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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

小六月

2022-11-17 16:22:10 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年11月17日(木)

小六月 : 小春、小春日和

小春、小六月ともに陰暦の10月の異称である。
小春日和は立冬を過ぎてからの春の様に暖かい晴れた日のこと。
ただ、陰暦にする場合は単純に1ヵ月ずらすというのではなく、
11月半ばから12月初めの頃にあわせる。
つまり初冬というよりも、冬の気配がハッキリしてくる頃の季
節感をいう。
「小春」の字面通り、春に似た穏やかな日和である。
「小」という接頭語が付くのは、春よりも期間が短いという感
じがあり、小さなものを愛おしいと感じる気持ちが込められる。
この冬に向かう頃に吹く季節風、「木枯」の吹いた後には必ず
穏やかな晴天が2,3日続く。気持ちの上で緊張が和らぐ一時
である。
「小春日和」「小春空」「小春風」などと使われる。
小春日和は春のように仄々と暖かい一時、寒さに向う暖かな日。
「小六月」は、束の間の六月の様な陽気の日をいう。



この、束の間の陽気に誘われて犬山の城下を散策した。
名鉄名古屋駅から快速特急で25分、「犬山駅」下車徒歩20分
で犬山の城下町を歩く、、、、。





古い町屋を覗き、彼方此方の店を冷やかし歩く。時折、人力車が
観光客を乗せて行き交う。





犬山の特産品を扱う店、守口漬の店、豆の専門店、中に絵馬だけ
を扱う専門店があった。古い土蔵を改築したトンカツや等も、、




余り大ぴらに食べ歩きは出来ない(コロナ)が、それでも店先で
お団子、胡瓜(丸々一本)、林檎ならず苺飴等々、、茶店に入り
田楽(7種)を頂いた、、、、。  絶好の日和である。



今日の1句(俳人の名句)

ひといつかうしろを忘れ小六月   飯田 龍太