山風 ふぶき

山歩きや山スキー等、日々感じた事のふぶ記です。

200405 どくさいせいじ

2020-04-05 17:11:47 | くろしぎ
国連常任理事国は核寡占大国だが、人体と社会核実験を日本で行った米国以外の国は核を保有するだけで核の脅威を持たない。核の脅威を独占する事で戦後の米国は世界の警察官として、世界経済と安全保障で覇権を維持してきた。

北朝鮮は米国の千分の一の経済力でありながら核保有国となった今日、米国の核の傘は威力を失いつつある。今や核は時代遅れとなり、今後は米中二大大国は経済で次世代情報通信基準5Gを競い、安全保障では細菌兵器で競う時代となった。

新型コロナウィルスは遺伝子組み換えで感染力と致死力を高めることに成功した人工ウィルスである。人工ゆえにワクチンが作り難い点は細菌兵器たる脅威の一つ。ワクチン製造には今日のゲノム遺伝子専門技術をもってしても数ヶ月以上かかると言われる。トランプ大統領が、新型コロナは今夏から終息する、発言の根拠と考える。しかし、本格配布が何時になるかは全く判らない。


先進国の一部を除いてウィルス検査体制は確立されていないので、今後は後進国を含めて感染の恐ろしい実態が判明するだろう。日本においてもウィルス検査システムは確立徹底されていないから、感染者は今後増えて、経済活動は停止状態となり中小企業の多くが倒産となるだろう。世界的にも財務体質の悪い国から順に財政破綻が起きる。

米FRBは新型コロナ対策として、ゼロ金利政策と更なる再建買いの金融緩和で市場に資金を投下、それに不動産債権市場の安定化も図っている。それにもかかわらずNY市場では暴落が続いている。悪化するほどFRBの経済指導力の限界が判明している。そこでトランプ大統領が220兆円規模の実弾支援射撃を打ち出した訳だが、NY株価は未だに底を打たない。新型コロナの感染がまだ序の口で感染終焉が程遠いからだろうか。FRBからの通貨発行権奪還はトランプ大統領の使命であるが、米財政の破綻は先送りとなってしまう現実。使命を果たすにはどうするか、歴史は戦争しかないと教えてくれる。

911同時多発テロの際、ブッシュ大統領はその情報を全く知らなかったと言う。大統領はただアルカイダの仕業と信じてテロとの戦いに邁進したに過ぎない。2020年11月19日、武漢で誰かが新型ウィルスを散布したが、犯人をトランプも習近平も知らない事だけは確か確かと言える。

トランプも習近平も使命を持っているが、互いに自分の使命を実行する能力を持ち合わせていない。トランプは新型コロナのおかげで使命を全うする事ができる。習近平は新型コロナのおかげで一層権力が集中し、不良国営企業を倒産させ念願の経済構造改革が実現できる。核より大きい脅威の細菌兵器の重要性により習近平が制しきれない人民解放軍を抑える事ができる。新型コロナは二人にとっては神風ともいえるが、真の支配者の存在を肝に銘じたい。

国民を支配するには国民が裕福であってはならない。国民が裕福だと、人権だとかプライバシーだとか主張するので支配が難しい。新型コロナ不況下で富を失った国民は、トランプが右と言えば右、左と言えば左を向くのです。パリでは昨日まで暴れていたデモ隊はどこかへ消えた。

真珠湾攻撃前は国民の90%が戦争に反対だったが、真珠湾攻撃後は93%が参戦賛成となった。トランプは言う、新型コロナは中国の対米真珠湾攻撃であると。米国では嫌中感情が全土に広がり、今や対中戦争の火ぶたが切って降ろされた。戦争が長期化すると要らない物は全て消されて財政と金融体制は終わりを告げる。限界にきた戦後の体制を破壊し新時代を築く為のスクラップ&ビルドです。

行き詰まった資本主義制度は終わるが、また新たに行き詰まらない制度が生まれて来る。MMT、現代金融理論に基づく中央銀行制度を廃した金融と財政制度になる。金融と財政制度改革の為には新型コロナの終焉が長引くことが重要。これから世界の民主国家に、デモクラシーバブル崩壊が起きる。新型コロナが起こす民主主義バブルの崩壊が待っていると言う事です。



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