遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

図書館寄席

2020-02-26 09:48:18 | 日記

令和2年2月26日(水)

港図書館の落語会

2月22日(土)、名古屋港図書館の2階

集会室で「図書館寄席」と称して落語会が

催された。

愛知県出身の、「らくごのおじさん」光家鶴太

さんは、「名古屋風上方落語」と称し、名古屋

近郊のアマチュア落語家達と、「高齢者施設」

「コミュニテイサロン」「小中学校」「老人会」

「町内会」等の催しに参加、ボランテアとして

各所で落語会を行っている。

今回、港図書館で行われた「図書館寄席」は、

名古屋市内にある図書館を巡回して居り、年間

10回程催され、今回は年度最後との事。

会場の2階集会室(定員40名)は満員の盛況。

入口には「コロナ・ウイルス」対策で消毒液が

置かれて居り、参加者は殆どがマスク着用。

途中、中入り(トイレ休憩)の折りには、

窓を開け、港図書館の方が換気を行った。

「お帰りになったら、手洗いとウガイを必ず

して下さい」との注意喚起もあった。

今回参加のメンバはー、光家鶴太さんを始め、

光家しらすさんは落研 OBの若い女性落語家で

物怖じせず語りは上手く、所作にも華がる。

艶目家龍刃坊さんも落研OBの若手(男性)な

がらとても落ち着いて居り、演目の粗忽者を

ゆったりと演じた。語りもとても旨い。

リーダーの光家鶴太さんは上方落語を名古屋風

というか、我々にも判り易くテンポよく語る。

江戸落語では、扇子と手拭いで表現をするが、

上方落語ではこれに、見台という木製の小さな

机が置かれ、これに小さな拍子木を用い見台を

打ち、合いの手や効果音として使う。

上方落語の見台(木の小さな机)

上方落語は、2度ほど大阪で拝聴したが、とて

も賑やかで、時に騒々しくさえ感じる事も在っ

たが、今回江戸と上方の違いを説明され、

納得した次第である、、、、。

中入りの後、「笛屋ぺんぺん」さんの篠笛の

演奏があり、「荒城の月」など抒情歌が披露

された。

次回は、落語の「演目」を紹介します。

 

今日の1句

春愁を滑稽話で吹き飛ばす    ヤギ爺