１５０１０２ くりこ

【場所】栗子スキー場
【天候】曇り
【積雪】１７５㌢
【気温】－４度　駐車場
【券種】シニア５時間券　２５００円
【道具】板：ＢＤドリフト１６６　靴：スカルパＦ１

[概況]
天元台で若女下りと軽く考えていたのですが。米沢を通過する辺りから積雪は増えてきて軽自動車とすれ違うのに停車する場面も。太板用のシールの状態が悪くて細目の山板ドリフトを持って来てしまい、トレース無しだとシール下りになりそうな気配。栗子のゲレンデは雪がたっぷりだった事もあり、途中でＵターンして栗子へと。

[やる気度]
出発時間が遅い上に予定変更が重なってしまったので、栗子のリフトに乗った時点で１１時オーバー。まずはレインボーコースの端っこに残る深雪を三本ほど。今の時間帯にしては悪くない印象で、標高の低い栗子にしては雪質は軽い方で深さも板が走って丁度良いあんばいです。樹林の際の制限滑降が心地よい。
　
喰い残しも丁寧に拾う

[満足度]
目につく深雪エリアはあらかた踏まれているし、圧雪コースも荒れ気味で気が向かない。時間も気になるのでリフト三本乗り継いでアンテナコースへ。今年もクワッドリフトの営業は無い模様、それでもグランプリコースはシュプールが入り乱れている人気コース。グランプリは敬遠して鞍部へと下り、目前の小ピークへと数分のカニ歩きに精を出す。雪面に踏み跡は無いので今日は貸切の期待感。風下側を回り込んで行くと小さな雪庇がある、風向きのせいか今は余り発達していない。で、尾根へのアプローチはスムーズ。後は板の加速に任せて一気に滑り落ちるのみなのだが、今日の板は細めの軽量山板なので荷重前に板がしなってしまいロングやミドルにはリズムが取れずに操作に気が取られてしまう。とは言え、耐用年数が切れているので贅沢は言えない持ち主でもある。

尾根へエントリー

上部の状態

隣の沢コースも含めて四本程行ってみた。灌木が目立つコースもあるが現状は充分楽しめると思う。標高差は物足りないが、気楽にオープンを楽しめる点はこのスキー場の美点でもある。かつては入りきれない程の客が押し寄せたスキー場も今はリフト待ちも無い。雪質が悪いのは欠点かも知れないが、北海道の粉も毎日滑っていればそれで慣れてしまい当たり前に思ってしまう。重い雪を蹴散らしアイスバーンで加速なんてのも味わい深いと、密かに思ってます。少々の欠点はあってもセールスポイントの多いスキー場なので…あとはやりかたかなア　。


隣の尾根も

Ｌサイズのカモシカがうろついていた　～板を振りすぎなんだよ～