運命の人

連休中は結構、本をたくさん読みました。

とくに、数ヶ月前から図書館に予約してて
やっと順番がまわってきた本、『運命の人』。





「運命の人」なーんていうタイトルだと恋愛ものかと思うでしょ？
じつは沖縄返還協定を舞台にしてジャーナリズムのあり方を裁判で争うって感じのオカタイ話なの。
しかも全４巻中、３巻まで読んだけど、どうして「運命の人」なんていうタイトルが付いてるのか
予測すらできん。
４巻目でどんな展開になるのか。
早く続きを読みたくてたまらないです。


山崎豊子さんの本は、虚実綯い交ぜって感じで
どこまでが事実でどこからが創作なのだろうって思いながらも
その世界にがーっと引きずり込まれる力があるの。


戦争３部作のひとつ『不毛地帯』はドラマ化され
日航機墜落事故を基にした『沈まぬ太陽』は映画に。

まさに山崎豊子イヤーな様相ですな。

それにしても山崎センセ、おんとし８４歳ですって。
すごいパワーだ！！