私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

甲乙つけがたし

2021-04-26 19:02:37 | メンタルヘルス
日本の原風景の本と言えば お薦めは 歴史的文化遺産 日本の町並み 上・下 山川出版社刊 2016年初版だが ちらっと見かけた 日本の原風景 町並というのが気になる。 歴史的文化遺産‥の方が上下巻で650ページほどある良書で 各巻1980円と手ごろな値段‥と言っても 上下巻買うと4000円するわけだから決して安くはない。でも上下巻とも買ったけどw 対して日本の原風景 町並の方はというと300ページで3080円 図書館検索したらあったので借り出してきたのだが こりゃ歴史的‥の勝ちだろうな・・と思っていたら こちらは写真が大きい上に奇麗だ。おまけに 歴史的‥の方に無い屋内の写真も含まれてる。ここは悩みどころだ。今月は京都に行かない代わりに・・て本を買いまくってるので 更に3000円は痛い。来月にするか・・と思ったのだが どこが出してるか・・と版元を見たら 美術系出版社の光村推古書院。ここは京都中京の小さな出版社で京都の町家の写真集なんかを多く出してて あたしも何冊ももってるのだけど 大手出版社ではないから 重版される可能性は限りなく低い。平成26年 2016年初版だからもう5年前だ。どうりでツボを押さえた写真が多いわけで今買わないと手に入らなくなる可能性が高い。で あちこち古書を探してみたら amazonのマケプレで送料込み1800円台で出てたのでポチった。こういう本を見てると 失われつつある日本の原風景がどれだけ素晴らしいかわかる。なので あたしは海外に行くより こういうなんでもない古い町並みの中に立ちたいので国内の方がいい。大病してあとどれだけ生きれるかわからないので時間を無駄にしたくないし 四国のお遍路にも行きたいから もうパスポートはいらんな・・と思う。本書も良書である。資料的な意味では歴史的文化遺産‥の方だが 写真は日本の原風景‥の方がいい。迷うことなかれ 両方買えばいいだけの話だw 両方買っても7000円 一晩の呑み代で足りちゃうのだ。
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これも

2021-04-26 17:52:23 | メンタルヘルス
週刊誌の書評から拾ってきた本でamazonのカートに入れてあったのだが図書館を検索したらあったので借り出してきた本。絶滅危惧個人商店 井上理津子著 筑摩書房刊 2020年12月初版。なんか著者の名前に記憶があったのでぐぐってみたら 最期の色街 飛田を買いた人 ちなみにこれは買ったので 目の前にある。大阪では有名な遊郭というか赤線の話。どうも今は東京ベースで動いてるようで 本書も東京の個人商店をルポしたもの。元々はちくまの連載だったようだが なかなか読ませる。東京は特にチェーン店だらけで 個人商店もあるけど飲食がメインだし 大体が10年くらいの歴史しかない・・というか それだけ流行りすたりが激しくて転換していかなきゃ商売として生き残れないのだろうが。まああたしも東京では 目の前の大型スーパーとコンビニとチェーンの弁当屋で生きてるから それも仕方ないとは思うが。京都に行くと まあチェーン店がある程度あるのは仕方ないとして 感覚として7割くらいは個人商店だ。豆腐屋も肉屋も街の時計屋や洋品店そんな対面販売が普通にあるので昭和の人としては普通にいれるので居心地がいい。もう東京で個人商店て タイトル通りの絶滅危惧種なので仕方ないのだけど 京都で生きながらえてくれたらあたしはそれでいい・・と思うのは関西人だからだろうw 本書 良書なのだけれど これ平成以降の人にとっては は?だと思う。昭和の 個人商店主体の時代を経験してないとこの世界は理解できんだろうなぁ・・と思う。お豆腐は鍋持って買いに行くとか 卵はザル持って養鶏場に買いに行く 肉はこれを何百グラム・・なんて 身近な世界じゃないからなぁ・・
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予想されてたはいたが

