トライランダーの蔵出し写真館 第2号

http://blog.livedoor.jp/hjmcp604/?blog_id=1266593
本ブログ

元国土交通省航空局 JA8712 一般公開

2014-01-13 00:49:00 | 航空
元国土交通省航空局のJA8712は、退役後熊本空港に保存されているが、昨年末から数日間、機内を一般公開している。そこで、1月11日、熊本空港へ行ってきた。

JA8712は1967年、航空大学校の機材として導入され、1972年に国土交通省(当時運輸省)へ移り、2003年に退役した。


外観は当時の塗装をベースにしているが、


「阿蘇くまもと空港」の文字と、尾翼は日の丸に代わって熊本空港のキャラクター「あそらくん」が描かれた。



機内。旅客型から通路片側の座席を撤去したような感じとなっている。


機内には熊本空港やYS-11の古い写真がたくさん貼られている。


コクピットを見学できるのも貴重な機会。昔は降機の際、容易に見学させてくれたものだが。



今日の福岡空港

2012-07-05 21:49:00 | 航空


7月3日に就航したジェットスター。上はカウンターであるが先行したピーチよりも本格的な作りになっており、人員も多く配置されている。下は第1ターミナル4階展望デッキより。銀色の塗装がなんとなく日本離れしている印象。


航空新時代を象徴するかのような光景。ジェットスターとANAの787がすれ違う。


最期のJAC塗装機となったJA842C。まだ鶴丸塗装のQ400は登場しておらず、この機体が鶴丸第1号になるのだろうか。


チェジュ航空のHL7796。ボーイング737-800。「BIGBANG」とかいうグループの顔が描かれているらしい。


朝日航洋のセスナ560・サイテーション・JA01TM。どうやらトヨタ自動車が所有しているらしい。


JALのB-777-200,JA772J。サマンサタバサや嵐など、よくラッピングされる機材。現在は、「がんばれ、ニッポン!」


今日の福岡空港

2011-12-17 20:07:00 | 航空

JA8991。JTAの737-400で、鶴丸塗装。機種には「うちなーの翼」のロゴ?が描かれている。


元「エコジェット」JA8984.B777-200である。鶴丸化され、「三陸復興国立公園構想」のラッピングが施されている。「エコジェット・ネイチャー」と言うらしい。


タイ航空の「スターアライアンス」塗装。HS-TEL,A330-300である。



JA857A、通称「エコボン」。配色を緑にしただけだが、随分明るく見える。


エバー航空のB-16331.今日の本命はこれであったが、寒い中定刻より50分も遅れて飛来した。
A330-300で、台湾では「長榮航空Hello kitty魔法機彩繪機誕生」としてニュースで取り上げられていた。



福岡空港2006

2010-07-03 16:11:00 | 航空
ここ数年、日本の航空機も画一化が進み、面白味が薄れてきた感があるが、PCのフォルダを漁っていたら、僅か4年前ではあるが現在では撮影不可能となったシーンが多々あったのでここで紹介する。

画像はいずれも2006年10月11日撮影。


2008年3月を以てその歴史に幕を閉じた日本アジア航空。台湾問題で設立されたエアラインであるが、中台関係の変化によりJALの就航が実現し、会社は整理された。
福岡にJAAの定期便は就航していなかったが、この日は機材繰りの関係でJAL便として飛来した。

前回のサッカー・ワールドカップの特別塗装

JAL旧塗装。新塗装になった後2008年に退役。

現在は「全日空」の漢字表記はなされていない。

大館能代空港と庄内空港の明暗

2010-03-18 20:27:00 | 航空
前回からいささか時間が空いてしまったが、好調な庄内空港と不振に喘ぐ大館能代空港、この差は果たしてどこから生じたのか、分析してみようと思う。

大館能代空港の2007年度の利用客数は13万7千人、庄内は2008年度で40万人である。
大館能代空港の後背地である大館市、能代市、北秋田市の人口はおよそ18万人、面積は2400平方キロメートル、庄内空港の後背地の酒田市と鶴岡市を中心とする庄内地方は、ほぼ同じ面積で31万人である。国土交通省の定義した都市圏
「人口10万人以上で昼夜間人口比率が1以上の都市を核都市として、核都市への通勤通学者が、全通勤通学者の5%以上または500人以上である市町村を含む圏域を都市圏として設定する」では鶴岡都市圏と酒田都市圏が地域内に存在する。

大館能代空港も庄内空港も、それぞれ県内に秋田空港、山形空港を有する第二空港という位置づけである。
しかしながら、大館市よりも双子都市とでもいうべき鶴岡、酒田両市を有する庄内の方が、地域拠点の核空港であり、それゆえに大館能代よりも旅客流動が盛んであると考えられよう。

交通アクセスについては、地方ローカル空港ゆえ公共交通機関の存在は初めから無視してもよいレベルであるというのが常識であるから道路事情こそがカギとなるであろうが大館までは一般道で35分、能代までは50分となる。
庄内空港は、山形道庄内空港ICが酒田、鶴岡両市と直結しており所要時間も15分程度と、大変便利である。

このように拠点都市までの時間差に加え、鉄道を利用した場合大館-東京は6時間、鶴岡-東京は羽越線、上越線経由で4時間、山形新幹線と高速バスの乗り継ぎでも4時間と、どちらも鉄道に対し圧倒的に優位に立っている。

しかし如何せん大館と東京は、都市の規模から圧倒的に流動が少ない。庄内は安定したビジネス需要が多いというのも有利な点であろう。

これらのことから、庄内空港と大館能代空港の違いについて考察をしてみたが、如何せん「数字」の少なさには苦労させられた。
このネット時代であるが、国交省のデータや流動の具体的数値を読み解く時間が無かったのは非常に不満が残る次第である。