El Camino de UK

旅とサッカーを中心に、備忘録として思いを綴っていきます。

発展途上の手作りスタジアムで~J1/C大阪vs名古屋@キンチョウスタジアム

2011-06-23 | Nagoya Grampus


長居スタジアムのすぐ隣り、去年からセレッソ大阪のホームスタジアムとして使われるようになったキンチョウスタジアムでセレッソvsグランパスの試合を観に行った。
長居は学生の頃に代表戦やアメフトの関立戦を観に度々訪れていたが、ここキンチョウスタジアムで観るのは初めてだ。

改修前のピッチは人工芝であったが、これを天然芝に張り替えてスタンドも全面改修し、その改修費用はセレッソ大阪が負担し、その後大阪市に寄贈する形を取り、今後段階を経て改修を重ねていくとのこと。
元のオープンは1986年ということもあり、未改修と思われる外壁や通路などは老朽化したままだった。
でも今まで幾多の歴史的な試合を繰り広げられたであろうこの古びたスタジアム、嫌いじゃないです。




ホームセレッソのゴール裏立見席。
ゴールまで柏サッカー場やヤマハスタジアムと同じくらいの近さ、羨まし過ぎる!
ただ、ゴール裏のキャパシティが少なく、若干迫力に欠けるのが惜しい。
来年以降、拡張工事を行うようだが、関係者は是非ともNACK5スタジアムのゴール裏をモデルとしていただきたい。




もはやキンチョウスタ名物、バックスタンドの裏を数分間隔で通る電車。




今回はメインスタンドの自由席からの観戦。
さすがサッカー専用スタジアム、見易さは抜群だ。




アウェイ・名古屋側のゴール裏。
ホーム側と違い、ゴールからの距離がこんなに離れている。
しかも芝生席で傾斜が緩く、これはサッカー専用といえど見難いのではないかと想像する。
おまけにアウェイゴール裏のすぐ後ろは、なんと墓地!
まさにアウェーの洗礼…。




メインスタンドの様子。
このスタジアムのキャパ半分くらいを占めている。
スタンド上段の方は隅から隅まで屋根で覆われているので、雨でも濡れずに見られる。
この日は雨予報だったので、メインスタンドのチケットを選んだのも屋根が付いているからという理由。
やっぱり屋根が付いてるのはメリット大きいよね。




試合は3-2で名古屋の勝利!
審判の微妙な判定で試合後セレッソサポから大ブーイングが飛び交い荒れた試合ではあったが、玉田のお得意のシュートコースからの勝ち越し点は見事であった。
あの絶妙のトラップからのシュートは、サッカー少年のお手本にしてもらいたい。




この試合のMVP・名古屋ユース出身の磯村が名古屋サポへ挨拶。
ちょっと控え目な姿が彼の性格を思わせる。
ヒーローなんだからもっと喜んでも良いのに…。
名古屋に将来楽しみな選手がまた一人増えた。