やる気をだすセリフ

落ち込んだ自分を奮い立たせる、気に入ったフレーズを集めます。
言葉には力があるからです。

マジックは特別なことではない。

2005-12-31 16:45:59 | Weblog
島根県の益田市にある「益田ドライビングスクール(MDS)」は、全国から生徒が集まる宿泊型の自動車学校だそうだ。
そこは、茶髪にピアスの現代っ子が、礼儀正しく、ボランティア精神に富んだ若者に変っていく不思議な自動車学校だそうだ。
毎年行われるイベントにOBもまた参加したくなる所だそうだ。
そのマジックの秘訣は、特別なことではない。
ドライビングテクニックでなく、ドライビングする心を身につけて欲しいという創業者の信念の結果だ。
あいさつ、譲り合い、おもいやりなどあたりまえのことを身に着ける仕組みを積み上げてきた。
ここでは2週間ほどで免許をとれるようだ。
娘が免許をとる年頃になったら行かせようかと思う。


全国から人が集まる不思議な自動車教習所―たった二週間で若者が変われるMランドの秘密

PHP研究所

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当人は役に立たないことばかりやっているのに、じつは妙に世間の役に立つことがあるかもしれない

2005-12-24 14:59:17 | Weblog
イラク派兵、靖国問題、安全神話の崩壊など、話題の出来事を養老氏が切る。

■気に入った箇所
「日本の特質は物づくり」といわれるが、それは戦争に負けたから、確実な物を求める裏の動機があったからだ。
いまは「確実な物を追う」という強い動機がなくなった。フツーの時代になった。

欧米では、植物のリスト、論文のリストの入力など、一見なんの役に立つのかということがきっちりとやられている。
その点、日本は遅れている。
価値観の違いだが、やるとやらないとでは経験の蓄積が違ってくる。

「自分に合った」仕事なんて、そもそもあるのか。
自分は仕事に適するように生まれてきたのか。
仕事は社会にとって必要だから存在している。
本当に自分があるなら、その自分とは、社会の必要に応じてできてきたものではないはずである。
それこそ自分の都合で、「勝手にできてきた」ものに違いないからである。
それなら「自分に合った仕事」が見つかるのは、宝くじに当たるような確率であろう。

我々は必ず寝る。
なぜか。
起きている状態は意識のある状態。
意識とは秩序正しい活動である。
秩序は無秩序を引き起こす。それが眠りである。
秩序は無秩序を排出するという原則がある。

生まれてくる子供は昔とほとんど変わらないのに、現代の若者が以前と変わってきたとすれば、それは社会が変わってきたからだということになる。社会を変えたのは大人だから、若者に変化が生じたのは、大人のせいに決まっている。

■感想
期待しないで読み始めたが、さすがに養老氏だ。
テーマは話題になっている出来事だが、その意見はユニークで想像もできないものだ。
常識にだまされない多面的な考えをつけることができる。
脳の刺激になった。


こまった人

中央公論新社

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スポーツで心を軽く

2005-12-23 12:05:44 | Weblog
うつ状態の家族を持つものとして、「うつ」とタイトルのつく本には最近特に興味を持つようになった。

家内が去年から今年にかけてうつ病と診断された。
病院に通ってたくさんの薬を飲んでいた。

不安だ。眠い。やる気が出ない。
という訴えに、どう声をかけてよいかわからず、こちらの気が変になりそうだった。
悪い冗談だったらやめてくれと言いたくなることもあった。

いまは薬も飲まず元気になったが、何が効果があって直ったかがよくわからない。
逆に再発するのではと不安が残る。

本書には、著者と患者仲間の体験から、うつに向き合う心構えが書かれている。

特に、スポーツは脳内ホルモンを誘発してうつの治療に効果があるという件は納得させられる。

体や呼吸のリズムを整えることが基本だと知る。

うつにも、薬が効果がある場合とストレスの原因を取り除くことが効果がある場合の違いがあると知る。

医者にウツは治せない

光文社

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外に出て陽に当たれ、心の氷を融かせ

2005-12-22 10:10:07 | Weblog
ニュースは各地の大雪情報を伝えている。

東京は青空。
太陽の日差しは適度な量で、日向にたたずむと体がポカポカになってくる。
空気は冷たい。
日陰を見ると、凍ったところがある。
太陽の力は大きいな。

日陰に立ち止まっている人、日向に出てみたらどうだろう。
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立ち上がれ、いざ。

2005-12-21 11:43:55 | Weblog
聖歌303『たちあがれいざ』が好きです。
これを歌うと元気がでます。

三洋電機元副社長の後藤清一は
『こけたら立ちなはれ』、『立ったら歩きなはれ』
という著書をだしている。

孔子は、
『最大の名誉は決して倒れないことではない。
倒れるたびに起き上がることである』
と言っている。

「倒れて、立ち上がる」の繰返しが人生なのかもしれない。

倒れないでも、じっと立ち止まっているのが一番いけないのかもしれない。
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自分の遺伝子を次世代に伝える仕事をしてみないか

2005-12-20 11:42:49 | Weblog
吉野はスバル運輸の東京本社第一営業部次長から東京本社新規事業開発部部長に昇格した。
部下は人事評価の立川と社歴の長い事務員の岡本だけ。
昇格という形をとった閑職への追い込みだった。

