遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

春 霖

2023-03-23 16:19:13 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年3月23日(木)

春 霖 : 春の長雨

「春雨」は単に春に降る雨を意味するのではなく、自ずと静かな
雨を思わせる言葉であり、しっとりとした風情が漂う。




また「霖雨」は長雨のことをいい、「旬霖」は春の長雨のこと。
冬から初夏へと季節が移り変わる時である春には、天候がぐずつ
き、雨が降り続くことがある。
梅雨時の先ぶれと間違われるが、雨季の長雨は暗い感じがするが、
暗さの中にもどこか明るさの漂う雨である。

甲子園で開催されている「選抜高校野球大会」は雨天のため順延
となった。水捌けのよい甲子園のグランドだが、開会式を2時間
程遅らせたのに続き中止が決定(明日以降へ)された。

グランド整備の達人らでも、長雨には止むを得まい、、、、。

昨日のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、米国と
の決勝戦で侍ジャパン(日本)が3対2の接戦の末、勝利した。

日本中がこのニュース(衛星中継)をTV観戦、日本のエースの
大谷が米国の主砲(エンジェルスの同僚)を三振に切ってとり、
大谷 VS トラウト、

大谷には珍しく、ヘルメット・グラブを放り投げて雄叫びを、、
この瞬間、日本中が沸き上がった。
「メイク・ドラマ」「まるで映画のよう」「泪出る、最高や」
次々に起きる歓喜と称賛の声、、、、、、。

大谷が最高殊勲選手で間違いではない(スーパースター)が、


今回の大会ほどヒーローが毎回変わる、、出る選手、出る選手が
次々と活躍、怪我の選手や不調の選手をカバーした。

栗山監督は選手時代決してスーパースターではなかった。


「戦うのは選手。出る以上は彼らに任せる。責任は私にある。」
選手を選ぶ際、一人一人の話しを聞き説得。全員野球をモットー
に、、その通りの試合がなされたようである。
鈴木選手のユニホームを手に、、、
大リーグから、大谷、ダルビッシュ、吉田それにヌートバーが
加わり、それぞれ見事な活躍、、殊にダルビッシュは選手の纏め
役として、その姿は立派であった。

春の長雨、菜種梅雨、、真夏日(25度以上)も、、、

雨は降り続いているが鬱陶しさはない、、、
しっとりとして、何故かそんなに暗いイメージはない。
「侍ジャパン」が吹っ飛ばしてくれたようで、、、、、、、

今日の1句

春霖に侍ジャパン躍動す   ヤギ爺