トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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本ブログ

バスターミナル32 金沢駅

2011-10-28 21:41:00 | バス
JR金沢駅は1990年に高架化され、それに伴い駅前も再開発され、立派なバスターミナルが設置された。
金沢駅バスターミナルは東口、西口に分かれており、本稿では東口のみを紹介する。


バス乗り場はロータリーになっており、積雪地らしくガラスで囲われている。





案内所は東口ターミナルのみにあり、乗り場番号も大きく表示され、分かり易い。乗り場は1~11まで存在し、1・2の一部と4・5を除き北陸鉄道グループが使用する。高速、特急バスも小松空港線を除きすべて東口の発着であり、こちらが表玄関であるといえよう。


観光都市らしく、観光周遊バス等も充実。写真の車両のほかにもローザ改造のボンネットバスや輸入車のクセニッツも運行されている。


福岡同様「一社独占」の感の強い金沢であるが、細々とJRバスも乗り入れる。


金沢駅終点のバスはロータリーに入らず、東側にある降車場で降車扱いをする。画像は高岡の加越能鉄道バス。

◎基礎データ
所在地 石川県金沢市木ノ新保町
乗り入れ会社 北陸鉄道、北鉄金沢中央バス、ほくてつバス、加賀白山バス、加賀温泉バス、北鉄能登バス、北鉄奥能登バス、西日本ジェイアールバス、宮城交通、新潟交通、加越能鉄道、富山地方鉄道、名鉄バス、京阪バス、阪急バス、江ノ電バス、西武バス、西東京バス、日本中央バス、ジェイアールバス関東、ジェイアール東海バス
接続鉄道路線 北陸本線、北陸鉄道浅野川線
乗車券類 発売
類型 鉄道接続、高速(特急)バスターミナル、地域拠点、バス路線接続
取材日 2011年10月13日

バスターミナル31 後藤寺バスセンター

2011-10-28 16:14:00 | バス
筑豊炭田で栄えた田川市。鉄道網は工業都市たる北九州への貨物輸送を主観において敷設された為、人の流動が福岡中心になった現在、公共交通機関においては鉄道よりもバスの比重が高いように思える。

ここ後藤寺バスセンターは、田川市の双極の一つである後藤寺地区に位置する。もう一つの極である田川伊田駅が鉄道における拠点となっているのに対して、こちらは田川市におけるバス路線網の拠点となっている感がある。



建物は古く老朽化している。建築年代は不詳であるが、西鉄バス全盛期の昭和30年代後半~40年代前半を経験してきた建物であろうことは推測できる。2階には平成元年まで映画館が入居していた。


子会社の旧・添田交通に移管された路線が多く、西鉄バス筑豊となった現在でも、旧添田交通色のバスが多々見られる。


構内は暗い。ローカル線のほかにも福岡への特急・急行バス、小倉への快速バスが運行される。福岡線のように特急、急行が共存する路線は現在では珍しい。


現在は廃止された18番・添田~大任~後藤寺線。田川地区でも近年はローカル路線の整理縮小が進む。


そんな中でも福岡への特急と、飯塚オートの無料バスだけはそれなりの乗客が見られた。

なお、西鉄における正式名称は単に「後藤寺」のようである。ちなみに「西鉄後藤寺」という停留所もあるが、西鉄後藤寺は別の場所にある営業所併設のバス停である。

◎基礎データ
所在地 福岡県田川市宮尾町3
乗り入れ会社 西日本鉄道 西鉄バス筑豊
接続鉄道路線 JR日田彦山線、後藤寺線、平成筑豊鉄道糸田線
乗車券類 発売
テナント入居 
類型 鉄道接続、高速(特急)バスターミナル、地域拠点、バス路線接続
取材日 2010年4月14日

バスターミナル30 八丁牟田

2011-10-25 20:21:00 | バス
goo辞書によると、ターミナル【terminal】とは、

1 鉄道・バスなどの終着駅。また、交通路線が集中し、発着する所

とある。この定義によると、ここ八丁牟田はその定義に当てはまらないようである。しかしながら、八丁牟田は規模は小さいながらも、バスと鉄道の乗換拠点となっており、「交通路線が集中」していると言えなくもない。

