まず

・・と書いて　また京都本かよ？とか言われそうだが　京都本であるｗ　おひとり京都の晩ごはん　地元民が愛する本当に旨い店５０　柏井壽著　光文社新書刊　初版２０１７年だ。まあ前にも書いたが　著者の柏井氏は北区の歯医者さんなのでお金持ちだ。なのでそれを頭に置いて読むといいだろう。彼の言うリーズナブル・・って　普通の人はどうかは知らないけど　あたしみたいな学生の街京都が好きな者には桁が一桁違う。まあ　リーズナブルな京極スタンドなんか出てはいるのだが・・本書　amazonの書評では　よそさんでも懐に余裕のある人は絶賛し　女性だと　本書は晩ごはんじゃなくて　おひとり晩酌の本だと言う。あたしもそう思う。そもそも北区に自宅があるのに　八条口のホテルやら烏丸のホテルが僕の定宿・・て書いてる時点でもう何をかいわんやである。京都駅から２３０円で行けるところに自宅があるのに　なんでホテル泊まりしなきゃならんのか？そんなに家に帰りたくないのか　あるいは帰れない事情でもあるのか？といらん勘ぐりをしたくなる。あたしも名前位は知ってる名店が続々と出てくるのだが　総じて観光京都の名店だ。あたしみたいに　おひとり京都の晩ごはんが６６０円・・なんて人には到底縁の無い店ばかり。一人でも贅沢に・・って項だと１．５万～２万とか　５千円で呑み放題がつけられるとか　恐ろしい文字がおどる。この本を買って実際に予約入れて食べるおひとりさまが本当に存在するのかは　はなはだ疑問ではあるのだが・・　まあ先にも書いた岡崎の一軒貸し町屋宿が一人だと一泊８万なわけで　それだけの金額を惜しみなく払えて一度の食事に１万とか出してリーズナブル・・って言える人がいるのだろうが　あたしから見るとすごいな・・の一言である。うちは二人の月の食費が予算２万５千円である。もう読んでるだけで眩暈がするのだ。まー７４０円でお腹いっぱい・・でいいかと。ほんとに晩ごはんが食べたいのなら　食べログあたりのグルメサイトの方が何倍も役に立つ。というのは本書　値段に関してはほとんど記載が無いのだ。サイトなら行った人がメニュー画像とか上げているので　懐具合と相談して予約を入れるのも可能なのだが　お金持ちがリーズナブルというだけで行くのは危険極まりない。いくら美味しくても支払いの段であおざめるようでは台無しだからだ。一応amazonの欲しいものリストに入ってた本書だけど　もう削除することにしよう。旅行に行った時くらい贅沢に・という方にはいいのかも知れないけど・・観光京都ならいいが地元民でもめったに行かない・・というか行けない店を列挙されても困る。もっともあたしは京都は嫁はんと行く街なので　おひとりで行くことはまずない。で　既におひとりさまで普通にリーズナブルに晩ごはん食べれるお店は知ってるので尚更いらないのだ。