トライランダーの蔵出し写真館 第2号

http://blog.livedoor.jp/hjmcp604/?blog_id=1266593
本ブログ

製鉄所2

2011-11-08 22:06:00 | 
さて、ラッシュ並みの混雑の中、バスは戸畑構内バスセンターを出て高炉工場へ向かう。目的地は「四高炉」であるが、バスはくろがね線の線路に並行して走る。


途中には一般の路線バスと変わらぬ停留所標識がある。写真撮影は厳禁であるから下手糞な絵で御容赦頂きたい。
形状は2種類あり、丸型もあった。普通のバス停同様、下には時刻表が付いている。
車内は運賃箱、整理券発行機が外されている。その他は前事業者時代とほぼ同じようであった。お知らせとして「17:30~18:00飛幡門渋滞の為、大幅にバスが遅れることがあります」「降車時には社員証、利用券を提示ください」のような貼紙があった。

何度か貨車や機関車を確認、10分ほど走ったろうか。バスは高炉に到着。さっそく「撮影禁止」の看板を至る所に発見。
高炉は見上げると10階建て位の高さがあっただろうか。しかし、ここは「鉄」の性、高炉よりもその横に広がるヤード、機関車にけん引された貨車の姿も。


これまた下手糞な絵で御容赦を。このような貨車が2両連結され、両端に機関車が連結。ちょうど入換作業中で、頻繁に動いていた。4桁の緑数字が車号のようだが、番号は記憶にない。高炉内にも線路が多数あり、貨車のお尻が姿を覗かせていた。

高炉からはヤードが一望でき、いい撮影スポットになりそうだったが係員が数メートル毎に配置されており、とても撮影できる雰囲気ではなかった。

その後一旦構内バスセンターに戻り、次の公開場所である熱延工場へ。こちらも至る所に踏切があり、線路を間近に望んだが車両は確認できず。

熱延工場は暗く陰気な雰囲気。階段を上がるとオレンジ色に光る不気味な長い鉄の棒が勢いよくはじき出されてくる。水で冷却するのだが吹きあがる水蒸気の量は生半端ではない。2~30メートルは離れているであろうが熱気はすさまじく、恐怖さえ感じる。係員に聞くとおよそ1200度の高温とのこと。この熱と不気味なオレンジ色、職場の過酷さをひしひしと感じた。夏場は50度にもなるという。しかしながらこの過酷な職場で勤務する係員の顔はやはり生気あふれ、元気であり好感が持てた。

以上下手糞な画像でこの場を汚してしまったが、普段は入ることのできない場所だけに、貴重な体験となった。
来年はおそらく八幡地区の公開となろうが、再び訪れてみたいものである。





新日鉄八幡(やわた)製鉄所戸畑地区 一般公開に参加して

2011-11-07 22:39:00 | 
初めに断っておくが、今回は画像は一切無い。

昨日、新日鉄八幡(正式にはやわたと読むらしい。)製鉄所の一般公開に行ってきた。
例年この時期に開催される新日鉄の起業祭の一環であり、毎年公開されているものの、八幡地区が主であり、戸畑地区が公開されるのは数年ぶりとあって、雨の中でも入口にあたる飛幡門は、バスを待つ長蛇の列が出来ていた。

飛幡門に近づくにつれ、構内から流れてくる音楽と共に、「本日は~ご来場有難うございます・・・・構内での写真撮影は、禁止となっております…」との案内が聞こえる。
今回の目的は構内輸送を担当する「スピナ」のバスとくろがね線であったが、いきなり出鼻をくじかれた。

構内に入ると、そこは立派なバスロータリーであった。乗り場は縦に並んで方面別に4つあり、売店もあるなどまさにバスセンター。後で調べてみると「(株)スピナの構内営業部戸畑構内バスセンター」と名乗る、正真正銘のバスセンターであった。

構内に掲げられていた路線図を見ると、構内に多数の路線が設定されており、6時頃より22時過ぎまで頻繁に運行されている。
その中には「八幡連絡」という路線もあり、構内を出て一般道を走る系統であると思われるが、掲げられていたA~Dゲート(乗り場)時刻表には、当該路線らしき時刻を発見することは出来なかった。

今回確認できたバスは以下の如くである。 

営業用緑ナンバー
社番501 富士7E 旧所有者相鉄バス 中ドア形状・引戸
502 7E 不明(白地に黄緑のライン)4枚折戸
503 キュービック 横浜市営 4枚折戸
514 7E 西武 引戸
515 7E 相鉄 引戸

構内専用 新日鉄独自ナンバー(公道走行不可)
604 キュービック 国際興業 2枚折戸
606 7E 立川 2枚折戸
607 7E 西武 引き戸 3扉車
608 キュービック 西武総合企画(淑徳大学スクールバス)4枚折戸
609 キュービック 国際興業 引戸

いずれも旧所有者時代の塗装である。
管理人が乗車した国際興業の車両(604、609どちらだったかは忘れた)には、「国際興業株式会社」のプレートと「東京都バス協会」のステッカーが残っていた。

ここから推測できたことは、社番500代が陸運局発行の緑ナンバー、600台が構内専用(戸畑のみ確認、八幡については不明)、700代が貸切車であることだった。

続く



残業ばっかりの2月

2010-03-03 20:28:00 | 
残業ばっかりの2月が過ぎた。
調査と数字が好きな管理人にとって、「貝塚線」の状況を深く掘り下げたい、と思いながら記事を書いてきたが、相変わらずの調査不足であり、高いクオィティの記事が書ける状況に無い。

世の中失業中の人も多いので、贅沢な悩みなのかもしれないが。

そんな状況下でも、息抜きに小旅行へは度々出かけている。
今回は、四国フリーきっぷ(15000円)を使って松山から徳島(一応高知県内にも足を踏み入れたが)へと海岸沿いに下ってみた。


伊予鉄名物(?)、単車回送。
この形態を活用し、終着駅の敷地に余裕があれば、ループ状に線路を配置することにより運転台分のコスト削減が出来ると思うのだが。


首都圏色のキハ47.灰色のHゴムまで再現したのには恐れ入る。


時間に余裕があったので岡山電気軌道を撮影。駅前にも若者が多く活気があった。
ほぼ同じ人口規模である熊本駅と比較してみると、岡山駅は1日の乗降客が12万人、熊本駅が2万人(いずれもWikipediaより引用)。
勿論人口の集積、繁華街の立地等に違いがあるため単純に論じることは出来ないが、ここまでの差になった経緯や都市の特性の違いなど、調査してみたいテーマの一つではある。