2021-04-26 13:23:30 | メンタルヘルス
関西で変異株の501Yが猛威をふるっているので 緊急事態宣言が出るかな・・と思ってたらやっぱり出たわけで このGWをはさんで 大阪の実家と京都に行く予定だったのだが直前で取りやめ。あたしは心臓血管で死にかけてるしその手の薬も飲んでるから危ないらしい。嫁はんはアレルギーあるから ワクチンは・・てうちの市 少量割り当てがあったようだが 昼前には完売である。まあ どうせ順番待ちなのだが・・ で もう行けないからその分 本に埋もれようと 図書館で10冊予約入れたうちの一冊がこれ。ほろよい味の旅 田中小実昌著 中央公論新社 2021年2月初版・・てこれ文庫だ。週刊誌の書評に出てたのをメモってて図書館で検索したら単行本がヒットしたんで これを借りた。こっちは毎日新聞社刊で 1988年初版だ。田中小実昌氏と言えば直木賞作家だし谷崎潤一郎賞も取ってる。昭和の時代は11PMなんかでも見かけたんだが 最近見ないな・・と思ってたら2000年にLAで客死してる。どうりで見ないわけだ。死因が肝不全・・ていかにもコミさんらしい。享年74 合掌。さて まああんまり期待してなかったのだが まあ最初から最後まで呑む話しか出てこない。戦後すぐから亡くなるまでの酒遍歴の話。BS-TBSで吉田類の酒場放浪記・・ってやってるが 吉田類ってまあライターだが酒場詩人と自称してるくらい呑む話しか出てこない人で 吉田類の100倍くらいすごい酒呑みの話と思えばいい。まああたしも呑むからわからんではないけど 四六時中呑んでりゃ そりゃ肝不全も当たり前だろう。あたしは11時間の手術で救ってもらった命なんで もっと大事にしなきゃいかんのだが 京都に行けないストレスか どうも調子がどん底だ。で 朝から呑んでたりするわけで 酒呑みってほんと馬鹿だよなぁ・・と思う。まあ本書は図書館にはあると思うので借りて読まれたらいいかと。それ以上でも以下でもない。
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ニュースで

2021-04-22 13:34:52 | メンタルヘルス
少し知ってたけど 詳しくは知らないロヒンギャ難民の話。 ロヒンギャ危機 民族浄化の真相 中西嘉宏著 中公新書刊 2021年1月初版。著者は京大東アジア地域研究所 准教授。ロヒンギャ難民て バングラディッシュ難民の話だとばっかり思ってたあたしは阿呆だ。正確には ミャンマー(旧ビルマ)の西側バングラディッシュと接するあたりに居住してるイスラム系住民のことだそうな。ご存じの通りミャンマーは9割が仏教徒で残りの1割くらいがムスリムというかイスラム教徒だそうで(ヒンズー教徒も少ないがいるけれど)これを総称してロヒンギャと言う。人口調査によれば200万弱のロヒンギャがいて 大半はバングラディッシュから不法移民。ロヒンギャの何が違うか?といえば 国籍がないことである。全てのイスラム教徒の国籍がないわけではないけど ロヒンギャは国籍取得が認められてない。ミャンマーって憲法で半分の権力を軍が持つことが規定されてるので 仏教国で民主主義と思われがちだが実は 軍部にお伺い立てながら政局運営してる一見民主主義国家の様だが実は違うらしい。軍とロヒンギャの武装勢力とは敵対関係にあるので ロヒンギャの武装組織をテロリスト指定して軍事行動を起こしてるが これに多数の民間人が巻き込まれ まあジェノサイド(民族浄化)もあったらしい。100万人程度が隣国バングラディッシュに難民として逃れ難民キャンプ生活をしてるわけで バングラディッシュはミャンマーに帰還させたいらしいが ミャンマーは無国籍であることを盾に拒否して宙ぶらりん状態だ。ミャンマーで国籍が取れるのは 土着民族でビルマ語を話し仏教徒でない限り国籍が取れないようなので どれか一つでも適合しないと無国籍になってしまう。まあ それで民族浄化や迫害があって難民となるわけで 最近軍のクーデターがあってまた軍政になっちゃったが 民政移管してた時期も短いながらある。有名のなのは ノーベル平和賞を取ったアウンサン・スーチー氏だけど 彼女ですら ”彼ら(ロヒンギャ)は本当のビルマ人ではない 彼らはバングラディシュ人”とまで言い切るので もう国自体が偏見と差別に満ちている。ミャンマーはアジア最後のフロンティアらしくて 日本企業も多数進出しているが 実は非常に不安定な国なわけで 昨今では 非武装の市民に軍が発砲して多数の死者が出てるし 一体この国はなんだ?と思わせるところも多い。本書は5章までその歴史について解説し 終章で著者の意見を述べてるので 非常に読みやすいが なにせ問題が複雑すぎて内容的には難解ではあるが 一通り読めばその歴史と問題点が見えてくるとこは 素晴らしいと思う。文句なしの良書だ。とっくに読んで感心してたのだが 個人的にメンタルが不安定だ。気分転換で大阪の実家の用事と京都の家探しをGWにする予定だったのだが 緊急事態宣言出まくりで行けそうにないのもあって かなり支離滅裂な文を書いてることをお許しいただきたい。新書だが買っても880円+税だし 図書館探せばあると思うので是非読んで欲しい。お薦めである。
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ここんとこ

