El Camino de UK

旅とサッカーを中心に、備忘録として思いを綴っていきます。

順正~Florence (Italy)

2004-10-15 | Europe

夜行列車で7ヶ国目・イタリアへ入国。
花の都・フィレンツェ。
映画「冷静と情熱のあいだ」を観て、ずっと憧れていた。
3日間、フィレンツェの街を歩き廻り、気分はすっかり順正に(笑)

夕陽に照らされるフィレンツェのオレンジ色の絶景。
ドゥオモから聞こえるロマンチックな鐘楼の鐘の音。
一人だったけど行けて良かった。

癒し~Salzburg (Austria)

2004-10-13 | Europe

ザルツブルクからローカル列車に乗って半日の小旅行。
ふと観光客の誰も来ないところへ行ってみたくなったのだ。

名前も知らない小さな村。
町の中心から外れ小高い丘を登ると、緑の広大な草原が広がっていた。

草原の中にぽつんと聳え立つ教会へ続く一本道。
人の誰もいない雄大な大自然の中を、一人歩いているのが気持ち良かった。
大声を出して思いっきり歌を歌ってみたくなった。

旅友~Salzburg (Austria)

2004-10-12 | Europe

ザルツブルクでの宿の同部屋のメンバーは全員アメリカ人かカナダ人。
ネイティブ英語のシャワーの中で浮いた存在の日本人が一人・・・。

最初はすごく居心地が悪くて、宿を変えようと考えてたけど、そんな僕の心境を察知してか気軽に声をかけてくれたのがカナダ人青年のマイク。
彼は僕の拙い英語にも真剣に耳を傾け、僕に分かり易いゆっくりとした英語で話してくれた。

別れ際、僕に発してくれた"Good company!!"の一言。嬉しかった。
今度は日本かカナダで再会を。
その約束をいつか果たせたらいいな。

音楽の都~Salzburg (Austria)

2004-10-11 | Europe

チェコから列車で国境を越え、6カ国目・オーストリアへ入国。
首都・ウィーンと並ぶ音楽の都・ザルツブルク。

ザルツブルクは映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となり、またモーツァルトが生まれ育ったことでも有名だ。
音楽の都だけあって、毎日のようにどこかの劇場や教会でコンサートが開かれ、路上でも個人で楽器を演奏するメロディーが聞こえてくる。

洗練された綺麗な街で、毎日伝統ある美しい音楽に触れ合える幸せ。
この国に住んでいる人々が羨ましいね。

世界一美しい村~Cesky Krumlov (Czech Republic)

2004-10-10 | Europe

チェコの田舎町、チェスキー・クルムロフ。
世界一美しい村の一つとも呼ばれているところ。

インドで出会った旅友が、将来結婚式をするならこの町の教会でしたいと熱く語っていた。

僕は結婚式なんて面倒でしたくないと思っている者の一人。
でも日本人のめったに来ないヨーロッパののどかな田舎町の教会でなら是非やってみたいとも思う。
そんな将来の結婚のことを考えながら、のんびりチェスキーの町を歩いていた。

天使~Prague (Czech Republic)

2004-10-08 | Europe

プラハにはたくさんの天使がいる。
街の至る所に天使の銅像があるのだ。

プラハが最も思い出深い街になった一番の理由は、ここで天使のような人との出会いがあったからかもしれない。
彼女と恋に落ちることはなかったけど、共に過ごしたプラハでの三日間は幸せで夢を見ているようだった。

あなたも出かけてみませんか。
天使のいるプラハへ。

カレル橋~Prague (Czech Republic)

2004-10-07 | Europe

プラハの中で最も魅せられてしまったのが、モルダウ川に架かるカレル橋からのプラハ城の風景。

その美しい風景は本当に飽きることはなく、僕はプラハ滞在中毎日その場所に足を運びプラハ城を眺めていた。
特に夕焼けから夜にかけて橋からその景色を眺めていると、僕は感動して涙が溢れてしまうのだ。

世界遺産の街~Prague (Czech Republic)

2004-10-06 | Europe

クラクフで出会ったオーストラリア人カップルと共に寝台列車で移動し、5カ国目・チェコの首都・プラハに着いた。

街そのものが世界遺産として保存され、ヨーロッパ一美しい街と言われるプラハ。
丘の上から見下ろすプラハの景色、夜の幻想的な雰囲気、期待していた以上に街の美しさに感動し、この旅で文句なしの一番好きな街になった。

プラハは訪れた誰しもを虜にする魔力に満ちている。
このプラハに未来のフィアンセをいつか必ず連れて来ようと心に刻んだのだった。

負の遺産~Auschwitz (Poland)

2004-10-05 | Europe

負の世界遺産、ポーランドのアウシュビッツ強制収容所。
ユダヤ人を始め、ここで150万人という多くの罪の無い尊い命が奪われた。

殺された人々の遺品、馬小屋同然の寝室、毒ガス室に焼却炉・・・。
いたたまれない気持ちになりながらも、過去に起こった現実を自身の目で確かめながら収容所を歩いた。

死の門を潜るとそこは二度と帰ることのない殺人工場という名の終着駅。
線路の上で、ここに運ばれてきた人々の気持ちはどんなだったのかとずっと考えていた。

感涙のコンサート~Krakow (Poland)

2004-10-05 | Europe

クラクフ滞在最後の夜、街中の教会でJ.S.バッハのミニコンサートが行われるということで出かけてみた。

教会という神聖で静寂な雰囲気の中で、じっと目を閉じてバッハの切なく美しい管弦楽の演奏を聴いていると、何故か自然と涙がこぼれてきた。
ふと気が付けば、周りにいる聴衆も皆泣いているように見えた。

人を感動させる音楽の素晴らしさに改めて気づいた教会のコンサートだった。