やりがい探しはもうやめて、やりがいを感じるように工夫しよう

大学受験の娘の推薦図書を図書館で予約したので、私もなにげなく読んだ。
そういえば、私は、「適職」「やりたい職業」「やりがいのある職業」にいつかは出会えると煮え切らない人生を歩んできたなあ。
現在、自営業とは名ばかりで、非正規社員、派遣社員のような働き方をしている自分の不安定な生活に、情けなく思うばかりです。
こんな状態を８年前に脱サラしてから、ダラダラと続けています。
なんとか生活できればいいなんて、なんと志の低いことか。
目の前の仕事を工夫して、社会に貢献しなきゃ。
社会の一員であることが、職業の一番の意義。

職業とは何か (講談社現代新書) 梅澤 正 講談社 このアイテムの詳細を見る

既得権益を守りたいエリートの食い物になった企業

過保護に扱われた企業の遍歴。
既得権益を守りたいエリートの食い物になった企業に血税を吸い取られる。
読んでいて、JALと取巻く腐った根性に腹立たしくなった。

腐った翼―JAL消滅への60年 森 功 幻冬舎 このアイテムの詳細を見る

現在窮乏・将来有望

ANAの前身である、日本ヘリコプター輸送株式会社の創設者、元朝日新聞社役員の美土路昌一のモットー。
日本人が運営する航空会社を作るという夢を実現した。

「人は、自分の想っているような人間にしかなれない。」

「自分はこんな程度だから、多分将来こんな程度の人間になるのだろう。」
「俺なんかに、あんな立派な人になれる筈がない。」と、
もし想っていれば、その程度の人間にしかなれない。
「あーなりたい」とか「将来はこうなって見たい」と強く信念を持って望まない限り、そのような人にはなれない。

現在窮乏、将来有望―評伝 全日空を創った男美土路昌一 早房 長治 プレジデント社 このアイテムの詳細を見る