トライランダーの蔵出し写真館 第2号

http://blog.livedoor.jp/hjmcp604/?blog_id=1266593
本ブログ

筑豊電気鉄道 nimoca導入正式決定

2014-11-28 18:24:00 | 私鉄
筑豊電気鉄道では、2015年春に「nimoca」の導入を正式発表した。

以前お伝えした通り、既に一部車両では機器の設置が進められている。
バスと同様の車内精算方式であり、鉄道線としてこの方式を取るのは他に松浦鉄道ぐらいのものだろうか。

なお、公式ニュースリリースによると「対象編成は13編成で、全ての営業車両に搭載」とあるので、恐らく陣容は

3000形‐9編成
5000形‐1編成
2000形‐3編成


となり、現在2000形は2002~2007の6編成あり、うち1編成(2005)は昨年夏ごろから黒崎工場に留置されたまま稼働していないようで、2005を含む3編成が廃車になるものと思われる。
また、同時にダイヤ改正が行われ、さらに減便、そしてワンマン運転が開始されるのではなかろうか。
 


現在稼働していないと思われる2005ACB.福岡市内線1205ABに福岡市内線1013Bを組み込んだもの。
福岡市内線から筑豊電気鉄道に転属した連接車はこの3両を除くと全て旧・1300形であったので、この編成が廃車されると旧1000・1200形が筑豊電気鉄道から消滅することになる。なお、1000形は熊本市電に、1200形は広島電鉄に現在でも在籍している。

終着駅を訪ねて 7 石橋

2014-11-26 21:51:00 | 
「終着駅を訪ねて」シリーズ、今回は前回に引き続いて路面電車の終着停留所を紹介する。

今回紹介するのは長崎電気軌道に4つある終着電停のうちの1つ、石橋電停である。
正式な路線名は築町-石橋間の大浦支線であるが、旅客向けに路線名が使用されることはなく、5号系統の終着電停として認識されている。



単線区間の2面1線で、乗降ホームは分離されている。2002年までは1面1線の配線で、運賃授受の都合上前後扉の車両(保存車を除くと200211300)しか入線しなかった。


線路の先(南側)は道路が狭くなっている。この先は起伏が激しく、歴史的にも路線延長は考慮されなかったと思われる。




周辺は完全に都市化しており、個人商店が立ち並ぶ。「市民の台所」とでも言ったところか。


ちょっと路地に入ると、グラバー園へと通じる「グラバースカイロード」の入口がある。グラバー園、大浦天主堂へは1つ手前の「大浦天主堂下」電停からも行ける。


○基礎データ
所在地 長崎県長崎市大浦町
路線 長崎電気軌道大浦支線(5号系統)
開業 1917年6月(出雲町→大浦石橋)
乗り入れバス路線 長崎自動車
乗降客数 3059名(2000年)
無人駅
訪問日 2014年11月13日


駅と駅前風景48 バルーンさが

2014-11-11 18:00:00 | 
長崎本線の臨時駅「バルーンさが駅」。毎年10月末~11月初めにかけて開催される「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の期間中のみ営業する。


プレハブの切符売場と有人改札。切符売り場は下にもあるが入口横の売り場に客が集中するようで、長蛇の列が出来ていた。SUGOCAには対応していないが、こんな時こそICカードのメリットが発揮できるし、普段鉄道を利用しない客にICカードを販売するチャンスでもあり、ICカード対応にすべきだと思うのだが…なお、割引きっぷ、フリー切符の類が充実しており、知っていれば並ばずに乗れるのである。2010年の1日平均乗客数は10,823名。これは2009年のJR九州各駅乗車人員ランキングでは11位、熊本を上回り、佐賀、長崎、吉塚とほぼ同程度である。


停車中の813系筑豊鉄道部車。期間中には臨時列車が多数設定されるほか、一部の特急も停車する。


ホームは恒常的に設置されている。上り、下りで導線が交わらない造りとなっており、混雑時には入場規制も行われる。


駅名標。バルーン「佐賀」と書かれているが、バルーン「さが」が正しい。


ホームから南側を見る。一面の田園地帯で集落はやや離れている。


駅前の風景。そこが会場の入口でもある。


この人波・・・・出店が立ち並び、グルメイベントのようでもある。


北側は嘉瀬川防災ステーションがある程度で、こちらも田園地帯。

○基礎データ
所在地 佐賀県佐賀市嘉瀬町大字萩野
路線 九州旅客鉄道長崎本線
開業 1989年(平成元年)11月18日
乗り入れバス路線 臨時バス多数
乗客数 10823名(2010年)
有人駅
訪問日 2014年11月2日