1953年にアゼリンスキーがレム睡眠を発見した。このとき、彼は30歳の万年学生だった。論文をものにして、なんとか仕事を得ようと崖っぷちをあがいていた。本書は、この睡眠の研究、夢の研究の黎明期から書き始められている。
当時はトンデモ科学すれすれの睡眠や夢の研究にかかわった先駆者たちのエピソードはエキサイティングだ。そして、いくつかの学説もわかりやすく説明してある。
夢は祖先の時代の脅威をシミュレーションして、学習する働きがあるという説には驚いた。
私たちにはすばらしい力が生まれながらに用意されているのだ。
それを生かしたい。
当時はトンデモ科学すれすれの睡眠や夢の研究にかかわった先駆者たちのエピソードはエキサイティングだ。そして、いくつかの学説もわかりやすく説明してある。
夢は祖先の時代の脅威をシミュレーションして、学習する働きがあるという説には驚いた。
私たちにはすばらしい力が生まれながらに用意されているのだ。
それを生かしたい。
脳は眠らない 夢を生みだす脳のしくみランダムハウス講談社このアイテムの詳細を見る |