せられるようになったか?』ということです。
そう、人気番組だし、当然子供はヒーロー&アクションは大好きなので、ついつい親も見せてしまうのでは?と思いますよね。現実には、そうでしょう。しかし、番組制作者においては、必ず制作意図を持って提供しています。

これは、どんなモノゴトもそうですが、製品やサービスがそこにあるのは、その背景に意図があるからです。例えば、今文字を打っているパソコンは、『人間の知的作業を支援するツールになる』という目的があります。あるいは、本や雑誌などは、『コンテンツを通じて、情報を与え、変化させる』というようなことが最終目的であり、作者、著者の立場からすれば、本を通じて影響を与えることができたら本望でしょう。

それでは、この『仮面ライダー』の番組意図は、何でしょうか?
少し一緒に考えてみてください。
子供に勇気と希望を与える。子供に強い道徳心を植え付ける。子供に善と悪の判断を理解させる。
まあ、いろいろあると思いますが、私はある著者の方の本を読んでいて気づきました。
『仮面ライダー』は、『国民から自立心を奪うこと』が本当のウラの番組意図なのではないか?ということです。このような企画であれば、当然却下されるので、オモテ向きは隠しておいて、ある一部の真実を知る人々だけで進めているのではないかと思います。企画意図がわからなくても、たいてい皆さん動きますので。

なぜ、このような結論に至ったかということを、これからお話ししたいと思います。
今回の『仮面ライダーウィザード』を例に上げると、3つあります。
『仮面ライダーウィザード』のコンセプトは、『ヒーロー』『希望』『魔術』の3つです。


●『ヒーロー』像を植え付けることで、他力本願のココロを育てる。

これは、『仮面ライダー』すべてに共通していますが、『ヒーロー』は誰でも大好きです。
なぜ、『仮面ライダー』が好きになってしまうのでしょうか?

それは、あなたの希望を叶えるように、手助けしてくれるからです。
あなたにピンチが訪れたときに、必ずどこからかサッと表れて、私を助けてくれるのでは?というイメージがあると思います。『ヒーロー』は、ピンチをチャンスに変えることができるのです。

だから、ココロのどこかで歓迎しているのだと思います。
そしてまた『仮面ライダー』を見ている自分も、いつかあのように『ヒーロー』になりたいと思うようになり、あこがれの存在になっていきます。『ヒーロー』は、現実世界に表れず、自分とは遠く離れたものであり、『ヒーロー』像を想像することで、満足するようになっていきます。

毎度、『仮面ライダー』を見終わると、自分とは違う『ヒーロー』像に感動し、また次回もこの満足感を埋めるために、見ることになります。終わりはありません。だって、『ヒーロー』はあこがれの存在であるし、テレビの中じゃなきゃ、表れないからです。そこで、現実世界でも、少しは『ヒーロー』に近づいてもらうために、『変身ベルト』や『ライダーカード』、また『ライダーゲーム』などを用意して、購入してもらうことで、ビジネスに展開できるようになっています。心理面を利用した玩具商売ということですが、これは、これでどんな商売でも心理戦なので、いいとしましょう。

問題は、『あなたは、『ヒーロー』になれない!』としていることなのです。だって、『ヒーロー』は、他人の『仮面ライダー』であり、どこからか現れ、救ってくれのではないか?と思ってしまいます。

★Bonnie Tyler - Holding Out For A Hero 『ヒーロー』(PV/日本語字幕)



さて、現実世界は、どうでしょうか?

いつまで経っても、『ヒーロー』は表れません。あなたの問題は、あなた自信で解決しなければならないからです。そして、善なる行いは、あなた自信が取り組むことが大事であり、他力本願思考では、世の中よくなることはありません。悪なる者、利権をすでに獲得している権力者たちは、他力本願の民衆から搾取するだけです。これが、現実の世界になっており、個人でも、国でも、利益をかけて挑戦しているわけです。個人は、会社や組織との競争、国は他国との競争であり、他人がやってくれることを待っているだけでは、成立しません。

しかしながら、この『仮面ライダー』はどうでしょうか?
すべてのピンチは、『仮面ライダー』が解決してくれます。
このように『ヒーロー』像を利用して、他力本願のような心根をつくっておけば、幼いころから『仮面ライダー』をみて成長した人間は、『ヒーロー』像は、他人になるので、自立できない人間として成長をストップさせることができます。

結論としては、『ヒーロー』像=『自分』という構造になったときに、本当の勇気やチャレンジ精神がわきおこり、他力本願ではない、自立心が芽生えてくるのです。『仮面ライダー』を幼いころから見せる目的、これは『自立心を奪う』洗脳にあったといえると思います。

そして、これは今でもずっと続いています。日本人は、いつ自立できるのでしょうか?このカラクリに気づくことで、目覚めていくのではないでしょうか?

●『希望』を連呼することで、『喪失感』を助長させ、同時に現実を封印する!

『仮面ライダーウィザード』の主題歌を聞いたことがありますか?
好きじゃない方は、ほとんど知らないかもしれませんが、今流行のゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんが歌っています。私は、この楽曲は好きな方で、かっこいいと思います。

★仮面ライダーウィザード -Kiryuuin Sho鬼龍院翔-Life is SHOW TIME MV (FULL)



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マジ(Magic)か!?マジで!?マジだ!!!!SHOW TIME!

まるで月と太陽 重なる時の衝撃
誰だって 奇跡信じてみたい
時のまま流れる 手も足もでない○○
でもそれじゃ 息も詰まっちゃうから

きっと必要不可欠の エナジー心のため
夢と予想 良い意味で
裏切ってくれるもの
(3・2・1 SHOW TIME!)

MAGIC TIME トリックじゃない
魔法疲労 ハンパねぇぜ!(マルト ハレルヤ!)
記憶のroot潜り込んで 希望救い出そう
(SHOW TIME!)
Life is SHOW TIME とびきりの
運命のlife 無茶しても(マルト ハレルヤ!)
昨日今日明日未来 全ての涙を
(SHOW TIME!)
宝石に変えてやるぜ
マジ(Magic)か!?マジで!?マジだ!!!!SHOW TIME!
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仮面ライダーウィザード 主題歌 歌詞から引用


さて、この歌詞の中ででてきますが、『記憶のroot潜り込んで 希望救い出そう』とあります。
この『仮面ライダーウィザード』のストーリーは、ココロに傷をもつ人々を見つけることができれば、その傷=精神エネルギーを利用して、『魔物ファントム』(適役)が出現できる設定になっています。そこで、その傷=マイナスエネルギー、負のエネルギーは、人間の『希望』を奪うことで発生します。

そこで、『仮面ライダーウィザード』は、『魔法のエネルギー』をつかって、その『希望』を失なわないように、『魔物ファントム』と戦うという物語です。

毎度、毎度、人間たちの欲望は大きく、その欲望が壊れた時の負のエネルギーは大きく、戦うのもたいへんですが、ここでひとつ主人公は、魔物誕生の候補となる被害者に『希望をもて』と言い続けます。

ましてや、その希望が壊れたとしたら、『自分が希望』ということで肩代わりしようとします。つまり、『あんたの夢を引き継いで、おれが変わりにあんたの希望になってやる』ということです。さて、そんなことは出来るのでしょうか?

誰にでも、夢や希望があると思います。
そもそも、『希望』とは、何なのでしょうか?

東京大学の玄田 有史先生が『希望』について、こんなことを話されています。
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希望は求めれば求めるほど逃げていく。しかし希望を求めなければ、強い充実も得られない。それが、希望 のパラドックスです。カミュはかつて「希望は一般に信じられているのとは反対で、あきらめにも等しいものである。そして、生きることは、あきらめないことである」と言いました。「絶望は虚妄であるように、希望もまた同じだ」と言った魯人もそうですが、希望にまつわる言説は、どこか矛盾に満ちて聞こえます。だがそれは、矛盾よりも真実なのです。希望がつねに失望を伴いながら、それでも希望が充実の源泉だというのは、希望に関する信念ではなく、希望に関する事実なのです。
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http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/outline.html

ここから推測できることは、『希望とは、絶望と両輪である』ということです。希望を持てばもつほど、それが叶わなかった時の失望の大きさは、誰でも感じていると思います。

では、この希望を誰かに肩代わりしてもらえるのでしょうか?
ライダーは、変わりになってやると言います。
しかし、このライダーが裏切ったら、またそれが大きな失望に変わります。

まるでパラドックスですが、ここに『希望』を連呼する理由があります。
つまり、現代社会では、自分の希望を叶える割合というのは、極端に低くなっています。
例えば、すでに米国や日本で、一流の大学に進学したいと思っていても、親の年収などにより決まってしまう場合があります。英国などは、すでにどの家庭に生まれてきたかで、ほぼ人生ルートがわかってしまうようです。作家のデーヴィット・アイク氏によると、現実社会において『希望』とは、回転木馬のようであり、絶対前にある対象物に近づけない仕組みのようになっていると言います。仕組みそのものが、妨害するためにつくられたようなものということです。

だから権力者サイドは、『希望をもて』と必ず言います。この希望を持たせておくことに意味があるわけです。なぜならば、『希望』があれば、とりあえず目の前にことには、我慢し、遠い将来のことに視点がうつるからです。つまりは、『今の現実を見させないためのテクニック』ということです。

例えば、内閣官房では、東日本大震災の復興のための構想会議を開いています。そこで提言している資料として、『復興への提言 ~悲惨のなかの希望』というタイトルで、提言をしています。
一部資料を覗いてみると、次のように語っています。

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被災地の人たちは、「つなぐ」行為を重ねあうことによって、まずは人と自然の「共生」 をはかりながらも、「減災2」を進めていく。次いで自らの地域コミュニティと地域産業 の再生をはたす。「希望」はそこから生じ、やがて「希望」を生き抜くことが復興の証しとなるのだ。
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『復興への提言 ~悲惨のなかの希望』から引用
http://www.cas.go.jp/jp/fukkou/

と言っています。
そこで、その希望を持ったことで、どれだけ復興が進んでいるでしょうか?

