令和5年3月15日(水)
暖 か : 温 し
春になって陽気の温暖なことを言う。 温しも同じ。
「暑さ寒さも彼岸まで」といい、関西では「東大寺のお水取り」
が済むと暖かくなるといわれている。
東大寺お水取り、
温暖前線では、暖気が冷されて雲が生じて雨となり、通過すると
気温が上がると「地理事典」に在る。
一雨ごとに暖かくなるわけで在って、いつ頃、どの程度の気温に
因り暖かいと感じるかは人々の皮膚感覚によって違い、対照的な
寒さとの比較の在り方によっても違ってくる。
四季の変化から生じた季語であって、四季の変化に関係のない飲
み物、食べ物、肌、手足などの「温か」や「温い」は季語になら
ない。心理的な意味に於ける「温か」も季語にならないという。
日増しに公園で遊ぶ子らの姿が多くなった。
引率の先生(保育士)方もどことなくノンビリされている様に
見える。
子供達も一カ所にとどまらず、伸び伸びと彼方此方に散らばる。
子雀たちも子供らの合わせるように弾んでいるようだ。
昨日(3月14日)、東京では早々と桜の開花の報らせ、、。
昨年より6日、平年より10日も早い開花宣言となった。
名古屋港近辺の桜は、まだまだ蕾が固そうである。日当たりの
良い場所の枝に数カ所、青味がかった蕾は膨らみ始めている。
来週には開花しそうな気配である、、、、、。
道行く人の殆どはコートはなく、みな春の装いである。
私もコートを小脇に、ペットボトルのお茶を、、、、、、、
今日の1句
暖かし影も伸びやか枝葉出づ ヤギ爺