遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

枇杷の花

2016-12-07 16:30:26 | 日記
平成28年12月7日(水)

枇杷の花(冬)

バラ科常緑の高木、 高さ:5~10m
葉は広倒披形、長い楕円形で15~20cm
葉の表面は艶が在り、裏側に産毛がある。

開花は11~12月頃で5弁の小さな白い花が咲く
花は目立たないが芳香がある。
果実は翌年の6月頃に熟す。
大きな葉陰に、楽器のビワに似た形で一口大の
黄橙色の実がなる

日本では梅雨の頃に実がなるために、仲夏、小暑
の季語となる。

枇杷の花咲く今頃になると、
数年前に高校時代の友人の家を訪ねた折りの事を
思い出します。

三重県の桑名駅から養老線(単線)に乗り20分程、
無人駅を降りると、駅の辺りには数軒の民家が在り
後は、田畑ばかりの畦道を暫く行くと、、、
大きな農家等見えて来ます。
やがて前方に見覚えの在る大きなお屋敷が、、。
家の裏手の庭には、これも見覚えの在る枇杷の木
が、白い小さな花を一杯咲かせて居ました。

彼は数年前に脳梗塞で倒れ、その後車椅子の生活
です、、、。
出来たカミさんが、良く面倒を見てくれると、、


ビリーボーンの峠の幌馬車

坂本九の上を向いて歩こう

あの頃(高校時代)、   彼の部屋で自前の
プレーヤーでSPレコードを掛けてくれました。
ビリーボーン楽団の「峠の幌馬車」、坂本九の
「上を向いて歩こう」等を、、、
何故か、この2曲だけは彼の家で確かに聴いた
と、、、未だに鮮明に覚えています。

今日の1句(俳人の名句)

枇杷の花長き留守なる館かな      松本たかし

      
ヤギ爺の拙句

友の家の庭ぞ懐かし枇杷の花




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