すでに理解されているように民主党時は、ボロボロで、復興予算が関係ないものまで使われてしまい、目の前の現実を見せないように使われるマヤカシワードであったということがわかります。『希望』なんていう前に、『サッサと行動して、復興しろ!』ということです。

つまり、『希望』という言葉、権力者サイドにとっての都合のよいワードであり、それを連呼することで、淡い欲望を持たせておくための、❝国民手なずけの技術❞ということがわかります。現体制に抵抗されては困るので、反逆させないためのカムフラージュということですね。
それが、すでにこの『仮面ライダーウィザード』の大事なテーマとして、洗脳ドラマとして機能しているということです。(あくまでも私の主観なので、一つの意見として聞いてください)

●『魔術』をテーマにしたことで、イルミナティの宣伝番組として機能する。

ブログ読者の皆様は、すでに理解している方も多いと思いますが、世界的に国がらを変えて、統一していきたい組織がいます。この組織は、新世界秩序(ニューワールドオーダー)をもたらすということで、もう数世紀をかけて世界の仕組みそのものを変えてきました。それは、各国の金融であったり、政治機構であったり、産業、医療と多岐にわたります。しかしながら、なかなか変えることができないものがあります。
それが、各国の思想や宗教、哲学などの精神的な構造です。その国の人々の精神は、歴史や宗教に支えられていますので、世界統一の宗教にすることは難しい注文です。特定の一神教に戒律するように強制した場合、戦争が起こります。一番わかりやすいのが、江戸時代です。江戸時代は、日本を他国の占領から防ぐため、日本の神仏を保護するために、キシリタン追放令を出し、弾圧したことはご存知だと思います。

そこで、日本のアニメやドラマ、映画、音楽の中に、西洋の宗教、哲学、思想を入れることで、自然に受け入れさせるための体制をつくろうとしています。これは、知らない間に受け入れてしまう洗脳ですね。

さて、そこでなぜ?『仮面ライダーウィザード』は、『魔術』がテーマになったのでしょうか?
『魔術』って宗教じゃないんじゃないの?と思っている方もいると思いますが、それは誤認識です。
例えば、日本の神道では、二拝二拍一排を行い、その後に『願望』を叶える言葉を述べると思います。また、正式に神主であれば、祝詞も唱え、浄化するための作法も行います。つまり、日本の宗教においても決められた作法があります。

それと同じで、西洋の宗教においても、日頃の感謝の言葉以外に、特に神様にお願いする場合、宗教的な結社では、特別な作法をします。それが一部の人が執り行う『魔術』であり、特に日本でのイメージがおどろおどろしくなっているので、なぜか、誰でも拒否反応を示してしまいます。

しかし、統一した宗教、思想をつくるならば、そういうイメージを払拭しなければなりません。そこで、最近のアニメや特撮ドラマなどには、『魔術』の要素をいれて、若い世代に受け入れられるように仕向けているということです。今回の『仮面ライダー』は、魔術使いということなので、自然に浸透していくのではないでしょうか?

この点では、特撮ドラマ以外に、例えば最近大ヒットしている『とある魔術の禁書目録』などもその流れに中にあると思います。これら使われるテーマ音楽の中にも、しっかりイルミナティメッセージをいれています。

意外とこのアニメとライダーの曲が合いますね。

【MAD】とある魔術の禁書目録 仮面ライダーウィザードop



当然その証拠などはでません。企画意図がわかってしまえば、当然効果がなくなってくるし、普及もしないでしょうから、上手に洗脳することを狙っていると思います。前回、韓国のK-POPのことを書きましたが、これだけK-POPが日本に入ってくるのも、やはり狙い、意図があるからですね。直感の鋭い日本人は、早くから気づき、デモにまで発展し、K-POP洪水を少し止めましたが。

これは、あくまでも私の個人的な視点での解釈ということです。こういう違う視点で考える人もいるということで、理解できる方だけ理解していただければと思います。
いかがでしたでしょうか?

特撮ドラマやアニメ、音楽などのコンテンツは、とても便利なもので、知らない間にココロの中に侵入してきます。なんの疑問も持たずに、すんなり受け入れてしまえば、強い意志も変化させられてしまいます。
そんなはずはないという方は、ではどうして日本ではカルト教団の信者が多いのかわかりますか?それだけ、簡単に洗脳させられてしまうということです。

コンテンツを見たり、聴いたりするときは、充分注意してください!
また、子供に進めるときにも、深く入りこまないようにさせてください。
大人である私たちが、この『コンテンツが荒らされている状況』を知ることで、少しでも改善させていくことができると思います。ココロに残る、良いコンテンツを見せてあげてください。

※『仮面ライダー』を否定しているわけではなく、今でも大好きですが、行き過ぎはNO!
制作会社は、日本の子供たちに夢や勇気を与える正しい意図で、企画していただくことを願います。

それでは、また。

【嘘字幕動画】なるほど!こんなプレゼン方法もあったのですね。わかりやすいですが、不信感もありかな?

2013-02-16 21:33:18 | マスコミ
いつものようにパラパラ動画を眺めていたら、あら不思議!フランス人が日本の実態を暴くビデオがありました。

それにしても、真実をついている内容にびっくり。
他国のことを、こんなに詳しく知っている人もいないと思うのですが?
それもそのはず、このビデオ。
字幕捏造ですが、編集テクニックと内容に驚き。

民主党政権前にあげていたのですね。先見性に脱帽か!

★中国問題 マスコミ内部の工作員 日本が危機




さらに探してみると、安倍首相叩きの真実がわかるビデオがありました。
麻生さんのときもそうでしたが、小さなことをオーバーに捏造し、人間性を落とし込めるやり方ですね。これをみれば、わかります。

【嘘字幕】マスゴミの異常な安倍叩きをドイツのテレビが報じたようです




首相の場合は、どんな国益をもたらしたかで評価したいと思いますね。
自身の信じる思想、哲学は自由ですし、国民を平和と幸福に導いている姿勢かどうかが問われますよね。
小泉元首相のように人気だけあっても、国民生活がボロボロのままで改善されないならば、結局パフォーマンスだけの政治。米国の傀儡政権でしかありませんよね。

そして、そんなアメリカでも、マスコミ報道は、ゴミらしいので、これは世界共通なのですね。
これは、字幕捏造ではありません。

字幕【テキサス親父】自国を嫌い貶めようとするマスゴミは世界共通?




それもそのはず、権力層がまずやることは、情報統制をして、国民をコントロールすることなので、テレビ、新聞、一部大手ネットなどのメディアは、当然押さえています。
このため、どの国でも、配信される情報は、捏造の塊。

まあ、国民が賢くなって、情報選択するしかないようです。
そして、このビデオは、日本人に自信を取り戻させるメッセージがあります。

字幕【テキサス親父】日本国の安倍総理を援護する支那とロシアの愚行




まあ、このようにメッセージも、日本人作家を絡めながら、みんなでつくっているので、安倍首相援護の意図があると思いますが、他国の人から言われると、また違った響き方ですよね。

それでは、また!

★おまけ
フランス出身のデヴィッド・ゲッタ(David Pierre Guetta)
タイタニウム(チタン)という言葉、精神的な強さを表しているようです。
今度、日本人アーティストと一緒にこのカバー曲がでますよ。
なかなか、かっこいい曲で気にいりました。





【国民に説得すべき】小泉氏は、どのようにTPP参加説得を促すのでしょうか。問題の本質わかっている?

2013-02-14 16:21:42 | TPP
こんにちは、千里です。さて、今週12日に衆議院予算委員会で、小泉進次郎氏が舞台にたちました。さて、ここで当然言わなければならない案件は、そう【TPP交渉参加問題】ということです。最後の5分間で安倍首相の説得にかかったようですが、自民党の『政権公約Jーファイル』の方針を理由に、サラリと交わされてしまいました。

本ビデオはこちらです。見てみましょう。
最後の43分から見てください。

★H25/2/12 衆院予算委員会・小泉進次郎【安倍内閣の政治姿勢集中審議】



結論は、『速やかに交渉参加すべき』という主旨であります。今まで日本は、自分たちでルールをつくるという発想が足りなかったので、将来、東アジア、太平洋を、どういうルールの元に反映と安定に導いていくのか?と考えたときに、『つくられたルールの中で上手く生きる日本からルールをつくる日本へ変えないといけないと思っている』と発言されました。

そして、『交渉参加というのは、政権の判断ですよ!』ということで、安倍首相に参加を促したのです。また、速やかにに判断して、交渉参加を決めれば、交渉の中で、最大限の日本の国益を勝ち取ろうというのが賛成派も反対派も共通の思いなので、お互い合意でき、民主党のようにバラバラにならないよとも促しています。

さらに、オバマ大統領との間の首脳会談の中で、『感触がつかめたら、即断、即決でいいと思っている』という話しをされました。

さて、この審議の話を聞いて、あなたはどう思われましたか?

まず、賛成派のいつもの理由として、ルールづくりに参加すれば、『日本の有利な条件を勝ちとれるだろう』という幻想のような話しを持ち出してきています。

考えてみてください。

例えば、あなたが自動車を買うとしたら、何を基準に判断しますか?

