駅と駅前風景37 おかどめ幸福

くま川鉄道のおかどめ幸福駅。命名権により「ファッションハウスクローバーおかどめ幸福駅」となっているようで、案内放送でもそう呼んでいた。



和風の立派な駅舎。しかしながら開業当初から無人駅である。


駅前には絵馬を模した巨大なモニュメントが建っている。


駅舎横には、願いが書き込まれた絵馬が掛けられている。


JR九州仕様の駅名標。しかし開業は転換と同時の1989年。


ホームは1面1線。日中は1～2時間に1本である。


ホームに立って、駅舎とは反対側を望む。農地が広がっており、長閑なところである。


駅前。住宅も少し見られるが、公園になっている。


駅横には町が運営する売店があり、土産物や記念乗車券類を販売している。


駅名の由来となった岡留熊野座神社。別名「幸福神社」。


神社の階段を上がり、本殿付近から俯瞰して撮影してみた。高校生の就業時間帯にあたり、3両編成で運行されている。

○基礎データ
所在地　熊本県球磨郡あさぎり町免田
路線　くま川鉄道湯前線
開業　1989年10月1日
乗り入れバス路線　なし
乗客数　53人=2011年
無人駅
訪問日　2014年1月15日

駅と駅前風景36 中富良野

JR富良野線の中富良野駅。富良野市の北に隣接する中富良野町の中心駅。北海道の市町村に良く見られる分村によって誕生した町で、開拓初期はは上富良野町の一部であった。


駅舎は国鉄末期の1986年に改築された。2007年に無人化された。



ホームは相対式2面2線、構内踏切がある。



駅周辺は住宅地や農業倉庫がある。北海道の駅にはすぐそばに農業倉庫がある駅が多い。

○基礎データ
所在地　北海道空知郡中富良野町西町
路線　北海道旅客鉄道富良野線
開業　1900年8月1日
乗り入れバス路線　不明
乗客数　不明）
無人駅
訪問日　2011年9月14日

バスターミナル68 阿蘇駅前

産交バスの阿蘇駅前。JR阿蘇駅・道の駅に隣接し、阿蘇観光の拠点である。


JR阿蘇駅と一体化された建物。駅との統一感を感じさせる。




一般の生活路線に加え、九州横断バスや大分と熊本を結ぶ「やまびこ号」なども発着。



待合室。乗車券の販売窓口もあり、記念スタンプも設置されている。

◎基礎データ（バスターミナル）
所在地　熊本県阿蘇市黒川1444-2
乗り入れ事業者　産交バス　大分バス　他
乗車券類　発売有
連絡鉄道路線　JR九州豊肥本線
類型　地域拠点　鉄道乗換　観光地　
訪問日　2013年12月25日

駅と駅前風景35 恵良

今朝、NHKラジオで大分のローカルニュースを聞いていたら（我が家は福岡県だが、大分局のほうが外国放送や雑音が入らず聞きやすい）、今日未明、久大本線恵良駅が全焼したとのニュースが飛び込んできた。



在りし日の恵良駅舎。左半分がリフォームされているが、ここは住宅として使用されていたそうである。



駅舎内部。昔の写真で飾られ、無人ながらも手入れは行き届いていた印象だった。


豊後森-由布院間は久大本線でも最も列車本数が少ない区間。停車列車は1日9往復のみ。


何故か隣の「ひきじ」が隠されている。かつては隣にもう一つ「まちだ」があり、ここは肥後小国へと伸びていた宮原線との分岐駅であった。代替バスは豊後森駅起点となり、恵良は通らずに町田・小国へと向かっていたが2013年に県境を超える麻生釣～小国間は廃止され、鉄道の面影はまた一つ消滅した。



ホームは2面2線。交換列車が多いので数分間停車する列車も多い。遠くに望む台形の山は「切株山」。



駅前は駅前旅館もあるそれなりの集落。下の写真のJAのガソリンスタンドの横にバスターミナルである「恵良交通センター」があり、町営バスの拠点となっているが駅前にも町営バスのバス停がある。

○基礎データ
所在地　大分県玖珠郡九重町大字右田3076
路線　九州旅客鉄道久大本線
開業　1929年12月15日
乗り入れバス路線　九重町営バス
乗客数　40名（2011年）
無人駅
訪問日　2013年7月12日、2012年11月23日

駅と駅前風景34 一武

くま川鉄道の一武駅。熊本県球磨郡錦町にあり、国鉄時代から存在する駅である。


駅舎に見えるが開放型の待合室。白壁造り。



駅前。駅横に自動車整備工場があるほかは殆ど何もない。


駅裏。一面に畑が広がる。



ホームは1面1線であるが、元々は2面2線であった。現在も反対ホームが残っている。

○基礎データ
所在地　熊本県球磨郡錦町大字一武
路線　くま川鉄道湯前線
開業　1924年3月30日
乗り入れバス路線　無
乗客数　不明
無人駅
訪問日　2014年1月15日