令和2年2月19日(水)
雨 水
二十四節気の一つ、太陽黄経が330度の時。
陰暦では正月立春の後の十五日目、
今の陽暦では2月19日頃に当たる。
時候としては「気雪散じて水と為る」とも
「土脈、潤起」ともいわれ、降る雪が雨に
変り、積もった雪が解けて土が潤い始める
頃といわれる。
期間としては、この日から次の節気の啓蟄
までとされる。
この頃から寒さも峠を越え、衰退し始める
といわれる。
春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める
地域もある。
昔から「雨水」は農耕の準備を始める目安
とされてきた。
然しながら本格的な春の訪れは、未だの
ようで「三寒四温」を繰り返しながら、
春に向かっていく様だ。
今日の1句(俳人の名句)
地に降りて雀濡れゐる雨水かな 池田 秀水