まずは、値段。そして、あなた好みのデザイン。また搭載されている装備であったり、その車のポテンシャルなんかも気にするかもしれません。さらには、家族4人が乗車しても余裕があるのかどうか。そして、買ったあとの車の維持費(税金)や燃費なども気になりますよね。

そういうことが、わからないまま、単純に『この売買契約書に、まずサインしろ!』ということで、あなたはサインしますか?相手のセールスマンと話のウマが合ったから、信用してサインしよう!なんてことにはならないわけです。

そして、サインが終わったあとに、『あ!やっぱこの車、想像していたものと違ったので、やーめた!』といって、破棄することができますか?まあ、クーリングオフなどが適用できれば、可能かもしれませんが。

国家レベルの条約となれば、交渉参加するかどうか前段階で時間をかけて置きながら、さらに入ってから止めるとなれば、これはもう信用問題であり、それこそ様々な活動に影響がでます。

ということで、このようなこともわからずに、『感触がつかめたら、即断、即決でいい』なんて言っているのだから、どうかしてますよね。

そして、どうしても参加したいということならば、その参加意義、条件、メリットを提示し、首相じゃなくて、まず国民を納得させなければなりません。首相の独断で決めるべき問題ではないのです。

なぜならば、この『TPP交渉参加問題』は、入ったら最後、日本の様々な業種、業界、団体に影響を及ぼし、日本の構造そのものを変革してしまう毒素条約だからです。私は、これを『第三の黒船』と言いたいと思います。まさに『経済植民地』として、日本を提供するということです。

なぜ、それが言えるかというと、すでにTPPと同等の条約であるNAFTAがあり、カナダ、メキシコは、惨敗しています。また、米韓FTAにおいての条件と共通のところもあり、危険な情報が流れてきています。こういう一部の人しか知ることができない協定を、首相が独自に判断することはできません。

なぜならば、日本国憲法にこう書いてあります。

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「~そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。 これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する」
さらに
『日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した
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※必ずしも肯定するものではありませんが、現在の基準です。

すなわち国政は、国民の厳粛な信託によるものなので、国民の信託に依らない限りは、いかなる権力の行使も許されないということです。
これは以前、植草一秀氏のブログでも主張しており、私も同感です。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-4e93.html

内容そのものが不明であり、内容がわからないまま国民に恐怖や欠乏を生じさせる可能性のあるものは、政権のみの判断で進めることはできません。

『平和のうちに生存する権利を有する』と憲法にもあり、そこからしてもTPPの勝手な交渉は、憲法違反になります。小泉氏は、天皇陛下の国会開幕の時の言葉をきちんと聞いていたのでしょうか?

さて、それでも強引に参加したい理由は、他にあるのでしょうか。

実は、日本の政治を動かしているのは、『ジャパンハンドラーズではないのか?』と言われており、その内幕を暴いた本も、数々出版されています。

『ジャパンハンドラーズ』とは、聞いたことがあると思いますが、簡単に言うと、日本の政治家をコントロールし、米国の傀儡政権として維持しようとする人々です。
まさか、『私がそうです』とは言えないので、証拠などはでませんが、彼らの発言や行動から、そのように推測できるだろうということですね。そして、その『ジャパンハンドラーズ』の僕として働いている政治家もいるのではないかと推測できます。

なぜならば、彼らの思想、権利を国内で主張できる人材がいなければ成立しませんから。そこで、自分達の主張を上手に代弁してくれる人材を、学生の頃から教育、指導し、自然に洗脳していくのが常套手段です。

それでは、『ジャパンハンドラーズ』と言われている人々は、どのような人がいるのでしょうか。この人々は、民間シンクタンク 『戦略国際問題研究所(以下CSIS)』に在籍しており、対日謀略の指令塔として機能していると言われています。

『戦略国際問題研究所(CSIS)』とは、ジョージタウン大の付属研究機関として設立されており、過去には、あの大番頭ヘンリー・キッシンジャーも理事を務めています。日本においては、この機関に、多くの政治家、官僚、防衛、警察関係者など研究者が派遣されており、どのような活動をしているかは、あまり聞こえてきません。

そして、今回の小泉氏も、このCSIS出身であることはすでに有名で、関東学院大学からコロンビア大学大学院に進次郎氏を留学させ、修士号をとった後に、CSIS研究員へと就職しています。この世話役がコロンビア大学教授であり、何度かテレビ出演もし、CAI情報提供者だと名指しされたこともある、ジェラルド・カーチス氏と言われています。

また、最近では、日経新聞とも関係が深く、仮想のシンクタンクなども起こしています。このCSISの組織構造、命令系統はどうなっているのか見えないですが、あるブログでこのように指摘されていました。

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1)『米戦略国際問題研究所(CSIS)』の親玉はデビッド・ロックフェラー氏、その下にキッシンジャー氏とハーバード大学教授ジョセフ・ナイ氏 がいる。
2)その下にリチャード・アーミテージ氏とCSIS所長のジョン・ハレム氏がいる。
3)その下に米国務省のカート・キャンベル氏とマイケル・グリーン日本部長がいる。
4)東京常駐は元海兵隊中将のジェームズ・R・ジョーンズ 前国家安全保障担当補佐官。この退役軍人が“小沢抹殺”の司令塔兼行動隊長で菅首相や仙谷官房長官をアゴで使う。
5)日本側エージェントのボスが前原誠司でサブが長島昭久。渡部恒三はパシリ。
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『ブログ杉並からの情報発信です から引用』
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/36ff9392cc63d3631b4ee93750c21d8d

本当かどうかはわかりませんが、こういう流れの中に、小泉氏はいるのでしょうか?あれ、竹中氏は書いていませんが、どのポジションでしょうか?

そして、このCSISの主張は、『脱原発するな!』『TPP参加しろ』ですから、当然元就職先でもありますので、彼らの主張を取り上げないわけにもいきませんよね。まあ、あくまでも彼個人としての判断で、『TPP賛成』なら問題もありませんが?

そして、メディアは、政治家の主張を拡散するために、提灯記事として取り上げることがあります。例えばコレ。マツコデラックスさんが叫んでいますよ。この人は、本質を知っているのですね。

★12年2月20日 5時に夢中 月曜



さらに、あのネット界では人気の愛国保守政治家、西田昌司氏が一生懸命時間をかけてTPPを説明したようですが、結局わかってくれることはなかったと言っています。残念ですね。

【西田昌司】『説明したのにTPPに賛成だと言った小泉進次郎くん』



さて、この『第三の黒船』であり、『経済植民地』として完成させることができる憲法を超えた条約、TPPは、いったいどういう影響を及ぼしていくのでしょうか。このブログでは、毎度紹介していますが、過去に西部先生のセミナーで、すばらしいコンテンツがあったので見てみてください。

★TPP参加したとき起こる現実西部邁ゼミナール 2011年4月23日放送



この話しの中でわかるのは、TPPの農業問題はカムフラージュで、本質は『金融と投資、サービス』が中心になるということです。農業だけ取り上げても、ほとんどが壊滅的な状態になってしまうことがわかります。

JAなどの農業団体は解体され、ほとんど外資資本に変わっていくと思います。農業関係者のみなさんは、絶対阻止しなければ、ほとんど即死状態ですよ。

簡単に整理してみると、農協が担うものを一般の民間(外資)でもできるようにしたいというのが本音です。そして、農業共済の民営化や農地買収を通じて、アメリカ的な機械的ルールで投資と金融で儲けていこうということです。農業はオモテの顔で、ウラは、農業資本の買収です。

例えば、NAFTAのカナダ、メキシコの事例では、10年も経たないうちに、完全にアメリカに制圧され、壊滅状態になっています。カナダの輸出金額は3倍に伸びたが、地元農民の取り分は、24%減少したということです。また、メキシコの場合は、輸出先のほとんどがアメリカになってしまい、農地は、いわばアメリカの畑になってしまったということです。さらに主食であったトウモロコシの3分の1は、アメリカ産になってしまいました。

カナダでは、多国籍アグリビジネスが投資と金融ではいることで、地元の業者の7~8割が消えてしまったということなので、日本の農家も壊滅状態になっていきます。また、オーストラリアと米国のあいだで締結した米豪FTAのおいても、オーストラリア産牛肉の輸入が減少し、アメリカだけが増大したことで、まったくFTAに参加したことはメリットがなかったという意見が大勢を占めているようです。

西部先生がいうように、カナダ、メキシコ、オーストラリアの事例でもわかるように、まったくメリットがない結果がでているにもかかわらず、日本の経団連、財界が参加したがる理由は、わからないですよね?

ほんとうに不思議な人々です。

まあ、これにはカラクリがあり、例えば、経団連の大企業の住友化学モンサントのように、すでにアグリビジネスで大儲けできるしくみを水面下でしていますので、『TPPに参加してくれないと困る!』『自分達だけの利権が減る』と思っているのですね。だから賛成なのです。また、銀行関連も、金融と投資がメインとなるので、手数料稼ぎで出番があります。

このように、カナダ、メキシコ、オーストラリアなど、条約締結により、ほとんどマイナスの結果がでていることがわかっていながら、いまだに『ルールづくりに参加しろ!』とは、バカげていますよね。

今回のTPPは、すでに他国と条約を結んでいる事例から、『参加しないメリット』のほうが大きいことがわかります。
推進派の方々は、『参加するメリット』を上げてみれば?

TPP推進派30名の議員さんは、しっかり、勉強会をされるようです。
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環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に前向きな自民党の研究会(川口順子、中村博彦共同代表)が13日午前、政権交代後初の勉強会を党本部で開いた。小泉進次郎、塩崎恭久両氏ら約30人が出席。川口氏は終了後、記者団に「TPPには誤解に基づいた議論もある。きちんと勉強して問題を消していくことが大事だ」と述べるとともに、夏の参院選前に研究会として提言をまとめる意向を示した。 
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時事通信2月13日ニュースから引用

具体性のある議論をお願いしますね。~あるべき論は必要ありません。

あなたは、これをどう考えますか?
それでは、また。

そうそう、しっかり自分の頭で考えないと、このようにワクチンを打たれることになります。残念!

★ONE OK ROCK 「じぶんROCK」


冬ソナから10年、韓国エンタメ【韓流ブーム】は、日本に浸透したか?日本流N-POPは出現するか?

