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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

碧梧桐忌

2020-02-01 15:50:39 | 日記

令和2年2月1日(土)

碧梧桐忌 : 寒明忌

碧梧桐の墓(松山市)

今日2月1日は俳人、河東碧梧桐の忌日である。

1873年(明治6年)2月26日、愛媛県の

松山市生まれ。 本名 : 河東秉(へい)五郎

正岡子規の高弟として、高浜虚子と伴に並び称さ

れた。1902年(明治35年)正岡子規没後、

暫くは新聞(日本)の選者(子規の後継)として

俳句欄を任ぜられる。

河東碧梧桐

碧梧桐は松山中学で高浜虚子と同級、兄が子規の

友人であり、高校を中退し、俳句に専心する。

「ホトトギス」に創刊時から参加したが、後に

新傾向、自由律へと句風が移っていった。

1905年(明治38年)、従来の俳句の定型

(5、7、5)に捉われない新傾向俳句に走り、

後に全国行脚して、自由俳句を詠む。

1915年(大正9年)俳誌「海紅」を主宰。

1933年(昭和8年)還暦祝いの席で俳壇を

引退。

1937年(昭和12年)2月1日逝去、64歳

正岡子規は、碧梧桐と虚子について、

正岡子規

「碧梧桐は冷ややかなること水の如く、虚子は

熱きこと火の如し。碧梧桐の人間を見るは、猶無心

の草木を見るが如く、虚子の草木を見るは猶有上の

人間を見る如し」と評した。

正に、二人の性格は対照的で水と油の様であった。

高浜虚子

 

2月1日、日本政府は「新型コロナウイルス」による

肺炎の拡大を踏まえ、外国人の日本への渡航の制限

(入国申請時から14日以内に中国の武漢を含む湖北

省に滞在歴の在る外国人を当分の間入国拒否をする)

と発表した。

厚生労働省は31日、千葉県在住のバスガイドが、

新型ウイルスに3次感染したと発表した。

(先に奈良県のバス運転手が中国人ツアー時に、

2次感染し、その運転手とバスガイドは、別の

国内ツアーで同乗、感染した模様)

中国国内の感染者は11、791人、死者数は

259人。感染者は遂に1万人を突破した。

日本での感染者は17名となった。

カミさん達、ここに来て大慌てでマスクを買い

に走り、、薬局は品切れ状態とか、、、、

マスクをしないのに買いに走るカミさんに、

「マスクをセイ、、、」と、一喝、、、、

 

今日の俳人の名句(河東碧梧桐)

赤い椿白い椿と落ちにけり

一軒家も過ぎ落葉する風のままに行く