吉野はこれまで幾多の新規事業を立ち上げ、社内には貢献して来たが、打ち上げ花火の後をフォローする人間には評判が悪かった。
新規事業で四億円以上の売上ノルマを達成しなければ退職。

腐りかけた吉野は文房具の通販、PHS内蔵コピー機カウンター、価格比較WEBサイト、高齢者家族へのサービス、小型家電店を結びつけ、スバル運輸を単なる運送会社からマーケティング会社へ転換する一大プロジェクトを立ち上げる。

プロジェクトへの投資を承認し、社内を巻き込んでいく経緯がわくわくさせる。
業界のしくみの説明など多少門外漢にはわかりにくい記述があるが、登場人物のキャラクタがじつにリアルで親近感を持てる。
読後さわやかさが残るビジネスストーリーだ。

駄目社員の立川が吉野の手足になりながら成長していくところや社内を巻き込んでいく吉野の戦術の過程は特に気にいった。

人々の生活をもっと豊かにするという一大プロジェクトの目標を達成した吉野に社主は「自分の遺伝子を次世代に伝える仕事をしてみないか」と激励する。

再生巨流

新潮社

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忙しい時ほど頭が冴えるチャンスだ

2005-12-19 11:29:38 | Weblog
著者の出口氏は、予備校講師、予備校経営、出版社経営、テキスト執筆、ビジネスモデル特許取得と凡人の何百倍もの能力を発揮している。
その知的生産性を向上させるヒントを書いている。

■気に入った箇所

「知的生産性に必須な3つは想像力、論理力、言語力だ」
簡単に言うと、「読み、話し、書く」ことだ。

評論の文庫・新書を持ち歩き、1パラグラフに1文だけ著者の主張にアンダーラインを引く。アンダーラインを引いた文を拾い読みして、型に気づく。

毎日勉強しなさい。

「一日生きることは、一日進歩することでありたい」

知識の羅列で終わらせないで、想像力を働かせて、人にわかってもらう工夫をして物語りなさい。

■私の感想

他の著書も読み、趣旨はだいたい同じとわかっているのだが、また読みたくなる。
何かがあるだろうと匂わせる出口氏のカリスマ性はすごい。

私にも経験があるが、人は追い詰められるほど自分でも信じられないくらいの仕事量と質をこなすことがある。
私はそれを振り返って終わりだが、

著者はその経験を考察して、効率的に汎用的に能力開発する要素を抽出して本を書く。


出口汪の大人のための超スピード勉強法

青春出版社

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「給料をもらって働く」より「働いて給料をもらう」気持ちで

2005-12-17 11:37:35 | Weblog
松井証券の松井社長の著書。

松井証券の人事制度は、ボーナスや退職金もない、完全年俸制。
その年俸を決める基準は、成果主義でも能力主義でもない「実力主義」である。
輪切りにした評価項目を積み重ねるのではなく、トータルな人間としての評価をタテとヨコからつけるというものだ。
社員の人事は好き嫌いで評価するのが最も正確だという。

氏の会社や仕事に対する考え方を聞いていると新撰組を思い出す。

死して屍を残さずというような、自分に厳しい姿勢がうかがえる。
ギリギリまで自らの欲をそぎ落として、顧客が喜ぶことは何かを追求している姿は潔い。
まさに業界の破壊屋だ。
幕末の志士の姿に似ている。
人事制度に行き詰まりを感じた管理職にお勧め。

好き嫌いで人事

日本実業出版社

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金儲けも哲学に昇華できる

2005-12-16 11:02:46 | Weblog
世界でも指折りの資産家だそうだ。

この人のお金の儲け方は実にシンプルだ。
安く買って高く売る。
人がやらないことをする。
チャートの読み方を知らないで、相場を動かすほどの資産家とは驚きだ。

なんでもいい自分のやっていることを哲学まで深めたい。

金儲け哲学

かんき出版

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些細なことでエキサイトしよう

2005-12-13 10:32:19 | Weblog
2,3日前から急に新しいプリンタを欲しくなった。

インクの経済性の点でメーカはキャノンに決めていた。

家族の希望でコピーのできる複合機。

あとは松竹梅のどれを選ぶか。

価格比較サイトで仕様の比較は口コミを読んだ。

いつもながら、皆さんいろんなことを知っているなと感心する。

よく購入する通販のサイトでバーゲンの告知が出た。

買いたいと思っている機種が対象になった。

「12月12日 19:00スタート 20台限定」

当然、その1時間前からPCを立ち上げて待った。

18:58くらいだったでしょうか。

なんとなく、ページをクリック。既にスタートしていた。
残り14台になっていた。

慌てて購入ボタンをクリック。

いつも利用しているので、プロフィール入力を省こうと、メールアドレスとパスワードを入れようとするが、パスワード間違いを繰り返す。

気持ちはあせる。

パスワードを忘れた方をクリックし、自動メールをもらって、正しいパスワードを入力。

購入できた。時間にして、数分だったが、ハラハラした。

あらためてサイトを表示すると、売り切れになっていた。

充実感に浸った。
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