2013-02-12 21:30:28 | 音楽&NWOメッセージ
こんにちは、千里です。日本で大ヒットした韓国ドラマ『冬のソナタ』からもう、10年になるんですね。ヤフーのトピックスニュースをみていたら、目に飛び込んできました。
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【札幌聯合ニュース】
日本の札幌では9日、第64回さっぽろ雪まつりの協賛行事として、「K-POP FESTIVAL 2013」が開催された。日本の 韓流ファンはパク・ヒョシン、MBLAQ(エムブラック)ら韓国アーティストの公演に熱い声援を贈った。

韓流ビジネスの要衝の地、日本ではこのような光景 がごく自然なことにになった。 日本で韓流ブームが始まって10年。2003年にNHKで放送された韓国ドラマ「冬のソナタ」が火付け役となり、2000年代後半にはK-POPブームへとつながっていった。

ドラマがブームをけん引した「韓流1.0時代」は中高年層、K-POPが主軸となった「韓流2.0時代」は若年層を中心に韓流が広まり、持続的な成長傾向を示した。 一方では、日本国内で反韓ムードが漂い始め、一方通行式の交流に対する懸念の声も上がっている。
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http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2013/02/11/0400000000AJP20130211001000882.HTML

反日国家である韓国が、どうしてこれほどまでに日本に来たがるのでしょうか?不思議ですね。
まあ、日本の音楽マーケットの市場が大きいからというのは、建前として、本音で考えると日本の文化、歴史、言語、技術などを押さえることで、日本の属国化、あわよくば領土拡大でも考えているのでしょうか?

すでに理解している方も多いと思いますが、改めて韓流ブームとは、何なのか下記のビデオでわかります。

拡散事案)【マスコミの正体と韓流ブームの捏造・入門編】




北には、暴れん坊の北朝鮮がいるし、西にいけば元親分の中国が。とてもじゃないが敵いません。東は、お人良しの日本人なので、在日韓国人を上手に利用しながら、文化、言語の面から気づかれないように浸透させていき、気づいた時に手遅れか?

あなたは、掲示板や案内板、デジタルサイネージなどの情報ソースは、韓国語で表示されていてびっくりしたことはありませんか?

私も、いつも通行途中にある駅前の大型ディスプレイがありますがAM8時前になると、いつも『K-POP』のベスト10を流しています。日本の街なのに、いわば公共の空間である駅前のエリアに、『K-POP』ベスト10を毎日流すというのは、どういう神経をしているのでしょうか?

住民から韓国のK-POPを流してというリクエストでもあったのでしょうか?
空間は、共有の財産なので、一方的に流される電波、音楽はとても迷惑です。
やりたいならば、密室で、聞きたい人だけに聞かせてください。

このようにあらゆるシーン、エリアで、韓国のエンターテイメントが入り込んでいます。
すでに、フジテレビの韓国ブーム捏造問題もあったことで、去年の紅白には、韓国人アーティストは、出場できませんでしたが、当然ですね。

さて、このような韓流捏造ブームをいったい誰がつくりだしていたのでしょうか?
すでに「冬のソナタ」から10年になり、だんだん衰えていますが、なぜか止める気配はありません。


【直言極言】ゴリ押しされる韓流、破壊される日本の価値観




このテレビCMのスポンサーをみれば、どこから資金が流れているかわかりますね。

本当のフジテレビスポンサー



すでに、ネットを中心に、韓国捏造問題は、暴露されてきているので、大方の日本人は、相手にしなくなっているようです。『竹島問題』『従軍慰安婦問題』『外国人参政権問題』『教科書問題』などがある限り、多くの日本人は騙されることはなく、逆に彼らがやってきていることに『気づく』ことで、日本古来の精神性が呼び起こされるきかっけづくりになっています。

これは、ありがたいことです。
メディアが韓流と騒げば、騒ぐほど、日本人は覚醒していきているということです。


さて、韓国のK-POPが流行になることで、どれほど利益があがったのでしょうか?

実は、グローバルな展開をみせてきていましたが、売上高の99%がアジア地域にとどまり、利益面でも韓国にそれほど貢献していないということが判明してきたため、ブームは5年以内に終わるとの調査も出ているようです。

本国薄利“韓流ブーム”に疑問 日本市場「一極依存体質」浮き彫りに
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120512/kor12051210280005-n1.htm#MainContent


これによると、

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映画や音楽など韓流コンテンツの輸出額は、「冬のソナタ」などの大ヒットドラマが中心だった2003年には8600万ドル(現レートで約68億円)だった が、05年には2億2000万ドルに急増。ドラマブームが一段落した06年に1億7500万ドルに減少したが、K-POPが増えた07~10年には1億 8900万ドルから3億1300万ドルと成長している。

これが韓国産業全体にも波及。12年の推計値では文化・芸能以外でも、自動車の2.7兆ウォン(約1900億円)、ゲーム、食料品、観光、家電など 幅広い業種に12兆ウォンの効果をもたらすとみている。このままの調子で伸びれば、15年に19.8兆ウォン、20年には57兆ウォンに上ると推計。これは18年に予定される平昌(ピョンチャン)五輪(20.5兆ウォン)の約3倍にも相当する。

韓流は、政府主導で産み出し発展させた戦略モデル。同報告書はそれが大成功を収めていることを示している。
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しかしながら、「日韓間の利益配分の問題点」もあり、例えば、5人組のアイドルグループ「KARA」の日本での活動を例に試算したところ、日本での収益のうち、84%は日本側流通業者に渡り、残り8%が日本側プロモーターにわたって、最終的にKARA所属芸能事務所の手元に残るのは収益の8%に過ぎないということです。

すごいですね。いくら日本でがんばってコンサートやCDを売り上げても、あまり韓国側にはいかないのですね。まあ、日本の韓国系代理店、スポンサーを通じてバックもあると思いますが、それにしても低いですね。

K-POPの売り上げの8割以上は、日本に依存しているということは、止めるわけにもいかないでしょうし、これ以上ゴリ押しは、反感を買いますし、難しい立場にたっているということです。

実は、日本の音楽業界においても、K-POPがはいってきたことで、新たな新鮮さもでてきました。
それは、アーティストのダンスと歌唱力が少し上達したこと。日本人って、外部から圧力があると、変わるのですね。

韓国のアーティストは、徹底して歌とダンスを練習してきてますので、比較的どのアーティストもダンスだけは上手です。歌は、そこそこですが。それに比べると、日本は、ダンス、歌だけでPRするよりも、ドラマや映画などを通じて、複合的にプロモーションするので、本来のダンス、歌にはあまりチカラを発揮していませんでした。

その点、韓国のアーティストは、本来才能のある学生を、文化祭やのど自慢大会、ウワサなどで情報を仕入れながら、見込みのある子供を一本釣りします。その評価の基本は、『歌唱力』、『ダンス』、『ルックス』です。元々才能のベースがある子供が、教育によって成長させ、最終的にバラバラの才能ある子供をユニットしてデビューさせます。だから、次から次へと量産され、1本釣り方式のほうが、スピードは早いということです。このスピード化は、ビジネスでは決定的な勝因となります。

このように、歌手の育成の仕方にも、韓国独自の方法があり、近年日本人アーティスは、韓国人アーティストと比較されるようになりました。そこで、日本もダンス、歌にもチカラを入れるようになってきています。

例えば、15年前にヒット組であった『モーニング娘』も、すでに『AKB』や『ももクロ』にお株を奪われていますが、最近人気が盛り返してきているようです。顔を見ないで、歌だけ聞いていればまさにK-POPですかね?

★モーニング娘。女性グループ史上初の快挙達成! 130129



★モーニング娘。 『Help me!!』 (MV)



K-POPが日本に流入し、日本人好みの音楽に変換され、N-POPならぬ『新しいジャンル』ができれば、とても面白いですね。日本文化を浸食しようとしたところ、反対に飲み込まれてしまったということがおきてもおかしくありません。日本文化は、相手を受け入れながら、日本流に変えてしまいます。
日本は、まさしく『懐の深い国』ですね。


そして、意外と正しい主張をするのが、マツコデラックスさんです。

★マツコ、韓国人タレントの日本の芸能蔑視発言に反論



さて、韓流ブームは、まさしく幻想だったということで、今後新たな復活は厳しいと思いますが、洗練された音楽や面白いドラマはたくさんあるので、捏造、隠蔽、偽装などをして、ムリにブームをつくるなくても、良いものはたくさんあるので、私個人としては、受け入れていきたいと思っています。
(韓国文化は、否定しませんが、極端な押し売りはNG)

日本人アーティストは、韓国アーティストの図太さネットを活用したプロモーション(一部では捏造ですが)、また言語にとらわれない分かりやすいサビダンスパフォーマンスを学ぶことで、世界で受け入れられるようになることも可能だと思います。

最近は、あのきゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeは、世界進出も考えているということなので、それなりに受け入れられるのではないでしょうか?(大スポンサーがついているので問題ないか)
あまり、日本語を意識して聞いてなくてもOKですね。ノリでOK。

★新神曲 GLITTER ~新しい伝説が生まれた~



私、個人的には、この曲をおすすめします。わかる方だけ、わかれば良いです。

それでは、また。

★尾崎豊 永遠の胸 いつまでも名曲!(魂に響く歌)




政府は必ずウソをつく!参議院選挙後は『TPPに参加』か?政権よりも個人を信用できるかどうかだ。

2013-02-10 13:58:26 | TPP
こんにちは、千里です。安倍首相が2月下旬に訪米予定とありますが、お土産は、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加の表明ということでしたが、それも出来ない状況です。

そこで、訪米時に米国産牛肉の輸入規制を大幅緩和するというお土産を持っていく代わりにTPP交渉参加表明は7月の参院選後まで先送りしてもらおうと交渉しています。会談では、『聖域なき関税撤廃という前提条件がなくなれば、交渉に参加する用意がある』といった条件付き交渉参加のコミットメントをだす予定のようで、参議院選挙、勝利後の政府の豹変ぶりが予想できます。