2021-04-18 12:05:08 | メンタルヘルス
ややこしい・・というか読むのに手間取る大学の副読本の哲学の本ばかり読んでて 頭がパーになってたわけで 今朝1時前に起きて 先に書いたインド哲学10講を読み終わったあといつ図書館に返しに行くか 期限を見ようと図書館のサイトにアクセスしたら 2冊ご用意できました・・になってたので 図書館が開くのを待って返しがてら取ってきた。週末の天気予報では今日は大雨だったはずだが 低気圧の通過が早かったみたいで風は強いが快晴。で まず次にお待ちの方がいるので2週間しか借りれない 海をあげる 上間陽子著 筑摩書房刊 2020年10月初版から読み始めた。以前にこの人の裸足で逃げる・・を読んでいたので また性暴力のルポか?と思ったら 子育て日記+沖縄の基地問題+家族の話+性暴力の合体本だ。盛りだくさんだけど 平易な文章で読みやすいので2時間で読んでしまった。勘違いしてたのだけど 上間陽子氏ってライターだとばかり思ってたのだが琉球大学の教育学研究科教授だ。普天間基地の近くに住んでるので基地問題の話はでてくるのは当然だが 本書は身近な話12編webちくまと新潮に連載されていたものをまとめたもの。結婚してる女子には身近なテーマばかりなのでいいとは思うが あたしから見るとどうも薄味だ。沖縄出身の著者の今を読みたいならいいとは思うが これなら図書館で借りて読めば十分。amazonのカートに入れていたのだけれど削除した。タイトルにもなってる海をあげるは 最期の章の辺野古の埋め立ての話から取られている。さて 本書を個人的にどうみるか?だけれど 読んだ方がいいけど 買って本棚に入れたい本ではない・・というのが感想。ソフトカバーだが1600円+税だから1760円 この内容なら他のが欲しい・・というわけで amazonで長くカートに入ってた 日本の町並みの下巻をamazonでポチった。1980円だ。これはずっと本棚に収めたかった本なんだが 黒川能が先だったんで今になったわけ。本を買う予算は限られてるから 図書館にあるものは借りてみて読んでみて これは・・と思うものだけamazonでポチってる。古書で安いのがあればもちろん古書を買うわけだ。日本の町並みも かかってる循環器の病院の待合室にあって これは買わねば・・と思って上巻は古書を安く買えたのだけど下巻が出てこなくて しびれを切らして新本で買った。本は読んでみなければわからない。そういう意味では図書館てありがたい。うちの図書館はセレクトがなかなか良いので 読みたい本が待てば読める。借り出してきたあと一冊は 中西嘉宏氏のロヒンギャ危機 民族浄化の真相・・である。さすがにこれは1日では無理だろうw
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