正義と悪の図式は世の定番の構図でわかりやすい事例。かつての人気番組の水戸黄門が復活するかも知れないとか、噂。名優、武田鉄矢が黄門様役となれば結構面白い時代劇かなと、予感もあるが、多分私は見ませんが。
水戸黄門の図式が実は警視庁や国際政治の中にも活用されている模様で、でも、これって著作権の侵害じゃ、ネエ。
95年3月30日朝、國松警察庁長官が警備する警察官の目前で拳銃で狙撃され重症を負った、だが事の真相は不明のまま。事件はオウム真理教によるテロであると公安は強く主張した。FBIの捜査資料や証拠は違う見方を示していたが、公安はオウム以外に考えられないとして頑なであった。公安とは主に旧ソビエト連邦の極左やテロ攻撃に対応するかつての特高に相当する組織であるが、ソビエト連邦の消滅に伴い公安も解体の計画が進んでいた。政治家的にも警察の内部利権的にも組織が消滅する事には抵抗する力も働くもの。
公安はその気なればオウム真理教を叩き潰せる情報も組織力もあったが、あえて放置して強大化させたのは彼らを敵として悪として大きな存在にしなければ公安の存在価値が消えてしまうから。ああ言えばこう言う、の上祐は頭が良く切れるが、逆に言えば公安の思い通りにコントロールできる御誂え向きな人物だった。
國松長官は色々と知っていたし警視庁内部の利権にも詳しい。事件を企だて、さらにオウムをテロ犯に仕立て上げれば一石二鳥で、公安必要の世論にも繋げられる。まあ、内部犯行なので捜査員達も薄々は分かっていた次第。
北朝鮮のミサイル。打ち上げて海に落ちたミサイルの残骸は全て敵国が回収し、分解し調査しているとか。分析によれば、ロシアの技術とイランの部品が元になっているが、意外に自国のパーツや技術を使い独自のバージョンアップを図っていて、今回の複数のミサイル打ち上げも顧客国への自国のミサイル製品のアピールが主な目的でもあった。
もう一つの目的、このパフォーマンスにより高価な迎撃システムの販売に寄与できる事。イスラエルは最高レベルの防空迎撃システムを誇っています、しかし攻撃を受けて撃ち落とせる実績は半分程とか。それでも各国の防空担当者はシステムを絶賛しています。良くてもその程度のレベルなんですね。
以前から言われている通り、北は米の軍産複合体に悪役を押し付けられていました。北の将軍様も三代目となるとオウムの上祐宜しく思惑通りには動いては頂けない状況。中米はコントラーブルな正男氏を次の指導者として予定していたのに警備の間隙を突いて亡き者にされてしまった。
日中も尖閣で揉めてはいても経済的には互いに重要なパートナーで戦争などはあり得ないし、米中もすでに一体化が進んでいるので戦争はあり得ない。ロシアと日本も同じで、北を除けば皆仲良し。北も実は日本と交流を望んでいて、水面下では残留日本人の切り口で交渉をしている。北と友好国と言えばイランだが、日本は円建てで原油を輸入する程の付き合いなので、考えてみれば日本の周辺に敵国は存在しない事になる。でも、悪役を作りたい人達はいるので…今の所は日本は困った顔をしているしかない、のでしょう
20年代の中頃には米軍基地は日韓からは撤退の予定。ニュースでは確認してませんが、すでに米軍はフィリピンから撤退しています。