さて、衆議院議員選挙の当選した自民党の議員の中には、『TPP交渉参加 反対』を掲げて当選した議員も大勢います。自民党では、『政権公約Jーファイル』として、下記の約束を国民としました。

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★109 自由貿易への取り組み
自由貿易の推進は、わが国の対外通商政策の柱で す。WTOドーハ・ラウンド交渉の早期妥結に向け、引き続き取り組んでいきます。その際、農業交渉等につい ては、各国の持つ多様な農業の共存や林・水産資源 の持続的利用が可能となるルールの確立を目指します。

また、EPA/FTA・地域協定等の経済連携に関して は、国益に即して、メリットの大きなものについては積極的に推進するとともに、これによって打撃を受ける分 野については必要な国境措置を維持し、かつ万全な国内経済・地域対策を講じます。

TPPに関しては、政府が国民の知らないところで、交渉参加の条件に関する安易な妥協を繰り返さぬよう、 わが党として判断基準を政府に示しています。

1政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、 交渉参加に反対する。
2自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の 数値目標は受け入れない。
3国民皆保険制度を守る。
4食の安全安心の基準を守る。
5国の主権を損なうようなISD条項は合意しない。
6政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。

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『政権公約Jーファイルから引用』

この約束を前提として、国民からの指示を受けたのに、参議院選挙後に、コロと豹変することができるのでしょうか?
しかし、政府は、ウソをつくことを予定していると思いますが?

『聖域なき関税撤廃がある限り反対』という標語を振りまきつつ、国民を騙し、参議院議員選挙では、大勝利したくてしょうがないのです。だからこそ、今TPPの交渉参加の判断をせずに、先延ばししているのです。

本当に反対であれば、選挙前に言うべきです。『交渉参加はしない。断念します』と。そして、それで信頼をえて勝利すればいいのですが、あいまいな表現でお茶を濁し、ちゃぶ台がえしのように姿勢を変えることは許されません。まあ、このような姑息な手段じゃなければ、実は自民党は勝てないのです。

前回の12月の衆議院選挙でも、『不正選挙』ということで、ネットで話題になっています。私の直感ですが、投票場に長い行列ができながら、投票率が低いということはありえません!

これは、過去何度も参加していれば、誰でも実感できます。それを、低い投票率であったということと、選挙制度の設計の問題ということで、自民党が3割しか指示されてなれてなくても、圧勝できた原因にしていますが・・・・・?

★『投票率はどうみても過去最高では?』と思うのですが、自民圧勝の影に『不正選挙』のウワサ?
http://blog.goo.ne.jp/yamato528/e/801e992e69f01b503ad7ed3872d6c57c

参議院選挙では、国民の監視がありますので、『不正選挙』はできませんよ!
国民を騙すようなことはやめて、きちんと正論で票をとりましょう。
下記に『政府は必ずウソをつく』だろうというビデオがあります。

★TPPはアメリカ・多国籍企業の一人勝ち 政府は必ずウソをつく
http://www.dailymotion.com/video/xwvihg_tppyyyyy-yyyyyyyyyy-yyyyy-yyyyy_news?search_algo=2#.URV_a-ijJnM

さて、ここでわかったように、TPP参加メリットとは、多国籍企業のためのもの(=権力者1%の人々)の制度だということです。米国の国会議員でも、交渉内容を見ることはできず、多国籍企業の600社の経営者、財界が内容を確認しているということです。このように国民にオープンにできないインチキ制度は、最初からNOです。隠したいことがあるからクローズなんです。知られてしまったら反対されますので。

米国でも、『1%が生存権を奪うツール』ということで、問題になっています。

★参考資料:米国市民団体がTPP協定に警鐘を鳴らす(字幕)



このTPPは、最初から日本を『経済植民地』にするためのもので、聖域なき関税撤廃にして、日本マーケットをこじ開けようとしています。つまり、TPPが『日本の閉じられたドアを開ける鍵』ということです。このようなことは最初からわかっています。

★PPの果実をえるのは、ユダヤ金融財閥?
http://blog.goo.ne.jp/yamato528/e/f7d8ddef5470c82ea09d932a97c28e62

さて、このようにある一部権力者の既得権益のような条約ですが、なぜ日本を壊す条約を、日本人の一部の賛成派(財界人など)は、推し進めるのでしょうか?これは、明らかに規制緩和を進めていく過程で、譲歩されたり、利益誘導されたりするグループがあるのでしょう。つまり、お金にまつわるメリットが、推進側にはあるだろうと見ています。デメリットがわかっているのに強制的に進めたい人なんていませんよね。

ビデオの中で、『どうすれば、ウソを見破ることができるのか?』ということで、『お金を流れ』をチェックすればいい言っています。お金は、感情がないので、そのまま必要な人のところの懐に入るので、ウソはつかないのですね。

最終的なメリットはお金なので、推進する側は、誰から、どのスポンサーから得られるかを考えてみれば、賛成する理由やカラクリが明らかになっていきます。つまり、このTPP条約で一番利益をえる集団がわかります。まあ、詳細に調べていくには、たいへんだと思いますが、最近はネットなどでも財務状況や資本関係を調べられますので、大きな流れは掴んでいけると思います。

日本がこれから目覚めるためには、どうしても安倍首相が唱える『戦後レジームからの脱却』が必要ですが、その流れに逆らう動きが『TPP交渉参加』です。どうして安倍首相は、矛盾した2つのことを同時にやるのでしょうか?片方では、アクセルを吹きながら、もう一方では、ブレーキを踏む。いったい日本をどういう『国がら』にしていきたいのか見えませんね。


いずれにしろ、『政府がウソをつく』という前提で考えれば、もう政治家の個々の資質と人間性や、その方の取り巻き、宗教、思想、哲学などを参考に判断するしかありません。


すでに、自民党内での『TPP参加の即時撤回を求める会』で233名の議員が参加しています。会長を務める自民党・森山裕議員は、「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、TPP交渉参加に反対する」とした自民党の政権公約について、これまで日本が締結した経済連携協定(EPA)の関税撤廃の水準が一つの目安になるとの考えを示しています。

この会も、しっかり盛り立てていただき、日本の歴史、風土、文化、経済を壊さないような行動をとっていっていただきたいですね。(選挙目当てで参加している人は、抜けろ!)
今後、選挙戦目当ての議員の言葉には、注意していきましょう。

★130123 TPP参加の即時撤回を求める会



このブログでは、TPP関係のコンテンツを何度でも配信してますが、まだまだ知らない方が多いので、初心者にやさしいコンテンツがありましたので、ぜひこれを見て『マヤカシTPP』を知ってください。

★若葉マークのやさしいニュース/ TPPは怖い! 【中野剛志】【拡散希望】



マスコミ、経済界、財務省、政治家、著名経営者、大学教授などが『絶対参加しか考えられない』ということで、これから煽ってきますが、何も考えずに信じてはダメ。まずは、疑ってかかりましょう。そんなに日本国にとって良いならば、最初からこんなに反対なんてしないでしょ。
真実は、米国多国籍企業=株主(財閥1%)が潤う、『マヤカシTPP』ということです。

それでは、また。

円安効果の『アベノミクス』が理由ではない?好決算トヨタ、営業利益1兆円に届く好調な理由とは!

2013-02-08 21:30:04 | 日本のビジネス


現在、日本の為替は8日7時調査で、1ドル=93円62銭ということで、インフレターゲットを設定してから、マーケットが安倍バブルに乗りたいということで、円安、株高がここしばらく続いています。

そして、ここにきて、トヨタの好決算の発表で、5年ぶりの単体黒字ということで、円安効果による、輸出企業の好決算という声も聞こえてきますが、実態は、残念ながら『アベノミクス』効果のせいではありません。マスコミでは、盛んに円安効果を理由に、インフレを煽っていこうとしていますが、冷静に考えてみれば、過去1年の決算です。年度末にはじまった円安が影響を与えるほどの効果をもたらしているわけではないのです。

だけどニュースでは、円安効果と!

★トヨタが業績改善、5年ぶり単体で黒字に



なぜならば、グローバル企業は、当然為替リスクを考えていますので、為替ヘッジをしています。つまり、トヨタなどは、1ドル=79円になっても、100億円の黒字になるように設定していました。年末の円安基調ということで、多少追い風となり、1400億円の利益に寄与していますが、黒字の理由は純粋な経営努力のようです。

それを知ってか、隠してか、マスコミは、一生懸命に『円安効果』と騒ぎ立てています。調べもせずに、捏造情報を垂れ流すジャーナリズムは、もう死滅していますね。しかしながら、ある一部の出版社では、正しい情報を公開していました。

http://toyokeizai.net/articles/-/12810
東洋経済インラインでは、
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「今は1ドル79円でも単独で利益を出せる」。同日、2013年3月期第3四半期決算発表に臨んだ伊地知隆彦専務は、力強く言い切った。今期、トヨタの販 売台数はリーマンショック前の水準を回復する見通しだが、当時の為替レートは1ドル110円台後半。その後、歴史的な水準に円高が進み、トヨタ単独では日 本からの輸出による採算が大幅に悪化したのが、4年連続で単独営業赤字に陥っていた要因だった。~

「リーマンショック前は、投資の拡大による固定費増が販売の収益を食ってしまい残ったのは、円安メリットだけだった。この反省にたって固定費を削り、1台当たりの粗利を改善した」(伊地知専務)。
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『東洋経済インラインから引用』

ということで、トヨタの伊地知専務が取材で対応した内容を正直に書いている記者もいます。しかし、大方の新聞社、テレビの大手マスコミは、詳細な内容を発表していません。都合のよいところだけをカットして公開しているので、まるで『アベノミクス』が経済に貢献しているように錯覚をしてしまいます。

考えてみてください。インフレターゲットで2%アップということは、マーケット全体が引き上げられなければなりません。需要を生み出し、市場が拡大し、社員の給料が上昇していき、その給与で消費を喚起していかなければなりません。公共投資だけでは、ゼネコンやその下請け、材料メーカーが儲かるだけの局地的な策です。箱物に投資して、全体の給与が上がりますか?