 西鉄大牟田線で普通列車のみの停車駅の場合、それなりにバスとの乗り換えが考慮されうる駅は、福岡市の井尻、太宰府市の都府楼前とここ大木町の八丁牟田位であるといえよう。都心に近い平尾や高宮においても駅から至近にバス停留所があるが、これらの駅からは直接バスで都心へ向かう流動が主であり、電車とバスの連携はさほど盛んではない。

八丁牟田駅は大川市の大野島農協前~大川市役所~八丁牟田~筑後市立病院~羽犬塚駅前の系統のみが発着する。大川市と筑後市をほぼ東西に一直線で結び、そのほぼ真ん中で西鉄八丁牟田駅を横切る。


西鉄天神大牟田線八丁牟田駅。日中は2両編成の普通電車が30分に1本運行されるのみの小駅である。


羽犬塚駅行のバスがやってきた。


道路を横切り、駅前に入り込む。



再び道路を横切り、発車。駅前に一度入り込むことから、一応電車との乗り換えが考慮されていることが分かる。
ちなみに日曜日の15時ごろであったが、八丁牟田駅降車客は10名ほどで、うち3名が羽犬塚行きバスに乗車した。

終日ほぼ1時間おきであるが、7時~19時台の運行で、終車は早い。
大川方面行の場合、朝の一部の便は八丁牟田で数分停車し、電車との接続の便を図っている。

(例)
侍島758
下侍島759
八丁牟田0800着0808発→八丁牟田0805発柳川行きに(から)接続

◎基礎データ
所在地 福岡県三潴郡大木町大字八牟田
乗り入れ会社 西鉄バス久留米
接続鉄道路線 西鉄天神大牟田線 
類型 鉄道接続
取材日 2011年10月22日


バスターミナル29 富山駅北口

2011-10-23 20:06:00 | バス
富山ライトレールで脚光を浴びている富山駅北口からも、細々とではあるが、路線バスが発着する。

こちらも「地鉄」バス乗り場案内である。こちらには高速バスは乗り入れないので、基本的に地鉄のみである。市内北部の系統ばかりと思ったが、線路の向こう側の総曲輪や西町方面への系統も乗り入れる。


背後が富山駅北口駅舎。画像には映っていないがすぐ右側が富山ライトレールの電停である。


北口ロータリーに進入する地鉄バス。


2枚目の画像の更に右手には、貸切バスの駐車場がある。

北口にもオフィスや公共施設が立ち並んでいるが、裏口の為か目立った商業施設が皆無であり、サラリーマンやOLの姿が目立つ。

バスターミナル28 富山駅前

2011-10-21 22:03:00 | バス
新幹線工事で仮設駅舎・ホームとなっている富山駅。県庁所在地の代表駅だけに、大きなバスターミナルに見えるのだが…


駅前から全景を見る。左側が路線バス乗り場で、駅前通りに面する。



「一応」JRや昭和が乗り入れる福岡市以上に一社独占状態の富山。案内板は「地鉄」バスのりば案内である。駅前のロータリーに入らない乗り場も4か所存在する。


上画像で1番乗り場と思われるみずほ信託銀行前で停車中の謎の「立山黒部貫光」バス。色々調べて見たのだが、富山駅に乗り入れる路線が見当たらず、貸切だったのだろうか。ちなみにこの背後が旧富山駅ビルで、その左側が仮設駅舎とロータリーである。


ロータリー内で唯一の一般路線バス乗り場である3番乗り場に停車中の地鉄バス。


駅舎から最も近い位置には高速バスが発着する。


この後ろが高速バス乗り場。地鉄は地方の有力事業者であり企業体力もあるせいか、高速バスへの進出は熱心で、東京、名古屋、大阪、金沢、新潟等に路線網を広げる。

富山駅には、この他に北口乗り場がある。北口については後日詳述予定。


◎基礎データ
所在地 富山県富山市明輪町1-227
乗り入れ会社 富山地方鉄道、西武バス、阪急バス、名鉄バス、宮城交通、新潟交通、北鉄金沢中央バス 他
接続鉄道路線 JR北陸本線、JR高山本線、富山ライトレール、富山地方鉄道
乗車券 発売 
類型 鉄道接続、高速バスターミナル、地域拠点、バス接続
取材日 2011年10月13日