El Camino de UK

旅とサッカーを中心に、備忘録として思いを綴っていきます。

Macau 4

2009-04-05 | Hongkong/Macau


市街地から離れたところに見えるマカオタワー。
通常街のシンボルである筈の塔が、澳門では派手なネオンのカジノ&ホテルの陰に隠れ、地味で存在感が薄い気がした。




澳門の道路標識やバスの行先表示のほとんどは、中国語とポルトガル語のダブル表記。
長い間、ポルトガルの領土だったことを強く実感。




東洋のラスベガス、澳門。
澳門と言えば、やっぱりカジノ!
この街の財政収入の70%以上はカジノにおける賭博業と、それにともなう建築・観光業から賄っているようだ。
もっとも富裕層がやるような娯楽、そしてギャンブルに僕は興味がない。




澳門で最高級なホテルと思われるグランド・リスボア。
ギャンブルに興味が無いと言いつつ、好奇心で一階にあるカジノに入ってみた。

内部はこれ以上ない豪華絢爛であっても、お客は僕みたいな一般庶民も多かった。
沢木耕太郎も酔狂した”大小”というゲームは、ハマり出すと絶対止められなくなりそうだ。

Macau 3

2009-04-05 | Hongkong/Macau


澳門の人気観光地の一つ、世界遺産の聖ポール天主堂跡。
かつて東洋一壮大で美しいと謳われたという教会。
火事で焼失する前の教会は、どれほど素晴らしいものだったのだろうか。




聖ポール天主堂の展望台から。
新と旧、東洋と西洋が調和した澳門の市街地。






ペパーミントグリーンやクリームイエローの色をした明るい建物と石畳の路地。
アジアにいながら、ポルトガルの田舎町にいるような気分に浸れる。
日本各地にあるような造られたテーマパークではない。
数百年も前からポルトガルの影響を受けた人々が今も尚ここで生活をし、歴史を築き上げてきた。
それが澳門の魅力であり、面白さでもある。




世界遺産・聖ドミニコ教会の中で。
キリストに祈りを捧げる女性の姿は、実に清らかで美しい。

Macau 2

2009-04-05 | Hongkong/Macau






ヨーロッパの雰囲気を残す中心部から一歩離れると、一気に東洋の、アジアの世界にタイムトリップする。
澳門の下町を当てもなく、ただ思うがままに歩き続けた。
迷路のように入り組んだ細い路地を歩き、時折聞こえてくる広東オペラの歌声や麻雀の牌の音、食堂や屋台からは中華の香ばしい匂いが漂ってくる。

澳門は想像以上に面白い街だった。
何度も同じ路地裏を歩いていると、ここで生活している気分になってきたのと同時に、どうして俺はこの街の住民でないんだろうと妙に感傷的にな気分にもなり、何とも言えぬ複雑な心境だった。

自分に最も適した居場所を見つけるということ。
もしかしたら、それが僕にとって一番の海外へ旅に出かける目的なのかもしれない・・・。




澳門の下町で見かけた三輪バイク。
ベンツのマークだったけど、あんまり高級車には見えない。

Macau 1

2009-04-05 | Hongkong/Macau


もしドラえもんの”どこでもドア”で突然こんなところに連れてこられたら、誰がどう見てもここはヨーロッパのどこかの街の広場だと断言するに違いない。
でもここはれっきとしたアジアの国。

長い間、ポルトガルの領土だった澳門には、街の至る所で西洋の面影が残されている。
この広場は澳門の中心地、世界遺産に登録されているセナド広場。


Turbojet

2009-04-05 | Hongkong/Macau

香港から1時間弱。
日帰りでカジノと世界遺産の街・澳門(マカオ)へ入境!
このターボジェットという高速船、もっっっのすごい水しぶきをあげてぶっ飛ばしてました。
他の船と正面衝突でもしたら即死だな、こりゃ・・・。

Star Ferry

2009-04-05 | Hongkong/Macau


100年以上の歴史を誇るスターフェリー。
香港島と九龍半島を結ぶ香港市民の欠かせない交通手段として親しまれている。

片道2.2HK$(約30円)、わずか10分程度の短い航海。
しかし、スターフェリーから眺める香港の高層ビルの夜景は格別に美しい。
香港に行ったら、必ず一度は乗っておくべきだ。




スターフェリーの船室。
木造で出来た床と椅子が100年の歴史を感じずにはいられない。

Mongkok

2009-04-04 | Hongkong/Macau

昼間の女人街。
狭い路地に人の波が押し寄せる。
ソウルの南大門に東大門、台北の士林夜市、上海の南京東路と似たような喧騒と熱気。
未来の成功を夢見る露店の店員は、皆エネルギーに満ち溢れている。

Yaumatei

2009-04-04 | Hongkong/Macau


美味しそうな果物がたくさん!
油麻地の青空市場。




熱心に野菜の品定めをしていた地元住民のおばあちゃん。




中華圏の公園では、どこに行ってもこんな光景をよく見かけた。




油麻地の真ん中にある天后廟。真上に吊り上げられたらせん状の線香が特徴的だ。

Chungking Mantions

2009-04-04 | Hongkong/Macau


深夜特急、そして王家衛の「恋する惑星(Chungking Express)」のファンであれば誰もが知っている有名な重慶大厦(Chungking Mantions)。
小説で、テレビドラマで、映画で、今まで何度となく目にした重慶大厦。
伝説のビルを前にして思わず感慨に耽る。




重慶大厦の中には多くのゲストハウスが点在しており、世界中のバックパッカーが安い宿を求めてこの建物にやってくる。
またインド・中東・アフリカ系の出稼ぎ労働者がそれぞれのコミュニティを形成し、両替商、飲食店、雑貨屋など独自のビジネスを展開している。

あまりにも異なった国籍、民族、宗教・・・。
まさに人種のるつぼ、リトルワールドビルディング。
重慶大厦の中にいると、ここは本当に香港なのだろうかと目を疑ってしまう。

ちなみに香港でHK$に両替するなら一番レートの良い重慶大厦だ。




香港滞在の拠点となったのは、もちろん重慶大厦。
泊まった宿は11Fにある香港招待所(Hong Kong Guest House)。
トイレ・シャワー付きのシングルで一泊130HK$(約1,650円)。




ちょっと無愛想な兄ちゃんが一人で経営してるみたいだったけど、今まで泊まった安宿にはなかった部屋の清掃サービスが毎日あったのは嬉しかったな。