まずは、デフレ脱却のきっかけにはなっても、本当の意味で日本全体が好景気となるには、遠い道のりのような気がします。まあ、民主党政権のように、何もやらないよりはマシですが。

それでは、ここからトヨタが好決算になった理由を考えてみたいと思います。

1)北米市場の回復とアジア市場の成長及び国内市場の維持
米国の自動車市場は、1450万台(2012年)ということで、その中でもトヨタは、過去のリーマンショック問題や品質リコール問題による影響を押さえ込んで、毎月15万台~20万台近い販売台数を確保し、ゼネラルモーター、フォードにつぐ3番手として維持しました。最終的に北米は前年度比、約26%増の235万 台となり、大きな成長要因となっています。

一方、国内市場のおいては、東日本大震 災とタイ洪水に伴う販売伸び悩みや超円高の影響で2割超の減益を強いられたようですが、エコカー補助金の需要喚起も寄与したことで、人気が高い小型ハイブリッド車「アクア」、 「プリウス」効果でマイナス幅を押さえこむことに成功し、国内は約6%増の220万台になるようです。
トータル売上高は18.4%増の22兆円の大幅増収を予想しており、連結営業利益(米国会計基準)が前期比2.8倍の1兆円に拡大すると予想しています。巨額の営業利益は、営業努力の賜物で、北米、アジア市場の好調が反映された結果となりました。

★トップ5を日本車独占 アメリカの消費者が選ぶ



2)世界展開を見据える、製品企画力の勝負とは
販売世界一に復帰したトヨタですが、この復帰劇も、ただ傍観していたわけではありません。自然増ということではないのですね。

例えば、国内販売においては、年に10万台売れていた『クラウン』は、ここ数年2~3万台に減少し、需要の再喚起が必要となっていました。そこで、今まで中高年の富裕層にセグメントとしていたターゲットを再設定し、若者にも受け入れられるデザインに『ReBORN』(生まれ変わる)しています。結果、3週間ほどで、受注が1万9000台となり、ヒットの兆しとみせています。

★トヨタ、クラウン全面改良=デザイン一新、衝突安全装置も強化



また、世界展開のおいては、新興国にトヨタブランドを浸透させるために、スポーツカー『86』(ハチロク)を投入しています。この『86』は、富士重工業では、『スバルBRZ』として売られ、共同で開発したスバルのお家芸である水平対抗エンジンを採用しています。

★WBS クルマ再興への道 復権スポーツカー トヨタ86/スバルBRZ



すでに、先進国でのスポーツ車人気は陰りがありますが、新興国では、まだまだこれからの市場となります。そこで、販売価格を200万円台で売れるように様々な工夫をしています。2リッターの水平対抗エンジンでありながら、出力200馬力を達成しており、さらに燃費においても、約13km/Lを可能としています。

従来であれば、コスト優先でボディだけ新しくして、中身のエンジンは旧型の手直し程度になると思いますが、この車種においては、ほとんど新設計となっており、まさに『車の楽しさを味わえる』仕様になっているようです。
この魅力あるスポーツカー『86』を武器に、新興国でのトヨタブランドストーリーがつくられていくのでしょうか?そういう意味では、たいへん楽しみな車です。

私も、昨年のモーターショーに、この『86』を触ってみましたが、とても魅力的で、国内でも充分売れるのではないかと期待しています。ちなみに私は、スバル派ですが。水平対抗エンジンなので、ぜひ乗ってみたいですね

さて、このように為替益だけで、大幅な黒字を達成できるわけではなく、マーケット深耕と商品企画による需要喚起が重要だということです。あくまでも為替変動のようなものは、メーカーにとっては期待値にしか過ぎないでしょう。また、この為替益に期待しても、経営が不安定になるだけですね。
ということで、 『アベノミクス』でも、実態経済の成長戦略が重要になるということです。

それでは、また。

参考までにどうぞ、グローバルという言葉は禁止にしましょう。

★【第二の戦後準備本部】安倍「人や産業を始め徹底したグローバル化を」




【ステレオタイプに注意】ミャンマーの軍事政権が『悪』で、アウンサンスーチーが『善』とは?

2013-02-07 20:30:13 | 日本の政治
先日、中国の軍部が、海上自衛隊の護衛艦に対して射撃用の火器管制レーダー照射をしたということで、大問題になっていますね。エスカレートする挑発的な行為は、どこまで本気なのでしょうか?

レーダー照射の行為は、一歩間違えれば、武力衝突の挑発につながるということで、平時で許されない行為ということです。ピストルでいうと、銃口を向けて、引き金を引く寸前のポーズ。

危険な"挑発行為"中国のレーダー照射




強い習近平体制を示すための、国内向けの行為といっても、すでに信じられないところまできています。この行為も、中国海軍がどこまで侵犯すれば、日本、アメリカが怒ってくるかのリトマス試験紙といえそうです。しかしながら、このままいくと撃ち合いに発展しかねません。

さて、米中は、水面下で一部のグループはつながっているようなので、日本への嫌がらせの一つかもしれませんが、どこまで計算しているかは定かではありません。

このような情勢にあって、今月中に予定されている日米首脳会談です。安倍首相は、どうやら集団自衛権の行使容認のハシゴを外されたというニュースが流れてきました。

中国の煽りが続くこのような情勢であれば、逆に米国は容認すべきですが、『中国を刺激する懸念がある』ということで難色を示しました。

本来であれば、日米首脳会談の中で、『米国、集団的自衛権の容認』ということで、一段と深化した日米安全保障条約により、アジアの安全と平和を守るリーダーシップを示したかったと思いますが、オバマ政権のダメだしで、それもNGとなってしまいました。

まあ、結果的に、オバマは日本に対してソッポをむくことで、『米国の求めるべき利益を日本が正しく理解し、早期に達成しろ!』という暗黙のメッセージなのではないでしょうか?そのために、米国訪問を急いでいても、伸ばされ、さらに中国からはレーダー照射され、ボーイングでは飛べない飛行機となって日本責任論が噴出しています。(どこまで関連あるかは定かではありませんが、主観でそう見えるところがウラ工作っぽいかな)

そして、その要望が、まさしく『TPPへの参加』ということです。国内からは、新自由主義者である竹中氏や楽天の三木谷氏などが、『マスト』と叫んでいますが、具体的な参加メリットを示せない点で、概念論だけでは誰も振り向きません。

権威を振りかざし、マスコミ経由で国民を洗脳しても通用しませんよ。
そもそも、偏った人選の『産業競争力会議』の提言だけで決めてしまうには、ムリがあります。
多様な国民の声を代表していませんし、TPP参加した場合のメリットやその根拠も示されていません。

政治家が200人以上反対している中、安倍政権が参議院選挙で勝利する結果をみて、『TPP参加』を容認したならば、もうこの政権は信用できないと思いますので、しばらく様子見ですね。マトモな政治家ならば、最初からNOだと思います。

西田昌司 街頭活動「TPPは百害あって一利なし」




さて、米国は、すべて自国の利益を中心にしか考えていませんので、日本に対する態度は、コロコロ変わることを前提に考えていたほうがいいでしょう。あの手、この手と使い、結局日本の『経済植民地』にするまでは、あきらめません。そうしなければ、米国は、もうタイムリミットです。戦争も起こりそうにないですし。

次に、米国が何でもイエスという傀儡政権をつくるために、ミャンマーでやってきたことを見てみましょう。

日本では、ミャンマーの軍事政権は『悪』で、ノーベル平和賞をとったアウンサンスーチーが『善』?という間違った認識が浸透しています。それも、反日メディアが広めた結果です。

ノーベル平和賞をもらい、まるで平和の使者を演じていますが、マスコミの情報操作の賜物です。

ミャンマーは、19世紀にイギリスの植民地になっており、ミャンマーの王位継承を根絶やしにしました。インド人を大量に入れることで、金融業をさせて、土地を奪い、様々な国から宗教、人種を入れることで、多民族、多宗教国家にすることで、一番勢力のある民族を低下させ、国がらを解体させることに成功しています。

その後、大東亜戦争をきっかけに独立します。その独立は、イギリス連邦に入る属国としての位置づけではなく、独自の軍事政権となりました。そして、積極外交政策(厳正中立)を政策の基本とし、大国には近寄らない独自の外交を展開しています。民族は、階級のない社会であり、意思決定は全員参加方式で選ぶため、権力ができにくい制度となっています。また家としての結びつきが薄く、個人主義的体系が社会の中心になっています。

今までのミャンマー社会の『悪』のイメージは、西側諸国が勝手にイメージしたものであり、米国やイギリスが、中国に変わる次の経済植民地にするため、現政権の転覆をはかるためのイメージ戦略でした。

そしてミャンマー人の顔をした西側の人間であるアウンサンスーチーを手がかりに、民主化の流れを加速させることにしました。それでは、アウンサンスーチーとは、どういう人間なのでしょうか?

アウンサンスーチーは、ニュー・デリーとオックスフォードで学生生活をおくり、その後、ニューヨークの国連にはいっています。イギリス人のマイケル・アリスというイギリス情報部出身の夫をもち、ブータン、ロンドン、そして京都大学などにも留学経験があります。母親が倒れたのを機会に、25年ぶりに故郷に戻り、反政府活動の中心人物として担ぎだされることになります。なぜならば、父親が建国の英雄であったアウンサン将軍ということで、国民を説得できる理由や米国、イギリスの支援があることから、軍事政権と戦うことになります。

そう、イギリス育ちのミャンマー人ということで、ほとんど心情は西側寄りということです。この方を中心とするNLD勢力に、イギリス、米国は、『何でもイエスという傀儡政権』=民主化が出来ることに期待しているのです。


★アウンサンスーチーの実像




ミャンマーの歴史を知りたければ
★『歴史物語ミャンマー』 山口洋一 元ミャンマー大使 2012.11.14




日本でも、ミャンマーの軍事政権のイメージを悪くしており、民主化の流れに協力しているようです。現在、新たな政権が誕生しましたので、しばらくは議員の中の4分の1が軍出身者で占めることになるようですが、もはや経済開放、規制緩和は避けられず、民主化の大きな流れにある1国です。

日本は、円借款で、500億円の投資を決め、西側諸国に先駆けて、親日国家の中国包囲網をつくりはじめています。今後、日本円でインフラ整備が進むようですから、包囲網をつくるためにも、東南アジア諸国とは、連携をとりながら進んでいくことになるのでしょう。そういう意味では、安倍政権の今後の外交戦略には期待したいですね。日本の民間企業は、ミャンマーにも注目していきましょう。

【大葉勢清英】中国の経済侵略 ミャンマーを見て日本を考える




さていかがでしたでしょうか?日本のマスコミ経由の情報だけでは、本当の姿はわからないことが明らかになったと思います。公共放送が提供するステレオタイプの意見は無視して、独自に情報を選択していきましょう。今日は、第二の中国になる可能性を秘めたミャンマーについて書かせていただきました。
日本は、TPP参加なんかよりも、東南アジア支援のほうが、何倍も経済メリットがあると思いますよ。

それでは、また。

【反日メディアにNO】お金よりも、自由=『規制緩和』はアカンやろ!蘇った竹中氏大活躍!

2013-02-05 21:16:35 | マスコミ
こんにちは、千里です。巷では、アベノミクスということで、安倍さんの経済政策に大期待のようですが、私自身は、静観状態です。世間では、ジワジワ効果が表れてきているようですが、このビデオをみればわかります。オモテの良い面だけですが。

★世界がニッポンを買う?アベノミクス徹底解剖! 竹中平蔵 20130121



3本の矢で、『金融政策』『財政政策』『成長戦略』を描いて、デフレからの脱却を図ろうということですね。そして、この政策でのポイントは、『成長戦略』にあります。しかしながら、どのように成長を図ろうとしているのかは、まったく見えない状況です。

『金融政策』と『財政政策』は、いわば日銀と政府のやりとり(2%目標)と、政府の予算化と調整によって達成できると思いますが、肝心の民間に活力を取り戻す(投資意欲を高めて、マーケットの需要を喚起すること)には、すぐには出来ません。そこで、この重要な戦略のポイントとなるのが、『規制緩和』ということです。

『規制』を外すことで、自由なマーケットにして、外部からのチカラも利用しながら、成長していこうということです。当然、自由にすれば、外部から安い商品も入ってきますし、様々な規制が撤廃されることで、弱肉強食の世界となります。その世界をいわば善とすることで、日本の国民が幸福になると思っているようです。

ムリに成長させるために、せっかく安全だった柵を外してしまい、外部からライオンやトラなどの肉食系(海外勢)を入れようとしています。日本は、古来から草食人種ですので、肉食人と張り合えるのでしょうか?

規制緩和してトクする人は、すでに今、肉食人種と戦いながら買っているグローバル企業だけですね。ほとんどの日本の9割以上の中小企業は、ライオンの食べカスだけを貰える世界になるのでしょうか?この規制緩和で最大のものが、ご存知『TPP』ですね。例外なき規制を撤廃し、完全に開放するように求めている条約です。国内ルールが無視され、経済植民地となっていきます。

さて、このビデオで、最後に『お金よりも、自由?』を優先しなさいよ!というメッセージがでてきます。つまりは、この番組は、規制緩和は良いことだ!というイメージを植え付けるためのプロパガンダ番組ということができます。

なぜならば、なぜ規制撤廃、緩和がいいのか?という議論に触れず、一方的なメッセージで終わっています。そして、そのメッセージを誘導しているのが、新自由主義を信望する竹中氏ですから、すでに小泉政権で大失敗している政策にもかかわらず、このように言っているのですから、まったくもって不思議です。

間違った経済政策で、また同じ失敗を繰り返すのでしょうか?

そして、昨日のNHKにも主演していましたね。これまた規制緩和、成長路線を進めるべきというメッセージになっていました。NHKは、どうして過去の人に、また政策提言を聞くのでしょうか?NHKの情けなさは、質問できないことにあります。一方的にしゃべられてしまい、オーム返しのようにうなずいているだけです。これでは、何が本当か、真実なのかサッパリわかりません。

このブログでは、何度も言っていますが、反対意見もいれて議論、討論しなければ、優越を付けることはできませんね。多くの民放でやっている報道番組は、その点で、ただの一方的な垂れ流しということができます。

日本国を破壊しようとしている人たちがいます。

それが三橋氏がいうような、グローバリストと反日勢力です。グローバリストは、日本の国境を無くしていくことで、自由に動けるようにして、強い存在だけが生き残れるような社会を考えています。そして、反日勢力は、日本そのものを解体して、あわよくば韓国、中国の領土にできればラッキーです。

ということで、この両者は、『日本を捨てる』という意味において、利害関係は一致しており、様々な工作を仕掛けているのが実態です。そして、そういう方々の有力なツールがメディアなのです。

★1/3【討論!】国防としての反日メディア解体[桜H25/2/2]




興味のある方は、2~3も視聴されると良いでしょう。

グローバリストと反日勢力は、メディアを利用して、国民を脳裏から洗脳しようと考えています。だからボーと見ていれば、『規制緩和はサイコー』ということになっていってしまいます。私の友人でも、何も考えずに見ていたようで、『TPP大賛成』と言っていました。

でも、良く考えてください。小泉政権時代、非正規労働者が増えて、リストラの嵐となりました。さらに社会保障なども縮小し、庶民の痛みも増加しました。生活保護世帯も一気に増えました。大企業と資産家だけが減税されて、庶民の痛みは解消されていません。輸出主力の企業だけが伸びて、普通の国内企業の倒産件数は、増大しています。この時代に、給料ベースで増加した人は、一握りの方だけだと思います。庶民の生活が改善されたことを実感できなければ、まさに大失敗の施策であったということです。

このような経済政策の繰り返し=規制緩和路線をイメージしているならば、大失敗に終わりますね。

メディアは、まさに戦後からプロパガンダをやっており、『見ない』のが一番。
ネットの討論番組をみて、様々な情報に触れていきましょう。

ここで、メディアに洗脳されないために、『ダメ情報の見分け方』を考えてみましょう。

1)何の意見も、主張もない言説
そもそも、意見も、主張もない中途半端な話しならば、耳を傾ける必要はないですね。しかし、意外とこのような情報が多いのです。例えば、ブログにしても、今日何か書かないといけないと思っていれば、適当に書いてしまうことになります。また、新聞やテレビにしても、決まった時間枠、報道枠があるので、何か入れなければいけません。そこで、適当に大学の先生などのコメントを取り付けて、誰にでも受けが良い情報を流すのが常套手段ですね。このようなものは、最初から無視しましょう。

2)検証がしずらい、定義のない主張
例えば、今回竹中氏のように、『規制緩和をすれば景気が回復する』という話しをした場合、これには定義があいまいなため、反論ができずらいのです。何の規制緩和か、具体的な内容を言っているわけではありませんし、その道筋、プランもありません。それでは、それを信じて規制緩和をしたとしましょう。そして大失敗しました。その言い訳は、『規制緩和が足りなかった』です。これは、検証の可能性が低いので、正しいかどうかの把握が難しためです。だから、定義のない、具体性のない主張はダメなのです。

3)データによる検証ができない情報もNG
ある情報が信頼性の持てる情報である場合、最終的にデータを検証します。そのデータは、歴史上の経験であったり、統計数値であったり、また現場での調査、観察かもしれません。このような検証データがない限り、信頼にはあたいしないということです。

4)発言者のインセンティブや発言のタイミングを考える
情報発信者は、その情報が伝わることで、必ずインセンティブ(動機)があるはずです。すなわち、発信したことで、トクすることですね。見返り。ある情報をもらったとしたら、それはどんな動機に基づいてしているのでしょうか?そして、その情報は、どんな時期に発信したのでしょうか?このような情報の背景を考えることで、有用な情報か、そうでない情報かの見分けもできるようになります。

5)情報のネタ元、発信者の背景を知る
例えば、新聞社の中には、必ずあるテーマには反対して、あるテーマに賛成する偏った思考があります。つまり、右寄り、左寄りということで、発信者の歴史的背景からそのネタを考えてみましょう。ムリやり世論誘導していることが浮き彫りになってくることがわかります。


6)繰り返し発信されるネタ
ある一定の世論をつくる場合、一定期間に大量の同じ情報を流します。そして、ある時期パタっと消えていきます。そういう情報は、たいていがヤラセネタ、世論誘導である場合が多いので、信憑性は低いと思います。

さて、いかがでしたでしょうか。

私たちの廻りには、日々情報洪水の波が打ち寄せており、単純に受け入れることはやめて、鑑識眼をもって選択しなければなりません。むしろ、選択できないならば、知らないほうが得策です。
ムリに知ってしまうと、洗脳されてしまいます。情報リテラシーを高めることは、急務になっています。『茹でガエル』にならないためにも、メディア・リテラシーを高め、騙されないようにしましょう。
国民の民度が、賢い国をつくります。
それでは、また。

地域主権、地方分権で国を分断し、他国に差し上げる狙いが『道州制』 かな?国力低下でNO!

2013-02-03 17:04:18 | 日本の政治
こんにちは、千里です。安倍首相は、自民党政権に変わってから、行政業務を簡潔にしてムダをなくすという理由で、マニュフェストに掲げた『道州制』を定める「道州制基本法」の早期制定を定めるように指示をだしたようです。

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安倍晋三首相は31日の衆院本会議で、道州制の導入を定める「道州制基本法」の早期制定を目指す考えを示した。「早期制定を目指して議論を行う与党と連携を深めて取り組む」と明言した。国際結婚が破綻した夫婦間の子どもの扱いを定めたハーグ条約についても「早期締結を目指す」と述べた。米国は日本の早期加盟を要請しており、2月下旬で調整している日米首脳会談でも議題に上るとみられる。

首相は道州制に関し、地域経済活性化や行政の効率化を挙げ「国の在り方を根底から見直す改革だ」と指摘。インターネットを使った選挙運動では「早期に活用できるよう取り組む」と表明した。
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「引用:共同通信社 1月31日記事から」

さて、このように強引に進める『道州制』とは、どんなメリットがあるのでしょうか?

維新の会をはじめ、自民、公明が指針する道州制を知るには、次のビデオをみてみましょう。

★道州制 ~国のカタチってなに?~



このビデオを見る限り、わざわざ道州制に移行する必要性はないようですね。


なぜならば、(1)一極集中で仕事がない、(2)多重行政でムダ (3)中央集権が限界
ということを言っています。

『一極集中で仕事がない』については、各地域での将来構想、ビジョンをつくり、積極的に企業誘致やインフラ整備をすればいいことです。そして、『多重行政でムダ』についても、同じ地域で、同じ仕事についても、仕事業務範囲の権限委譲だけですむはずです。(二重でムダなもの)

そして、中央集権が限界という主張は、公明党がそう感じるだけで、あくまでも主観なので、限界はないとも言えます。限界だったら、日本の皇室中心の歴史が続いてきたことが不思議です。

そこで、なぜ、『道州制』は、NOなのか、具体的に説明している藤井先生のビデオをみてみましょう。

藤井聡氏が語る 橋下維新の唱える地方分権とは日本人総不幸化計画だ



このビデオの要点を整理してみると、結論としては、国を分断する『日本人総不幸化計画』であるということです。維新の会が推進する改革には、統治機構のつくりなおしということで、道州制を進めています。そして、消費税などを地方財源として、地方税として、地方だけのために使うとしています。

しかしながら、このようにしてしまうことは、大都市圏の東京と大阪がある州だけが潤い、他はまったく税収がなく、地方と大都市圏だけの格差だけがひろがることになります。現状は、地方交付税ということで、バランスをとりながら格差をなくす方向にありますが、それが地方切り捨てということになります。

さらに、多重行政のムダということで、二重行政を批判していますが、これも検討外れということです。

例えば、国道、県道、市道ということで、同じような作業をしているということで批判していますが、国道レベルの重要なインフラは、国が管轄していかないとメンテナンス費用もつきずらく、今以上に危険になる可能性があります。なぜならば、インフラは縦断的にありますが、その区間を維持していくのが州長ならば、必然的に効率が優先となりやすいし、さらに地域間での調整も今以上に複雑になるからです。
(税収のある州は、立派な道路で、ない州は、ボロボロ)

そして、結局、道州制にしたところで、道州制を支える『思い入れ=地域を愛する気持ち、チカラ』がないため、つまり精神的バックボーンがないので、人の気持ちが沸かないところにムリに進めれば、完全にグチャグチャになると思われます。県知事の方々でも、道州制になったら、やりたくないという方が多いようですね。

さらに、歴史認識的な観点から、NOという方もいます。

【快刀乱麻】道州制という歴史的愚考[桜H24/10/8]




日本は、国土的、地理的に郡という単位が最適だということです。古代都市国家は、7、8~10万人ぐらいが最適だと言われており、民主制が保てる規模だということです。政治に対する活力が生まれやすく、州になると、民意が行政に反映されにくくなる傾向があるようです。
そして、決定的にまずいのは、連邦制(州制度)は、異質な民族どうしが連邦国家をかたちづくる時に最適なもので、日本のように同一民族、天皇一系を中心とする中央集権国家は、連邦制は合わないということです。

ご存知のように、連邦国家をとっている米国は、他民族国家ですし、歴史はありません。だからルールで規制していくしか道はなく、州になっても、地域主権のようなものはありません。中国も、他民族国家であり、共産党が一党独裁で縛っていますが、地域に主権はありません。旧ソ連にしても、他民族国家であり、結局分断してしまいました。

つまり、維新の会や自民党が推進する改革には、廃藩置県を廃止して、統治機構のつくりなおしをし、地域主権を与えるようなことになりますが、地域主権というのは、どの国でも与えていないのですね。

与えるということは、イコール、地域分断し、国力を弱めるということです。どの国でも、他国に対抗するために国力を強くして、中央集権を守る方向にあるのに、日本だけが効率主義で道州制、地方分権を言っているのは、まさに『国力弱体化政策』ということになります。危険な時代に、逆をやろうとしているなんて、まさにバカげていますよね。

米国では、連邦政府から離脱したい州が40以上あるようです。連邦準備制度や監視を強める連邦政府を信用していない国民が多く、すでに自分達の州は、地域通過で安心、安全な国に変わっていきたいと思っているようです。つまり、究極のところ、州制度(道州制)になるということは、独立や主権を最終的に与えるという動きにつながっていきます。反面教師で、米国をみれば、よくわかりますね。たぶん、中国も分断していくでしょう。

帝国の終焉
http://d.hatena.ne.jp/k1491n/20121116/1353096761

ということは、日本が道州制になった場合、分断していく方向にあります。

ここからは、ある運命学の権威である田村女史が言っていることですが、世界政府をつくっていく過程で、日本は9つの道州制になっていき、日本はバラバラに分断、管理されることになると予想しています。

1)北海道ーーーーー北海道電力ーーーロシアの自治区
2)東北地方ーーーー東北電力ーーーードイツの自治区
3)関東地方ーーーー東京電力ーーーーアメリカの自治区
4)中部、北陸地方ー北陸電力ーーーーフランスの自治区
5)関西、近畿地方ー関西電力ーーーーイギリスの自治区
6)四国地方ーーー四国電力ーーーーイタリアの自治区
7)中国地方ーーー中国電力ーーーースペインの自治区
8)九州地方ーーー九州電力ーーーー中国の自治区
9)沖縄ーーーーー沖縄電力ーーーー中国の自治区


まあ、どこまで信じるかは、あなた次第ですが、ちょうど、道州制を推進した場合、地域主権と財源、そして電力会社があることで、分断するには、ぴったりの政策になります。日本をバラバラにして、売り渡すには、道州制はかかせないのですね。スムーズな権力移行で、各国が支配することができます。

少し飛躍しすぎかもしれませんが、どうしてTPP、道州制というテーマを推し進めようとしているのか、気づかなければなりません。TPPで国のルールを取り上げて、道州制でバラバラにして統治する。なんか、ぴったりのストーリーのように感じるのは私だけでしょうか?(未来を考えるには、最悪のリスクも考えるのも大事ですね)

日本国は、天皇一系をもち、朝廷が中心となって国を治めてきた中央集権国家です。敗戦後、GHQの洗脳戦略により、歴史認識がおかしくなり、効率主義や地方分権を理由に、国を分断することに一生懸命の政治家がいますが、今一度、日本の歴史、国がらを考えながら、国力を高める中央集権に立ち戻るべきでしょう。

地方の効率性や利便性を求めるルールと国力を強くし、国民の安全を守っていくということは、別ではなく、すべて関連しているので、『道州制』については、慎重な議論が必要でしょう。自民党が速攻でやるべきことではありませんね。

★「どうしても道州制が気になるのですが・・・」皆さんからの質問



それでは、また。


マスコミ報道なしか?1月29日従軍慰安婦問題、ニューヨーク州議会が全会一致で可決!!

2013-02-03 00:25:49 | マスコミ
いやー、検索していたら、おバカニュースが流れてきました。

31日にもちょうどブログで紹介しました従軍慰安婦問題です。
http://blog.goo.ne.jp/yamato528/e/688a50e85a7ce51b394210ec5a78ab19


なんと、29日に米国ニューヨーク州で従軍慰安婦問題で日本を非難する決議案を全会一致で可決がされたようです。なんとおめでたオバカなオツムなのでしょうか?

韓国人の捏造話に騙されて可決とは、ロビー活動で、どれだけ資金援助してもらったのでしょうか?米国の議員さんも情けないですね。




しかしー、もっと情けないのが日本。
このニュースは、日本人の品位や人権の問題なのに、どこのマスコミも話題にしない、ニュースにならないというのは、どういうことですかね?
マスコミの巨大なバックがどこに属するか、これでハッキリわかりますね。

これは、真っ先に問題となり、日本政府は解決していかなければならない案件です。
将来の子孫のために、命を懸けて日本を守ってくれた兵士たちに、申し訳ないですね。

このような前例ができてしまうと、同じように飛び火していくでしょう。
さて、韓国ではエラそうに日本の品位を落とすことに必死ですが、自身の問題であるライタイハン問題は、どうなったのでしょうか?

これも、当然、ニューヨーク州では、可決ですよね。

日本の従軍慰安婦問題は、韓国の捏造。そして、慰安婦は高給の商売として成立していました。
強制連行の事実はありません。しかし、韓国のライタイハン問題は、軍の暴行。これは、まぎれもない真実ですね。

さて、今日は、ここまでにしますが、日本のマスコミは、どこまで落ちぶれたらいいのでしょうか?まあ、愛国心なんて、ほとんどないのでしょう。

安倍首相は、こういう時に、発言していかないと、まあ口先だけの右翼ということになりますね。
それでは、また。

参考までに
櫻井女史が、6人相手に説明してくれていますね。